2018/01/24(水) - 19:45
ブエルタ・ア・サンフアン第3ステージは14.4kmの個人タイムトライアル。気温が34度に上る中、57番目にスタートしたライアン・ミューレン(アイルランド、トレック・セガフレード)が2位に25秒差をつけ勝利。リーダージャージはフィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ)の手に渡った。
ここまで2ステージを消化したブエルタ・ア・サンフアン(UCI2.1)の第3ステージは去年より距離を増した14.4kmの個人タイムトライアル。サンフアンの市街地を大きく1周するコースは標高差の全くないフルフラットコースであり、鋭角なコーナーもないため、純粋な独走力が問われることとなった。
レースは機材輸送の負担を軽減する目的からノーマルバイクのみ使用可能でTTバーの装着も許可されないルール。選手はディープリムホイールやディスクホイールのみを装着したバイクで出走した。
163人が出走する中、57番目にスタートしたライアン・ミューレン(アイルランド、トレック・セガフレード)がトップタイムを記録。ナショナルTTチャンピオンでもあるミューレンは48.768km/hの速さでコースを駆け抜け、18分を切る17分43秒というタイムをマーク。ホットシートの着席権を獲得した。その後レミ・カヴァニャ(フランス、クイックステップフロアーズ)やグレゴリー・ダニエル(アメリカ、トレックセガフレード)が好走したがミューレンのタイムには届かず。
総合6位につけるフィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ)や昨日のステージで活躍したラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)もタイムを更新すること無く、ライアン・ミューレンのステージ優勝が決まった。
ホットシートに2時間座り続けたミューレンは「とても幸せな気持ち。シーズンが始まって最初のレースで勝利出来たことは非常に嬉しいよ。今までUCIレースでは2位、3位、5位というリザルトが続いていたので、勝利できて良かった。コースは僕の脚質に合っていたけど、序盤にペース配分を間違えてしまったので、ラスト4kmは苦しかった」とコメント。
リーダージャージはステージ2位につけたフィリッポ・ガンナの手に渡った。「本当は勝ちたかったけど、僕はこのリーダージャージで十分だよ。明日からはチームの助けを借りて、可能な限り長くジャージを守っていきたい」とガンナはコメントしている。
ステージ3位に付け、総合2位にジャンプアップしたラファル・マイカは「1月のレースで良い結果が出るのは喜ばしいのと同時に驚きでもあるね。総合順位では良い位置につけており、タイム差も手の内にあると思う。これからのステージには長く厳しい登りもあり、総合争いは変動するだろうけど、僕たちは最善を尽くし強い戦い方をしていくだけだ」とコメントしている。
翌第4ステージは3級、1級、1級の山岳が登場する182.8km。1級山岳のKOMポイントからは80kmにも及ぶ下り基調となっており、スプリントフィニッシュが予想される。
ここまで2ステージを消化したブエルタ・ア・サンフアン(UCI2.1)の第3ステージは去年より距離を増した14.4kmの個人タイムトライアル。サンフアンの市街地を大きく1周するコースは標高差の全くないフルフラットコースであり、鋭角なコーナーもないため、純粋な独走力が問われることとなった。
レースは機材輸送の負担を軽減する目的からノーマルバイクのみ使用可能でTTバーの装着も許可されないルール。選手はディープリムホイールやディスクホイールのみを装着したバイクで出走した。
163人が出走する中、57番目にスタートしたライアン・ミューレン(アイルランド、トレック・セガフレード)がトップタイムを記録。ナショナルTTチャンピオンでもあるミューレンは48.768km/hの速さでコースを駆け抜け、18分を切る17分43秒というタイムをマーク。ホットシートの着席権を獲得した。その後レミ・カヴァニャ(フランス、クイックステップフロアーズ)やグレゴリー・ダニエル(アメリカ、トレックセガフレード)が好走したがミューレンのタイムには届かず。
総合6位につけるフィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ)や昨日のステージで活躍したラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)もタイムを更新すること無く、ライアン・ミューレンのステージ優勝が決まった。
ホットシートに2時間座り続けたミューレンは「とても幸せな気持ち。シーズンが始まって最初のレースで勝利出来たことは非常に嬉しいよ。今までUCIレースでは2位、3位、5位というリザルトが続いていたので、勝利できて良かった。コースは僕の脚質に合っていたけど、序盤にペース配分を間違えてしまったので、ラスト4kmは苦しかった」とコメント。
リーダージャージはステージ2位につけたフィリッポ・ガンナの手に渡った。「本当は勝ちたかったけど、僕はこのリーダージャージで十分だよ。明日からはチームの助けを借りて、可能な限り長くジャージを守っていきたい」とガンナはコメントしている。
ステージ3位に付け、総合2位にジャンプアップしたラファル・マイカは「1月のレースで良い結果が出るのは喜ばしいのと同時に驚きでもあるね。総合順位では良い位置につけており、タイム差も手の内にあると思う。これからのステージには長く厳しい登りもあり、総合争いは変動するだろうけど、僕たちは最善を尽くし強い戦い方をしていくだけだ」とコメントしている。
翌第4ステージは3級、1級、1級の山岳が登場する182.8km。1級山岳のKOMポイントからは80kmにも及ぶ下り基調となっており、スプリントフィニッシュが予想される。
ステージ結果
1位 | ライアン・ミューレン(アイルランド、トレック・セガフレード) | 17'43" |
2位 | フィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | +25" |
3位 | ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ) | +30" |
4位 | グレゴリー・ダニエル(アメリカ、トレックセガフレード) | +30" |
5位 | オスカル・セヴィリャ(スペイン、メデリン・インデル) | +36" |
6位 | ウィネル・アナコナ(コロンビア、モビスター) | +38" |
7位 | オマー・メンドーザ(コロンビア、メデリン・インデル) | +44" |
8位 | レミ・カヴァニャ(フランス、クイックステップフロアーズ) | +44" |
9位 | エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、モビスターチーム) | +50" |
10位 | ジョナタン・ナルバエス(エクアドル、クイックステップフロアーズ) | +52" |
個人総合成績
1位 | フィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | 6h58'37" |
2位 | ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ) | +5" |
3位 | オスカル・セヴィリャ(スペイン、メデリン・インデル) | +11" |
4位 | オマー・メンドーザ(コロンビア、メデリン・インデル) | +19" |
5位 | エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、モビスター) | +25" |
6位 | リカルド・エスケーラ(アルゼンチン、アグルパシオン・ビルヘンデファティマ) | +27" |
7位 | ウィネル・アナコナ(コロンビア、モビスター) | +35" |
8位 | ジョナタン・ナルバエス(エクアドル、クイックステップフロアーズ) | +43" |
9位 | カンスタンティン・シウトソウ(ベラルーシ、バーレーン・メリダ) | +43" |
10位 | マティア・カッタネーオ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク) | +45" |
山岳賞
1位 | イグナシオヘスス・プラド(メキシコ、カネルス・スペシャライズド) | 9pts |
2位 | ヘラルド・ティヴァニ(アルゼンチン、エキッポコンチネンタル・ムニシパリダド・デ・ポシート) | 7pts |
3位 | カルロス・アルザテ(コロンビア、ユナイテッドヘルスケア) | 4pts |
ヤングライダー賞
1位 | フィリッポ・ガンナ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | 6h58'37" |
2位 | ジョナタン・ナルバエス(エクアドル、クイックステップフロアーズ) | +43" |
3位 | ミゲル・フローレス(コロンビア、ウィリエール・トリエスティーナ・セッレイタリア) | +1'57" |
チーム総合成績
1位 | トレック・セガフレード | 20h57'01" |
2位 | メデリン・インデル | +21" |
3位 | モビスター | +38" |
text:Kosuke.Kamata
photo:CorVos
photo:CorVos
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