2010/03/03(水) - 12:47
カーボンフレームがロードバイクのメーンストリームとなり、ブランドの勢力図はアルミフレームが主流だった時代とは大きく変わってきた。イタリアのカーボン専業メーカー、シンテマ社が手がけるクォータは、その代表の1つもといえるブランドだ。
クォータは優れたカーボン技術をバックボーンに、左右異形チェーンステーや上下異径ヘッドヘッドチューブなどをいち早く取り入れるなど、先鋭的なバイク作りでブランドの価値を高めてきた。
そして、一昨年からフランスのプロコンチネンタルチーム、アグリチュベルにバイク供給を行いツール・ド・フランスに初出場し、さらにそのブランドイメージを高めている。今シーズンは、フランスのプロツアーチームであるアージェードゥーゼルへのサポートを開始するなど、いま勢いに乗っているブランドのひとつと言えるだろう。
そんなクォータの2010年ラインナップに新たに加わるモデルがKULT(カルト)だ。かねてからラインナップされている「クレードウルトラ」をベースに開発されたモデルであり、フラッグシップである軽量モデル「KOM」の下に位置するセカンドグレードとなる。
ナノテクノロジーを駆使したカーボン素材をベースに、フロントトライアングルをワンピースモノコックで製作してリアセクションをドッキングしたフレームは、アーチシェイプのトップチューブやフロントフォーク、そしてリアセクションといった部分にクレードウルトラの面影を残すものの、エアロシェイプを積極的に取り入れた新設計により、圧倒的な存在感を持つフレームに生まれ変わった。
圧倒的な扁平形状を誇るダウンチューブ、リアホイールのアールに合わせてカットアウトされたエアロシートチューブ。ケーブル類も内蔵処理が施され、一昨年からの流行であるエアロロードのフォルムが徹底的に追求されている。
さらに、シート部はポスト部分を180度反転させることで2種類のシートアングルを確保することができ、TTやトライアスロンのライディングにも対応する汎用性が備えられている。
その他、ヘッドチューブはロワーベアリングに1-1/4インチ径を採用することで、フロントセクションの剛性アップによるハンドリングと反応性の向上が狙われている。
リヤのチェーンステーは、左右で形状の異なるアシンメトリー設計により、駆動効率とコンフォート性能の両立が高いレベルで追求されるなど、トレンドとなる構造はしっかり搭載されている。
ボリューム感にあふれるフレームながら、重量は1060~1250g(カタログ値)を実現し、実用十分な軽量性が確保されているのも見逃せない。
フラッグシップのKOMが軽い車重を生かした上り系のオールラウンダーであるのに対して、カルトはTTやトライアスロンまで対応できる平坦寄りのオールラウンダーとして位置づけられ、ラインアップでの差別化が見事に行われている。
こうした高い汎用性を持つエアロロードのカルトだが、2人のテスターはどのような部分に魅力を感じたのだろうか?
― インプレッション
「巡航性に優れ、平地番長タイプのスピードマンにオススメ」 佐藤 成彦(SPACE BIKES)
第一印象は、フィーリングがとてもいいバイクでした。ホイールに超高性能のライトウェイトホイールがセットされていたので走りがすごく軽くて良かった。だからどうしてもいい評価になってはくるのですが、それを差し引いてもバイク本体の方はこれといって嫌なところもなく、とても素直な乗り心地だった。
剛性の高いバイクに比べるとちょっともたつく感じは確かにするが、走行性能はとても高いレベルにあるロードバイクだと思う。
クォータにはトップエンドに"KOM"というプロチームに供給されるモデルがあるが、そちらはモデル名(King Of Mountain)の通り、山岳の得意な軽量モデルになっている。
カルトはそれとはコンセプトを変えているようで、特別上りに特化しているモデルではない。しかし、ダンシングでの振りが重いというわけでもなく、特別に重量が軽いというわけでもない。扱いやすく、全体のバランスが取れているように思う。
そしてとくに平地での巡航性能がすごくいいレベルにあると思う。平地番長タイプの脚質をもつライダーにはとても向くバイクだろう。ロードバイクとしてもレベルが高い。それでいてタイムトライアルにも対応するというオトク感がある。
ビジュアル面の良さにも注目だ。ワイヤ類がフレームに内蔵されていて、空気抵抗が少ないだけでなく、タイムトライアルを意識したロードバイクというスタイリッシュさがあってなかなかカッコいい。
ボトムブラケットはBB30対応(※)だけれど、今回の試乗車にはBB30のクランクセットが組み付けられてはいなかった。ノーマルのクランクセットに対応できるように(おそらく)BBシェル内にインサート小物を取り付けたうえでデュラエースのクランクセットを組みつけてあったから、そんな意味では「デチューン」とも言えた。
※今回の試乗車はBB30対応となっていますが、実際の製品はノーマルのJIS規格となります。
しかしそれでもBB周辺は大きなボリュームをもつだけあって、しっかりできている。無駄なたわみを出さず、かといって硬すぎるワケでもない。安心してペダルを踏める感触があった。
下ワンをワンポイントファイブに設計したフロントフォークも、ステアリング周りに十分な剛性が確保されていて、コーナリング時に不安を感じることがなかった。
ユニークなのは独自設計のヤグラ構造をもつシートピラーだ。エアロ形状ピラーを採用しており、シートピラーの前後をひっくり返してサドルを固定すれば、前乗りのポジションも確保できるのだ。
TTやトライアスロンにも対応しつつ、ロードレースでもしっかり使えるという、コンセプト通りのモデルになっている。タイムトライアル系のレースにも使いたいというホビーレーサーには、DHバーに交換するだけで即座にTTバイクに変身するのでお買い得だ。
「高速になるほど走りの良さが際立つ」 鈴木 祐一(Rise Ride)
カルトの走りで最も好印象だったのは、平地でスピードが乗ったときだった。そのときにこのフレームの良さが最も生きると感じた。その理由は、BBまわりがカッチリと硬くつくられていることでフレームが撓まず、パワーロスしないためだろう。
しかし下半身がパワフルなのに対し、トップチューブ、シートステーといったフレームの上半身がしなやかに作られているので、しっかりショックも吸収してくれ、乗り心地も決して悪くはないのだ。
バイクの足元がパワーを逃がさず駆動を伝えてくれ、その一方、上半身でしっかりショックを吸収して、ライダーの腕やお尻にかかるショックを分散してくれるので、嫌な突き上げ感がない。その結果として、平地での優れた高速巡航性につながっていると感じた。
本来、加速だけを重視するならBBはたわまないほうがいいし、ねじれ剛性も高い方がいい。でも、ある程度スピードが乗ってくればBB部分に大きなワット(出力)はかからないもの。スピードが乗って慣性がついてくるとパワーを継ぎ足しながら走ればいいので、ペダリングによるロスも少なくなる。速度が速くなると、スピードダウンにつながる路面の衝撃をうまく逃がしてやる性能が重要になってくるのだ。
カルトは高速で段差を通過するときでも、大きな衝撃をしっかり逃がしてくれる性能を持っている。だから乗り心地の良さも含めて、ゆっくり走るときよりも高速になるほど走りのよさが際立つモデルと言えるだろう。
カルトのハンドリングは決してクイックではないし、下りでもヘッドやフォークが嫌なねじれをださないので、非常に自然なフィーリングをもっている。振動吸収性の高さもスピードが出れば出るほど良くなる特性をもっており、それがダウンヒルでも生きてくる。
バイク重量も十分軽いので上りもしっかりこなせるし、オールラウンドロードバイクとしてのレベルはかなり高いと思う。とはいえ、カルトの得意とする走りのタイプとして高速巡航により優れているので、クリテリウムやヒルクライムといった用途に使うよりも、長い距離を速く走るのが得意なバイクと言えるだろう。
カルトは、いいバイクに乗りたい、そしてそれでロングライドを速く走りたいといった人にオススメだ。
最近はパーツが高剛性化しているので、それに負けないしっかり感のあるフレームが求められている。カルトはそれを備えつつも、乗り心地がいいので後半になっても疲れない。かといって、いわゆる安楽なだけのコンフォートバイクとは性格が違っていて、路面からのインフォメーションは確実に伝えつつも、振動の嫌な部分はしっかり取り除いてくれる。長い距離を速くしっかり走れるいいバイクだと思った。
クォータ KULT
カーボンフォーク Integral OverSize、専用オーバルシートピラー付属
フレームマテリアル:カーボンモノコック 軽量カーボンフォーク
重量:1,060g(フレーム単体)
サイズ:580,610,650,680
希望小売価格:32万8000円(フレームセット)
佐藤 成彦(SPACE BIKES)
千葉県松戸市の「バイクショップ・スペース」のオーナー。身長179cm、体重64kg。実業団のBR-1クラスを走る現役のレーサーでもあり、近所に住んでいるシマノレーシングの鈴木真理選手と共にトレーニングをこなすほどの実力を有している。2009年の戦歴は全日本実業団BR1クラス3位、実業団富士SW BR1クラス2位など。ハードなロードレースで自らが試して得た実戦的なパーツ選び、ポジションのアドバイスに定評がある。
SPACE BIKES
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
ウェア協力:Santini, Sportful(日直商会)
text&edit :Tsukasa.Yoshimoto
photo:Makoto.AYANO
クォータは優れたカーボン技術をバックボーンに、左右異形チェーンステーや上下異径ヘッドヘッドチューブなどをいち早く取り入れるなど、先鋭的なバイク作りでブランドの価値を高めてきた。
そして、一昨年からフランスのプロコンチネンタルチーム、アグリチュベルにバイク供給を行いツール・ド・フランスに初出場し、さらにそのブランドイメージを高めている。今シーズンは、フランスのプロツアーチームであるアージェードゥーゼルへのサポートを開始するなど、いま勢いに乗っているブランドのひとつと言えるだろう。
そんなクォータの2010年ラインナップに新たに加わるモデルがKULT(カルト)だ。かねてからラインナップされている「クレードウルトラ」をベースに開発されたモデルであり、フラッグシップである軽量モデル「KOM」の下に位置するセカンドグレードとなる。
ナノテクノロジーを駆使したカーボン素材をベースに、フロントトライアングルをワンピースモノコックで製作してリアセクションをドッキングしたフレームは、アーチシェイプのトップチューブやフロントフォーク、そしてリアセクションといった部分にクレードウルトラの面影を残すものの、エアロシェイプを積極的に取り入れた新設計により、圧倒的な存在感を持つフレームに生まれ変わった。
圧倒的な扁平形状を誇るダウンチューブ、リアホイールのアールに合わせてカットアウトされたエアロシートチューブ。ケーブル類も内蔵処理が施され、一昨年からの流行であるエアロロードのフォルムが徹底的に追求されている。
さらに、シート部はポスト部分を180度反転させることで2種類のシートアングルを確保することができ、TTやトライアスロンのライディングにも対応する汎用性が備えられている。
その他、ヘッドチューブはロワーベアリングに1-1/4インチ径を採用することで、フロントセクションの剛性アップによるハンドリングと反応性の向上が狙われている。
リヤのチェーンステーは、左右で形状の異なるアシンメトリー設計により、駆動効率とコンフォート性能の両立が高いレベルで追求されるなど、トレンドとなる構造はしっかり搭載されている。
ボリューム感にあふれるフレームながら、重量は1060~1250g(カタログ値)を実現し、実用十分な軽量性が確保されているのも見逃せない。
フラッグシップのKOMが軽い車重を生かした上り系のオールラウンダーであるのに対して、カルトはTTやトライアスロンまで対応できる平坦寄りのオールラウンダーとして位置づけられ、ラインアップでの差別化が見事に行われている。
こうした高い汎用性を持つエアロロードのカルトだが、2人のテスターはどのような部分に魅力を感じたのだろうか?
― インプレッション
「巡航性に優れ、平地番長タイプのスピードマンにオススメ」 佐藤 成彦(SPACE BIKES)
第一印象は、フィーリングがとてもいいバイクでした。ホイールに超高性能のライトウェイトホイールがセットされていたので走りがすごく軽くて良かった。だからどうしてもいい評価になってはくるのですが、それを差し引いてもバイク本体の方はこれといって嫌なところもなく、とても素直な乗り心地だった。
剛性の高いバイクに比べるとちょっともたつく感じは確かにするが、走行性能はとても高いレベルにあるロードバイクだと思う。
クォータにはトップエンドに"KOM"というプロチームに供給されるモデルがあるが、そちらはモデル名(King Of Mountain)の通り、山岳の得意な軽量モデルになっている。
カルトはそれとはコンセプトを変えているようで、特別上りに特化しているモデルではない。しかし、ダンシングでの振りが重いというわけでもなく、特別に重量が軽いというわけでもない。扱いやすく、全体のバランスが取れているように思う。
そしてとくに平地での巡航性能がすごくいいレベルにあると思う。平地番長タイプの脚質をもつライダーにはとても向くバイクだろう。ロードバイクとしてもレベルが高い。それでいてタイムトライアルにも対応するというオトク感がある。
ビジュアル面の良さにも注目だ。ワイヤ類がフレームに内蔵されていて、空気抵抗が少ないだけでなく、タイムトライアルを意識したロードバイクというスタイリッシュさがあってなかなかカッコいい。
ボトムブラケットはBB30対応(※)だけれど、今回の試乗車にはBB30のクランクセットが組み付けられてはいなかった。ノーマルのクランクセットに対応できるように(おそらく)BBシェル内にインサート小物を取り付けたうえでデュラエースのクランクセットを組みつけてあったから、そんな意味では「デチューン」とも言えた。
※今回の試乗車はBB30対応となっていますが、実際の製品はノーマルのJIS規格となります。
しかしそれでもBB周辺は大きなボリュームをもつだけあって、しっかりできている。無駄なたわみを出さず、かといって硬すぎるワケでもない。安心してペダルを踏める感触があった。
下ワンをワンポイントファイブに設計したフロントフォークも、ステアリング周りに十分な剛性が確保されていて、コーナリング時に不安を感じることがなかった。
ユニークなのは独自設計のヤグラ構造をもつシートピラーだ。エアロ形状ピラーを採用しており、シートピラーの前後をひっくり返してサドルを固定すれば、前乗りのポジションも確保できるのだ。
TTやトライアスロンにも対応しつつ、ロードレースでもしっかり使えるという、コンセプト通りのモデルになっている。タイムトライアル系のレースにも使いたいというホビーレーサーには、DHバーに交換するだけで即座にTTバイクに変身するのでお買い得だ。
「高速になるほど走りの良さが際立つ」 鈴木 祐一(Rise Ride)
カルトの走りで最も好印象だったのは、平地でスピードが乗ったときだった。そのときにこのフレームの良さが最も生きると感じた。その理由は、BBまわりがカッチリと硬くつくられていることでフレームが撓まず、パワーロスしないためだろう。
しかし下半身がパワフルなのに対し、トップチューブ、シートステーといったフレームの上半身がしなやかに作られているので、しっかりショックも吸収してくれ、乗り心地も決して悪くはないのだ。
バイクの足元がパワーを逃がさず駆動を伝えてくれ、その一方、上半身でしっかりショックを吸収して、ライダーの腕やお尻にかかるショックを分散してくれるので、嫌な突き上げ感がない。その結果として、平地での優れた高速巡航性につながっていると感じた。
本来、加速だけを重視するならBBはたわまないほうがいいし、ねじれ剛性も高い方がいい。でも、ある程度スピードが乗ってくればBB部分に大きなワット(出力)はかからないもの。スピードが乗って慣性がついてくるとパワーを継ぎ足しながら走ればいいので、ペダリングによるロスも少なくなる。速度が速くなると、スピードダウンにつながる路面の衝撃をうまく逃がしてやる性能が重要になってくるのだ。
カルトは高速で段差を通過するときでも、大きな衝撃をしっかり逃がしてくれる性能を持っている。だから乗り心地の良さも含めて、ゆっくり走るときよりも高速になるほど走りのよさが際立つモデルと言えるだろう。
カルトのハンドリングは決してクイックではないし、下りでもヘッドやフォークが嫌なねじれをださないので、非常に自然なフィーリングをもっている。振動吸収性の高さもスピードが出れば出るほど良くなる特性をもっており、それがダウンヒルでも生きてくる。
バイク重量も十分軽いので上りもしっかりこなせるし、オールラウンドロードバイクとしてのレベルはかなり高いと思う。とはいえ、カルトの得意とする走りのタイプとして高速巡航により優れているので、クリテリウムやヒルクライムといった用途に使うよりも、長い距離を速く走るのが得意なバイクと言えるだろう。
カルトは、いいバイクに乗りたい、そしてそれでロングライドを速く走りたいといった人にオススメだ。
最近はパーツが高剛性化しているので、それに負けないしっかり感のあるフレームが求められている。カルトはそれを備えつつも、乗り心地がいいので後半になっても疲れない。かといって、いわゆる安楽なだけのコンフォートバイクとは性格が違っていて、路面からのインフォメーションは確実に伝えつつも、振動の嫌な部分はしっかり取り除いてくれる。長い距離を速くしっかり走れるいいバイクだと思った。
クォータ KULT
カーボンフォーク Integral OverSize、専用オーバルシートピラー付属
フレームマテリアル:カーボンモノコック 軽量カーボンフォーク
重量:1,060g(フレーム単体)
サイズ:580,610,650,680
希望小売価格:32万8000円(フレームセット)
インプレライダーのプロフィール
佐藤 成彦(SPACE BIKES)
千葉県松戸市の「バイクショップ・スペース」のオーナー。身長179cm、体重64kg。実業団のBR-1クラスを走る現役のレーサーでもあり、近所に住んでいるシマノレーシングの鈴木真理選手と共にトレーニングをこなすほどの実力を有している。2009年の戦歴は全日本実業団BR1クラス3位、実業団富士SW BR1クラス2位など。ハードなロードレースで自らが試して得た実戦的なパーツ選び、ポジションのアドバイスに定評がある。
SPACE BIKES
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
ウェア協力:Santini, Sportful(日直商会)
text&edit :Tsukasa.Yoshimoto
photo:Makoto.AYANO
リンク