2019/01/28(月) - 10:13
1月24日~27日にかけて中国、香港で開催されたUCIトラックワールドカップ第6戦。日本勢は男子チームスプリント、男子ケイリン、女子ケイリンで銀メダルを獲得。オリンピックの出場枠獲得に向けてポイントを量産した。以下JCFレポートを元に紹介しよう。
大会2日目:男子チームスプリントで2012年ぶりの銀メダル獲得
1月24日~27日にかけて、香港でUCIトラックワールドカップ第6戦(全6戦)が行われ、大会2日目の25日に男子チームスプリントが銀メダルを獲得した。日本のメンバーは雨谷一樹、新田祐大、深谷知広の3名。予選、1回戦をともに2番目のタイムで決勝へ進出し、決勝ではオーストラリアと対戦。わずかに届かず銀メダルとなった。
東京オリンピックではチームスプリントの出場枠を獲得することで、ケイリン、スプリントにも2名ずつの出場枠をもたらす重要な種目。今大会の2位は大きなポイントの加算となった。日本男子チームスプリントはアテネ五輪で銀メダルを獲得した実績ある種目ながら、リオ五輪では出場を逃している。ワールドカップでのメダルは2012年10月以来、およそ6年ぶり。
雨谷一樹のコメント
予選から僅差の戦いで、1回戦勝てた(決勝進出を決めた)ことが一番大きい。決勝は自分としては今日一番の走りができた。世界選手権に向けてタイムあげられるように頑張りたい。
大会3日目:男子ケイリンで河端朋之が銀メダル獲得
大会3日目の26日は男子ケイリンで河端朋之が銀メダルを獲得した。男子ケイリンは日本から河端の他に新田祐大が出場し2名ともに決勝へ進出。決勝では河端が4番手から猛然と追い上げるもわずかに届かず2位、新田は後方から伸びきれず4位となった。男子オムニアムでは橋本英也がメダル争いから僅差の7位に入り健闘、またオリンピック出場を目指す女子マディソンも11位とポイントを積み上げた。
河端朋之のコメント
ワールドカップ第5戦へ行かず、トレーニングとコンディショニングをしっかりできたので体は仕上がっていた。位置取りは後方だったが、取れたとこから自分で行くだけ。届いてほしかったがそこは力不足だった。
大会最終日:女子ケイリンで太田りゆが銀メダル獲得
大会最終日の27日に女子ケイリンで太田りゆが銀メダルを獲得した。女子ケイリンは今シーズン成長著しい小林優香と太田りゆが出場。太田は決勝で地元香港の第一人者、リー・ワイジーの後方で素晴らしい伸びを見せ2位、ワールドカップのシーズン最終戦で悲願のメダル獲得となった。小林は準決勝で転倒、落車し決勝進出をのがした。男子スプリントは深谷の11位が最高。女子オムニアム、女子スクラッチとともに上位へ入ることはできなかった。
太田りゆのコメント
すごく冷静に勝つことに集中して、何が何でもメダルが取りたいという気持ちで走った。今この時点で銀メダルがとれたことは素直に喜んでいいと思う。ブノワコーチから「お前ならできる」と言われて始めた競技だが、何回も裏切るような結果しか出せていなかったので本当によかった。
大会2日目:男子チームスプリントで2012年ぶりの銀メダル獲得
1月24日~27日にかけて、香港でUCIトラックワールドカップ第6戦(全6戦)が行われ、大会2日目の25日に男子チームスプリントが銀メダルを獲得した。日本のメンバーは雨谷一樹、新田祐大、深谷知広の3名。予選、1回戦をともに2番目のタイムで決勝へ進出し、決勝ではオーストラリアと対戦。わずかに届かず銀メダルとなった。
東京オリンピックではチームスプリントの出場枠を獲得することで、ケイリン、スプリントにも2名ずつの出場枠をもたらす重要な種目。今大会の2位は大きなポイントの加算となった。日本男子チームスプリントはアテネ五輪で銀メダルを獲得した実績ある種目ながら、リオ五輪では出場を逃している。ワールドカップでのメダルは2012年10月以来、およそ6年ぶり。
雨谷一樹のコメント
予選から僅差の戦いで、1回戦勝てた(決勝進出を決めた)ことが一番大きい。決勝は自分としては今日一番の走りができた。世界選手権に向けてタイムあげられるように頑張りたい。
大会3日目:男子ケイリンで河端朋之が銀メダル獲得
大会3日目の26日は男子ケイリンで河端朋之が銀メダルを獲得した。男子ケイリンは日本から河端の他に新田祐大が出場し2名ともに決勝へ進出。決勝では河端が4番手から猛然と追い上げるもわずかに届かず2位、新田は後方から伸びきれず4位となった。男子オムニアムでは橋本英也がメダル争いから僅差の7位に入り健闘、またオリンピック出場を目指す女子マディソンも11位とポイントを積み上げた。
河端朋之のコメント
ワールドカップ第5戦へ行かず、トレーニングとコンディショニングをしっかりできたので体は仕上がっていた。位置取りは後方だったが、取れたとこから自分で行くだけ。届いてほしかったがそこは力不足だった。
大会最終日:女子ケイリンで太田りゆが銀メダル獲得
大会最終日の27日に女子ケイリンで太田りゆが銀メダルを獲得した。女子ケイリンは今シーズン成長著しい小林優香と太田りゆが出場。太田は決勝で地元香港の第一人者、リー・ワイジーの後方で素晴らしい伸びを見せ2位、ワールドカップのシーズン最終戦で悲願のメダル獲得となった。小林は準決勝で転倒、落車し決勝進出をのがした。男子スプリントは深谷の11位が最高。女子オムニアム、女子スクラッチとともに上位へ入ることはできなかった。
太田りゆのコメント
すごく冷静に勝つことに集中して、何が何でもメダルが取りたいという気持ちで走った。今この時点で銀メダルがとれたことは素直に喜んでいいと思う。ブノワコーチから「お前ならできる」と言われて始めた競技だが、何回も裏切るような結果しか出せていなかったので本当によかった。
2019年1月25日(金)大会2日目レース結果
男子チームスプリント
1位 | オーストラリア | 43秒815 |
2位 | 日本(雨谷、新田、深谷) | 4秒148 |
3位 | ポーランド | 44秒202 |
男子チームパーシュート
10位 | 日本(近谷、一丸、今村、沢田) | 4分03秒202 |
女子チームパーシュート
14位 | 日本(中村妃、吉川、古山、橋本) | 4分36秒733 |
2019年1月26日(土)大会3日目レース結果
男子ケイリン
1位 | テオ・ボス(オランダ) |
2位 | 河端朋之(日本/JPC) |
3位 | オ・ジェソク(韓国) |
4位 | 新田祐大(日本) |
男子オムニアム
7位 | 橋本英也(日本) | 95点 |
女子スプリント
16位 | 小林優香(日本/ドリームシーカー) |
24位 | 太田りゆ(日本) |
女子マディソン
11位 | 日本(中村妃、古山) |
2019年1月27日(日)大会最終日レース結果
男子スプリント
11位 | 深谷知広(日本) |
15位 | 新田祐大(日本) |
20位 | 河端朋之(日本/JPC) |
女子ケイリン
1位 | リー・ワイジー(香港) |
2位 | 太田りゆ(日本) |
3位 | リーフーヤン・ジェシカ(香港/ジャイアント・マックスサクセススポーツプロサイクリング) |
12位 | 小林優香(日本/ドリームシーカー)※準決勝途中棄権、7-12位決定戦DNS |
女子オムニアム
22位 | 古山稀絵(日本) |
女子スクラッチ
10位 | 鈴木奈央(日本) |
text&photo:2019 JCF
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