ミャンマーの首都、ネピドーで開催中のアジア自転車競技選手権大会。3日目は男子ジュニアロードレースで日野泰静(松山城南高校)が金メダル。女子ジュニアロードレースで岩元杏奈(都城工業高校)が銀メダルを獲得した。



男子ジュニアロードレース 積極的なレースをする日本勢男子ジュニアロードレース 積極的なレースをする日本勢 photo:Miwa IIJIMA
男子ジュニアロードレース 優勝した日野泰静(松山城南高校)男子ジュニアロードレース 優勝した日野泰静(松山城南高校) photo:Kenji NAKAMURA/JCF
ミャンマーの首都ネピドーで開催中の第38回アジア自転車競技選手権大会。3日目は朝8時から男子エリートタイムトライアル、10時半から男子ジュニアロードレース、14時半から女子ジュニアロードレースが行われた。

男子エリート個人タイムトライアルは15人が出走し、別府史之(トレック・セガフレード)は11番目にスタート。途中ロータリーのコース取りでタイムロスしてしまい4位でフィニッシュした。

スタート前の別府史之(トレック・セガフレード)スタート前の別府史之(トレック・セガフレード) photo:Miwa IIJIMA男子エリート個人タイムトライアル 別府史之(トレック・セガフレード)男子エリート個人タイムトライアル 別府史之(トレック・セガフレード) photo:Miwa IIJIMA


男子ジュニアロードレースは日本から日野泰静(松山城南高校)、鳥倉必勝(ウォークライド)、山本哲央(韮崎高校)、香山飛龍(横浜高校)の4名が出走。チームメイトのアシストを受け、残り500mから仕掛けた日野がそのまま先頭でフィニッシュ。初めての海外レースで金メダルを獲得した。

女子ジュニアロードレースでは日本から岩元杏奈(都城工業高校)、石上夢乃(横浜創学館高校)、川口うらら(龍野高校)、太郎田水桜(東京成徳大学高校)の4名が出走。積極的なレース運びをした岩本がラスト、スプリント勝負で2位フィニッシュ。銀メダルを獲得している。

女子ジュニアロードレース スタート前の日本代表メンバー女子ジュニアロードレース スタート前の日本代表メンバー photo:Miwa IIJIMA
女子ジュニアロードレース 集団でまとまって走る日本勢女子ジュニアロードレース 集団でまとまって走る日本勢 photo:Miwa IIJIMA
別府選手のコメント
「いろいろとしっかり準備をして、チームタイムトライアルの優勝で勢いがつき、この個人タイムトライアルも良い調子で臨めていたのだが。自分のベストを尽くすことがこの競技の走り方なので、結果は素直に受け止めなければいけない。

途中、コース取りを誤り、ロータリーを直進してしまい、少し戻らなければいけない場面があり、タイムロスしてしまった。それでも気持ちを切り替えて、最後まで踏み切れるように走った。後半にかけて調子も良くなって乗れていたので結果はメダルに届かなかったのは残念。体調もいいので、日曜のロードはみんなで戦って最高の形でこのアジア選手権を終えたい。」

日野選手のコメント
「海外のレースが初めてだったので、どんなレースなのか楽しみでした。うれしいです。脚の差(力の差)は感じなく、チームメイトも最後1kmから発射台になってくれて良いアシストをしてくれたので、最後の500mで仕掛けて、それが成功した。」

女子ジュニアロードレース 表彰式女子ジュニアロードレース 表彰式 photo:Miwa IIJIMA男子ジュニアロードレース 表彰式男子ジュニアロードレース 表彰式 photo:Miwa IIJIMA



男子エリート個人タイムトライアル(42km)
1位 チェン・チンロウ(香港) 49:53.649
2位 チョ・ヒョンミン(韓国) 49:56.312
3位 モザミ・グダビ・アルジン(イラン) 50:52.621
4位 別府史之(トレック・セガフレード) 51:19.358
男子ジュニアロードレース(106km)
女子ジュニアロードレース(70km)
1位 チウ・ウィウィアン(香港) 1:59:40
2位 岩元杏奈(都城工業高校) 1:59:40
3位 マリナ・キルノーサヴァ(カザフスタン) 1:59:40
7位 石上夢乃(横浜創学館高校) 1:59:40
12位 川口うらら(龍野高校) 1:59:44
15位 太郎田水桜(東京成徳大学高校) 1:59:47
text:Kosuke.Kamata
photo:Miwa IIJIMA,Kenji NAKAMURA/JCF

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