2017/03/16(木) - 09:35
昨年から新たに日本での取り扱いが開始されたドイツの総合バイクブランド、キューブ。そのラインアップよりフラッグシップモデルの「LITENING C:68 SL Team Wanty」をピックアップ。昨年のアムステルゴールドレース勝利にも貢献したハイエンドレーシングバイクだ。
キューブ LITENING C:68 SL Team Wanty (c)SHIONO BICYCLE
ドイツ東部、ヴァルダースホーフに拠点を置く「CUBE（キューブ）」。世界有数の巨大バイクメーカーに数えられるほどの規模を持ち、ロードバイク、MTB、Eバイク、ウェア等のアクセサリー類など幅広いラインアップを備えているのが特徴だ。
レースシーンにおいてもキューブはその存在を示しており、ベルギー籍のUCIプロコンチネンタルチームであるワンティ・グループグベルトや、2017年シーズンからは日本の愛三工業レーシングチームなどに機材サポートを行う。チームワンティに至っては2016年UCIヨーロッパツアーでランキング1位など、多くのレースで勝利を重ねているトップチームの一つだ。今回はそんなワンティ・グループグベルトの活躍を支え、エンリーコ・ガスパロット（イタリア）のアムステルゴールドレース勝利にも貢献したチームバイク「LITENING C:68 SL Team Wanty」を紹介しよう。
ブルーをベースにホワイトを配した爽やかなカラーリング (c)SHIONO BICYCLE
ボリュームのあるフロント周りで安定したハンドリング性能を実現する (c)SHIONO BICYCLE
CSL EVOストレートフォークによりレーシーなハンドリングを実現 (c)SHIONO BICYCLE
ヘッドチューブは上下異形のテーパードヘッドを採用 (c)SHIONO BICYCLE
フレームはキューブの誇るウルトラハイモジュラスファイバーC:68カーボンを採用。全体の68％を占める炭素繊維と樹脂のナノ粒子が、重量の軽量化と剛性の強化に貢献する高品質なカーボン素材となっている。これをカーボンレイヤーの無駄な重なりを抑え、精密に組み込むことで軽量に作り上げるAdvanced Twin Moldと呼ばれるテクノロジーを駆使し、軽量かつ安全性に優れたフレームに仕上げた。
ダウンチューブは大口径かつ四角いスクエア形状を採用。ボリュームのあるBB周りと合わせて、パワー伝達効率を向上させる狙いだ。対してシートステーは最近のトレンドに習い、細く仕上げられることで快適性に貢献している。
ヘッドチューブは上側1-1/8、下側1-1/4のテーパードヘッドにより剛性を強化。ピンヒールのような細身のブレードは、剛性と快適性を両立している。フォークもストレートフォークを採用したことにより、よりレーシーなハンドリングを実現している。またケーブルはヘッドチューブ付近からフレームに内蔵されるためスタイリッシュな外見に仕上がっている。
直線的なフレームデザインをしている (c)SHIONO BICYCLE
ステムとバーテープはオレンジで統一。ワンティ・グループグベルトカラーだ (c)SHIONO BICYCLE
新型のR9150系デュラエースをフル搭載している (c)SHIONO BICYCLE
ホイールはフルクラムのセミディープを装備 (c)SHIONO BICYCLE
コンポーネントはシマノ・新型デュラエースDi2で、コックピット周りやシートピラーはリッチーのWCSグレードでまとめられる。ホイールはフルクラムのセミディープホイールセットがアッセンブルされ、タイヤはシュワルベONEと、そのままに即レースへ投入できるパーツ構成となっている。
カラーリングはワンティ・グループグベルトのチームカラーであるブルーをベースに白抜きでキューブのブランドロゴとオレンジの差し色が入るデザイン。サイズは50、52、54、56、58の5種類となっている。価格は832,000円（税抜）で、取り扱いはSHIONO BICYCLEだ。
キューブ LITENING C:68 SL Team Wantyとエンリーコ・ガスパロット（イタリア、ワンティ・グループグベルト） photo:Makoto.AYANO
キューブ LITENING C:68 SL Team Wanty
フレーム：C:68 Advanced Twin Mold Technology
フォーク：CSL Evo C:68 Technology
メインコンポーネント：シマノ・9150系デュラエースDi2
ステム：リッチー WCS
ハンドルバー：リッチー WCS Logic Curve Carbon
シートポスト：リッチー WCS Carbon（27.2mm）
ホイール：フルクラム Racing 44 Aero
サイズ：50、52、54、56、58
カラー：Team Wanty
重量：7.1kg
価格：832,000円（税抜）
キューブ LITENING C:68 SL Team Wanty (c)SHIONO BICYCLEドイツ東部、ヴァルダースホーフに拠点を置く「CUBE（キューブ）」。世界有数の巨大バイクメーカーに数えられるほどの規模を持ち、ロードバイク、MTB、Eバイク、ウェア等のアクセサリー類など幅広いラインアップを備えているのが特徴だ。
レースシーンにおいてもキューブはその存在を示しており、ベルギー籍のUCIプロコンチネンタルチームであるワンティ・グループグベルトや、2017年シーズンからは日本の愛三工業レーシングチームなどに機材サポートを行う。チームワンティに至っては2016年UCIヨーロッパツアーでランキング1位など、多くのレースで勝利を重ねているトップチームの一つだ。今回はそんなワンティ・グループグベルトの活躍を支え、エンリーコ・ガスパロット（イタリア）のアムステルゴールドレース勝利にも貢献したチームバイク「LITENING C:68 SL Team Wanty」を紹介しよう。
ブルーをベースにホワイトを配した爽やかなカラーリング (c)SHIONO BICYCLEボリュームのあるフロント周りで安定したハンドリング性能を実現する (c)SHIONO BICYCLECSL EVOストレートフォークによりレーシーなハンドリングを実現 (c)SHIONO BICYCLEヘッドチューブは上下異形のテーパードヘッドを採用 (c)SHIONO BICYCLEフレームはキューブの誇るウルトラハイモジュラスファイバーC:68カーボンを採用。全体の68％を占める炭素繊維と樹脂のナノ粒子が、重量の軽量化と剛性の強化に貢献する高品質なカーボン素材となっている。これをカーボンレイヤーの無駄な重なりを抑え、精密に組み込むことで軽量に作り上げるAdvanced Twin Moldと呼ばれるテクノロジーを駆使し、軽量かつ安全性に優れたフレームに仕上げた。
ダウンチューブは大口径かつ四角いスクエア形状を採用。ボリュームのあるBB周りと合わせて、パワー伝達効率を向上させる狙いだ。対してシートステーは最近のトレンドに習い、細く仕上げられることで快適性に貢献している。
ヘッドチューブは上側1-1/8、下側1-1/4のテーパードヘッドにより剛性を強化。ピンヒールのような細身のブレードは、剛性と快適性を両立している。フォークもストレートフォークを採用したことにより、よりレーシーなハンドリングを実現している。またケーブルはヘッドチューブ付近からフレームに内蔵されるためスタイリッシュな外見に仕上がっている。
直線的なフレームデザインをしている (c)SHIONO BICYCLEステムとバーテープはオレンジで統一。ワンティ・グループグベルトカラーだ (c)SHIONO BICYCLE新型のR9150系デュラエースをフル搭載している (c)SHIONO BICYCLEホイールはフルクラムのセミディープを装備 (c)SHIONO BICYCLEコンポーネントはシマノ・新型デュラエースDi2で、コックピット周りやシートピラーはリッチーのWCSグレードでまとめられる。ホイールはフルクラムのセミディープホイールセットがアッセンブルされ、タイヤはシュワルベONEと、そのままに即レースへ投入できるパーツ構成となっている。
カラーリングはワンティ・グループグベルトのチームカラーであるブルーをベースに白抜きでキューブのブランドロゴとオレンジの差し色が入るデザイン。サイズは50、52、54、56、58の5種類となっている。価格は832,000円（税抜）で、取り扱いはSHIONO BICYCLEだ。
キューブ LITENING C:68 SL Team Wantyとエンリーコ・ガスパロット（イタリア、ワンティ・グループグベルト） photo:Makoto.AYANOキューブ LITENING C:68 SL Team Wanty
フレーム：C:68 Advanced Twin Mold Technology
フォーク：CSL Evo C:68 Technology
メインコンポーネント：シマノ・9150系デュラエースDi2
ステム：リッチー WCS
ハンドルバー：リッチー WCS Logic Curve Carbon
シートポスト：リッチー WCS Carbon（27.2mm）
ホイール：フルクラム Racing 44 Aero
サイズ：50、52、54、56、58
カラー：Team Wanty
重量：7.1kg
価格：832,000円（税抜）
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