2017/11/03(金) - 12:35
毎年恒例となった日本最大級のスポーツバイクフェス「サイクルモードインターナショナル」が開幕。13回目を迎えた2017年も数多くのブランドが集結し、たくさんの試乗車が集まっている。
テープカットでサイクルモードの開幕が告げられる
開場前から多くの来場者が列を作った
数多くのブースが並んだサイクルモード2017
毎年恒例の開会式で幕を開けたサイクルモード。「今年の5月から施行された自転車活用推進法により業界に追い風が舞い込むと期待している。徐々に拡大を見せるEバイクも、このサイクルモードを通して更に盛り上がっていって欲しい」と自転車協会理事長を務める渡辺氏のあいさつと共にテープカットが行われ、今年も日本最大級の自転車展示試乗会が始まった。
9時30分には販売店向けの優先入場が、10時には一般開場が行われ、多くの来場者が開場と同時に目当てのブースへと駆け込む姿が見受けられ、今なお衰えないスポーツバイク人気を見せつけてくれた。
クリストファー・フルームがツール・ド・フランスで駆った実車の展示も
カブトでは新作の超軽量ヘルメットFlairの展示も
ヴァーチャルサイクリングを体験できるブースも数多い
MTB系のブランドも数は少ないが出展している
数多くの試乗車が用意されている
スペシャライズドではフィッティングの実演も行われた
例年と同じ11月第1週の3日間で開催されているサイクルモードインターナショナル2017。今年も最先端のテクノロジーが詰め込まれたレーシングバイク&パーツはもちろんのこと、バイクパッキングの隆盛に合わせたツーリングバイクや、世界的に発展を見せるE-bikeなど、速さだけに限らない豊かなバイクライフを提案してくれるプロダクトたちが豊富に展示されている。
「スポーツ自転車の”ミライ”がここに!」というテーマを掲げるサイクルモード2017。最新バイクの試乗・展示はもちろんのこと、多様化する自転車生活のあり方を紹介する「NEWトレンドゾーン」が昨年以上にパワーアップしたことが特徴だ。ヨーロッパを中心に人気が爆発しているE-bikeを紹介する「e-BIKE EXPO」や、クルマとの掛け合わせで普段の「その先」を提案する毎年人気の「シックスホイールスタイル」などに加え、新たな切り口で自転車の魅力を発信する「コンセプトバイクフィールド」や古き良き自転車の良さを展示する「ヴィンテージバイクマーケット」なども登場。開幕初日から多くの注目を集めた。
旅と自転車をテーマにした企画も
古き良きパーツが集められたヴィンテージバイクマーケット
様々な自転車の楽しみ方に合わせてカスタムされたバイクが並ぶコンセプトバイクエリア
職人の技が光るハンドメイドバイクたち
今年のトレンドは、日本でもついに本格的な展開が始まりそうな、スポーツ用電動アシストバイク、E-bikeの存在感がぐっと増したことがあげられるだろう。サイクルモードでは、ここ数年E-bike EXPOとしてヤマハやベスビーといったブランドを集めた企画を行ってきたが、今年はさらにその規模を拡大させた。
サイクルモードの中でも、ひときわ大きなブースを展開するシマノは今年発表した新型アルテグラの展示もそこそこに、シマノのE-bikeユニット、Stepsを中心的に展示。多くの人の注目を一身に浴びていた。そして、パナソニックも今年発表したe-MTB、XM1を展開、ヤマハもYPJシリーズの新モデル、YPJ-XCを発表していた。かねてより国内E-bikeシーンをけん引してきたベスビーは、バッテリーをダウンチューブにインテグレートした最新モデルJR1を展示、一般来場者はもちろん、業界関係者から熱い質問を受けるシーンも見受けられるほど。
Stepsに興味津々な来場者たち
パナソニックはE-MTB XM1を展示
ヤマハの新作e-MTB YPJ-XC
女性でもシッティングで軽々と坂を上ることができる
トレックもボッシュのユニットを使用したVERVE+を展示
日本国内のマーケットを視察するため、海外ブランドの首脳陣や豪華ゲストが来場していることも話題だ。ピナレロブースでは昨年に引き続きファウスト・ピナレロ社長が来日しており、デローザブースにはクリスティアーノ・デローザ氏がそれぞれ顔を揃えている。他にも各社のスタッフが来日しており、製品の開発裏話を直接聞くことができる可能性も。
また、日曜日にはツール・ド・フランスで4回連続優勝を果たしているクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)によるトークショーや、日本人で最も多くツール・ド・フランスへの出場経験を持つ、新城幸也(バーレーン・メリダ)のトークショーなども行われる予定となっている。他にも美女サイクリストとして世界的に有名なバック・ムーネン(ロット・ソウダル)のトークショーをはじめ、様々なイベントも目白押しだ。
コースには前夜の雨が残り、予想以上の泥レースになりそうだ(楽しそう!)
芝生エリアにはオフロードバイクの試乗ブースも。MTBやシクロクロスバイクがフィールドで試せる
多くの人が試乗を楽しんだ
屋外イベントが多数開催されるのもサイクルモードの特色だ。今年は開催4回目を迎える「弱虫ペダル STARLIGHT CROSS in CYCLE MODE」が初日から行われ、幕張メッセ北側では「JBCF幕張新都心クリテリウム in サイクルモード」が行われる。特に夜間にかけて行われるスターライトクロスはサイクルモードを見終わってから訪れるのにベスト。今年も弱虫ペダルとのコラボレーションが行われており、全日本トップクラスのレーサーが駆け抜ける。
2日目~3日目にかけては各メーカーが試乗車をずらりと並べ、コースでの試乗を楽しめるアウトドアバイクデモが開催される。シクロクロスやMTBなど、オフロードバイクに挑戦してみたい方にとっては、各社のバイクを試すことのできる絶好の機会となるはずだ。
試乗前のレッスンコーナーは今年も継続 初心者に人気のコンテンツだ
エリートのローラー台で激坂を体験できる企画も
なんと小型の風洞実験施設を展示するブースも
スポーツバイクメカニック向けの講座も行われ、多くの自転車ショップスタッフが集まった
シクロワイアードでは、本日よりサイクルモードの各ブースで発見した新製品や気になるアイテムを、担当者に聞いた開発のエピソードなど共に大ボリュームで紹介する予定だ。ご期待下さい。
text:Naoki.Yasuoka
photo:CW編集部
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毎年恒例の開会式で幕を開けたサイクルモード。「今年の5月から施行された自転車活用推進法により業界に追い風が舞い込むと期待している。徐々に拡大を見せるEバイクも、このサイクルモードを通して更に盛り上がっていって欲しい」と自転車協会理事長を務める渡辺氏のあいさつと共にテープカットが行われ、今年も日本最大級の自転車展示試乗会が始まった。
9時30分には販売店向けの優先入場が、10時には一般開場が行われ、多くの来場者が開場と同時に目当てのブースへと駆け込む姿が見受けられ、今なお衰えないスポーツバイク人気を見せつけてくれた。
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「スポーツ自転車の”ミライ”がここに!」というテーマを掲げるサイクルモード2017。最新バイクの試乗・展示はもちろんのこと、多様化する自転車生活のあり方を紹介する「NEWトレンドゾーン」が昨年以上にパワーアップしたことが特徴だ。ヨーロッパを中心に人気が爆発しているE-bikeを紹介する「e-BIKE EXPO」や、クルマとの掛け合わせで普段の「その先」を提案する毎年人気の「シックスホイールスタイル」などに加え、新たな切り口で自転車の魅力を発信する「コンセプトバイクフィールド」や古き良き自転車の良さを展示する「ヴィンテージバイクマーケット」なども登場。開幕初日から多くの注目を集めた。
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サイクルモードの中でも、ひときわ大きなブースを展開するシマノは今年発表した新型アルテグラの展示もそこそこに、シマノのE-bikeユニット、Stepsを中心的に展示。多くの人の注目を一身に浴びていた。そして、パナソニックも今年発表したe-MTB、XM1を展開、ヤマハもYPJシリーズの新モデル、YPJ-XCを発表していた。かねてより国内E-bikeシーンをけん引してきたベスビーは、バッテリーをダウンチューブにインテグレートした最新モデルJR1を展示、一般来場者はもちろん、業界関係者から熱い質問を受けるシーンも見受けられるほど。
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また、日曜日にはツール・ド・フランスで4回連続優勝を果たしているクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)によるトークショーや、日本人で最も多くツール・ド・フランスへの出場経験を持つ、新城幸也(バーレーン・メリダ)のトークショーなども行われる予定となっている。他にも美女サイクリストとして世界的に有名なバック・ムーネン(ロット・ソウダル)のトークショーをはじめ、様々なイベントも目白押しだ。
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2日目~3日目にかけては各メーカーが試乗車をずらりと並べ、コースでの試乗を楽しめるアウトドアバイクデモが開催される。シクロクロスやMTBなど、オフロードバイクに挑戦してみたい方にとっては、各社のバイクを試すことのできる絶好の機会となるはずだ。
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シクロワイアードでは、本日よりサイクルモードの各ブースで発見した新製品や気になるアイテムを、担当者に聞いた開発のエピソードなど共に大ボリュームで紹介する予定だ。ご期待下さい。
text:Naoki.Yasuoka
photo:CW編集部
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