2017/03/15(水) - 15:16
2015年1月に活動を開始した中四国唯一のJプロツアー参戦チームであるヴィクトワール広島。3年目となる今年は「若手育成」をテーマに、計7名でJPTチーム総合ランキング8位以内を目指す。
オレンジのジャージがプロトンでも目立つヴィクトワール広島は今年で活動3年目。昨年は外国人選手も加入し体制強化を図ったが、今年は更に体制を一新。新たに5名もの選手が加入し、継続の選手はわずか2名とメンバー構成を大きく変え計7名で国内Jプロツアーへ参戦する。
チームの今年のテーマは「若手育成」。将来の活躍が期待できる10、20代の若手選手を3名獲得することでチームに新たな風を吹き込んでいる。これまではフルタイムの仕事と競技を両立するビジネスマンレーサーが多く在籍していたために、チームとしての活動時間がなかなか取れない状況だったが、今年の若手3名は競技に専念する体制となり、定期的なチーム練習やレース遠征を行えるようになると言う。
また、ヴィクトワール広島は競技的な側面だけでなく、地域密着型チームとしての活動にも力を入れている。県警と連携した安全・防犯啓発活動、観光地のサイクリングガイド育成、自転車イベントの出演などに若手選手が多く出ていけるようになったのはチームとしても大きな変化だ。これらの活動を通して、広島の自転車シーンを盛り上げていくことも欠かさない。
チームのキャプテンは新加入の大塚航が務める。海外経験もある大塚は、2007年シクロクロス世界選手権U23に出場、2015年ベルギーのワンデーレース、ケルメスクルスにて7位と好成績を残し、シエルヴォ奈良から今年移籍となった。豊富な経験と温和な人柄がチームからの信頼を集める選手だ。
若手の注目は谷順成。今年3月で関西大学を卒業し、ヴィクトワール広島でプロデビューが決まった谷は、今月の3月12日に行われた西日本チャレンジロードレースにて、シマノレーシングの猛攻撃の中4位入賞と早くも頭角を現している。
また、チームのブランドイメージ確立のため、エンブレムとロゴを一新。ロゴにはVICTOIREの「V」とHIROSHIMAの「H」が隠されており、エンブレムには広島県の鳥「アビ」があしらわれた。チームカラーはオレンジを引き続き使用し、洗練されたイメージにするため新たにブラックをアクセントとして加えている。
中山卓士監督コメント
今年はJPTチーム総合ランキング8位以内を目指します。ハードルの高い目標ですが、チーム創設以来、今年が一番個々の意識の高く、チームとしての士気も上がっているので、このメンバーで目標を達成したいと強く思います。また、シーズン開幕直前に行ったチームプレゼンテーションには、多くのファンの皆様やご支援者の皆様にお集まりいただき、選手たちに一層気合いが入りました。まだまだ小さなチームではありますが、より良い結果を残し、応援してくださる皆様の期待に応えられるよう頑張っていきます。
ヴィクトワール広島2017メンバー
大塚航 おおつか わたる(30) *シエルヴォ奈良より新加入
西川昌宏 にしかわ まさひろ(34)
杉山文崇 すぎやま ふみたか(36)
藤川淳 ふじかわ じゅん(42) *TEAM KERMIS CROSSより新加入
齋藤翼 さいとう つばさ(24) *シエルヴォ奈良より新加入
谷順成 たに じゅんせい(22) *関西大学より新加入
下島海人 しもじま かいと(19) *コラッジョ川西より新加入
監督 中山卓士 なかやまたかし
オレンジのジャージがプロトンでも目立つヴィクトワール広島は今年で活動3年目。昨年は外国人選手も加入し体制強化を図ったが、今年は更に体制を一新。新たに5名もの選手が加入し、継続の選手はわずか2名とメンバー構成を大きく変え計7名で国内Jプロツアーへ参戦する。
チームの今年のテーマは「若手育成」。将来の活躍が期待できる10、20代の若手選手を3名獲得することでチームに新たな風を吹き込んでいる。これまではフルタイムの仕事と競技を両立するビジネスマンレーサーが多く在籍していたために、チームとしての活動時間がなかなか取れない状況だったが、今年の若手3名は競技に専念する体制となり、定期的なチーム練習やレース遠征を行えるようになると言う。
また、ヴィクトワール広島は競技的な側面だけでなく、地域密着型チームとしての活動にも力を入れている。県警と連携した安全・防犯啓発活動、観光地のサイクリングガイド育成、自転車イベントの出演などに若手選手が多く出ていけるようになったのはチームとしても大きな変化だ。これらの活動を通して、広島の自転車シーンを盛り上げていくことも欠かさない。
チームのキャプテンは新加入の大塚航が務める。海外経験もある大塚は、2007年シクロクロス世界選手権U23に出場、2015年ベルギーのワンデーレース、ケルメスクルスにて7位と好成績を残し、シエルヴォ奈良から今年移籍となった。豊富な経験と温和な人柄がチームからの信頼を集める選手だ。
若手の注目は谷順成。今年3月で関西大学を卒業し、ヴィクトワール広島でプロデビューが決まった谷は、今月の3月12日に行われた西日本チャレンジロードレースにて、シマノレーシングの猛攻撃の中4位入賞と早くも頭角を現している。
また、チームのブランドイメージ確立のため、エンブレムとロゴを一新。ロゴにはVICTOIREの「V」とHIROSHIMAの「H」が隠されており、エンブレムには広島県の鳥「アビ」があしらわれた。チームカラーはオレンジを引き続き使用し、洗練されたイメージにするため新たにブラックをアクセントとして加えている。
中山卓士監督コメント
今年はJPTチーム総合ランキング8位以内を目指します。ハードルの高い目標ですが、チーム創設以来、今年が一番個々の意識の高く、チームとしての士気も上がっているので、このメンバーで目標を達成したいと強く思います。また、シーズン開幕直前に行ったチームプレゼンテーションには、多くのファンの皆様やご支援者の皆様にお集まりいただき、選手たちに一層気合いが入りました。まだまだ小さなチームではありますが、より良い結果を残し、応援してくださる皆様の期待に応えられるよう頑張っていきます。
ヴィクトワール広島2017メンバー
大塚航 おおつか わたる(30) *シエルヴォ奈良より新加入
西川昌宏 にしかわ まさひろ(34)
杉山文崇 すぎやま ふみたか(36)
藤川淳 ふじかわ じゅん(42) *TEAM KERMIS CROSSより新加入
齋藤翼 さいとう つばさ(24) *シエルヴォ奈良より新加入
谷順成 たに じゅんせい(22) *関西大学より新加入
下島海人 しもじま かいと(19) *コラッジョ川西より新加入
監督 中山卓士 なかやまたかし
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