2009/12/21(月) - 22:40
12月20日、京都府船井郡京丹波町にて行われた関西シクロクロス第5戦丹波自然公園、C1は入江克典(シマノドリンキング)が由良川に続き優勝。会場はクリスマスにちなんだ仮装で華やいだ。
シクロクロスシーズンは全日本が終わり、トップ選手はワールドカップ主体に遠征を行い、関西クロスは中盤戦に突入するので年間チャンピオンの争いも本格化してくる。クリスマスも近いので恒例のクリスマス仮装があちこちで見受けられ、「アットホームな関西クロス」を参加者は楽しんだ。
コースは再び登場した丹波自然公園。過去のコースとは違い、希望ヶ丘や三段池と同じような公園の遊歩道を使ったアップダウンの激しいコースで、今回の目玉はハイスピードで下ってV字ターンで登る激坂!
距離にして50m程、斜度30%に近い勾配のキツさに、選手の大半が“担ぎ”を強いられた。この坂はコース2/3のあたりにあり、スタート・ゴール会場に戻る位置にあるので絶好の観戦ポイント。C1は2.3kmのコースを9周した。
C1出場は久々に出場の阿部良之(シマノ)、前回でC1昇格の阿部崇之(シマノレーシング)が注目どころ。レースはスタートから松井正史(シマノドリンキング)が飛び出して激坂を一番手で登る。続く伊澤優大(岩井商会レーシング)・入江と選手達が続々と登り上位陣は乗車でクリアする選手が多い。
2周目に松井・入江のパック、次に伊澤・阿部崇之・永良大誠(グランデパール播磨)・阿部良之のパック、遅れて村岡俊典(R2 SPORTS CYCLING TEAM)と続く。
3周目に各パックはばらけて入江・松井・永良・阿部崇之・伊澤・阿部良之の順で周回を重ねる。8周目に松井が足のツリで遅れてしまい永良に抜かれる。最終周回で入江の勝利と思いきや、激坂で入江の後に永良が迫る!ゴールラインに入江が先に表れ、後を振り返り勝利を確信して手を広げた。2位に永良・3位に松井が入った。
入江は「最終周回でパンクし貯金はあるので安心していましたが、ピットにはホイールしか無いので交換に手間取り焦りました。竹之内悠 (TREK)が世界戦遠征をしている間、関西シクロを盛り上げて年間チャンピオンを狙いたいです」と語った。
C2は沢田時(ENDLESS/ProRide)が2位に2分も離して圧勝。今季2度目の勝利で今後はC1への特例参加(年齢制限のため、C1のレースを40分で終える)もあり得るだろう。2位は山田拓史(Suma Coast Side)3位は片岡陽平(チーム泥んこプロレス)。
CM1は大河内二郎(シルクロード)が序盤からリード、2番手に佐野光宏(ストラーダR)が追うものの、6周回の最終周回でミスが続き岩本雅秀(チーム泥んこプロレス)が抜いて1位大河内・2位佐野・3位岩本となった。
CL1は福本千佳(ReadyGoJAPAN大阪履正社)が安定した走りで勝利した。
クリスマスクロスの模様はフォトギャラリーで!
関西シクロクロス第5戦丹波自然公園結果
C1
1位 入江克典(シマノドリンキング)0:59:17
2位 永良大誠(グランデパール播磨)+0:08
3位 松井正史(シマノドリンキング)+0:55
4位 阿部崇之(シマノレーシング)+1:00
5位 阿部良之(シマノ)+2:27
6位 船岡洋(タクリーノKS-Material)+3:29
C2
1位 沢田時(ENDLESS/ProRide)0:37:24
2位 山田拓史(Suma Coast Side)+1:59
3位 片岡陽平(チーム泥んこプロレス)+2:05
4位 服部健一+2:22
5位 森圭司(つうばいつうR)+2:50
6位 中澤直継(Zippy)+2:56
CL1
1位 福本千佳(ReadyGoJAPAN大阪履正社)0:38:11
2位 中道のぞみ(Salata bianca kobe)+2:03
3位 上田順子(クラブシルベスト)+8:07
CM1
1位 大河内二郎(シルクロード)0:41:39
2位 岩本雅秀(チーム泥んこプロレス)+0:37
3位 佐野光宏(ストラーダR)+0:41
text&photo:Akihiro NAKAO
シクロクロスシーズンは全日本が終わり、トップ選手はワールドカップ主体に遠征を行い、関西クロスは中盤戦に突入するので年間チャンピオンの争いも本格化してくる。クリスマスも近いので恒例のクリスマス仮装があちこちで見受けられ、「アットホームな関西クロス」を参加者は楽しんだ。
コースは再び登場した丹波自然公園。過去のコースとは違い、希望ヶ丘や三段池と同じような公園の遊歩道を使ったアップダウンの激しいコースで、今回の目玉はハイスピードで下ってV字ターンで登る激坂!
距離にして50m程、斜度30%に近い勾配のキツさに、選手の大半が“担ぎ”を強いられた。この坂はコース2/3のあたりにあり、スタート・ゴール会場に戻る位置にあるので絶好の観戦ポイント。C1は2.3kmのコースを9周した。
C1出場は久々に出場の阿部良之(シマノ)、前回でC1昇格の阿部崇之(シマノレーシング)が注目どころ。レースはスタートから松井正史(シマノドリンキング)が飛び出して激坂を一番手で登る。続く伊澤優大(岩井商会レーシング)・入江と選手達が続々と登り上位陣は乗車でクリアする選手が多い。
2周目に松井・入江のパック、次に伊澤・阿部崇之・永良大誠(グランデパール播磨)・阿部良之のパック、遅れて村岡俊典(R2 SPORTS CYCLING TEAM)と続く。
3周目に各パックはばらけて入江・松井・永良・阿部崇之・伊澤・阿部良之の順で周回を重ねる。8周目に松井が足のツリで遅れてしまい永良に抜かれる。最終周回で入江の勝利と思いきや、激坂で入江の後に永良が迫る!ゴールラインに入江が先に表れ、後を振り返り勝利を確信して手を広げた。2位に永良・3位に松井が入った。
入江は「最終周回でパンクし貯金はあるので安心していましたが、ピットにはホイールしか無いので交換に手間取り焦りました。竹之内悠 (TREK)が世界戦遠征をしている間、関西シクロを盛り上げて年間チャンピオンを狙いたいです」と語った。
C2は沢田時(ENDLESS/ProRide)が2位に2分も離して圧勝。今季2度目の勝利で今後はC1への特例参加(年齢制限のため、C1のレースを40分で終える)もあり得るだろう。2位は山田拓史(Suma Coast Side)3位は片岡陽平(チーム泥んこプロレス)。
CM1は大河内二郎(シルクロード)が序盤からリード、2番手に佐野光宏(ストラーダR)が追うものの、6周回の最終周回でミスが続き岩本雅秀(チーム泥んこプロレス)が抜いて1位大河内・2位佐野・3位岩本となった。
CL1は福本千佳(ReadyGoJAPAN大阪履正社)が安定した走りで勝利した。
クリスマスクロスの模様はフォトギャラリーで!
関西シクロクロス第5戦丹波自然公園結果
C1
1位 入江克典(シマノドリンキング)0:59:17
2位 永良大誠(グランデパール播磨)+0:08
3位 松井正史(シマノドリンキング)+0:55
4位 阿部崇之(シマノレーシング)+1:00
5位 阿部良之(シマノ)+2:27
6位 船岡洋(タクリーノKS-Material)+3:29
C2
1位 沢田時(ENDLESS/ProRide)0:37:24
2位 山田拓史(Suma Coast Side)+1:59
3位 片岡陽平(チーム泥んこプロレス)+2:05
4位 服部健一+2:22
5位 森圭司(つうばいつうR)+2:50
6位 中澤直継(Zippy)+2:56
CL1
1位 福本千佳(ReadyGoJAPAN大阪履正社)0:38:11
2位 中道のぞみ(Salata bianca kobe)+2:03
3位 上田順子(クラブシルベスト)+8:07
CM1
1位 大河内二郎(シルクロード)0:41:39
2位 岩本雅秀(チーム泥んこプロレス)+0:37
3位 佐野光宏(ストラーダR)+0:41
text&photo:Akihiro NAKAO
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