2017/12/09(土) - 09:16
リドレーから、エアロロードのNOAH SLをベースにエアロダイナミクスをより追求したニューモデル「NOAH SL DISC AERO PLUS」が数量限定で登場。加えて日本市場では初となるリドレーのフルサスペンションMTB「SABLO」も同じく限定入荷が決定している。
リドレー NOAH SL DISC AERO PLUS
リドレー NOAH SL DISC AERO PLUS(ユーロバイクにて撮影) photo:Makoto.AYANO
今年のユーロバイクで発表されたニューモデル「NOAH SL DISC AERO PLUS」が、2018年モデルとして日本へも数量限定で入荷することが決定した。ワールドツアーレースでも多くの勝利を生み出した同社のフラッグシップエアロロードNOAH SLをベースに、ディスクブレーキを装備するとともにケーブル類を完全内装させるシステムを盛り込み、究極のエアロダイナミクスを追求した一台だ。
カムテール形状を採用したチュービングやコンパクトなリア三角といった昨今のエアロロードにみられるデザイントレンドに加え、リドレーオリジナルのエアロテクノロジーが搭載されている。最も特徴的なのは、スリットを入れたダブルフォークブレードデザインの「F-スプリットフォーク」だろう。スポークにかき乱された乱流をスリットによってスムースに逃がす事でホイールの高速回転をサポートする設計だ。また、ダウンチューブには「インモールドF-サーファス+」テクノロジーを採用。側面に設けられた溝によって、微細な気流の乱れを意図的にフレーム表面に発生させることで、通常の断面形状のチューブ比で7%もの空気抵抗低減を実現しているという。
専用設計のステム一体型ハンドルによりケーブル類を完全内装 photo:Makoto.AYANO
スリットを入れたダブルフォークブレードデザインによりホイールの高速回転をサポート photo:Makoto.AYANO
NOAH SL DISC AERO PLUSはこれらのテクノロジーに加え、ケーブルマネージメントセクション(CMS)フォークと専用設計のフォルツァ製ステム一体型ハンドルを搭載するとともに、ディスクブレーキ化を果たすことでケーブル類が一切フレーム外部に露出しない完璧なデザインを実現した。これによりケーブル類がもたらす微細な乱流の発生を防ぎ、空気抵抗の更なる低減を図っている。
またリドレーがNOAH SL開発当時からコンセプトの1つに掲げる”実用主義設計”に基づいてデザインされているのも特徴だ。一般的にインテグレーテッド化を推し進めたフレームシステムはメンテナンスが複雑化する傾向にあるが、同バイクの組み立ては特別な工具等を必要とせず、レース現場での作業性を考慮したユーザーフレンドリーな設計となっている。
前面を窪ませ、かつカムテール形状を盛り込んだエアロシートポスト (c)ジェイピースポーツグループ
ダウンチューブの一部を窪ませることで整流効果を発揮し、7%の空気抵抗低減を実現 (c)ジェイピースポーツグループ
ホイールに沿いカットアウトされたシートチューブにより空気の巻き込みを防ぐ (c)ジェイピースポーツグループ
スルーアクスルとフラットマウントのディスクブレーキを採用 (c)ジェイピースポーツグループ
その他ディスクブレーキはフラットマウントとし、前後12mmスルーアクスル、プレスフィットBB30の仕様となる。先行入荷のためXSサイズのみの展開となり、専用のステム一体型ハンドルが付属する。販売はフレームセットのみで、価格は460,000円(税抜)だ。
なおケーブル類が内装となる関係で、対応するコンポーネントはシマノR9100系DURA-ACE、R8000系ULTEGRA、及びDi2コンポーネント、スラムRED e-Tap、カンパニョーロEPSとなりスラムとカンパニョーロのメカニカルシステムには対応していないので注意が必要だ。
リドレー NOAH SL DISC AERO PLUS
フレーム素材:60.40.30 ton HM Carbon
付属パーツ:Forzaステム-8.5度 100mm+Forzaハンドル 幅410mm
対応コンポーネント:シマノR9100系デュラエース、R8000系アルテグラ、及びDi2、スラムRED e-Tap、カンパニョーロEPS(スラムとカンパニョーロのメカニカルシステムには対応しない)
カラー:NSL07Cms
重 量:フレーム1010g、フォーク490g
サイズ:XS(本格導入に先駆けての入荷の為、2018モデルのサイズ展開はXSのみ)
価 格:460,000円(税抜)
入荷予定:1月
リドレー SABLO
リドレー SABLO (c)ジェイピースポーツグループ
日本国内においてはロードバイクやシクロクロスバイクのイメージが強いものの、ベルギー本国ではE-バイクやトラックバイク、ツーリングバイクなど幅広いカテゴリーのバイクを展開しているリドレー。もちろんMTBもラインアップしており、今回はその中からフルサスペンションカーボンモデルの「SABLO」が限定モデルとして登場した。
リドレーがシクロクロスレースから得た経験に基づき開発を進めたSABLOは、クロスカントリーやMTBマラソンでの使用を想定した29erのレーシングモデル。リアサスペンションにはフォックス社により特別にチューニングが施された100mmトラベルのFloat Factory DP5 RemoteLOを装備し、リンク部分には高い耐久性を誇るエンデューロ社のベアリングを採用することで、スムーズな動作を実現している。
このSABLOのために特別なチューニングが施されたフォックスのFloat Factory DP5を搭載 (c)ジェイピースポーツグループ
テーパードヘッドにより安定したハンドリングを実現 (c)ジェイピースポーツグループ
バイクの剛性を強化するブースト規格に対応 (c)ジェイピースポーツグループ
スーパーショートチェーンステーによりバイクのコントロール性を向上させている (c)ジェイピースポーツグループ
またクイックな操作性とパワー伝達性の向上を狙い、短くデザインされたスーパーショートチェーンステーを採用。最新のブースト規格や1-1/8及び1-1/2ベアリングのテーパードヘッドによりエンドやフロントの剛性強化を図っており、ハードなライディングでも高いコントロール性を実現している。
加えてタイヤクリアランスの拡大やケーブルルートが効率化されるサイドスイングフロントディレイラー対応、シマノDi2対応、ドロッパーシートポストケーブルの内装対応などMTBの最新スペックを網羅したフレームとなっている。販売はフレームセットで行われ、Mサイズのみの入荷。価格は430,000円(税抜)で、取り扱いはジェイピースポーツグループ。
リドレー SABLO
フレーム素材:40.30.24 ton HM Carbon
リアユニット:Fox Float Factory DP5 RemoteLO(トラベル100mm)
カラー:SAB01Ams
サイズ:M
価 格:430,000円(税抜)
入荷予定:1月
リドレー NOAH SL DISC AERO PLUS
![リドレー NOAH SL DISC AERO PLUS(ユーロバイクにて撮影)](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/08/eurobike2017-38.jpg)
今年のユーロバイクで発表されたニューモデル「NOAH SL DISC AERO PLUS」が、2018年モデルとして日本へも数量限定で入荷することが決定した。ワールドツアーレースでも多くの勝利を生み出した同社のフラッグシップエアロロードNOAH SLをベースに、ディスクブレーキを装備するとともにケーブル類を完全内装させるシステムを盛り込み、究極のエアロダイナミクスを追求した一台だ。
カムテール形状を採用したチュービングやコンパクトなリア三角といった昨今のエアロロードにみられるデザイントレンドに加え、リドレーオリジナルのエアロテクノロジーが搭載されている。最も特徴的なのは、スリットを入れたダブルフォークブレードデザインの「F-スプリットフォーク」だろう。スポークにかき乱された乱流をスリットによってスムースに逃がす事でホイールの高速回転をサポートする設計だ。また、ダウンチューブには「インモールドF-サーファス+」テクノロジーを採用。側面に設けられた溝によって、微細な気流の乱れを意図的にフレーム表面に発生させることで、通常の断面形状のチューブ比で7%もの空気抵抗低減を実現しているという。
![専用設計のステム一体型ハンドルによりケーブル類を完全内装](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/08/eurobike2017-34.jpg)
![スリットを入れたダブルフォークブレードデザインによりホイールの高速回転をサポート](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/08/eurobike2017-39.jpg)
NOAH SL DISC AERO PLUSはこれらのテクノロジーに加え、ケーブルマネージメントセクション(CMS)フォークと専用設計のフォルツァ製ステム一体型ハンドルを搭載するとともに、ディスクブレーキ化を果たすことでケーブル類が一切フレーム外部に露出しない完璧なデザインを実現した。これによりケーブル類がもたらす微細な乱流の発生を防ぎ、空気抵抗の更なる低減を図っている。
またリドレーがNOAH SL開発当時からコンセプトの1つに掲げる”実用主義設計”に基づいてデザインされているのも特徴だ。一般的にインテグレーテッド化を推し進めたフレームシステムはメンテナンスが複雑化する傾向にあるが、同バイクの組み立ては特別な工具等を必要とせず、レース現場での作業性を考慮したユーザーフレンドリーな設計となっている。
![前面を窪ませ、かつカムテール形状を盛り込んだエアロシートポスト](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_noah-sl-disc_6.jpg)
![ダウンチューブの一部を窪ませることで整流効果を発揮し、7%の空気抵抗低減を実現](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_noah-sl-disc_4.jpg)
![ホイールに沿いカットアウトされたシートチューブにより空気の巻き込みを防ぐ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_noah-sl-disc_5.jpg)
![スルーアクスルとフラットマウントのディスクブレーキを採用](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_noah-sl-disc_2.jpg)
その他ディスクブレーキはフラットマウントとし、前後12mmスルーアクスル、プレスフィットBB30の仕様となる。先行入荷のためXSサイズのみの展開となり、専用のステム一体型ハンドルが付属する。販売はフレームセットのみで、価格は460,000円(税抜)だ。
なおケーブル類が内装となる関係で、対応するコンポーネントはシマノR9100系DURA-ACE、R8000系ULTEGRA、及びDi2コンポーネント、スラムRED e-Tap、カンパニョーロEPSとなりスラムとカンパニョーロのメカニカルシステムには対応していないので注意が必要だ。
リドレー NOAH SL DISC AERO PLUS
フレーム素材:60.40.30 ton HM Carbon
付属パーツ:Forzaステム-8.5度 100mm+Forzaハンドル 幅410mm
対応コンポーネント:シマノR9100系デュラエース、R8000系アルテグラ、及びDi2、スラムRED e-Tap、カンパニョーロEPS(スラムとカンパニョーロのメカニカルシステムには対応しない)
カラー:NSL07Cms
重 量:フレーム1010g、フォーク490g
サイズ:XS(本格導入に先駆けての入荷の為、2018モデルのサイズ展開はXSのみ)
価 格:460,000円(税抜)
入荷予定:1月
リドレー SABLO
![リドレー SABLO](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_sab01ams.jpg)
日本国内においてはロードバイクやシクロクロスバイクのイメージが強いものの、ベルギー本国ではE-バイクやトラックバイク、ツーリングバイクなど幅広いカテゴリーのバイクを展開しているリドレー。もちろんMTBもラインアップしており、今回はその中からフルサスペンションカーボンモデルの「SABLO」が限定モデルとして登場した。
リドレーがシクロクロスレースから得た経験に基づき開発を進めたSABLOは、クロスカントリーやMTBマラソンでの使用を想定した29erのレーシングモデル。リアサスペンションにはフォックス社により特別にチューニングが施された100mmトラベルのFloat Factory DP5 RemoteLOを装備し、リンク部分には高い耐久性を誇るエンデューロ社のベアリングを採用することで、スムーズな動作を実現している。
![このSABLOのために特別なチューニングが施されたフォックスのFloat Factory DP5を搭載](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_sablo_3.jpg)
![テーパードヘッドにより安定したハンドリングを実現](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_sablo_4.jpg)
![バイクの剛性を強化するブースト規格に対応](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_sablo_2.jpg)
![スーパーショートチェーンステーによりバイクのコントロール性を向上させている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/12/07/Honeyview_sablo_1.jpg)
またクイックな操作性とパワー伝達性の向上を狙い、短くデザインされたスーパーショートチェーンステーを採用。最新のブースト規格や1-1/8及び1-1/2ベアリングのテーパードヘッドによりエンドやフロントの剛性強化を図っており、ハードなライディングでも高いコントロール性を実現している。
加えてタイヤクリアランスの拡大やケーブルルートが効率化されるサイドスイングフロントディレイラー対応、シマノDi2対応、ドロッパーシートポストケーブルの内装対応などMTBの最新スペックを網羅したフレームとなっている。販売はフレームセットで行われ、Mサイズのみの入荷。価格は430,000円(税抜)で、取り扱いはジェイピースポーツグループ。
リドレー SABLO
フレーム素材:40.30.24 ton HM Carbon
リアユニット:Fox Float Factory DP5 RemoteLO(トラベル100mm)
カラー:SAB01Ams
サイズ:M
価 格:430,000円(税抜)
入荷予定:1月
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