2017/09/01(金) - 09:20
世界有数の規模を誇る台湾の総合自転車メーカー、メリダからアルミトラックレーサー「REACTO TRACK 500」が登場。ロードバイクのREACTOで培ったカムテール形状のチューブを採用し、高速走行時の空力性能を追求している。
自転車大国台湾に拠を構え、世界有数の規模で自転車を生産しているメリダ。中でもフラッグシップエアロロードバイクのREACTOは日本の新城幸也も所属するUCIワールドチーム、バーレーン・メリダでも使用され、ツール・ド・フランスを始めとするトップレースで活躍している。
そのREACTOの名を冠したアルミトラックレーサー、REACTO TRACK 500が18年モデルで新たに登場した。ロードバイクと同じくカムテール形状のチューブを各所に用い、トラック競技でも優れた空力性能を発揮するよう設計されたブレーキレスの競技専用マシンだ。
アルミ素材にはメリダの中でも最高級に分類される6066高張力アルミニウムを採用。その上、チューブには3段階の厚みを持たせ重量比剛性を最適化したトリプルバテッドチューブを使用することで、軽量化と高剛性化のバランスを両立している。
チューブにはメリダ独自の「NACA FASTBACK」と呼ばれるカムテール形状を採用。翼断面形状の後端を切り落とした形状はエアロダイナミクスを高めつつ、前方からの風のみならず横風にも対応する空力性能を有する。またシートポストの固定方法も臼方式のクランプを用いることによって、スタイリッシュな外見を獲得するとともに滑らかな空気の流れを実現している。
この複雑な形状をカーボンよりも加工の難しいアルミニウムで再現するため、REACTO TRACK 500では2つの金属加工法が用いられる。1つはチューブ内部から油圧成形するハイドロフォーミング法、そしてもう1つが機械圧縮によるテクノフォーミング法である。この2つの成形方法を用いる事により、カーボンバイクのような複雑な形状を与えつつ、形状の無駄を省くことで軽量化にも貢献している。
またそれらで成形したチューブを繋ぐ溶接にはスムースウェルディング工法が用いられ、滑らかかつ美しい外見を獲得。これらのテクノロジーにより、カーボンバイクのREACTO譲りのエアロフォルムを実現するに至っている。
フロントフォークは快適性と軽量性をもたらすカーボン製となっている。トラックバイクながら下側1.5インチのテーパードヘッドを採用しており、高いヘッド剛性を確保するとともにハンドリングの安定感も向上している。トラック競技の中でも機敏に動かなければならない中長距離種目で効果を発揮するだろう。
クランクセットにはFSA Vero Track 46T、リアコグには15Tが標準装備される。なおリアエンドの調整幅を長めに取った設計となっており、チェーンリングの交換が容易となっている点はトラック競技者から見れば嬉しいポイントだろう。ホイールにはリム高35mmのセミエアロアルミホイールがアッセンブルされる。
カラーは鮮やかなイエローに黒抜きのメリダロゴを配するYELLOW/BLACKの1色展開となり、サイズは47、50、52、54cmの4種類となる。重量はフレームサイズ50cmで7.3kgと十分な軽量値をマーク。価格は119,900円(税抜)で取り扱いはミヤタサイクル。
メリダ REACTO TRACK 500
フレーム:Reacto Track direct-super BSA
フォーク:Reacto Carbon Track
クランクセット:FSA Vero Track 46T
リム:Merida Expert 35 CW pair
タイヤ:Maxxis Dolemites 23 fold
サイズ :47cm、50cm、52cm、54cm
価 格:119,900円(税抜)
自転車大国台湾に拠を構え、世界有数の規模で自転車を生産しているメリダ。中でもフラッグシップエアロロードバイクのREACTOは日本の新城幸也も所属するUCIワールドチーム、バーレーン・メリダでも使用され、ツール・ド・フランスを始めとするトップレースで活躍している。
そのREACTOの名を冠したアルミトラックレーサー、REACTO TRACK 500が18年モデルで新たに登場した。ロードバイクと同じくカムテール形状のチューブを各所に用い、トラック競技でも優れた空力性能を発揮するよう設計されたブレーキレスの競技専用マシンだ。
アルミ素材にはメリダの中でも最高級に分類される6066高張力アルミニウムを採用。その上、チューブには3段階の厚みを持たせ重量比剛性を最適化したトリプルバテッドチューブを使用することで、軽量化と高剛性化のバランスを両立している。
チューブにはメリダ独自の「NACA FASTBACK」と呼ばれるカムテール形状を採用。翼断面形状の後端を切り落とした形状はエアロダイナミクスを高めつつ、前方からの風のみならず横風にも対応する空力性能を有する。またシートポストの固定方法も臼方式のクランプを用いることによって、スタイリッシュな外見を獲得するとともに滑らかな空気の流れを実現している。
この複雑な形状をカーボンよりも加工の難しいアルミニウムで再現するため、REACTO TRACK 500では2つの金属加工法が用いられる。1つはチューブ内部から油圧成形するハイドロフォーミング法、そしてもう1つが機械圧縮によるテクノフォーミング法である。この2つの成形方法を用いる事により、カーボンバイクのような複雑な形状を与えつつ、形状の無駄を省くことで軽量化にも貢献している。
またそれらで成形したチューブを繋ぐ溶接にはスムースウェルディング工法が用いられ、滑らかかつ美しい外見を獲得。これらのテクノロジーにより、カーボンバイクのREACTO譲りのエアロフォルムを実現するに至っている。
フロントフォークは快適性と軽量性をもたらすカーボン製となっている。トラックバイクながら下側1.5インチのテーパードヘッドを採用しており、高いヘッド剛性を確保するとともにハンドリングの安定感も向上している。トラック競技の中でも機敏に動かなければならない中長距離種目で効果を発揮するだろう。
クランクセットにはFSA Vero Track 46T、リアコグには15Tが標準装備される。なおリアエンドの調整幅を長めに取った設計となっており、チェーンリングの交換が容易となっている点はトラック競技者から見れば嬉しいポイントだろう。ホイールにはリム高35mmのセミエアロアルミホイールがアッセンブルされる。
カラーは鮮やかなイエローに黒抜きのメリダロゴを配するYELLOW/BLACKの1色展開となり、サイズは47、50、52、54cmの4種類となる。重量はフレームサイズ50cmで7.3kgと十分な軽量値をマーク。価格は119,900円(税抜)で取り扱いはミヤタサイクル。
メリダ REACTO TRACK 500
フレーム:Reacto Track direct-super BSA
フォーク:Reacto Carbon Track
クランクセット:FSA Vero Track 46T
リム:Merida Expert 35 CW pair
タイヤ:Maxxis Dolemites 23 fold
サイズ :47cm、50cm、52cm、54cm
価 格:119,900円(税抜)
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