2018/08/17(金) - 14:03
ジャイアントのグラベルロード、REVOLTが完全新設計のカーボンフレームを採用してフルモデルチェンジを遂げた。未舗装路用に特化させたD-FUSEハンドルバーを搭載した本気のグラベルライド用バイクは、新型DEFYと共に2019モデル注目の的だ。
ロード用ディスクブレーキの普及と共に北米でムーブメントが巻き起こり、今や200マイル(320km)を走る超長距離レースの開催や、そうしたレースを専門とするプロ選手も存在するグラベル(未舗装)ライド。そんなカテゴリーに向け、世界ナンバーワンブランドが完全新設計の本気モデル「REVOLT ADVANCED」を送り出す。
もともとREVOLTは2014年に登場したアルミ製グラベルロードだが、今回はフルカーボンフレームにモデルチェンジ。先月登場した新型DEFYにも採用されたD-FUSEハンドルバーをグラベルライド用に新設計するなど、D-FUSEシートピラーとともにスムーズで快適に走れるよう工夫が施されている。
最大で45Cタイヤにまで対応するフレームは、振動を受ける未舗装路での長距離走行に対応すべく、快適性と効率性を考慮したジオメトリーを採用した。シクロクロスモデルのTCXと比べてやや高めのスタックハイトや、コントロールしやすいリーチ量、走りを安定させる低めのBBハイトが特徴。フロントフォークはレイク50mm、トレイル74mmとグラベルに特化した設計を用いることで軽快かつコントロールしやすいよう工夫されている。
スローピングしたトップチューブやコンパクトなリアバックなど、基本的なフォルムはDEFYと似通っているが、低くオフセットしたチェーンステーはREVOLT ADVANCEDのオリジナル。
フレームを傷つけないようダウンチューブ裏側やチェーンステーにはプロテクターが装備されている。3つのボトルケージマウント、ラックやアクセサリ用のスマートマウントシステムも、アドベンチャーライドやキャンプツーリングなど、グラベルレースだけに留まらない多様性を与えている部分だ。
振動吸収の上で大きな要素を担うのが、2014年のTCXで初採用され、DEFYにも波及したD-FUSEシートピラーだ。D型断面かつ使用素材も工夫することで最大12mmの可動域を確保し、長距離走行時の疲労を軽減してくれる。
また、REVOLT ADVANCEDでは新型DEFYで採用されたD-FUSEハンドルバーがグラベルライド用にカスタムした上で投入されている。ドロップ部分は8度開いたフレア形状で安定感を高め、なおかつ上ハンドルの両端は5度ライダー側に近づけることで上体を起こした走りにも対応しているという。CONTACT SLラウンドハンドルバーと比較して、XR D-FUSEバーは路面からの突き上げに対して(下向き)の快適性が+10%。反対にハンドルを引き上げる動作に対して(上向き)の剛性は+20%向上、更に5%の軽量化を果たすなど、振動吸収性能と、スプリントやヒルクライム時の剛性向上を共に叶えたという。
REVOLT ADVANCEDの国内販売ラインアップや価格、各種仕様は8月末に発表予定。プロトタイプはジャイアントファクトリーレーシングのメンバーで、グラベルレースを専門とするライアン・スティアースによって6月にアメリカで開催された「ダーティー・カンザ200」に出場した。以下はスティアースのコメント。
「DIRTY KANZAはバイクにも身体にもとても厳しいことで悪名高いレースさ。今回はグラベルレースに特化したバイクを使えたから、非常に長く困難な一日を乗り越えられて助かったよ。新しいジオメトリはカンザスの無限に続く丘の区間でジャストフィットだったし、D-FUSEハンドルとピラーは路面をスムーズにしてくれたよ」(-ジャイアント・ジャパンのプレスリリースより)
ロード用ディスクブレーキの普及と共に北米でムーブメントが巻き起こり、今や200マイル(320km)を走る超長距離レースの開催や、そうしたレースを専門とするプロ選手も存在するグラベル(未舗装)ライド。そんなカテゴリーに向け、世界ナンバーワンブランドが完全新設計の本気モデル「REVOLT ADVANCED」を送り出す。
もともとREVOLTは2014年に登場したアルミ製グラベルロードだが、今回はフルカーボンフレームにモデルチェンジ。先月登場した新型DEFYにも採用されたD-FUSEハンドルバーをグラベルライド用に新設計するなど、D-FUSEシートピラーとともにスムーズで快適に走れるよう工夫が施されている。
最大で45Cタイヤにまで対応するフレームは、振動を受ける未舗装路での長距離走行に対応すべく、快適性と効率性を考慮したジオメトリーを採用した。シクロクロスモデルのTCXと比べてやや高めのスタックハイトや、コントロールしやすいリーチ量、走りを安定させる低めのBBハイトが特徴。フロントフォークはレイク50mm、トレイル74mmとグラベルに特化した設計を用いることで軽快かつコントロールしやすいよう工夫されている。
スローピングしたトップチューブやコンパクトなリアバックなど、基本的なフォルムはDEFYと似通っているが、低くオフセットしたチェーンステーはREVOLT ADVANCEDのオリジナル。
フレームを傷つけないようダウンチューブ裏側やチェーンステーにはプロテクターが装備されている。3つのボトルケージマウント、ラックやアクセサリ用のスマートマウントシステムも、アドベンチャーライドやキャンプツーリングなど、グラベルレースだけに留まらない多様性を与えている部分だ。
振動吸収の上で大きな要素を担うのが、2014年のTCXで初採用され、DEFYにも波及したD-FUSEシートピラーだ。D型断面かつ使用素材も工夫することで最大12mmの可動域を確保し、長距離走行時の疲労を軽減してくれる。
また、REVOLT ADVANCEDでは新型DEFYで採用されたD-FUSEハンドルバーがグラベルライド用にカスタムした上で投入されている。ドロップ部分は8度開いたフレア形状で安定感を高め、なおかつ上ハンドルの両端は5度ライダー側に近づけることで上体を起こした走りにも対応しているという。CONTACT SLラウンドハンドルバーと比較して、XR D-FUSEバーは路面からの突き上げに対して(下向き)の快適性が+10%。反対にハンドルを引き上げる動作に対して(上向き)の剛性は+20%向上、更に5%の軽量化を果たすなど、振動吸収性能と、スプリントやヒルクライム時の剛性向上を共に叶えたという。
REVOLT ADVANCEDの国内販売ラインアップや価格、各種仕様は8月末に発表予定。プロトタイプはジャイアントファクトリーレーシングのメンバーで、グラベルレースを専門とするライアン・スティアースによって6月にアメリカで開催された「ダーティー・カンザ200」に出場した。以下はスティアースのコメント。
「DIRTY KANZAはバイクにも身体にもとても厳しいことで悪名高いレースさ。今回はグラベルレースに特化したバイクを使えたから、非常に長く困難な一日を乗り越えられて助かったよ。新しいジオメトリはカンザスの無限に続く丘の区間でジャストフィットだったし、D-FUSEハンドルとピラーは路面をスムーズにしてくれたよ」(-ジャイアント・ジャパンのプレスリリースより)
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