2018/01/28(日) - 11:56
ブエルタ・ア・サンフアン第6ステージは残り6km地点から独走を決めたイエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル)が逃げ切り勝利。アシストに徹していたワライスにとって実に2年ぶりの勝利となった。
残す所2ステージとなったブエルタ・ア・サンフアン(UCI2.1)。第6ステージはサンフアンの市街地をスタート後、東に進み、バジェシートの町で折り返してサンフアンに戻る152.5km。途中、3級山岳が2つ登場するが、基本的にフラットなコースレイアウトとなっており、スプリントフィニッシュが予想された。
序盤、アタック合戦の末に17名の逃げ集団を形成。このグループは総合13位で4分5秒差のファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)を含んでおり、横風の影響もあったことから、プロトンはタイム差を2分30秒ほどにコントロールしながらレースは推移した。
またこの間、43.3km地点と102.6km地点にあるスプリントポイントでヘラルド・ティヴァニ(アルゼンチン、エキッポコンチネンタル・ムニシパリダド・デ・ポシート)が2位、3位通過しスプリントポイントを3ポイント獲得。ポイント賞ランキングを3位まで上げている。
後半に入ると逃げ集団にメンバーを入れていないボーラ・ハンスグローエとリーダージャージを堅守したいシンジケートエンプレアード・パブリコスサンフアンを中心に追走を開始。残り20km地点でタイム差を40秒まで縮めている。
しかし、タイム差30秒、残り12kmの地点で逃げグループからイエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル)やファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)がアタック。1度は吸収されるものの、ワライスは再度加速し、残り6km地点から独走体制に入った。
一時20秒差まで詰めた先頭と集団とのタイム差だが、この動きによって37秒差まで拡大。逃げグループこそ吸収されたが、ワライスの勢いは止まらず、30秒のタイム差を残しながらラスト1kmのアーチを通過すると、そこから少しづつ速度を落としながらもリードを保ち続け、後続から2秒差でフィニッシュ。スプリントが予想された第6ステージを勝利した。
「僕は基本的にアシストの選手だし、今までの5ステージでも仕事をこなしてきた。今のところ、これは変わることはないと思う。だからこそシーズンの早い時期にレースで勝利することは非常に良いことだよ。僕はレースで沢山の勝利を収める選手ではないけど、力を出さなければいけない場面では、いつでも強く走る事が出来るんだ。」とワレンスはコメント。2016年に行われたグランプリ・ピノ・チェラミ以来、2年ぶりの勝利となった。
翌第7ステージはブエルタ・ア・サンフアンを締めくくるサンフアン市街地を9周回る141.3km。コースは第3ステージの個人TTで使用されたルートとほぼ同じフラットレイアウト。鋭角なコーナーもないため、ハイスピードな展開でスプリントフィニッシュが予想される。
残す所2ステージとなったブエルタ・ア・サンフアン(UCI2.1)。第6ステージはサンフアンの市街地をスタート後、東に進み、バジェシートの町で折り返してサンフアンに戻る152.5km。途中、3級山岳が2つ登場するが、基本的にフラットなコースレイアウトとなっており、スプリントフィニッシュが予想された。
序盤、アタック合戦の末に17名の逃げ集団を形成。このグループは総合13位で4分5秒差のファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)を含んでおり、横風の影響もあったことから、プロトンはタイム差を2分30秒ほどにコントロールしながらレースは推移した。
またこの間、43.3km地点と102.6km地点にあるスプリントポイントでヘラルド・ティヴァニ(アルゼンチン、エキッポコンチネンタル・ムニシパリダド・デ・ポシート)が2位、3位通過しスプリントポイントを3ポイント獲得。ポイント賞ランキングを3位まで上げている。
後半に入ると逃げ集団にメンバーを入れていないボーラ・ハンスグローエとリーダージャージを堅守したいシンジケートエンプレアード・パブリコスサンフアンを中心に追走を開始。残り20km地点でタイム差を40秒まで縮めている。
しかし、タイム差30秒、残り12kmの地点で逃げグループからイエール・ワライス(ベルギー、ロット・スーダル)やファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)がアタック。1度は吸収されるものの、ワライスは再度加速し、残り6km地点から独走体制に入った。
一時20秒差まで詰めた先頭と集団とのタイム差だが、この動きによって37秒差まで拡大。逃げグループこそ吸収されたが、ワライスの勢いは止まらず、30秒のタイム差を残しながらラスト1kmのアーチを通過すると、そこから少しづつ速度を落としながらもリードを保ち続け、後続から2秒差でフィニッシュ。スプリントが予想された第6ステージを勝利した。
「僕は基本的にアシストの選手だし、今までの5ステージでも仕事をこなしてきた。今のところ、これは変わることはないと思う。だからこそシーズンの早い時期にレースで勝利することは非常に良いことだよ。僕はレースで沢山の勝利を収める選手ではないけど、力を出さなければいけない場面では、いつでも強く走る事が出来るんだ。」とワレンスはコメント。2016年に行われたグランプリ・ピノ・チェラミ以来、2年ぶりの勝利となった。
翌第7ステージはブエルタ・ア・サンフアンを締めくくるサンフアン市街地を9周回る141.3km。コースは第3ステージの個人TTで使用されたルートとほぼ同じフラットレイアウト。鋭角なコーナーもないため、ハイスピードな展開でスプリントフィニッシュが予想される。
ステージ結果
個人総合成績
1位 | ゴンサロ・ナハル(アルゼンチン、シンジケートエンプレアード・パブリコスサンフアン) | 19h03'43" |
2位 | オスカル・セヴィリャ(スペイン、メデリン・インデル) | +51" |
3位 | フィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | +1'11" |
4位 | ロドルフォ・トレス(コロンビア、アンドローニジョカトリ・シデルメク) | +1'41" |
5位 | ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ) | +2'00" |
6位 | ティシュ・ベノート (ベルギー、ロット・スーダル) | +2'01" |
7位 | オマー・メンドーザ(コロンビア、メデリン・インデル) | +2'11" |
8位 | ダイエル・キンタナ(コロンビア、モビスター) | +2'58" |
9位 | カンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ、バーレーン・メリダ) | +3'19" |
10位 | レミ・カヴァニャ(フランス、クイックステップフロアーズ) | +3'26" |
山岳賞
1位 | ダニエル・フアレス(アルゼンチン、アソシエーション・シヴィル・マルダン) | 29pts |
2位 | アレックス・カノ(コロンビア、コルデポルテス・クラーロ) | 28pts |
3位 | パブロ・アラルコン(チリ、カネルス・スペシャライズド) | 22pts |
ポイント賞
1位 | エイドリアン・リケーゼ(アルゼンチン、アグルパシオン・ビルヘンデファティマ) | 17pts |
2位 | ダニエル・フアレス(アルゼンチン、アソシエーション・シヴィル・マルダン) | 8pts |
3位 | ヘラルド・ティヴァニ(アルゼンチン、エキッポコンチネンタル・ムニシパリダド・デ・ポシート) | 8pts |
ヤングライダー賞
1位 | フィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | 19h04'54" |
2位 | ジョナタン・ナルバエス(エクアドル、クイックステップフロアーズ) | +3'56" |
3位 | クリスティアン・カミーロ・ムオズ(コロンビア、コルデポルテス・クラーロ) | +9'02" |
チーム総合成績
1位 | メデリン・インデル | 57h17'49" |
2位 | アンドローニジョカトリ・シデルメク | +2'23" |
3位 | ボーラ・ハンスグローエ | +12'48" |
text:Kosuke.Kamata
photo:CorVos
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