2017/11/13(月) - 09:03
ロードバイク用のスチールチューブ開発を起源に持つイタリアのフレームブランド、デダチャイストラーダから、創業25周年を記念した3つのフレームセットが登場。カーボン、チタン、スチールそれぞれ異なる素材を使用しモデル名に「25」の名を冠したアニバーサリーモデルを紹介しよう。
チューブメーカーとして1992年にイタリアで創業したデダチャイは、スチールを始めアルミやスカンジウム、チタンなどの様々な素材のチューブを多くのブランドに供給。ツール・ド・フランスをはじめとする幾多のレースで勝利を支えてきた。大手ブランドからカーボンフレームのOEM生産を請け負うようになってからは、それらの経験を活かして自社フレームブランド、デダチャイストラーダを設立している。
そんなデダチャイは今年で創業25周年である。そんなアニバーサリーイヤーを記念し「25」のナンバーをモデル名に冠したカーボンフレームのSCURO25(スクーロ25)、チタンフレームのTITANIO25(チタニオ25)、スチールフレームのACCIAIO ZERO25(アチャイオ ゼロ25)が登場。それぞれの素材の特性と加工法を熟知している同社だからこそ出来る高品質なフレームセットとなっている。
カーボンフレームのSCURO25は2010年から2013年にかけてデダチャイストラーダから販売されていたレーシングフレームのSCUROをベースとしたモデル。コンパクトなリア三角や臼式のシートクランプ、プレスフィット30規格を採用したBBなど現代のテクノロジーを盛り込み、ブレーキもリムブレーキではなくディスクブレーキとすることで現代的なロードバイクとして復活を遂げている。
フレーム素材は弾性率の異なるT800とT700を適材適所に使い分け、振動吸収性と剛性を高次元で両立している。チューブ形状も角型と丸型のチューブを使い分け、トップチューブには曲がりが入れられるなど特徴的な造形が印象的だ。ディスクブレーキはフラットマウントかつ前後12mmスルーアクスルという標準スペックで、ワイヤー類はダウンチューブ横から内蔵される構造となっている。
重量はフレーム950g、フロントフォーク430gとなっており、昨今のカーボンフレームとして標準的な値となっている。カラーはブルー、ブラックオンブラック、グリーンライム、レッド、オレンジの5色が用意され、トレンドに左右されない同社らしいカラフルなラインアップとなる。サイズはS、M、Lの3種類を用意。販売はフレームセットのみで、価格は445,000円(税抜)となっている。
今回の25周年記念モデルにはチタンフレームとなるTITANIO25もラインアップ。デダチャイストラーダでは2013年に販売されていたK19以来となるチタンバイクの登場ではあるが、もともとチタン素材のチューブも扱う同社だけにその品質は折り紙付きだ。
ダウンチューブは空力効果を上げるためにエアロシェイプとされた楕円形状に造形され、ヘッドチューブは上下異径のテーパーヘッドチューブとするなど、加工が難しいと言われるチタンを自由自在に扱える同社の技術力の高さが垣間見える。また剛性が必要とされるフロント三角には、アルミとバナジウムを少量含有することで剛性を上げたグレード9のチタン合金を使用し、柔軟性が求められるリア三角にはグレード2の99.4%純チタンを使用するという使い分けを行っている点もポイントだろう。
なおフロントフォークはカーボンフォークが合わせられる。カラーはチタンカラーにブラックロゴを入れ、フロントフォークのみ赤く染めたブラック/レッド1色となる。サイズはXS、S、M、Lの4種類。BBはスタンダードなねじ切りタイプのJIS規格に対応する。販売はフレームセットのみで価格は573,000円(税抜)。
デダチャイが誇る伝統のスチールチューブを使用し、クラシカルなルックスに仕上がるACCIAIO ZERO25も登場。細身のチュービングによりロードバイクらしい美しさを追求しながらも、Di2対応やカーボンフォークをアセンブルするなど最新のフレームスペックを有しているのが特徴のフレームである。
ヘッドチューブはスチールフレームでは珍しいテーパーヘッドとなっており剛性を強化しつつも、バイクの美しさを損なわないよう工夫されたデザインを採用する。またワイヤー類はダウンチューブから内装することができ、フロントディレイラーも直付けに対応するなど、現代のスペックに即した仕様だ。
カラーは鮮やかなレッドグロッシー1色となり、サイズはXS、S、M、Lの4種類。価格は230,000円(税抜)である。取り扱いはインターマックスだ。
デダチャイストラーダ SCURO25
フレーム素材:T800/T700 カーボン
BB:PF30
カラー:ブルー、ブラックオンブラック、グリーンライム、レッド、オレンジ
サイズ:S、M、L
重 量:フレーム 950g、フロントフォーク 430g
付属品:専用フロントフォーク、専用シートポスト、専用ヘッドパーツ、専用内装バッテリーマウント
価 格:445,000円(税抜)
デダチャイストラーダ TITANIO25
チューブ:グレード9/グレード2 チタン
BB:JIS
カラー:ブラック×レッド
サイズ:XS、S、M、L
重 量:フレーム 1,450g、フロントフォーク 450g
付属品:専用フロントフォーク、専用ヘッドパーツ、専用内装バッテリーマウント
価 格:573,000円(税抜)
デダチャイストラーダ ACCIAIO ZERO25
チューブ:スチール
BB:JIS
カラー:レッドグロッシー
サイズ:XS、S、M、L
重 量:フレーム 1,550g、フロントフォーク 320g
付属品:専用フロントフォーク、専用ヘッドパーツ、専用内装バッテリーマウント
価 格:230,000円(税抜)
チューブメーカーとして1992年にイタリアで創業したデダチャイは、スチールを始めアルミやスカンジウム、チタンなどの様々な素材のチューブを多くのブランドに供給。ツール・ド・フランスをはじめとする幾多のレースで勝利を支えてきた。大手ブランドからカーボンフレームのOEM生産を請け負うようになってからは、それらの経験を活かして自社フレームブランド、デダチャイストラーダを設立している。
そんなデダチャイは今年で創業25周年である。そんなアニバーサリーイヤーを記念し「25」のナンバーをモデル名に冠したカーボンフレームのSCURO25(スクーロ25)、チタンフレームのTITANIO25(チタニオ25)、スチールフレームのACCIAIO ZERO25(アチャイオ ゼロ25)が登場。それぞれの素材の特性と加工法を熟知している同社だからこそ出来る高品質なフレームセットとなっている。
カーボンフレームのSCURO25は2010年から2013年にかけてデダチャイストラーダから販売されていたレーシングフレームのSCUROをベースとしたモデル。コンパクトなリア三角や臼式のシートクランプ、プレスフィット30規格を採用したBBなど現代のテクノロジーを盛り込み、ブレーキもリムブレーキではなくディスクブレーキとすることで現代的なロードバイクとして復活を遂げている。
フレーム素材は弾性率の異なるT800とT700を適材適所に使い分け、振動吸収性と剛性を高次元で両立している。チューブ形状も角型と丸型のチューブを使い分け、トップチューブには曲がりが入れられるなど特徴的な造形が印象的だ。ディスクブレーキはフラットマウントかつ前後12mmスルーアクスルという標準スペックで、ワイヤー類はダウンチューブ横から内蔵される構造となっている。
重量はフレーム950g、フロントフォーク430gとなっており、昨今のカーボンフレームとして標準的な値となっている。カラーはブルー、ブラックオンブラック、グリーンライム、レッド、オレンジの5色が用意され、トレンドに左右されない同社らしいカラフルなラインアップとなる。サイズはS、M、Lの3種類を用意。販売はフレームセットのみで、価格は445,000円(税抜)となっている。
今回の25周年記念モデルにはチタンフレームとなるTITANIO25もラインアップ。デダチャイストラーダでは2013年に販売されていたK19以来となるチタンバイクの登場ではあるが、もともとチタン素材のチューブも扱う同社だけにその品質は折り紙付きだ。
ダウンチューブは空力効果を上げるためにエアロシェイプとされた楕円形状に造形され、ヘッドチューブは上下異径のテーパーヘッドチューブとするなど、加工が難しいと言われるチタンを自由自在に扱える同社の技術力の高さが垣間見える。また剛性が必要とされるフロント三角には、アルミとバナジウムを少量含有することで剛性を上げたグレード9のチタン合金を使用し、柔軟性が求められるリア三角にはグレード2の99.4%純チタンを使用するという使い分けを行っている点もポイントだろう。
なおフロントフォークはカーボンフォークが合わせられる。カラーはチタンカラーにブラックロゴを入れ、フロントフォークのみ赤く染めたブラック/レッド1色となる。サイズはXS、S、M、Lの4種類。BBはスタンダードなねじ切りタイプのJIS規格に対応する。販売はフレームセットのみで価格は573,000円(税抜)。
デダチャイが誇る伝統のスチールチューブを使用し、クラシカルなルックスに仕上がるACCIAIO ZERO25も登場。細身のチュービングによりロードバイクらしい美しさを追求しながらも、Di2対応やカーボンフォークをアセンブルするなど最新のフレームスペックを有しているのが特徴のフレームである。
ヘッドチューブはスチールフレームでは珍しいテーパーヘッドとなっており剛性を強化しつつも、バイクの美しさを損なわないよう工夫されたデザインを採用する。またワイヤー類はダウンチューブから内装することができ、フロントディレイラーも直付けに対応するなど、現代のスペックに即した仕様だ。
カラーは鮮やかなレッドグロッシー1色となり、サイズはXS、S、M、Lの4種類。価格は230,000円(税抜)である。取り扱いはインターマックスだ。
デダチャイストラーダ SCURO25
フレーム素材:T800/T700 カーボン
BB:PF30
カラー:ブルー、ブラックオンブラック、グリーンライム、レッド、オレンジ
サイズ:S、M、L
重 量:フレーム 950g、フロントフォーク 430g
付属品:専用フロントフォーク、専用シートポスト、専用ヘッドパーツ、専用内装バッテリーマウント
価 格:445,000円(税抜)
デダチャイストラーダ TITANIO25
チューブ:グレード9/グレード2 チタン
BB:JIS
カラー:ブラック×レッド
サイズ:XS、S、M、L
重 量:フレーム 1,450g、フロントフォーク 450g
付属品:専用フロントフォーク、専用ヘッドパーツ、専用内装バッテリーマウント
価 格:573,000円(税抜)
デダチャイストラーダ ACCIAIO ZERO25
チューブ:スチール
BB:JIS
カラー:レッドグロッシー
サイズ:XS、S、M、L
重 量:フレーム 1,550g、フロントフォーク 320g
付属品:専用フロントフォーク、専用ヘッドパーツ、専用内装バッテリーマウント
価 格:230,000円(税抜)
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