2019/01/07(月) - 11:13
ブリュッセル自由大学のキャンパスを駆け巡るDVVフェルゼクリンゲン・トロフェー第7戦で、マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)がシリーズランキング首位に立つ独走勝利。元世界王者ラース・ボーム(オランダ、ルームポット・シャルル)は18位、竹之内悠(東洋フレーム)は22位。
今シーズンのDVVフェルゼクリンゲン・トロフェーも残すところあと2戦。1月最初の日曜日に開催されたシリーズ第7戦の舞台は、初の舞台となるブリュッセル自由大学だ。
その名の通りベルギーの首都ブリュッセルにあるブリュッセル自由大学は、1834年に設立された歴史ある名門校。コースはキャンパス内の森や芝生区間、舗装路を縫うように繋ぎ、嫌らしいキャンバー区間や登り返し、シングルトラックなどが組み込まれる近郊都市型レースだ。
この日世界王者ワウト・ヴァンアールト(ベルギー、チベル・セボンオフロードチーム)やクィンティン・ヘルマンス(ベルギー、テレネット・フィデア)らはフランス、ノルマンディーで開催されたレースを選んだため未出走。3年連続アルカンシエルを許しているライバルの不在も手伝って、この日もまたマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)の一人舞台が展開されることとなった。
まずファンデルポールはホールショットで主導権を握り、1周目から後続との距離を開いていく。「昨日もレースがあったことに加え、テクニカルなコースに1周目は苦戦してしまった」と語るファンデルポールだったが、それでもその他選手との差は歴然としていた。
テクニカルコースを滑るように走るファンデルポールは、レース中盤で45秒のリードを築くことに成功する。その後方ではトーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)がマイケル・ヴァントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)やラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)を抑えて単独2番手に浮上した。
ファンデルポールは2位アールツとの差を保ったまま独走勝利。フィニッシュタイムで争われるシリーズランキングの首位に浮上した欧州王者は「疲れが残っていたので厳しいレースだった。勝てて嬉しいけどコンディションのピークを超えてしまった。それでも来週のオランダ選手権を獲るには十分だ」と自信を漂わせている。
この日はロットNLユンボからルームポット・シャルルに移籍した元CX世界王者ラース・ボーム(オランダ)が2年ぶりとなるレースに参加し、マイナス2ラップの18位でレースを終了。「スタートは良かったもののペースについていけなかった。それでも十分楽しめたし満足だよ」と語るボームは今後、1月中に3レースを追加で走る予定だという。
また、欧州遠征後半戦に挑んでいる竹之内悠(東洋フレーム)はマイナス4ラップの22位。U23に出場した梶鉄輝はマイナス2ラップの33位でレースを終えている。
今シーズンのDVVフェルゼクリンゲン・トロフェーも残すところあと2戦。1月最初の日曜日に開催されたシリーズ第7戦の舞台は、初の舞台となるブリュッセル自由大学だ。
その名の通りベルギーの首都ブリュッセルにあるブリュッセル自由大学は、1834年に設立された歴史ある名門校。コースはキャンパス内の森や芝生区間、舗装路を縫うように繋ぎ、嫌らしいキャンバー区間や登り返し、シングルトラックなどが組み込まれる近郊都市型レースだ。
この日世界王者ワウト・ヴァンアールト(ベルギー、チベル・セボンオフロードチーム)やクィンティン・ヘルマンス(ベルギー、テレネット・フィデア)らはフランス、ノルマンディーで開催されたレースを選んだため未出走。3年連続アルカンシエルを許しているライバルの不在も手伝って、この日もまたマチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)の一人舞台が展開されることとなった。
まずファンデルポールはホールショットで主導権を握り、1周目から後続との距離を開いていく。「昨日もレースがあったことに加え、テクニカルなコースに1周目は苦戦してしまった」と語るファンデルポールだったが、それでもその他選手との差は歴然としていた。
テクニカルコースを滑るように走るファンデルポールは、レース中盤で45秒のリードを築くことに成功する。その後方ではトーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)がマイケル・ヴァントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)やラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)を抑えて単独2番手に浮上した。
ファンデルポールは2位アールツとの差を保ったまま独走勝利。フィニッシュタイムで争われるシリーズランキングの首位に浮上した欧州王者は「疲れが残っていたので厳しいレースだった。勝てて嬉しいけどコンディションのピークを超えてしまった。それでも来週のオランダ選手権を獲るには十分だ」と自信を漂わせている。
この日はロットNLユンボからルームポット・シャルルに移籍した元CX世界王者ラース・ボーム(オランダ)が2年ぶりとなるレースに参加し、マイナス2ラップの18位でレースを終了。「スタートは良かったもののペースについていけなかった。それでも十分楽しめたし満足だよ」と語るボームは今後、1月中に3レースを追加で走る予定だという。
また、欧州遠征後半戦に挑んでいる竹之内悠(東洋フレーム)はマイナス4ラップの22位。U23に出場した梶鉄輝はマイナス2ラップの33位でレースを終えている。
男子エリート結果
1位 | マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス) | 1:03:33 |
2位 | トーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア) | 1:04:18 |
3位 | マイケル・ヴァントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール) | 1:04:31 |
4位 | ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア) | 1:04:40 |
5位 | エリ・イゼルビッド(ベルギー、マーラックス・ビンゴール) | 1:04:53 |
6位 | イェンス・アダムス(ベルギー、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス) | 1:05:04 |
7位 | コルヌ・ファンケッセル(オランダ、テレネット・フィデア) | 1:05:24 |
8位 | ローレンス・スウィーク(ベルギー、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス) | 1:06:07 |
9位 | ジョエーレ・ベルトリーニ(イタリア、セッレイタリア・グエルチョッティ) | 1:06:47 |
10位 | ミカエル・ボロシュ(チェコ、Creafin Tüv Sud) | 1:06:51 |
22位 | 竹之内悠(東洋フレーム) | -4Laps |
男子U23結果
1位 | ランダー・ロークス(ベルギー、Creafin Tüv Sud) | 52:25 |
2位 | トーン・ヴァンデボッシュ(ベルギー、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス) | 53:01 |
3位 | マイク・ファンデルヘイデン(オランダ) | 53:02 |
33位 | 梶鉄輝 | -2Laps |
text:So.Isobe
photo:CorVos
photo:CorVos
Amazon.co.jp