2017/09/20(水) - 09:15
トレックのシクロクロスバイク「Boone」と「Crockett」にマイナーチェンジが加わり新登場。前後ともに12mmスルーアクスル、フラットマウントへアップデートされ、フロントシングルコンポーネントが合わせられることで最新のトレンドに沿った仕様へ進化している。
トレック Boone 5 Disc (c)トレック・ジャパン
冬季にも行える自転車競技として国内でも年々競技人口が増えているシクロクロス。ロードレースとは異なり、ダートや泥といった悪路を走りバイクを担いで障害物をクリアするという、シクロクロス特有のアクションに対応した専用のCXバイクが各社から展開されている訳だが、その中でもトレックからラインアップされるのが「Boone」と「Crockett」である。男子ヨーロッパ王者のトーン・アールツ（ベルギー）や女子アメリカナショナルチャンピオンのケイティ・コンプトン（アメリカ）もこのBooneを駆るライダーの一人だ。
カーボンフレームのBoone、アルミフレームのCrockettという2モデルだが、共にシクロクロスに最適化されたCXレースジオメトリーを採用し、素早いハンドリングと悪路での安定性を両立する。かつ未舗装路の振動を和らげるとともに担ぎやすさを追求したチュービングが施されるのも、CXバイクならではのポイント。路面状況に関係なく安定した制動力が担保されるディスクブレーキ（Booneは油圧、Crockettはワイヤー引き）や、ロードバイクに比べ太めのブロックタイヤをアッセンブルできるクリアランス等も特徴と言えるだろう。
リアのIso Speedはシートのしなりを生み出し快適な乗り心地を実現 (c)トレック・ジャパン
ヘッド部のIso Speedはコントロール性を向上させる。ワイヤーのルーティングも変更されている (c)トレック・ジャパン
トレック Crockett 5 Disc (c)トレック・ジャパン
前後ともスルーアクスル、フラットマウントへアップデート。スラムのワンバイコンポーネントを合わせる (c)トレック・ジャパン
Crockettはスライド可能なリアエンド「ストラングルホールドエンド」を採用 (c)トレック・ジャパン
18年モデルでは従来ポストマウントであったディスクブレーキがフラットマウント化されるとともに、クイック式であったリアホイールの固定方式をスルーアクスルへと変更。新たにフロントシングルコンポーネントをアッセンブルする仕様へと変更されており、よりレースレディな1台に仕上がっている。各チューブ形状やケーブルルーティングもより最適化されたものへアップデートされているのもポイントだ。
Booneには同社エンデュランスロードのDomaneにも用いられる衝撃吸収機構「Iso Speed」テクノロジーをフロント・リア共に搭載することで、優れたコントロール性と快適性を実現している。フレームには引き続き同社セカンドグレードの600シリーズOCLVカーボンを使用し、軽さや強度、剛性を高い次元でバランスしたプロユースレベルの性能を獲得している。
レースレディな1台に仕上げられたBooneとCrockett (c)トレック・ジャパン
また、Crockettはフレーム素材を200シリーズのAlphaアルミニウムから300シリーズへアップグレードしており、従来モデルより約150gの軽量化を実現している。加えてスライド可能なリアエンド「ストラングルホールドエンド」が採用されることでシングルスピードへの変換や好みに合わせたホイールベースの調整が行える仕様となっている。
2モデルともに完成車で販売され、各パーツはボントレガー製品、コンポーネントは1×11sのスラムRivalがアッセンブルされる。BooneとCrockettそれぞれ56サイズで重量は8.39kg、9.11kgとなり価格は362,000円（税抜）と200,000円（税抜）。1カラーのみで展開される。
トレック Boone 5 Disc
フレーム素材：600シリーズOCLVカーボン
フォーク素材：フルカーボン
コンポーネント：スラムRival（1×11s）
BB：BB90
サイズ：47、50、52、54、56、58、61
重量：8.39kg（56サイズ）
カラー：Solid Charcoal/California Sky Blue
価格：362,000円（税抜）
トレック Crockett 5 Disc
フレーム素材：300シリーズAlphaアルミニウム
フォーク素材：フルカーボン
コンポーネント：スラムRival（1×11s）
BB：BB86.5 Press Fit
サイズ：47、50、52、54、56、58
重量：9.11kg（56サイズ）
カラー：Trek Black/Sprintmint
価格：200,000円（税抜）
トレック Boone 5 Disc (c)トレック・ジャパン冬季にも行える自転車競技として国内でも年々競技人口が増えているシクロクロス。ロードレースとは異なり、ダートや泥といった悪路を走りバイクを担いで障害物をクリアするという、シクロクロス特有のアクションに対応した専用のCXバイクが各社から展開されている訳だが、その中でもトレックからラインアップされるのが「Boone」と「Crockett」である。男子ヨーロッパ王者のトーン・アールツ（ベルギー）や女子アメリカナショナルチャンピオンのケイティ・コンプトン（アメリカ）もこのBooneを駆るライダーの一人だ。
カーボンフレームのBoone、アルミフレームのCrockettという2モデルだが、共にシクロクロスに最適化されたCXレースジオメトリーを採用し、素早いハンドリングと悪路での安定性を両立する。かつ未舗装路の振動を和らげるとともに担ぎやすさを追求したチュービングが施されるのも、CXバイクならではのポイント。路面状況に関係なく安定した制動力が担保されるディスクブレーキ（Booneは油圧、Crockettはワイヤー引き）や、ロードバイクに比べ太めのブロックタイヤをアッセンブルできるクリアランス等も特徴と言えるだろう。
リアのIso Speedはシートのしなりを生み出し快適な乗り心地を実現 (c)トレック・ジャパンヘッド部のIso Speedはコントロール性を向上させる。ワイヤーのルーティングも変更されている (c)トレック・ジャパントレック Crockett 5 Disc (c)トレック・ジャパン前後ともスルーアクスル、フラットマウントへアップデート。スラムのワンバイコンポーネントを合わせる (c)トレック・ジャパンCrockettはスライド可能なリアエンド「ストラングルホールドエンド」を採用 (c)トレック・ジャパン18年モデルでは従来ポストマウントであったディスクブレーキがフラットマウント化されるとともに、クイック式であったリアホイールの固定方式をスルーアクスルへと変更。新たにフロントシングルコンポーネントをアッセンブルする仕様へと変更されており、よりレースレディな1台に仕上がっている。各チューブ形状やケーブルルーティングもより最適化されたものへアップデートされているのもポイントだ。
Booneには同社エンデュランスロードのDomaneにも用いられる衝撃吸収機構「Iso Speed」テクノロジーをフロント・リア共に搭載することで、優れたコントロール性と快適性を実現している。フレームには引き続き同社セカンドグレードの600シリーズOCLVカーボンを使用し、軽さや強度、剛性を高い次元でバランスしたプロユースレベルの性能を獲得している。
レースレディな1台に仕上げられたBooneとCrockett (c)トレック・ジャパンまた、Crockettはフレーム素材を200シリーズのAlphaアルミニウムから300シリーズへアップグレードしており、従来モデルより約150gの軽量化を実現している。加えてスライド可能なリアエンド「ストラングルホールドエンド」が採用されることでシングルスピードへの変換や好みに合わせたホイールベースの調整が行える仕様となっている。
2モデルともに完成車で販売され、各パーツはボントレガー製品、コンポーネントは1×11sのスラムRivalがアッセンブルされる。BooneとCrockettそれぞれ56サイズで重量は8.39kg、9.11kgとなり価格は362,000円（税抜）と200,000円（税抜）。1カラーのみで展開される。
トレック Boone 5 Disc
フレーム素材：600シリーズOCLVカーボン
フォーク素材：フルカーボン
コンポーネント：スラムRival（1×11s）
BB：BB90
サイズ：47、50、52、54、56、58、61
重量：8.39kg（56サイズ）
カラー：Solid Charcoal/California Sky Blue
価格：362,000円（税抜）
トレック Crockett 5 Disc
フレーム素材：300シリーズAlphaアルミニウム
フォーク素材：フルカーボン
コンポーネント：スラムRival（1×11s）
BB：BB86.5 Press Fit
サイズ：47、50、52、54、56、58
重量：9.11kg（56サイズ）
カラー：Trek Black/Sprintmint
価格：200,000円（税抜）
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