2019/01/25(金) - 13:44
サントス・ツアー・ダウンアンダーを走ったプロバイクを紹介するシリーズ第4弾。アージェードゥーゼールのエディメルクス、アスタナのアルゴン18、カチューシャ・アルペシンのキャニオンを紹介します。
アージェードゥーゼール / エディメルクス EM525
ファクターからエディメルクスに乗り換えたフランスのアージェードゥーゼール。ハイエンドのEM525のリムブレーキモデルで統一した。フレームメーカーだけでなくコンポーネントもシマノからカンパニョーロにスイッチ。他のカンパ使用チームが軒並み12速化している一方で、同社のフルサポートを受けていないからか、アージェードゥーゼールは11速のレコードEPSを使用する。あるいはローターのクランクとの相性の問題も考えられる。
ハンドル周りはデダエレメンティ製。トップチューブにケーブル穴が空いていないモデルのため、ロット・スーダルが乗るリドレーのノアファーストと同様にリアブレーキケーブルはデダのハンドルからステムの内側を通ってトップチューブに内蔵される。
フランスチームながら、マヴィックのホイールやルックのペダルを除いて海外メーカーで固めている。ローターの2INパワーを新たに採用し、KMCのゴールドチェーン、そしてオランダのブレデシュタインのタイヤを使用する。ヨーロッパシーズンが始まれば随時ディスクブレーキを投入していくとしている。
アスタナ / アルゴン18 Gallium Pro
2018年から大きな変更を行わずにシーズンインを迎えたアスタナ。メインバイクは黒とターコイズブルー、黄色を組み合わせたアルゴン18のガリウムプロ。FSAと結びつきが強いチームだけに同社のセミワイヤレス電動コンポーネント「K-Force WE」を投入すると見られたが、引き続きシマノ・デュラエースR9150Di2をメインに使用する。
クランク周りはFSAで固められており、同社のパワーボックスにチェーンリングが組み合わされる。ハンドル周りもFSAもしくはヴィジョンで、サドルはプロロゴ。引き続きコリマホイールを採用しており、ダウンアンダーではオールラウンドな47S+を多くの選手がセレクトした。また、ドイツの新興タイヤブランドであるウルフパックのチューブラータイヤを使用している。
オーソドックスなリムブレーキモデルで統一したアスタナだが、他のチームと同様にディスクブレーキの投入も予定している。すでにディスクブレーキ搭載エアロロードモデルのナイトロジェンをトレーニングで使用している選手も。
カチューシャ・アルペシン / キャニオン Ultimate CF SLX Disc
シリーズ第1弾で紹介したトレック・セガフレードと同様に、未発表のスラム・レッドeTapが搭載されていたためバイクを持ち出しての撮影がNGだったカチューシャ・アルペシン。いち早く「今シーズンはディスクブレーキ限定」を打ち出したチームであり、バイクはキャニオンのアルティメットとエアロードを乗り分ける。
フロント50-37Tでリア10-28Tがデフォルトの組み合わせになっており、ディスクローターはフロント160mmでリア140mm。チェーンは外周がフラットになった独特の形状で、トレックと同様にクオークの新型パワーメーターをテストする。レッドeTap自体は2018年10月にさいたまで発見されたものより製品版に近づいている印象で、正式発表が待たれる。
12速化&ディスクブレーキ化したことを除けば大きな変更はなく、ジップのホイールにルックのペダル、セッレイタリアのサドルの組み合わせ。ハンドル周りはキャニオンの純正モデルを使用する。何名かのペダルには音なり防止もしくは踏み味の調整のためかテープが貼られていた。
text&photo:Kei Tsuji
アージェードゥーゼール / エディメルクス EM525
ファクターからエディメルクスに乗り換えたフランスのアージェードゥーゼール。ハイエンドのEM525のリムブレーキモデルで統一した。フレームメーカーだけでなくコンポーネントもシマノからカンパニョーロにスイッチ。他のカンパ使用チームが軒並み12速化している一方で、同社のフルサポートを受けていないからか、アージェードゥーゼールは11速のレコードEPSを使用する。あるいはローターのクランクとの相性の問題も考えられる。
ハンドル周りはデダエレメンティ製。トップチューブにケーブル穴が空いていないモデルのため、ロット・スーダルが乗るリドレーのノアファーストと同様にリアブレーキケーブルはデダのハンドルからステムの内側を通ってトップチューブに内蔵される。
フランスチームながら、マヴィックのホイールやルックのペダルを除いて海外メーカーで固めている。ローターの2INパワーを新たに採用し、KMCのゴールドチェーン、そしてオランダのブレデシュタインのタイヤを使用する。ヨーロッパシーズンが始まれば随時ディスクブレーキを投入していくとしている。
アスタナ / アルゴン18 Gallium Pro
2018年から大きな変更を行わずにシーズンインを迎えたアスタナ。メインバイクは黒とターコイズブルー、黄色を組み合わせたアルゴン18のガリウムプロ。FSAと結びつきが強いチームだけに同社のセミワイヤレス電動コンポーネント「K-Force WE」を投入すると見られたが、引き続きシマノ・デュラエースR9150Di2をメインに使用する。
クランク周りはFSAで固められており、同社のパワーボックスにチェーンリングが組み合わされる。ハンドル周りもFSAもしくはヴィジョンで、サドルはプロロゴ。引き続きコリマホイールを採用しており、ダウンアンダーではオールラウンドな47S+を多くの選手がセレクトした。また、ドイツの新興タイヤブランドであるウルフパックのチューブラータイヤを使用している。
オーソドックスなリムブレーキモデルで統一したアスタナだが、他のチームと同様にディスクブレーキの投入も予定している。すでにディスクブレーキ搭載エアロロードモデルのナイトロジェンをトレーニングで使用している選手も。
カチューシャ・アルペシン / キャニオン Ultimate CF SLX Disc
シリーズ第1弾で紹介したトレック・セガフレードと同様に、未発表のスラム・レッドeTapが搭載されていたためバイクを持ち出しての撮影がNGだったカチューシャ・アルペシン。いち早く「今シーズンはディスクブレーキ限定」を打ち出したチームであり、バイクはキャニオンのアルティメットとエアロードを乗り分ける。
フロント50-37Tでリア10-28Tがデフォルトの組み合わせになっており、ディスクローターはフロント160mmでリア140mm。チェーンは外周がフラットになった独特の形状で、トレックと同様にクオークの新型パワーメーターをテストする。レッドeTap自体は2018年10月にさいたまで発見されたものより製品版に近づいている印象で、正式発表が待たれる。
12速化&ディスクブレーキ化したことを除けば大きな変更はなく、ジップのホイールにルックのペダル、セッレイタリアのサドルの組み合わせ。ハンドル周りはキャニオンの純正モデルを使用する。何名かのペダルには音なり防止もしくは踏み味の調整のためかテープが貼られていた。
text&photo:Kei Tsuji
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