2017/11/10(金) - 10:59
今シーズン最後のUCIレース「ツール・ド・おきなわ」が、今週末の12日に開催される。国際レースの出場チーム・選手から、見どころを紹介しよう。
UCI1.2クラスのワンデーレースとして行われる男子チャンピオンレースには、国内外17チームが出場する。出場チームは以下の通り。
国内チーム
宇都宮ブリッツェン
ブリヂストンアンカーサイクリングチーム
キナンサイクリングチーム
チーム右京
マトリックスパワータグ
愛三工業レーシングチーム
シマノレーシング
那須ブラーゼン
インタープロサイクリングアカデミー
鹿屋体育大学
沖縄選抜チーム
海外チーム
NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)
WTCアムステル(オランダ)
台湾ナショナルチーム(台湾)
チームサワ―ランドNRW P/Bヘンリー&パートナーズ(ドイツ)
ルーマニアナショナルチーム(ルーマニア)
タイナショナルチーム(タイ)
海外チームは計6チーム。今年はNIPPOヴィーニファンティーニがプロコンチネンタルチームとしては初めてツール・ド・おきなわに出場する。地元沖縄出身で昨年3位の内間康平を中心に、ツアー・オブ・ジャパンでも活躍したピエールパオロ・デネグリやジャコモ・ベルラートら4人で出場する。
その他、オランダのWTCアムステルと、ルーマニアナショナルチームが初出場。チームサワーランド、台湾ナショナルチーム、タイナショナルチームは昨年に引き続きの出場となる。
国内チームは計11チーム。まずは昨年大会で増田成幸が優勝した宇都宮ブリッツェン。鎖骨骨折明けである増田の調子は未知数だが、ジャパンカップでワールドツアーレーサーと互角に渡り合い3位となったの雨澤毅明をはじめ、世界選手権に出場した小野寺玲、岡篤志ら若手にも期待がかかる。
ブリヂストンアンカーは、このレースで引退する西薗良太、2013年大会で優勝している初山翔、ツール・ド・北海道第1ステージで優勝した鈴木龍らを揃える。はたして西薗は有終の美を飾ることが出来るのか。
キナンサイクリングチームは、昨年2位のジャイ・クロフォードと、山本元喜、中島康晴ら日本人選手中心の構成。先日の経済産業大臣旗ロードで見せた中西健児のアシストとしての働きぶりも注目だ。
今季アジアツアーで活躍したチーム右京も、ベンジャミ・プラデスの他は全日本チャンピオンの畑中勇介、平塚義光ら日本人中心の構成。Jプロツアーを席巻したマトリックスパワータグは、年間総合優勝したホセ・ビセンテを筆頭に、シーズン後半好調の佐野淳哉らを揃える。
愛三工業レーシングチームからは、小森亮平、渡辺翔太郎ら4人が出場。シマノレーシングは2015年2位の入部正太朗、今年の全日本3位の木村圭佑、U23チャンピオンの横山航太らが出場する。那須ブラーゼンからは、吉岡直哉ら4人。インタープロサイクリングアカデミーからは水野恭兵ら4人が出場する。
大学チームとして唯一出場する鹿屋体育大学からは、昨年のジュニア国際で惜しくも2位の重満丈が出場。エリートのレースでどこまで走れるのかに期待。そして地元沖縄選抜チームは、普久原奨、日本体育大学の當原隼人らが出場する。
今年も国内チームに期待したいところだが、唯一のプロコンチームであるNIPPOヴィーニファンティーニが4人での出場となることから、レースをどのように動かしてくるのか見ものだ。そこにブリヂストンアンカー、宇都宮ブリッツェン、マトリックスパワータグがどのように絡んでくるか。あるいは初出場の海外チームが動いてくるだろうか。
女子:與那嶺恵理やエレン・ファンダイクが出場
女子国際レースは、2015、16年と連覇した台湾のファン・テンインが出場しない一方、昨年僅差で2位のエレン・ファンダイクが出場。今年も9月の世界選手権チームTTで優勝し、個人TTは5位に入っており、好調を維持していると思われる。さらに今年の全日本チャンピオン・與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)が出場。2012年以来の優勝を目指す。女子はこの2人を中心にレースが展開する事になるだろう。
ジュニア国際ロードには、昨年3位のタナカン・チャイヤソンバット(タイナショナルチーム)、昨年6位の成海大聖(普天間高校)らが出場。昨年は終盤に遅れて3位のチャイヤソンバットは優勝を狙ってくるだろう。地元沖縄県の高校生達の走りにも注目したい。
text:Satoru.KATO
UCI1.2クラスのワンデーレースとして行われる男子チャンピオンレースには、国内外17チームが出場する。出場チームは以下の通り。
国内チーム
宇都宮ブリッツェン
ブリヂストンアンカーサイクリングチーム
キナンサイクリングチーム
チーム右京
マトリックスパワータグ
愛三工業レーシングチーム
シマノレーシング
那須ブラーゼン
インタープロサイクリングアカデミー
鹿屋体育大学
沖縄選抜チーム
海外チーム
NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)
WTCアムステル(オランダ)
台湾ナショナルチーム(台湾)
チームサワ―ランドNRW P/Bヘンリー&パートナーズ(ドイツ)
ルーマニアナショナルチーム(ルーマニア)
タイナショナルチーム(タイ)
海外チームは計6チーム。今年はNIPPOヴィーニファンティーニがプロコンチネンタルチームとしては初めてツール・ド・おきなわに出場する。地元沖縄出身で昨年3位の内間康平を中心に、ツアー・オブ・ジャパンでも活躍したピエールパオロ・デネグリやジャコモ・ベルラートら4人で出場する。
その他、オランダのWTCアムステルと、ルーマニアナショナルチームが初出場。チームサワーランド、台湾ナショナルチーム、タイナショナルチームは昨年に引き続きの出場となる。
国内チームは計11チーム。まずは昨年大会で増田成幸が優勝した宇都宮ブリッツェン。鎖骨骨折明けである増田の調子は未知数だが、ジャパンカップでワールドツアーレーサーと互角に渡り合い3位となったの雨澤毅明をはじめ、世界選手権に出場した小野寺玲、岡篤志ら若手にも期待がかかる。
ブリヂストンアンカーは、このレースで引退する西薗良太、2013年大会で優勝している初山翔、ツール・ド・北海道第1ステージで優勝した鈴木龍らを揃える。はたして西薗は有終の美を飾ることが出来るのか。
キナンサイクリングチームは、昨年2位のジャイ・クロフォードと、山本元喜、中島康晴ら日本人選手中心の構成。先日の経済産業大臣旗ロードで見せた中西健児のアシストとしての働きぶりも注目だ。
今季アジアツアーで活躍したチーム右京も、ベンジャミ・プラデスの他は全日本チャンピオンの畑中勇介、平塚義光ら日本人中心の構成。Jプロツアーを席巻したマトリックスパワータグは、年間総合優勝したホセ・ビセンテを筆頭に、シーズン後半好調の佐野淳哉らを揃える。
愛三工業レーシングチームからは、小森亮平、渡辺翔太郎ら4人が出場。シマノレーシングは2015年2位の入部正太朗、今年の全日本3位の木村圭佑、U23チャンピオンの横山航太らが出場する。那須ブラーゼンからは、吉岡直哉ら4人。インタープロサイクリングアカデミーからは水野恭兵ら4人が出場する。
大学チームとして唯一出場する鹿屋体育大学からは、昨年のジュニア国際で惜しくも2位の重満丈が出場。エリートのレースでどこまで走れるのかに期待。そして地元沖縄選抜チームは、普久原奨、日本体育大学の當原隼人らが出場する。
今年も国内チームに期待したいところだが、唯一のプロコンチームであるNIPPOヴィーニファンティーニが4人での出場となることから、レースをどのように動かしてくるのか見ものだ。そこにブリヂストンアンカー、宇都宮ブリッツェン、マトリックスパワータグがどのように絡んでくるか。あるいは初出場の海外チームが動いてくるだろうか。
女子:與那嶺恵理やエレン・ファンダイクが出場
女子国際レースは、2015、16年と連覇した台湾のファン・テンインが出場しない一方、昨年僅差で2位のエレン・ファンダイクが出場。今年も9月の世界選手権チームTTで優勝し、個人TTは5位に入っており、好調を維持していると思われる。さらに今年の全日本チャンピオン・與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)が出場。2012年以来の優勝を目指す。女子はこの2人を中心にレースが展開する事になるだろう。
ジュニア国際ロードには、昨年3位のタナカン・チャイヤソンバット(タイナショナルチーム)、昨年6位の成海大聖(普天間高校)らが出場。昨年は終盤に遅れて3位のチャイヤソンバットは優勝を狙ってくるだろう。地元沖縄県の高校生達の走りにも注目したい。
text:Satoru.KATO
Amazon.co.jp