2017/10/16(月) - 10:01
残り250mで落車したベネットをかわしてスプリントに持ち込んだエドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード)がツアー・オブ・ターキー最終ステージ勝利。ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ)が総合優勝に輝いた。
ツアー・オブ・ターキー最終ステージは2011年までF1グランプリが開催されていたイスタンブールパークをスタート。郊外の高速道路を走ってイスタンブール市内に入り、海岸通りに作られた周回コースを回る。残り1.5km地点で周回コースを離れて市街地の石畳坂(全長200m/勾配6%)を駆け上がり、いくつものテクニカルコーナーを経てブルーモスク前にフィニッシュする143kmで行われた。
序盤からパオロ・シミオン(イタリア、バルディアーニCSF)、トーマス・デルエット(ベルギー、WBヴェランクラシック)、パトリック・ストッシュ(ポーランド、CCCスプランディ・ポルコウィチェ)、ムハメット・アタライ(トルコ、トルコナショナルチーム)の4名が逃げたものの2分以上のタイム差は与えられず。アジア側のイスタンブールパークからボスボラス海峡を渡ってヨーロッパ側のイスタンブール市内へ。残り16km地点でタイム差は1分を割り込んだ。
UAEチームエミレーツ、ボーラ・ハンスグローエ、トレック・セガフレード、ウィリエール・トリエスティーナの集団牽引によってメイン集団はスピードアップ。フィニッシュの登りに向けて位置取り争いを繰り広げる集団によって逃げは残り3km地点で吸収される。残り2km地点で発生した落車によって先頭集団は約20名に(救済措置によって同タイム扱い)。周回コースを離れてブルーモスクを目指す登りが始まるとすぐにエドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード)がアタックを仕掛けた。
登りで加速したトゥーンスの後ろにはポイント賞ジャージを着るサム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)がぴったりマークする。リーダージャージのディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ)を含む集団からトゥーンスとベネット、そしてリードアウト役のマッテーオ・ペルッキ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ)の3名が抜け出した形に。先頭ペルッキ、2番手ベネット、3番手トゥーンスの並びで残り250mの最終コーナーに突入した。
スプリント5戦5勝を狙うベネットにとって完璧なシチュエーション。しかしベネットはコーナー出口でスリップダウンしてしまい、辛うじて落車を回避したトゥーンスがペルッキの後ろからスプリントで加速していく。呆然と地面に座り込むベネットを尻目にトゥーンスが先頭でフィニッシュに飛び込んだ。
大会初日からスプリントに絡み、第1ステージ3位、第2ステージ2位、第3ステージ2位、第5ステージ4位とコンスタントに成績を残していたトゥーンスが最終ステージでようやく勝利。ステージ4勝のベネットが最終ステージ0ポイントに終わったため、トゥーンスがポイント賞トップに輝いた。
「ここまでの平坦ステージでは単純にベネットに力負けしていた。昨日はリードアウトの連携ミスで勝利を失ってしまったのでフラストレーションが溜まったけど、今日こうして最後のチャンスをものにできてスーパーハッピーだ。目標であるステージ優勝を達成できたし、ポイント賞ジャージも手にした。シーズンを良い形で締めくくることができたよ」と、ラストチャンスをものにしたトゥーンス。26歳のスプリンターは今シーズン限りでトレック・セガフレードを離脱。2018年から2年間サンウェブと契約済みだ。
そして総合優勝は最終ステージを6位で終えたウリッシの手に。前半のステージからスプリントポイントでボーナスタイムを狙うなど積極的な走りを見せ、第4ステージで山頂フィニッシュで圧勝したウリッシは「自分にとってもチームにとっても1週間のUCIワールドツアーレースで総合優勝する意味は大きい。選手として身体的に成熟したことを実感した。これからオフシーズンに突入だ」とコメント。これまでツアー・オブ・スロベニアやコッピ&バルタリ、チェコ一周で総合優勝しているが、UCIワールドツアーのステージレースでの総合優勝はこれが初めて。カナダのGPモンレアルに続くUCIワールドツアーレース勝利で、ウリッシは同ツアー個人ランキングを18位から13位まで上げた。
ツアー・オブ・ターキー最終ステージは2011年までF1グランプリが開催されていたイスタンブールパークをスタート。郊外の高速道路を走ってイスタンブール市内に入り、海岸通りに作られた周回コースを回る。残り1.5km地点で周回コースを離れて市街地の石畳坂(全長200m/勾配6%)を駆け上がり、いくつものテクニカルコーナーを経てブルーモスク前にフィニッシュする143kmで行われた。
序盤からパオロ・シミオン(イタリア、バルディアーニCSF)、トーマス・デルエット(ベルギー、WBヴェランクラシック)、パトリック・ストッシュ(ポーランド、CCCスプランディ・ポルコウィチェ)、ムハメット・アタライ(トルコ、トルコナショナルチーム)の4名が逃げたものの2分以上のタイム差は与えられず。アジア側のイスタンブールパークからボスボラス海峡を渡ってヨーロッパ側のイスタンブール市内へ。残り16km地点でタイム差は1分を割り込んだ。
UAEチームエミレーツ、ボーラ・ハンスグローエ、トレック・セガフレード、ウィリエール・トリエスティーナの集団牽引によってメイン集団はスピードアップ。フィニッシュの登りに向けて位置取り争いを繰り広げる集団によって逃げは残り3km地点で吸収される。残り2km地点で発生した落車によって先頭集団は約20名に(救済措置によって同タイム扱い)。周回コースを離れてブルーモスクを目指す登りが始まるとすぐにエドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード)がアタックを仕掛けた。
登りで加速したトゥーンスの後ろにはポイント賞ジャージを着るサム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ)がぴったりマークする。リーダージャージのディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ)を含む集団からトゥーンスとベネット、そしてリードアウト役のマッテーオ・ペルッキ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ)の3名が抜け出した形に。先頭ペルッキ、2番手ベネット、3番手トゥーンスの並びで残り250mの最終コーナーに突入した。
スプリント5戦5勝を狙うベネットにとって完璧なシチュエーション。しかしベネットはコーナー出口でスリップダウンしてしまい、辛うじて落車を回避したトゥーンスがペルッキの後ろからスプリントで加速していく。呆然と地面に座り込むベネットを尻目にトゥーンスが先頭でフィニッシュに飛び込んだ。
大会初日からスプリントに絡み、第1ステージ3位、第2ステージ2位、第3ステージ2位、第5ステージ4位とコンスタントに成績を残していたトゥーンスが最終ステージでようやく勝利。ステージ4勝のベネットが最終ステージ0ポイントに終わったため、トゥーンスがポイント賞トップに輝いた。
「ここまでの平坦ステージでは単純にベネットに力負けしていた。昨日はリードアウトの連携ミスで勝利を失ってしまったのでフラストレーションが溜まったけど、今日こうして最後のチャンスをものにできてスーパーハッピーだ。目標であるステージ優勝を達成できたし、ポイント賞ジャージも手にした。シーズンを良い形で締めくくることができたよ」と、ラストチャンスをものにしたトゥーンス。26歳のスプリンターは今シーズン限りでトレック・セガフレードを離脱。2018年から2年間サンウェブと契約済みだ。
そして総合優勝は最終ステージを6位で終えたウリッシの手に。前半のステージからスプリントポイントでボーナスタイムを狙うなど積極的な走りを見せ、第4ステージで山頂フィニッシュで圧勝したウリッシは「自分にとってもチームにとっても1週間のUCIワールドツアーレースで総合優勝する意味は大きい。選手として身体的に成熟したことを実感した。これからオフシーズンに突入だ」とコメント。これまでツアー・オブ・スロベニアやコッピ&バルタリ、チェコ一周で総合優勝しているが、UCIワールドツアーのステージレースでの総合優勝はこれが初めて。カナダのGPモンレアルに続くUCIワールドツアーレース勝利で、ウリッシは同ツアー個人ランキングを18位から13位まで上げた。
ツアー・オブ・ターキー2017第6ステージ結果
1位 | エドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード) | 3:24:32 |
2位 | マッテーオ・ペルッキ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ) | |
3位 | フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、アンドローニ・シデルメク) | |
4位 | ヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、トレック・セガフレード) | |
5位 | ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、アンドローニ・シデルメク) | |
6位 | ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | |
7位 | リカルド・ミナーリ(イタリア、アスタナ) | |
8位 | ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(イタリア、バルディアーニCSF) | |
9位 | マヌエル・ベレッティ(イタリア、ウィリエール・トリエスティーナ) | |
10位 | シモーネ・コンソンニ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | |
41位 | 別府史之(日本、トレック・セガフレード) |
最終個人総合成績
1位 | ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | 26:32:13 |
2位 | ジェスパー・ハンセン(デンマーク、アスタナ) | 0:00:12 |
3位 | ファウスト・マスナダ(イタリア、アンドローニ・シデルメク) | 0:00:24 |
4位 | ダニエル・マルティネス(コロンビア、ウィリエール・トリエスティーナ) | 0:00:29 |
5位 | イルダール・アルスラノフ(ロシア、ガスプロム・ルスヴェロ) | 0:00:30 |
6位 | ヨンデル・ゴドイ(ベネズエラ、ウィリエール・トリエスティーナ) | |
7位 | フランチェスコ・ガヴァッツィ(イタリア、アンドローニ・シデルメク) | 0:00:38 |
8位 | プシェメスワフ・ニエミエツ(ポーランド、UAEチームエミレーツ) | 0:00:47 |
9位 | アンドレイ・ツェイツ(カザフスタン、アスタナ) | 0:00:50 |
10位 | ヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、トレック・セガフレード) | 0:01:03 |
ポイント賞
1位 | エドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード) | 68pts |
2位 | サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ) | 60pts |
3位 | シモーネ・コンソンニ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | 52pts |
山岳賞
1位 | ミルコ・マエストリ(イタリア、バルディアーニCSF) | 14pts |
2位 | ダニーロ・チェラーノ(イタリア、カハルーラル) | 12pts |
3位 | アレッサンドロ・トネッリ(イタリア、バルディアーニCSF) | 8pts |
チーム総合成績
1位 | ウィリエール・トリエスティーナ | 79:38:32 |
2位 | UAEチームエミレーツ | 0:00:21 |
3位 | ボーラ・ハンスグローエ | 0:01:27 |
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