2018/09/25(火) - 16:24
イタリアのシューズブランドSIDI(シディ)のロードシューズラインアップが刷新された。ハイエンドモデルSHOTにはマットカラーの新色が追加され、定番モデルWIREとERGOはそれぞれ細部にアップデートが加えられ、モデルチェンジされている。
シディ SHOT MATT
イタリアのサイクリングシューズブランド、シディのハイエンドモデルとしてラインアップされるSHOT。クリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)や日本の新城幸也も所属するバーレーン・メリダ、カチューシャ・アルペシンの選手が使用しているレーシングロードシューズである。
そんなSHOTに、2019年モデルでは新たにオールブラックとオールレッドのマットカラーモデルが追加される。シューズサイドにあしらわれたグラフィックも今回のカラーでは塗りつぶされており、全体的に統一感のあるルックスに仕上がっている。昨年追加されたブラック/ブルー、ブラック/イエロー、ブラック/レッドという3つのマットカラーも継続して販売される。
SHOTと言えばシューズのタン部分に配置された独自のクロージャーシステム「ダブルテクノ3プッシュシステム」が大きな特徴。シューズ中央にワイヤーの巻取りシステムを配置することで、アッパー全体に均一な締めつけ感を生み出している。またヒールカップも左右幅を調整可能となっており、くるぶしから踵にかけて高いフィット感を実現しているのもポイントだ。
アウトソールにはトッププロ選手の踏力に対応する最上級グレードのヴェントカーボンソールを採用。剛性一辺倒ではなく適度なしなりもあるため、脚への反発も抑えられ長時間のライドにおける快適性を高めている。ソールの爪先部分にはエアインテークも装備され、アッパーに配されたメッシュパネルと合わせ優れた通気性も発揮してくれる。価格は46,800円(税抜)でブラック/ブルーのみ43,000円(税抜)となる。
シディ SHOT MATT
カラー:トータルブラック、ブラック/マットレッド、ブラック/ブルー(在庫限り)、ブラック/イエロー、ブラック/レッド
サイズ:40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:46,800円(税抜)、ブラック/ブルーのみ 43,000円(税抜)
シディ WIRE2 MATT
シディ初のワイヤークロージャー採用モデルであるWIREがモデルチェンジを果たした。クロージャー位置の変更やアッパーの仕上げのアップデートなど各部をブラッシュアップし、モデル名もWIRE2としてリニューアルしている。
大きな変更点として、前作ではアッパー横に配置されていたシディ独自のワイヤー巻取りシステム、テクノ3プッシュの1つをシュータン部分に移動。シューズ中央から左右均等に締め上げることで、より高いフィット感を生み出している。また”SIDI”のロゴが入ったバックル(ソフトインステップ)を、従来よりも小型でかつ切れ込みの入ったものに進化させることで、足首の可動がよりしやすくなっているという。
アッパーは素材こそ変更されないものの、前作のアイコン的なグラフィックであった渦巻きデザインを廃止。縫い目が大幅に削減されたことにより、アッパーがよりしなやかになり、フィット感の向上に貢献している。加えて生地表面には整流効果を狙ったエンボス加工を施しており、よりスタイリッシュで精悍なルックスとなっている。
ヒールカップはネジで調整が可能なアジャスタブル・ヒールリテンション・システムを採用。くるぶしや踵のフィット感が高まるため、スプリントなどのシーンでも高い固定力を発揮するだろう。また、ヒールカップは熱が籠もり易い部分だが、ベンチレーションホールを新たに配置することでシューズ内部の蒸れを抑えている。
アウトソールはハイエンドモデルSHOTと同様のヴェントカーボンソールを採用。トップレースに対応するパワー伝達性と、最終局面に足を残せるしなやかさを両立している。踵部分には歩行を容易にする滑り止めとしてヒールパッドが装備されている。すり減ってもネジ一本で交換が容易となっているのは嬉しいところ。
カラーはマットモデルがマットグレイ/ブラックとマットブラックをラインアップ。その他には女性の足に合わせた専用設計モデルも用意され、ホワイト/ホワイトのカラーで販売される。新たに用意されたマットモデルはシックな雰囲気でシンプルなサイクルウェアにマッチするだろう。価格は45,000円(税抜)だ。
シディ WIRE2 MATT
カラー:マットグレイ/ブラック、マットブラック
サイズ:38、38.5、39、39.5、40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:45,000円(税抜)
シディ WIRE2 WOMAN
カラー:ホワイト/ホワイト
サイズ:38、38.5、39、39.5、40
価格:45,000円(税抜)
シディ ERGO5
シディラインアップの中核を担うミドルグレードシューズとしてラインアップされているERGOもリューアルを果たしている。大きな変更点はアッパーのデザイン変更による縫い目の削減だろう。アッパーの素材に変更はないが、メッシュ部分を減らしたり、切り返しを減らしたりすることで凹凸を減らし、アッパー全体でしなやかに足を包み込むようデザインされている。
フィッティングシステムはクロージャーの数、位置こそ変わらないが、クロージャー自体を今まで上位モデルにしか採用されなかったテクノ3プッシュにすることで、より直感的な操作感を実現。走行中の増し締めも容易になっている。また、”SIDI”のロゴが大きくあしらわれるバックルは小型で切り込みの入ったソフトインステップ4にアップデートされており、足首が動かしやすくなっている。
その他、前作には搭載されていた調整可能なアジャスタブルヒールカップは廃止され、スッキリとした見た目に。しかし通常のヒールカップは装備されており、ミドルグレードとしてサイクリングを楽しむ人にとっては十分なホールド性能を発揮してくれるだろう。シュータン部分には通気性を確保するためのメッシュパネルを配置。シューズ内の蒸れを逃し、暑い夏のライドでも快適性を確保している。
アウトソールはナイロン素材にカーボン繊維を配合したコンポジットソールにカーボンシートを貼り付けた「TWELVE カーボンコンポジットソール」を採用。長期間の使用でも剛性が衰えにくく、耐候性にも優れているため、より長く付き合う事が出来るシューズとなっている。
ラインアップは通常モデルと幅広のラストを採用するMEGAモデルを用意。通常モデルは艶のあるホワイト/ブラックと、マットカラーのマットレッド/ブラックとマットブラックの3色展開。幅広のMEGAはホワイト/ブラックとマットブラックの2色となっている。価格は35,000円(税抜)だ。取り扱いはフカヤ。
シディ ERGO5
カラー:ホワイト/ブラック、マットレッド/ブラック、マットブラック
サイズ:38、38.5、39、39.5、40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:35,000円(税抜)
シディ ERGO5 MEGA
カラー:ホワイト/ブラック、マットブラック
サイズ:40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:35,000円(税抜)
シディ特約店のカミハギサイクル小牧本店 上萩代表オススメコメント
今回、シディのシューズを取り扱う愛知県小牧市の「カミハギサイクル小牧本店」の上萩代表にシディシューズの良さを伺った。上萩代表はMTBではDRAGONを、ロードではWIRE AIRを長年使用するシディユーザーだ。
「シディは昔からあるブランドで、シューズメーカーが増えてきた今では老舗とも言える存在ですね。ダイヤルシステムをいち早く取り入れたり、ヒールカップのホールド感も高く、シューズのフィット感が高いのが特徴です。足型も比較的幅広で日本人でもフィットする方は多いのではないでしょうか。個々のパーツが交換式になっており、消耗したり壊れたときでも交換すれば長く使えるユーザーフレンドリーな仕様もポイントです。」とコメントしてくれた。
カミハギサイクル小牧本店ホームページ
CWレコメンドショップページ
シディ SHOT MATT
イタリアのサイクリングシューズブランド、シディのハイエンドモデルとしてラインアップされるSHOT。クリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)や日本の新城幸也も所属するバーレーン・メリダ、カチューシャ・アルペシンの選手が使用しているレーシングロードシューズである。
そんなSHOTに、2019年モデルでは新たにオールブラックとオールレッドのマットカラーモデルが追加される。シューズサイドにあしらわれたグラフィックも今回のカラーでは塗りつぶされており、全体的に統一感のあるルックスに仕上がっている。昨年追加されたブラック/ブルー、ブラック/イエロー、ブラック/レッドという3つのマットカラーも継続して販売される。
SHOTと言えばシューズのタン部分に配置された独自のクロージャーシステム「ダブルテクノ3プッシュシステム」が大きな特徴。シューズ中央にワイヤーの巻取りシステムを配置することで、アッパー全体に均一な締めつけ感を生み出している。またヒールカップも左右幅を調整可能となっており、くるぶしから踵にかけて高いフィット感を実現しているのもポイントだ。
アウトソールにはトッププロ選手の踏力に対応する最上級グレードのヴェントカーボンソールを採用。剛性一辺倒ではなく適度なしなりもあるため、脚への反発も抑えられ長時間のライドにおける快適性を高めている。ソールの爪先部分にはエアインテークも装備され、アッパーに配されたメッシュパネルと合わせ優れた通気性も発揮してくれる。価格は46,800円(税抜)でブラック/ブルーのみ43,000円(税抜)となる。
シディ SHOT MATT
カラー:トータルブラック、ブラック/マットレッド、ブラック/ブルー(在庫限り)、ブラック/イエロー、ブラック/レッド
サイズ:40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:46,800円(税抜)、ブラック/ブルーのみ 43,000円(税抜)
シディ WIRE2 MATT
シディ初のワイヤークロージャー採用モデルであるWIREがモデルチェンジを果たした。クロージャー位置の変更やアッパーの仕上げのアップデートなど各部をブラッシュアップし、モデル名もWIRE2としてリニューアルしている。
大きな変更点として、前作ではアッパー横に配置されていたシディ独自のワイヤー巻取りシステム、テクノ3プッシュの1つをシュータン部分に移動。シューズ中央から左右均等に締め上げることで、より高いフィット感を生み出している。また”SIDI”のロゴが入ったバックル(ソフトインステップ)を、従来よりも小型でかつ切れ込みの入ったものに進化させることで、足首の可動がよりしやすくなっているという。
アッパーは素材こそ変更されないものの、前作のアイコン的なグラフィックであった渦巻きデザインを廃止。縫い目が大幅に削減されたことにより、アッパーがよりしなやかになり、フィット感の向上に貢献している。加えて生地表面には整流効果を狙ったエンボス加工を施しており、よりスタイリッシュで精悍なルックスとなっている。
ヒールカップはネジで調整が可能なアジャスタブル・ヒールリテンション・システムを採用。くるぶしや踵のフィット感が高まるため、スプリントなどのシーンでも高い固定力を発揮するだろう。また、ヒールカップは熱が籠もり易い部分だが、ベンチレーションホールを新たに配置することでシューズ内部の蒸れを抑えている。
アウトソールはハイエンドモデルSHOTと同様のヴェントカーボンソールを採用。トップレースに対応するパワー伝達性と、最終局面に足を残せるしなやかさを両立している。踵部分には歩行を容易にする滑り止めとしてヒールパッドが装備されている。すり減ってもネジ一本で交換が容易となっているのは嬉しいところ。
カラーはマットモデルがマットグレイ/ブラックとマットブラックをラインアップ。その他には女性の足に合わせた専用設計モデルも用意され、ホワイト/ホワイトのカラーで販売される。新たに用意されたマットモデルはシックな雰囲気でシンプルなサイクルウェアにマッチするだろう。価格は45,000円(税抜)だ。
シディ WIRE2 MATT
カラー:マットグレイ/ブラック、マットブラック
サイズ:38、38.5、39、39.5、40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:45,000円(税抜)
シディ WIRE2 WOMAN
カラー:ホワイト/ホワイト
サイズ:38、38.5、39、39.5、40
価格:45,000円(税抜)
シディ ERGO5
シディラインアップの中核を担うミドルグレードシューズとしてラインアップされているERGOもリューアルを果たしている。大きな変更点はアッパーのデザイン変更による縫い目の削減だろう。アッパーの素材に変更はないが、メッシュ部分を減らしたり、切り返しを減らしたりすることで凹凸を減らし、アッパー全体でしなやかに足を包み込むようデザインされている。
フィッティングシステムはクロージャーの数、位置こそ変わらないが、クロージャー自体を今まで上位モデルにしか採用されなかったテクノ3プッシュにすることで、より直感的な操作感を実現。走行中の増し締めも容易になっている。また、”SIDI”のロゴが大きくあしらわれるバックルは小型で切り込みの入ったソフトインステップ4にアップデートされており、足首が動かしやすくなっている。
その他、前作には搭載されていた調整可能なアジャスタブルヒールカップは廃止され、スッキリとした見た目に。しかし通常のヒールカップは装備されており、ミドルグレードとしてサイクリングを楽しむ人にとっては十分なホールド性能を発揮してくれるだろう。シュータン部分には通気性を確保するためのメッシュパネルを配置。シューズ内の蒸れを逃し、暑い夏のライドでも快適性を確保している。
アウトソールはナイロン素材にカーボン繊維を配合したコンポジットソールにカーボンシートを貼り付けた「TWELVE カーボンコンポジットソール」を採用。長期間の使用でも剛性が衰えにくく、耐候性にも優れているため、より長く付き合う事が出来るシューズとなっている。
ラインアップは通常モデルと幅広のラストを採用するMEGAモデルを用意。通常モデルは艶のあるホワイト/ブラックと、マットカラーのマットレッド/ブラックとマットブラックの3色展開。幅広のMEGAはホワイト/ブラックとマットブラックの2色となっている。価格は35,000円(税抜)だ。取り扱いはフカヤ。
シディ ERGO5
カラー:ホワイト/ブラック、マットレッド/ブラック、マットブラック
サイズ:38、38.5、39、39.5、40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:35,000円(税抜)
シディ ERGO5 MEGA
カラー:ホワイト/ブラック、マットブラック
サイズ:40、40.5、41、41.5、42、42.5、43、43.5、44、44.5、45、46
価格:35,000円(税抜)
シディ特約店のカミハギサイクル小牧本店 上萩代表オススメコメント
今回、シディのシューズを取り扱う愛知県小牧市の「カミハギサイクル小牧本店」の上萩代表にシディシューズの良さを伺った。上萩代表はMTBではDRAGONを、ロードではWIRE AIRを長年使用するシディユーザーだ。
「シディは昔からあるブランドで、シューズメーカーが増えてきた今では老舗とも言える存在ですね。ダイヤルシステムをいち早く取り入れたり、ヒールカップのホールド感も高く、シューズのフィット感が高いのが特徴です。足型も比較的幅広で日本人でもフィットする方は多いのではないでしょうか。個々のパーツが交換式になっており、消耗したり壊れたときでも交換すれば長く使えるユーザーフレンドリーな仕様もポイントです。」とコメントしてくれた。
カミハギサイクル小牧本店ホームページ
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