2017/04/18(火) - 08:08
レース序盤に落車しながらもアムステルゴールドレースで自身4度目の優勝を飾ったフィリップ・ジルベール(ベルギー、クイックステップフロアーズ)。落車で腎臓にダメージを負ったため、残るアルデンヌ・クラシック2戦を欠場することが決まった。
アムステルゴールドレースの勝利後、右腹部に痛みを覚えたジルベールは表彰式やドーピング検査、記者会見後にクイックステップフロアーズの医師とともに病院へ向かった。ジルベールはレース中に落車し、腹部を打ち付けていた。
病院での検査の結果、右の腎臓に軽度の損傷が認められた。回復のために1週間のドクターストップがかかったジルベールは「落車した時は痛みがあったけど、バイクにまたがって再スタートすると痛みが和らぎ、やがて痛みは消え去った。でもフィニッシュ後に背中の下部に痛みが戻ってきて、チームドクターと相談して病院で検査を受けることにした。幸い深刻な怪我ではないし、経過が良好であれば1週間後にトレーニングを再開できる」と語る。
これにより、2011年に連勝しているラ・フレーシュ・ワロンヌとリエージュ〜バストーニュ〜リエージュをパスするとともに、アムステルを最後に春のクラシックシーズンを終えることが決まった。ジルベールはドワーズ・ドール・フラーンデレンとレコードバンク・E3ハーレルベーケで2位に入ると、デパンヌ〜コクサイデ3日間レースでステージ1勝&総合優勝。そしてロンド・ファン・フラーンデレンで初優勝を飾った。
「ここまでのシーズンはキャリアの中で最高の出来であり、自分が成し遂げたことを誇りに思う。石畳のクラシックとアルデンヌのクラシックの両方で活躍し、(UCIワールドツアーランキングで)チームを世界トップに引き上げることが出来て満足だ。でもとても調子が良いだけに、今週の残る2戦をパスしなければならないことは残念の一言。それでもチームは強力なメンバーが揃っているので、きっと良い結果を残してくれると思う」とジルベールはコメントしている。
text:Kei Tsuji
アムステルゴールドレースの勝利後、右腹部に痛みを覚えたジルベールは表彰式やドーピング検査、記者会見後にクイックステップフロアーズの医師とともに病院へ向かった。ジルベールはレース中に落車し、腹部を打ち付けていた。
病院での検査の結果、右の腎臓に軽度の損傷が認められた。回復のために1週間のドクターストップがかかったジルベールは「落車した時は痛みがあったけど、バイクにまたがって再スタートすると痛みが和らぎ、やがて痛みは消え去った。でもフィニッシュ後に背中の下部に痛みが戻ってきて、チームドクターと相談して病院で検査を受けることにした。幸い深刻な怪我ではないし、経過が良好であれば1週間後にトレーニングを再開できる」と語る。
これにより、2011年に連勝しているラ・フレーシュ・ワロンヌとリエージュ〜バストーニュ〜リエージュをパスするとともに、アムステルを最後に春のクラシックシーズンを終えることが決まった。ジルベールはドワーズ・ドール・フラーンデレンとレコードバンク・E3ハーレルベーケで2位に入ると、デパンヌ〜コクサイデ3日間レースでステージ1勝&総合優勝。そしてロンド・ファン・フラーンデレンで初優勝を飾った。
「ここまでのシーズンはキャリアの中で最高の出来であり、自分が成し遂げたことを誇りに思う。石畳のクラシックとアルデンヌのクラシックの両方で活躍し、(UCIワールドツアーランキングで)チームを世界トップに引き上げることが出来て満足だ。でもとても調子が良いだけに、今週の残る2戦をパスしなければならないことは残念の一言。それでもチームは強力なメンバーが揃っているので、きっと良い結果を残してくれると思う」とジルベールはコメントしている。
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