2018/10/24(水) - 19:27
100名もの参加者が集まったロットNLユンボのジャパンカップアフターパーティーをレポート。ファン一人ひとりと会話を交わし記念撮影にも気軽に応じるなど、会は終始楽しげな雰囲気に包まれた。またクーン・ボウマンが駆ったスペシャルペイントモデルの発売もアナウンスされた。
代官山CARATO71で行われたロットNLユンボのアフターパーティー
ジャパンカップ翌日、東京観光を終えたロットNLユンボ一行はアフターパーティーのため代官山へと移動した(東京観光編はこちら)。会場には各選手のタペストリーが下がり、テーブルにはチェレステカラーのクロスがかけられたりと、チーム一色の雰囲気にレースファンのテンションも上がるばかり。
ビアンキCEOのサルバトーレ氏による「サルーテ!(乾杯)」の掛け声で会はスタート。選手らはそれぞれ今回のレースの印象や日本のファンとの交流を振り返った印象を語り、参加者も各メンバーの言葉に耳を傾けた。「日本にもロードレースに熱狂的なファンが多くてびっくりしたよ。ヨーロッパのビッグレースにも負けない盛り上がりがあったね」とは、今回初来日を果たしたロベルト・ヘーシンク。ちなみに司会はお馴染みサッシャさんが務めたが、今年は日曜日にSUPER GTの実況ためジャパンカップを観戦できずに悔しかったという。
螺旋階段から颯爽と登場したロットNLユンボのメンバーたち
サルーテ!と乾杯の音頭をとったサルバトーレ氏
各々ジャパンカップのレースや来日の印象を振り返り語った
参加者からの質問タイムでは、”選手の名前を呼ぶときの発音を教えて欲しい”という声に対し、それぞれが改めて自己紹介。オランダ語だとボウマンはバウマン、ラースはラーシュに近い発音となるようで、ヘーシンクやトールクは途中に巻き舌が入るのでなかなか難易度高め。
ジャパンカップ開幕前日に日光まで走りに行ったことを聞かれると、「せっかく日本に来たんだし、どこか走りに行きたいと思っていたところ湖(中禅寺湖)をマップで見つけたんだ。ちょっと寒かったけど日本の景色を見れたし、カフェにも寄ってストーブで暖を取ったりコーヒーを飲んだりライドを楽しめたね。110kmほどのトレーニングになったけど、あの日のライドが日曜日の良い結果に繋がったと思っている。今度は晴れているときに走りに来たいね。もちろん日本といえば富士山も走ってみたい場所さ。来年戻ってきたらツイートで呼びかけるからファンのみんなも一緒に走ろうよ。オススメの場所を教えて欲しいな」と語ってくれた。
クーン・ボウマンが今回使用したスペシャルペイントのOltre XR4は来年限定発売される
ジャパンカップにてボウマンが駆った実車を展示。フレームは来年発売予定だ
日の丸や富士山を纏ったペイントに興味津々な参加者
フェラーリとのコラボモデルの話題も。イタリアの情熱が詰まった1台と評する
また、ビアンキのマーケティングマネージャーであるクラウディオ氏から特別モデルの発売もアナウンスされた。「Oltre XR4 ジャパンエディション」と名付けられたバイクはそう、今回のジャパンカップにてクーン・ボウマンが駆ったスペシャルペイントモデルだ。ヘッドチューブに日の丸をあしらい、富士山や菊、桜といった日本ゆかりのイラストや、ビアンキ創設の年である1885を漢数字で入れ込む。
イラストは全てイタリア本国でのハンドペイントだそうで、力の入れ具合もかなりのものだ。「限定発売なので早めに注文して下さいね。でないと手に入らなくなりますから(笑)。同じように来年も特別ペイントモデルを出したいと構想を練っていますし、来年も必ずジャパンカップに戻ってきますよ」とのコメントに会場も大興奮の様子だった。
パーティー終了間際までサイン会が行われファンとの交流を楽しんだ
ファンからプレゼントをもらい喜ぶボウマン
その場で現像されるインスタントカメラで撮り、そこにサインをもらうファンの姿も
応援フラッグを掲げメンバーと記念撮影
パーティーの途中には、フェラーリとコラボレーションし今年始めに発表された「Bianchi for Scuderia Ferrari SF01」もステージに登場。フェラーリレッドでペイントされた車体はモーターレースファンにもたまらない1台に仕上がる。サルバトーレ氏は「01というモデル名を付けたということは02があってもおかしくはないね」と、次なるコラボレーションモデルの存在を匂わせる発言も。
一通りのプレゼンテーションを終えると選手はサイン会モードに。各々持ち寄ったグッズやジャージ、ポストカードなどに各選手のサインを集めていく。その人気ぶりは凄まじく、サイン希望者の列はパーティー終了間際まで途絶えることがなかった。長丁場ながら選手たちも一人ひとりきちんと握手を交わしたり、楽しげに記念撮影やセルフィーに応じたりと、いわゆる神対応の様子で参加者もみな満足げな表情を浮かべていた。
自身で描いたという自作の応援フラッグにサインをもらった人も
記念撮影ではトップレーサーのヘーシンクもこの表情、実に楽しげな様子だ
各々チームグッズにサインをもらい満足そうなお三方
色紙を持ち込みメンバー6人全員のサインを集めた人も
中には自作の応援フラッグを持ち込んだり、想いを手紙に綴ったりという女性ファンも見られ選手たちを驚かせていたようだ。参加者側も頑張って英語でコミュニケーションを図ろうとしており、真摯な態度で接する選手たちが非常に好印象だった。
パーティーの最後にはビアンキグッズが当たる抽選会も行われた。その中でもメンバーに煽られたダーン・オリヴィエが、女性の当選者に対して恥ずかしそうな表情で頬を合わせるチークキスを見せる場面も。シャイな雰囲気がさらに好感度をアップさせそうな予感だ。
女性の当選者に嬉し恥ずかしな表情を見せるダーン・オリヴィエ
今回キャプテンを務めたマールテン・ワイナンツ「勝利のために来年またジャパンカップを走りたい」
パーティーの最後には100名もの参加者がメンバーを囲い記念撮影
締めには今回のメンバーで最年長、キャプテンを務めたマールテン・ワイナンツが挨拶。「チームとしてレースで素晴らしい結果を残すことができたし、こうして多くのファンと交流することもできて最高のジャパンカップとなった。勝利のために来年また日本に戻ってきたいと思う」と嬉しい一言を残しパーティーは終了。惜しまれながらもハイタッチで見送られていった。
次回、シクロワイアード独占ロットNLユンボインタビュー編へ続きます。
text&photo:Yuto.Murata
![代官山CARATO71で行われたロットNLユンボのアフターパーティー](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1772.jpg)
ジャパンカップ翌日、東京観光を終えたロットNLユンボ一行はアフターパーティーのため代官山へと移動した(東京観光編はこちら)。会場には各選手のタペストリーが下がり、テーブルにはチェレステカラーのクロスがかけられたりと、チーム一色の雰囲気にレースファンのテンションも上がるばかり。
ビアンキCEOのサルバトーレ氏による「サルーテ!(乾杯)」の掛け声で会はスタート。選手らはそれぞれ今回のレースの印象や日本のファンとの交流を振り返った印象を語り、参加者も各メンバーの言葉に耳を傾けた。「日本にもロードレースに熱狂的なファンが多くてびっくりしたよ。ヨーロッパのビッグレースにも負けない盛り上がりがあったね」とは、今回初来日を果たしたロベルト・ヘーシンク。ちなみに司会はお馴染みサッシャさんが務めたが、今年は日曜日にSUPER GTの実況ためジャパンカップを観戦できずに悔しかったという。
![螺旋階段から颯爽と登場したロットNLユンボのメンバーたち](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1747re.jpg)
![サルーテ!と乾杯の音頭をとったサルバトーレ氏](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka9978.jpg)
![各々ジャパンカップのレースや来日の印象を振り返り語った](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1790re.jpg)
参加者からの質問タイムでは、”選手の名前を呼ぶときの発音を教えて欲しい”という声に対し、それぞれが改めて自己紹介。オランダ語だとボウマンはバウマン、ラースはラーシュに近い発音となるようで、ヘーシンクやトールクは途中に巻き舌が入るのでなかなか難易度高め。
ジャパンカップ開幕前日に日光まで走りに行ったことを聞かれると、「せっかく日本に来たんだし、どこか走りに行きたいと思っていたところ湖(中禅寺湖)をマップで見つけたんだ。ちょっと寒かったけど日本の景色を見れたし、カフェにも寄ってストーブで暖を取ったりコーヒーを飲んだりライドを楽しめたね。110kmほどのトレーニングになったけど、あの日のライドが日曜日の良い結果に繋がったと思っている。今度は晴れているときに走りに来たいね。もちろん日本といえば富士山も走ってみたい場所さ。来年戻ってきたらツイートで呼びかけるからファンのみんなも一緒に走ろうよ。オススメの場所を教えて欲しいな」と語ってくれた。
![クーン・ボウマンが今回使用したスペシャルペイントのOltre XR4は来年限定発売される](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1817.jpg)
![ジャパンカップにてボウマンが駆った実車を展示。フレームは来年発売予定だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka9832.jpg)
![日の丸や富士山を纏ったペイントに興味津々な参加者](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1826.jpg)
![フェラーリとのコラボモデルの話題も。イタリアの情熱が詰まった1台と評する](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0062.jpg)
また、ビアンキのマーケティングマネージャーであるクラウディオ氏から特別モデルの発売もアナウンスされた。「Oltre XR4 ジャパンエディション」と名付けられたバイクはそう、今回のジャパンカップにてクーン・ボウマンが駆ったスペシャルペイントモデルだ。ヘッドチューブに日の丸をあしらい、富士山や菊、桜といった日本ゆかりのイラストや、ビアンキ創設の年である1885を漢数字で入れ込む。
イラストは全てイタリア本国でのハンドペイントだそうで、力の入れ具合もかなりのものだ。「限定発売なので早めに注文して下さいね。でないと手に入らなくなりますから(笑)。同じように来年も特別ペイントモデルを出したいと構想を練っていますし、来年も必ずジャパンカップに戻ってきますよ」とのコメントに会場も大興奮の様子だった。
![パーティー終了間際までサイン会が行われファンとの交流を楽しんだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0055.jpg)
![ファンからプレゼントをもらい喜ぶボウマン](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0103.jpg)
![その場で現像されるインスタントカメラで撮り、そこにサインをもらうファンの姿も](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0076.jpg)
![応援フラッグを掲げメンバーと記念撮影](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0091re.jpg)
パーティーの途中には、フェラーリとコラボレーションし今年始めに発表された「Bianchi for Scuderia Ferrari SF01」もステージに登場。フェラーリレッドでペイントされた車体はモーターレースファンにもたまらない1台に仕上がる。サルバトーレ氏は「01というモデル名を付けたということは02があってもおかしくはないね」と、次なるコラボレーションモデルの存在を匂わせる発言も。
一通りのプレゼンテーションを終えると選手はサイン会モードに。各々持ち寄ったグッズやジャージ、ポストカードなどに各選手のサインを集めていく。その人気ぶりは凄まじく、サイン希望者の列はパーティー終了間際まで途絶えることがなかった。長丁場ながら選手たちも一人ひとりきちんと握手を交わしたり、楽しげに記念撮影やセルフィーに応じたりと、いわゆる神対応の様子で参加者もみな満足げな表情を浮かべていた。
![自身で描いたという自作の応援フラッグにサインをもらった人も](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1861.jpg)
![記念撮影ではトップレーサーのヘーシンクもこの表情、実に楽しげな様子だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0125.jpg)
![各々チームグッズにサインをもらい満足そうなお三方](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1839.jpg)
![色紙を持ち込みメンバー6人全員のサインを集めた人も](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/img1850.jpg)
中には自作の応援フラッグを持ち込んだり、想いを手紙に綴ったりという女性ファンも見られ選手たちを驚かせていたようだ。参加者側も頑張って英語でコミュニケーションを図ろうとしており、真摯な態度で接する選手たちが非常に好印象だった。
パーティーの最後にはビアンキグッズが当たる抽選会も行われた。その中でもメンバーに煽られたダーン・オリヴィエが、女性の当選者に対して恥ずかしそうな表情で頬を合わせるチークキスを見せる場面も。シャイな雰囲気がさらに好感度をアップさせそうな予感だ。
![女性の当選者に嬉し恥ずかしな表情を見せるダーン・オリヴィエ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0138.jpg)
![今回キャプテンを務めたマールテン・ワイナンツ「勝利のために来年またジャパンカップを走りたい」](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/mka0174.jpg)
![パーティーの最後には100名もの参加者がメンバーを囲い記念撮影](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2018/10/24/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3-16.jpg)
締めには今回のメンバーで最年長、キャプテンを務めたマールテン・ワイナンツが挨拶。「チームとしてレースで素晴らしい結果を残すことができたし、こうして多くのファンと交流することもできて最高のジャパンカップとなった。勝利のために来年また日本に戻ってきたいと思う」と嬉しい一言を残しパーティーは終了。惜しまれながらもハイタッチで見送られていった。
次回、シクロワイアード独占ロットNLユンボインタビュー編へ続きます。
text&photo:Yuto.Murata
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