2017/06/09(金) - 12:14
サーヴェロのオールラウンドレーシングバイク「R」シリーズがモデルチェンジ。フレーム形状や細部にアップデートを加えたR5とR3が登場し、同時にR5にはディスクブレーキモデルも加わっている。
サーヴェロ 新型R5 (c)www.cervelo.com
今春からディメンションデータの選手らに供給され、ドットプリントによるカモフラ柄が注目を集めていたサーヴェロの新型R5。もちろん先日まで行われていた第100回ジロ・デ・イタリアにも投入され、今回発表となった製品版と同じグラフィックのR5を駆ったオマール・フライレ(スペイン、ディメンションデータ)が第11ステージにおいてステージ勝利を収めており、すでにその高い性能は証明済みだ。
約4年の歳月を経てモデルチェンジに至った「R」シリーズは、剛性、快適性、空力性、操作性を向上させつつ、新規ジオメトリーによりライダーへのフィット感も考えられており、モデル名はそのままに全方位に性能を高めた全く新しい1台として登場している。
サーヴェロ 新型R5(ディスクブレーキモデル) (c)www.cervelo.com
サーヴェロ 新型R3 (c)www.cervelo.com
同社のエアロロードである「S」シリーズにも似た極太のダウンチューブをはじめ、全体的にボリュームが増したフレーム形状は見るからに剛性強化が感じられ、R5では前作比でヘッドチューブで21%、BBで13%も高い剛性値をマーク。それでいてカーボンレイアップを最適化することで、R3では10%の軽量化を果たしている。
チュービングも円形と角形を組み合わせたサーヴェロ独自のスクオーバル形状を進化させた「スクオーバルマックス」が新たに採用され、高剛性化、軽量化に貢献するとともにエアロダイナミクスを向上させている。空力性の面では、ブレード形状を変更したフォークや新たに投入された専用のD型エアロシートポスト(R5のみ)、そしてDi2ケーブルやジャンクションを内装する新設計のインテグレーテッドデザインが採用されたサーヴェロオリジナルのハンドルバーとステムも大きなポイントだろう。
R5はディメンションデータの選手の意見を取り入れたプロ向けのアグレッシブなジオメトリーとなった反面、R3には一般的なレーサー向けのフィッティングが可能なジオメトリーとされた。その上でより長めなホイールベースと低いBBドロップを取り入れることで、直進安定性を向上させている。
快適性の面ではRシリーズのアイコンともいえる極細のシートステーはそのままに、タイヤクリアランスを4.5mm拡張。最大28mm幅のタイヤまで対応しており、エアボリュームによる振動吸収性を高めることで路面状況の悪いレースでもアドバンテージとなる。また、チェーンステーにはチェーン落ちによる傷つき防止のカバーが装備されたり、ディスクブレーキモデルのスルーアクスルはリリース後に90度ひねるだけで着脱可能な独自のラピッドアクスルが投入されたりと、細部まで利便性を追求している。
新型R5を駆りジロ・デ・イタリア第11ステージで勝利を飾ったオマール・フライレ(スペイン、ディメンションデータ) photo:Kei Tsuji / TDWsport
新規ラインアップはR5とR3でそれぞれリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルが揃う。販売はフレームセットと各種コンポーネントを搭載した完成車で行われる。取り扱いは東商会。
サーヴェロ R5
サイズ:48、51、54、56、58、61
価 格:フレームセット 580,000円(税抜)
シマノデュラエースDi2完成車 1,400,000円(税抜)
シマノデュラエース機械式完成車 1,000,000円(税抜)
スラムRED eTap完成車 1,370,000円(税抜)
サーヴェロ R3
サイズ:48、51、54、56、58、61
価 格:フレームセット 370,000円(税抜)
シマノデュラエース機械式完成車 790,000円(税抜)
シマノR8000アルテグラDi2ディスクブレーキ完成車 790,000円(税抜)
シマノR8000アルテグラDi2完成車 670,000円(税抜)
シマノR8000アルテグラ機械式完成車 550,000円(税抜)
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今春からディメンションデータの選手らに供給され、ドットプリントによるカモフラ柄が注目を集めていたサーヴェロの新型R5。もちろん先日まで行われていた第100回ジロ・デ・イタリアにも投入され、今回発表となった製品版と同じグラフィックのR5を駆ったオマール・フライレ(スペイン、ディメンションデータ)が第11ステージにおいてステージ勝利を収めており、すでにその高い性能は証明済みだ。
約4年の歳月を経てモデルチェンジに至った「R」シリーズは、剛性、快適性、空力性、操作性を向上させつつ、新規ジオメトリーによりライダーへのフィット感も考えられており、モデル名はそのままに全方位に性能を高めた全く新しい1台として登場している。
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同社のエアロロードである「S」シリーズにも似た極太のダウンチューブをはじめ、全体的にボリュームが増したフレーム形状は見るからに剛性強化が感じられ、R5では前作比でヘッドチューブで21%、BBで13%も高い剛性値をマーク。それでいてカーボンレイアップを最適化することで、R3では10%の軽量化を果たしている。
チュービングも円形と角形を組み合わせたサーヴェロ独自のスクオーバル形状を進化させた「スクオーバルマックス」が新たに採用され、高剛性化、軽量化に貢献するとともにエアロダイナミクスを向上させている。空力性の面では、ブレード形状を変更したフォークや新たに投入された専用のD型エアロシートポスト(R5のみ)、そしてDi2ケーブルやジャンクションを内装する新設計のインテグレーテッドデザインが採用されたサーヴェロオリジナルのハンドルバーとステムも大きなポイントだろう。
R Series - Till The End from Cervélo on Vimeo.
R5はディメンションデータの選手の意見を取り入れたプロ向けのアグレッシブなジオメトリーとなった反面、R3には一般的なレーサー向けのフィッティングが可能なジオメトリーとされた。その上でより長めなホイールベースと低いBBドロップを取り入れることで、直進安定性を向上させている。
快適性の面ではRシリーズのアイコンともいえる極細のシートステーはそのままに、タイヤクリアランスを4.5mm拡張。最大28mm幅のタイヤまで対応しており、エアボリュームによる振動吸収性を高めることで路面状況の悪いレースでもアドバンテージとなる。また、チェーンステーにはチェーン落ちによる傷つき防止のカバーが装備されたり、ディスクブレーキモデルのスルーアクスルはリリース後に90度ひねるだけで着脱可能な独自のラピッドアクスルが投入されたりと、細部まで利便性を追求している。
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新規ラインアップはR5とR3でそれぞれリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルが揃う。販売はフレームセットと各種コンポーネントを搭載した完成車で行われる。取り扱いは東商会。
サーヴェロ R5
サイズ:48、51、54、56、58、61
価 格:フレームセット 580,000円(税抜)
シマノデュラエースDi2完成車 1,400,000円(税抜)
シマノデュラエース機械式完成車 1,000,000円(税抜)
スラムRED eTap完成車 1,370,000円(税抜)
サーヴェロ R3
サイズ:48、51、54、56、58、61
価 格:フレームセット 370,000円(税抜)
シマノデュラエース機械式完成車 790,000円(税抜)
シマノR8000アルテグラDi2ディスクブレーキ完成車 790,000円(税抜)
シマノR8000アルテグラDi2完成車 670,000円(税抜)
シマノR8000アルテグラ機械式完成車 550,000円(税抜)
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