2019/01/27(日) - 11:53
人気シリーズもいよいよ第5弾。サントス・ツアー・ダウンアンダーを走ったUCIワールドチームのバイク紹介シリーズ、今回はグルパマFDJのラピエール、モビスターのキャニオン、ドゥクーニンク・クイックステップのスペシャライズドを紹介します。
グルパマFDJ / ラピエール Aircode SL
グルパマFDJ / ラピエール Aircode SL photo:Kei Tsuji
フランスのグルパマFDJがフランスのラピエールに乗り始めてかれこれ17年目。思いつく限りUCIワールドチームの中で最長となるバイクサプライヤーであるラピエールはエアーコードSLとゼリウスSLをチームに供給する。モデルもバイク自体も2018年からの継続で、カラーリングもそのままだ。
サドルクランプ部にゼッケンプレートの台座がつく photo:Kei Tsuji
PROの1mm刻みのステムが供給される photo:Kei Tsuji
シマノ色の強いセットアップで、メインコンポーネントはもちろんシマノ・デュラエースR9150Di2。ホイールやペダル、パワーメーターも同デュラエースで、ハンドルやステムはPRO製品で固められている。
プロロゴのサドルとコンチネンタルのタイヤ、エリートのボトルケージを除いてシマノ/PRO製品で、PROのステムの長さは1mm刻みで調整している(写真のヴァンサンのステムは116mm)。一時期はQファクターの狭さを売りにするメーカーが多かったものの、近年は選手の好みに合わせてQファクターを調整するのがトレンド。サガンが先駆けとなり、シャフトを+4mm延長したペダルを選択する選手が増えている印象だ。
デュラエースのホイールにコンチネンタルのタイヤ photo:Kei Tsuji
機材入れ替え中のためシマノのパワーメーターは付いていない photo:Kei Tsuji
シマノ・デュラエースのフルコンポーネントを使用 photo:Kei Tsuji
4mm延長したロングシャフトを愛用する選手が増えている印象 photo:Kei Tsuji
モビスター / キャニオン Ultimate CF SLX
モビスター / キャニオン Ultimate CF SLX photo:Kei Tsuji
世界王者バルベルデ率いるモビスターのバイクは2019年もキャニオン。同じくキャニオンに乗りながらディスクブレーキ化したカチューシャ・アルペシンとは対照的にリムブレーキを使い続ける。選手たちはオフシーズンにディスクブレーキをテストしたが、レースで使用するかどうかは未定とのこと。
12速化したカンパニョーロのスーパーレコードEPSを投入 photo:Kei Tsuji
12速化したカンパニョーロのスーパーレコードEPSを投入 photo:Kei Tsuji
ロット・スーダルとUAEチームエミレーツと同様に、12速化を果たしたカンパニョーロのスーパーレコードEPSを今シーズンから新たに投入。バイク全体のカラーコーディネートに力が入っており、フレームは紺色から水色に移り変わるグラデーションカラーが特徴的で、フィジークのサドルなど差し色として白色が入る。パワーメーターは青いアルマイトが目立つパワー2マックスで、カンパニョーロのボーラウルトラ50もチームカラーバージョン。
山岳を得意とする選手の多さと比例して、エアロードCF SLXよりもアルティメットCF SLXをセレクトする選手が多い。ギアはフロントが53-39、リアが11-32という組み合わせ。このワイドなギア比でほぼ全てのレースをカバーする。
ディスクブレーキの投入は見送られ、リムブレーキ仕様で走る photo:Kei Tsuji
昨年から変更がないため、多くの選手がステム一体型ハンドルを使用した photo:Kei Tsuji
パワーメーターはチームカラーのパワー2マックス photo:Kei Tsuji
コンポーネントからホイールまでカンパニョーロで統一 photo:Kei Tsuji
ドゥクーニンク・クイックステップ / スペシャライズド S-Works Venge
ドゥクーニンク・クイックステップ / スペシャライズド S-Works Venge photo:Kei Tsuji
イタリアチャンピオンのエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)が乗るのはスペシャライズドのS-Worksヴェンジ。選手の脚質というより、ステージの性質に合わせてS-Worksターマックと乗り分けた。ドゥクーニンク・クイックステップは2019年シーズンをディスクブレーキオンリーで戦うことを公言しているチームの一つだ。
スペシャライズドの各種サドルを使い分ける photo:Kei Tsuji
BBにはセラミックスピードを採用 photo:Kei Tsuji
リアにかけて黒から青に切り替わるチームカラーのヴェンジに組み合わされるのはシマノ・デュラエースR9170Di2で、パワーメーターもシマノを採用している。ディスクローター径はフロント160mm/リア140mm。ホイールはロヴァールのCLX50をメインに使用した。タイヤとサドルはスペシャライズド製。ヴェンジにはデフォルトの専用ステム&ハンドルを使用したが、ターマックにはPROのステムを使用する。
ディスクブレーキ化によって懸念されるのがホイール交換だが、チームはバイク交換を推進しながらも電動ドライバーを使ってのスルーアクスル着脱をテスト中。メカニックによると、フロントホイールであれば所要時間10秒以下の交換を実現している(リアホイールは不明についてはノーコメント)。
ケーブル類が外に出ないすっきりとしたデザイン photo:Kei Tsuji
ロヴァールのホイールにスペシャライズドのタイヤ photo:Kei Tsuji
シマノのパワーメーターを新たに採用した photo:Kei Tsuji
ヴィヴィアーニはDi2のスプリンタースイッチを愛用する photo:Kei Tsuji
text&photo:Kei Tsuji
グルパマFDJ / ラピエール Aircode SL

フランスのグルパマFDJがフランスのラピエールに乗り始めてかれこれ17年目。思いつく限りUCIワールドチームの中で最長となるバイクサプライヤーであるラピエールはエアーコードSLとゼリウスSLをチームに供給する。モデルもバイク自体も2018年からの継続で、カラーリングもそのままだ。


シマノ色の強いセットアップで、メインコンポーネントはもちろんシマノ・デュラエースR9150Di2。ホイールやペダル、パワーメーターも同デュラエースで、ハンドルやステムはPRO製品で固められている。
プロロゴのサドルとコンチネンタルのタイヤ、エリートのボトルケージを除いてシマノ/PRO製品で、PROのステムの長さは1mm刻みで調整している(写真のヴァンサンのステムは116mm)。一時期はQファクターの狭さを売りにするメーカーが多かったものの、近年は選手の好みに合わせてQファクターを調整するのがトレンド。サガンが先駆けとなり、シャフトを+4mm延長したペダルを選択する選手が増えている印象だ。




モビスター / キャニオン Ultimate CF SLX

世界王者バルベルデ率いるモビスターのバイクは2019年もキャニオン。同じくキャニオンに乗りながらディスクブレーキ化したカチューシャ・アルペシンとは対照的にリムブレーキを使い続ける。選手たちはオフシーズンにディスクブレーキをテストしたが、レースで使用するかどうかは未定とのこと。


ロット・スーダルとUAEチームエミレーツと同様に、12速化を果たしたカンパニョーロのスーパーレコードEPSを今シーズンから新たに投入。バイク全体のカラーコーディネートに力が入っており、フレームは紺色から水色に移り変わるグラデーションカラーが特徴的で、フィジークのサドルなど差し色として白色が入る。パワーメーターは青いアルマイトが目立つパワー2マックスで、カンパニョーロのボーラウルトラ50もチームカラーバージョン。
山岳を得意とする選手の多さと比例して、エアロードCF SLXよりもアルティメットCF SLXをセレクトする選手が多い。ギアはフロントが53-39、リアが11-32という組み合わせ。このワイドなギア比でほぼ全てのレースをカバーする。




ドゥクーニンク・クイックステップ / スペシャライズド S-Works Venge

イタリアチャンピオンのエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)が乗るのはスペシャライズドのS-Worksヴェンジ。選手の脚質というより、ステージの性質に合わせてS-Worksターマックと乗り分けた。ドゥクーニンク・クイックステップは2019年シーズンをディスクブレーキオンリーで戦うことを公言しているチームの一つだ。


リアにかけて黒から青に切り替わるチームカラーのヴェンジに組み合わされるのはシマノ・デュラエースR9170Di2で、パワーメーターもシマノを採用している。ディスクローター径はフロント160mm/リア140mm。ホイールはロヴァールのCLX50をメインに使用した。タイヤとサドルはスペシャライズド製。ヴェンジにはデフォルトの専用ステム&ハンドルを使用したが、ターマックにはPROのステムを使用する。
ディスクブレーキ化によって懸念されるのがホイール交換だが、チームはバイク交換を推進しながらも電動ドライバーを使ってのスルーアクスル着脱をテスト中。メカニックによると、フロントホイールであれば所要時間10秒以下の交換を実現している(リアホイールは不明についてはノーコメント)。




text&photo:Kei Tsuji
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