2019/03/02(土) - 14:01
ピレリからブランド初のチューブレスレディMTBタイヤ「SCORPION MTB」が登場。モーターサイクルのノウハウを投入したトレッドパターンと、独自のスマートグリップ・コンパウンドによって高いグリップ力を獲得したハイパフォーマンスな製品に仕上がる。
モータスポーツの世界ではその名を轟かせるイタリアの老舗タイヤメーカー、ピレリ。同社のフラッグシップを表す”P ZERO”の名を冠したロードタイヤ「P ZERO VELO」で2017年に自転車業界にカムバックを果たすと、そのわずか1年後にはワールドチームのミッチェルトン・スコットとパートナー契約を結ぶなど今最も勢いのあるタイヤブランドの一つと言えるだろう。
そんなピレリの次なる一歩として今回登場したのがMTBタイヤの「SCORPION MTB(スコーピオンMTB)」である。自動車のSUV系タイヤやモーターバイクのエンデューロ/オフロード系タイヤに冠せられる”SCORPION”のシリーズ名を奢った製品であり、モトクロスレースなどオフロードモーターサイクルの製品開発で培われたノウハウを余さず投入したハイパフォーマンスモデルに仕上がる。
オフロードライドに最適化された独自の「SMARTGRIP COMPAUND(スマートグリップ・コンパウンド)」が採用されており、一つのタイヤでドライ/ウェットの両方のコンディションに対応した性能を実現。ウェット路面に対応したコンパウンドは総じて柔らかく消耗が速いとされているが、コンパウンドの配合などを研究することでその問題をクリアしているのだという。またコンパウンドを単層構造とすることで摩耗による性能低下も抑えている。
地形や路面コンディションに合わせてノブの大きさ、高さ、パターンをチューニングした4つのモデルがラインアップ。ライディングスタイルに合わせて選びやすく使いやすい展開で、それぞれ2.2インチと2.4インチの2サイズが揃う。最新のワイドプロファイルリムに合わせて設計されており、2.2インチは25Cリムに、2.4インチは30Cリムに最適化されている。またレース用途などよりハイスピードを求めるライダー向けに、ケーシングの構造などを工夫し軽量化を図った「LITE」モデルも用意されている。
硬く締まったハードな路面に最適なのがSCORPION MTB ”H”。低めのノブを密に並べたパターンとすることで、転がり抵抗を低減させ軽快なライドを楽しめる走行性能を実現している。踏み締められた林道やドライな砂利道、岩場、石畳などにマッチするだろう。
対して柔らかな砂地や泥、雪などのソフトな路面コンディションに対応させたのがSCORPION MTB ”S”。トラクションのかかりやすい高めのノブと、砂や泥はけに配慮され広めの間隔で配置されたトレッドパターンを採用している。タイヤが沈み込むようなシーンでも高いグリップ力と安定したハンドリングを見せてくれるだろう。
あらゆる地形や路面を想定しバランスを重視したのがSCORPION MTB ”M”。ノブの高さやパターン密度を上記2モデルの中間に設定することで、ミックスコンディションでも走りやすいオールラウンドな性能を実現している。
またリアタイヤ専用に開発されたSCORPION MTB ”R”もラインアップする。テールスライドなどで消耗しやすいリアタイヤに合わせて耐久性を高めたノブ設計とされており、センター部分のパターン密度を高めることで耐摩耗性を強化しつつ、ショルダー部分はコーナリング時のトラクションがかかりやすいデザインを採用している。こちらはSCORPION MTB Mと同じくミックスコンディションに対応した製品だ。
いずれのモデルもチューブレスレディとされ、2.2サイズが7,100円(税抜)、2.4サイズが7,500円(税抜)だ。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。
ピレリ SCORPION MTB H / H LITE
29x2.2 LITE(660g) 7,100円(税抜)
29x2.2(695g) 7,100円(税抜)
29x2.4 LITE(755g) 7,500円(税抜)
29x2.4(795g) 7,500円(税抜)
ピレリ SCORPION MTB M / M LITE
29x2.2 LITE(695g) 7,100円(税抜)
29x2.2(735g) 7,100円(税抜)
29x2.4 LITE(810g) 7,500円(税抜)
29x2.4(850g) 7,500円(税抜)
ピレリ SCORPION MTB S / S LITE
29x2.2 LITE(695g) 7,100円(税抜)
29x2.2(740g) 7,100円(税抜)
29x2.4 LITE(810g) 7,500円(税抜)
29x2.4(855g) 7,500円(税抜)
ピレリ SCORPION MTB R
29x2.2(740g) 7,100円(税抜)
29x2.4(855g) 7,500円(税抜)
モータスポーツの世界ではその名を轟かせるイタリアの老舗タイヤメーカー、ピレリ。同社のフラッグシップを表す”P ZERO”の名を冠したロードタイヤ「P ZERO VELO」で2017年に自転車業界にカムバックを果たすと、そのわずか1年後にはワールドチームのミッチェルトン・スコットとパートナー契約を結ぶなど今最も勢いのあるタイヤブランドの一つと言えるだろう。
そんなピレリの次なる一歩として今回登場したのがMTBタイヤの「SCORPION MTB(スコーピオンMTB)」である。自動車のSUV系タイヤやモーターバイクのエンデューロ/オフロード系タイヤに冠せられる”SCORPION”のシリーズ名を奢った製品であり、モトクロスレースなどオフロードモーターサイクルの製品開発で培われたノウハウを余さず投入したハイパフォーマンスモデルに仕上がる。
オフロードライドに最適化された独自の「SMARTGRIP COMPAUND(スマートグリップ・コンパウンド)」が採用されており、一つのタイヤでドライ/ウェットの両方のコンディションに対応した性能を実現。ウェット路面に対応したコンパウンドは総じて柔らかく消耗が速いとされているが、コンパウンドの配合などを研究することでその問題をクリアしているのだという。またコンパウンドを単層構造とすることで摩耗による性能低下も抑えている。
地形や路面コンディションに合わせてノブの大きさ、高さ、パターンをチューニングした4つのモデルがラインアップ。ライディングスタイルに合わせて選びやすく使いやすい展開で、それぞれ2.2インチと2.4インチの2サイズが揃う。最新のワイドプロファイルリムに合わせて設計されており、2.2インチは25Cリムに、2.4インチは30Cリムに最適化されている。またレース用途などよりハイスピードを求めるライダー向けに、ケーシングの構造などを工夫し軽量化を図った「LITE」モデルも用意されている。
硬く締まったハードな路面に最適なのがSCORPION MTB ”H”。低めのノブを密に並べたパターンとすることで、転がり抵抗を低減させ軽快なライドを楽しめる走行性能を実現している。踏み締められた林道やドライな砂利道、岩場、石畳などにマッチするだろう。
対して柔らかな砂地や泥、雪などのソフトな路面コンディションに対応させたのがSCORPION MTB ”S”。トラクションのかかりやすい高めのノブと、砂や泥はけに配慮され広めの間隔で配置されたトレッドパターンを採用している。タイヤが沈み込むようなシーンでも高いグリップ力と安定したハンドリングを見せてくれるだろう。
あらゆる地形や路面を想定しバランスを重視したのがSCORPION MTB ”M”。ノブの高さやパターン密度を上記2モデルの中間に設定することで、ミックスコンディションでも走りやすいオールラウンドな性能を実現している。
またリアタイヤ専用に開発されたSCORPION MTB ”R”もラインアップする。テールスライドなどで消耗しやすいリアタイヤに合わせて耐久性を高めたノブ設計とされており、センター部分のパターン密度を高めることで耐摩耗性を強化しつつ、ショルダー部分はコーナリング時のトラクションがかかりやすいデザインを採用している。こちらはSCORPION MTB Mと同じくミックスコンディションに対応した製品だ。
いずれのモデルもチューブレスレディとされ、2.2サイズが7,100円(税抜)、2.4サイズが7,500円(税抜)だ。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。
ピレリ SCORPION MTB H / H LITE
29x2.2 LITE(660g) 7,100円(税抜)
29x2.2(695g) 7,100円(税抜)
29x2.4 LITE(755g) 7,500円(税抜)
29x2.4(795g) 7,500円(税抜)
ピレリ SCORPION MTB M / M LITE
29x2.2 LITE(695g) 7,100円(税抜)
29x2.2(735g) 7,100円(税抜)
29x2.4 LITE(810g) 7,500円(税抜)
29x2.4(850g) 7,500円(税抜)
ピレリ SCORPION MTB S / S LITE
29x2.2 LITE(695g) 7,100円(税抜)
29x2.2(740g) 7,100円(税抜)
29x2.4 LITE(810g) 7,500円(税抜)
29x2.4(855g) 7,500円(税抜)
ピレリ SCORPION MTB R
29x2.2(740g) 7,100円(税抜)
29x2.4(855g) 7,500円(税抜)
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