2017/07/15(土) - 09:28
イタリアの老舗ブランド、デローザよりモデルチェンジを果たしたフラッグシップ「PROTOS」をインプレッション。フレームをシェイプアップすることで剛性を強化しつつより軽量となったレーシングモデルを紹介しよう。
1953年に創業者ウーゴ・デローザ氏がミラノに小さなフレーム工房を立ち上げたことを発端とするイタリアのバイクブランド、デローザ。カンピオニッシモの称号を持ち最高の選手として語り継がれているエディ・メルクスにもフレームを供給し、グランツールや世界選手権での幾多の勝利を支えたレーシングバイクとしても知られる。
現在は日本人選手も多く在籍するNIPPOヴィーニファンティーニをサポートしている。NIPPOの選手も昨シーズンまでは旧型のPROTOSとエアロロードのSK Pininfarinaを好みで使い分けていたが、今回の新型PROTOSがデビューして以来、すべての選手がこのバイクを駆っている。ヨーロッパのクラシックレースからアジアのステージレースまで、あらゆるレースにおいてこのPROTOSが投入されている。
そんなピュアレーシングバイクとして誕生した新型PROTOSは、今作で3代目となる。直線を基調としたフレームデザインは歴代のモデルを踏襲しつつ、より速さを求めた結果、各チューブ形状を再設計するまでに至っている。エアロダイナミクスを考慮したセミホリゾンタルなフロント三角はそのままに、ダウンチューブやフロントフォークはボリュームを落とすことで、より細身でスッキリとしたルックスを獲得している。
各チューブをシェイプアップし軽量化を図ると同時に、前作よりも優れた重量剛性比を達成するために弾性率の異なる4種類のカーボンを組み合わせた、新しい独自の「CM63」カーボンをフレーム素材に採用。それにより20%の剛性向上とともに、重量においても20%も軽量化を果たしている。
空力性能もより高められたデザインへと変更されており、新たにフレーム内臓の臼式シートクランプが採用。NACA断面形状の後ろを切り落としたような断面のカムテール形状がシートチューブやダウンチューブに採用されており、空力性能の向上に寄与している。リアホイールは前作よりもオフセットされ、シートチューブがカットオフされるほどにコンパクトとなったリア三角も、空力性能改善の役目を果たしている。
ブレーキは新たにダイレクトマウント仕様へアップデート。エアロ効果を高めるとともに制動力の向上に一役買っている。それでいてリアブレーキをBB下に配置しなかったのは、ブレーキフィーリングや整備性を重視した選手やメカニックたちの要望を反映したものだという。
シートステーは横方向に扁平加工されることで垂直方向の荷重に対し柔軟性を持たせ、快適性の向上を図るとともに、2本のステーを繋ぐブリッジやシートチューブ外側からトップチューブに接続される設計によりねじれ剛性を強化している。チェーンステーも左右非対称設計でパワー伝達に対し最適化されている。もちろんケーブル類は全てフレームへ内装され機械式/電動式の両対応だ。
BB規格はフレーム剛性とペダリング効率を最大限に引き出すため、近年の主流となっている圧入方式ではなく、精度の高い伝統的なネジ切り式のイタリアン規格を導入。レース現場でのメンテナンス性も高く、かつクランクタイプのパワーメーター計測値を安定させる狙いだ。
販売はフレームセットで行われる。今回はコンポーネントにカンパニョーロのレコードを合わせ、ホイールに同BORA ULTRA 50をアッセンブルした試乗車にてテストした。老舗ブランドが放つ新作フラッグシップモデルの性能やいかに。早速インプレッションへ移ろう。
ーインプレッション
「他のデローザバイクとも違うスパルタンな風格」鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
このバイクはレースに勝つために生まれてきたかのような生粋のレーシングバイクです。低速域からでも分かる加速感が素晴らしく、下位グレードのバイクはもちろん、他のデローザが誇るハイエンドモデルとも少し様相が違うスパルタンな風格を醸し出しています。
反応性についてはシチュエ―ションを問わず、平坦、登り、下りと全てのシーンで気持ち良い加速を見せてくれます。特に登りにおいてはダンシングでもシッティングでも軽快に登ってくれますね。全体的に上位グレードのカーボンを使用しているということが伝わってくる上品かつ強さを感じる踏み味です。反面、このバイクの良さを引き出すためには、ある程度の脚力が必要になると思います。
ですが、足への反発という点に関しては優しい印象を受けました。これはプレスフィットではなく、ねじ切りタイプを採用したBBが、硬すぎずバランスの良い剛性感を生み出してくれるからだと思います。圧入式の大口径BBだと剛性過多になる場合もありますが、このPROTOSは上手くバランスが取れていますね。これなら長距離のライドでも足を残しつつ走れることでしょう。
ハンドリングは非常にクイックな感触です。コーナーに対して鋭角に入っていくような感覚で、いかにもレーシングバイクといった性格ですね。安定志向と言うよりはキレを重視しているように感じます。快適性に関してはレースにおける必要最低限の乗り心地を担保しているといった印象です。
デザインに関しては今時のロードバイクといった風貌ですが、フォークとヘッド部分の境目を赤く塗っていたり、シートチューブにやや潰しを入れたデザインとなっていたりと、随所にイタリアンブランドらしいこだわりを見せています。こういったところはデローザが長年培ってきたフレームワークの美学と言うものが注ぎ込まれているように思います。
ルックスや性能を見ても、デローザ好きな人はもちろん欲しくなってしまうバイクですし、それ以外の方でもレースや競技に真剣に取り組みたい人、仲間内で走る時にもっと速く、前で走りたいという方にもオススメですね。デローザのもう一つのハイエンドバイクであるSK Pininfarinaなどとは一線を画す、レーシングバイクの見本のようなバイクに仕上がっています。
「トータルバランスが良く、身体に馴染みやすく乗りやすいバイク」三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
第一印象としては乗り味のトータルバランスが良く、身体に馴染みやすく乗りやすいバイクだと感じました。私が普段乗っているバイクと比べて軽量ということもあり、走り初めこそ違和感を感じたのですが、ものの数百メートル走るだけで、いつも乗っているかの様にしっくりくる感覚がありました。これも一重にバランスの良さがなせる技なのではないか思います。
そんな扱いやすさを感じるフレームですが、もちろんデローザのハイエンドモデルですので、BB周りの剛性も高く、踏み込んだ時の反応性はレーシングバイクそのものといった印象です。ペダルを踏みこむと気持ちの良い滑らかな加速感があり、しっかりスピードが出て、伸びのある加速を感じることが出来ますね。
その上で硬すぎずバランスの良い剛性感となっているので、足への反発も少なく、長距離を乗っても足の消耗は少ないでしょう。また細身のシートステーからなるリアバックが路面からの振動吸収の役割を果たしてくれるため、快適性も高いと感じました。総じて長距離ライドに適した乗り心地があるように感じますね。
細身になったフォークのおかげで路面追従性を増しているのか、フロント部分にはどっしりとした安定感があり、少しガレタ道でもバイクが暴れる事もなくハンドルに手を添えるだけでコントロール出来ます。ロングライドとなっても上半身の負担は少なく済むのではないでしょうか。レースバイクにしてはニュートラルなハンドリングで、切り込むようなクイックさは感じませんでした。
今回は軽量なディープリムホイールが付いていましたが、基本的にホイールを選ばない懐の広さがあります。ヒルクライムだけを走るのであれば軽量なローハイトホイールでも良いと思いますし、アップダウンを含めた平坦コースであれば、今回の様なディープリムを履かせても上手くこなしてくれます。
もちろんレースで使用するのも良いですが、転んだ時のリスクを考えると、グランフォンドやセンチュリーライドといったロングライド系イベントで使用するのが最適ではないでしょうか。フレームは最近各社から増えてきたセミエアロのオールラウンドといった形状ですが、カラーリングにデローザらしさが残っており、昔からデローザが好きな方でも愛せるデザインだと思います。
デローザ PROTOS フレームセット
サイズ:45、47、49、51、53、55、57、58.5
カラー:ブラック、グリーン、グレイ、マッド、ホワイト、Revo
BB:ITA(70mm)
ヘッドセット:Taper Headset 1-1/8to1-1/4
重量:フレーム 970g、フォーク 370g
フレーム価格:680,000円(税抜)、770,000円(Revoカラー・税抜)
インプレッションライダーのプロフィール
鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
スポーツバイクファクトリー北浦和スズキの店長兼代表取締役を務める。大手自転車ショップで修行を積んだ後、独立し現在の店舗を構える。週末はショップのお客さんとのライドやトライアスロンに力を入れている。「買ってもらった方に自転車を長く続けてもらう」ことをモットーに、ポジションやフィッティングを追求すると同時に、ツーリングなどのイベントを開催することで走る場を提供し、ユーザーに満足してもらうことを第一に考える。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
名古屋市緑区にあるカミハギサイクル 緑店店長。お店はロードバイク始め、クロスバイクやトライアスロンバイクとオンロードに重きを置いて展開。ショップスタッフとして10年以上の経歴になり、長年フィッティングを担当していた経験を元に、お客さんにマッチしたバイク選びやセッティングのアドバイスを提供している。ポタリングやツーリングを好み、よりエントリー層に近い目線での接客を心がける。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
ウェア協力:ルコックスポルティフ
ヘルメット協力:ジロ
アイウェア協力:ボレー
text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.AYANO
1953年に創業者ウーゴ・デローザ氏がミラノに小さなフレーム工房を立ち上げたことを発端とするイタリアのバイクブランド、デローザ。カンピオニッシモの称号を持ち最高の選手として語り継がれているエディ・メルクスにもフレームを供給し、グランツールや世界選手権での幾多の勝利を支えたレーシングバイクとしても知られる。
現在は日本人選手も多く在籍するNIPPOヴィーニファンティーニをサポートしている。NIPPOの選手も昨シーズンまでは旧型のPROTOSとエアロロードのSK Pininfarinaを好みで使い分けていたが、今回の新型PROTOSがデビューして以来、すべての選手がこのバイクを駆っている。ヨーロッパのクラシックレースからアジアのステージレースまで、あらゆるレースにおいてこのPROTOSが投入されている。
そんなピュアレーシングバイクとして誕生した新型PROTOSは、今作で3代目となる。直線を基調としたフレームデザインは歴代のモデルを踏襲しつつ、より速さを求めた結果、各チューブ形状を再設計するまでに至っている。エアロダイナミクスを考慮したセミホリゾンタルなフロント三角はそのままに、ダウンチューブやフロントフォークはボリュームを落とすことで、より細身でスッキリとしたルックスを獲得している。
各チューブをシェイプアップし軽量化を図ると同時に、前作よりも優れた重量剛性比を達成するために弾性率の異なる4種類のカーボンを組み合わせた、新しい独自の「CM63」カーボンをフレーム素材に採用。それにより20%の剛性向上とともに、重量においても20%も軽量化を果たしている。
空力性能もより高められたデザインへと変更されており、新たにフレーム内臓の臼式シートクランプが採用。NACA断面形状の後ろを切り落としたような断面のカムテール形状がシートチューブやダウンチューブに採用されており、空力性能の向上に寄与している。リアホイールは前作よりもオフセットされ、シートチューブがカットオフされるほどにコンパクトとなったリア三角も、空力性能改善の役目を果たしている。
ブレーキは新たにダイレクトマウント仕様へアップデート。エアロ効果を高めるとともに制動力の向上に一役買っている。それでいてリアブレーキをBB下に配置しなかったのは、ブレーキフィーリングや整備性を重視した選手やメカニックたちの要望を反映したものだという。
シートステーは横方向に扁平加工されることで垂直方向の荷重に対し柔軟性を持たせ、快適性の向上を図るとともに、2本のステーを繋ぐブリッジやシートチューブ外側からトップチューブに接続される設計によりねじれ剛性を強化している。チェーンステーも左右非対称設計でパワー伝達に対し最適化されている。もちろんケーブル類は全てフレームへ内装され機械式/電動式の両対応だ。
BB規格はフレーム剛性とペダリング効率を最大限に引き出すため、近年の主流となっている圧入方式ではなく、精度の高い伝統的なネジ切り式のイタリアン規格を導入。レース現場でのメンテナンス性も高く、かつクランクタイプのパワーメーター計測値を安定させる狙いだ。
販売はフレームセットで行われる。今回はコンポーネントにカンパニョーロのレコードを合わせ、ホイールに同BORA ULTRA 50をアッセンブルした試乗車にてテストした。老舗ブランドが放つ新作フラッグシップモデルの性能やいかに。早速インプレッションへ移ろう。
ーインプレッション
「他のデローザバイクとも違うスパルタンな風格」鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
このバイクはレースに勝つために生まれてきたかのような生粋のレーシングバイクです。低速域からでも分かる加速感が素晴らしく、下位グレードのバイクはもちろん、他のデローザが誇るハイエンドモデルとも少し様相が違うスパルタンな風格を醸し出しています。
反応性についてはシチュエ―ションを問わず、平坦、登り、下りと全てのシーンで気持ち良い加速を見せてくれます。特に登りにおいてはダンシングでもシッティングでも軽快に登ってくれますね。全体的に上位グレードのカーボンを使用しているということが伝わってくる上品かつ強さを感じる踏み味です。反面、このバイクの良さを引き出すためには、ある程度の脚力が必要になると思います。
ですが、足への反発という点に関しては優しい印象を受けました。これはプレスフィットではなく、ねじ切りタイプを採用したBBが、硬すぎずバランスの良い剛性感を生み出してくれるからだと思います。圧入式の大口径BBだと剛性過多になる場合もありますが、このPROTOSは上手くバランスが取れていますね。これなら長距離のライドでも足を残しつつ走れることでしょう。
ハンドリングは非常にクイックな感触です。コーナーに対して鋭角に入っていくような感覚で、いかにもレーシングバイクといった性格ですね。安定志向と言うよりはキレを重視しているように感じます。快適性に関してはレースにおける必要最低限の乗り心地を担保しているといった印象です。
デザインに関しては今時のロードバイクといった風貌ですが、フォークとヘッド部分の境目を赤く塗っていたり、シートチューブにやや潰しを入れたデザインとなっていたりと、随所にイタリアンブランドらしいこだわりを見せています。こういったところはデローザが長年培ってきたフレームワークの美学と言うものが注ぎ込まれているように思います。
ルックスや性能を見ても、デローザ好きな人はもちろん欲しくなってしまうバイクですし、それ以外の方でもレースや競技に真剣に取り組みたい人、仲間内で走る時にもっと速く、前で走りたいという方にもオススメですね。デローザのもう一つのハイエンドバイクであるSK Pininfarinaなどとは一線を画す、レーシングバイクの見本のようなバイクに仕上がっています。
「トータルバランスが良く、身体に馴染みやすく乗りやすいバイク」三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
第一印象としては乗り味のトータルバランスが良く、身体に馴染みやすく乗りやすいバイクだと感じました。私が普段乗っているバイクと比べて軽量ということもあり、走り初めこそ違和感を感じたのですが、ものの数百メートル走るだけで、いつも乗っているかの様にしっくりくる感覚がありました。これも一重にバランスの良さがなせる技なのではないか思います。
そんな扱いやすさを感じるフレームですが、もちろんデローザのハイエンドモデルですので、BB周りの剛性も高く、踏み込んだ時の反応性はレーシングバイクそのものといった印象です。ペダルを踏みこむと気持ちの良い滑らかな加速感があり、しっかりスピードが出て、伸びのある加速を感じることが出来ますね。
その上で硬すぎずバランスの良い剛性感となっているので、足への反発も少なく、長距離を乗っても足の消耗は少ないでしょう。また細身のシートステーからなるリアバックが路面からの振動吸収の役割を果たしてくれるため、快適性も高いと感じました。総じて長距離ライドに適した乗り心地があるように感じますね。
細身になったフォークのおかげで路面追従性を増しているのか、フロント部分にはどっしりとした安定感があり、少しガレタ道でもバイクが暴れる事もなくハンドルに手を添えるだけでコントロール出来ます。ロングライドとなっても上半身の負担は少なく済むのではないでしょうか。レースバイクにしてはニュートラルなハンドリングで、切り込むようなクイックさは感じませんでした。
今回は軽量なディープリムホイールが付いていましたが、基本的にホイールを選ばない懐の広さがあります。ヒルクライムだけを走るのであれば軽量なローハイトホイールでも良いと思いますし、アップダウンを含めた平坦コースであれば、今回の様なディープリムを履かせても上手くこなしてくれます。
もちろんレースで使用するのも良いですが、転んだ時のリスクを考えると、グランフォンドやセンチュリーライドといったロングライド系イベントで使用するのが最適ではないでしょうか。フレームは最近各社から増えてきたセミエアロのオールラウンドといった形状ですが、カラーリングにデローザらしさが残っており、昔からデローザが好きな方でも愛せるデザインだと思います。
デローザ PROTOS フレームセット
サイズ:45、47、49、51、53、55、57、58.5
カラー:ブラック、グリーン、グレイ、マッド、ホワイト、Revo
BB:ITA(70mm)
ヘッドセット:Taper Headset 1-1/8to1-1/4
重量:フレーム 970g、フォーク 370g
フレーム価格:680,000円(税抜)、770,000円(Revoカラー・税抜)
インプレッションライダーのプロフィール
鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
スポーツバイクファクトリー北浦和スズキの店長兼代表取締役を務める。大手自転車ショップで修行を積んだ後、独立し現在の店舗を構える。週末はショップのお客さんとのライドやトライアスロンに力を入れている。「買ってもらった方に自転車を長く続けてもらう」ことをモットーに、ポジションやフィッティングを追求すると同時に、ツーリングなどのイベントを開催することで走る場を提供し、ユーザーに満足してもらうことを第一に考える。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
名古屋市緑区にあるカミハギサイクル 緑店店長。お店はロードバイク始め、クロスバイクやトライアスロンバイクとオンロードに重きを置いて展開。ショップスタッフとして10年以上の経歴になり、長年フィッティングを担当していた経験を元に、お客さんにマッチしたバイク選びやセッティングのアドバイスを提供している。ポタリングやツーリングを好み、よりエントリー層に近い目線での接客を心がける。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
ウェア協力:ルコックスポルティフ
ヘルメット協力:ジロ
アイウェア協力:ボレー
text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.AYANO
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