来季からボーラ・ハンスグローエとして活動するチームがプレゼンテーションを行い、ジャージやバイクを発表。世界王者のペーター・サガン(スロバキア)やラファル・マイカ(ポーランド)が記者会見に臨んだ。



記者会見に出席したチーム首脳陣やペーター・サガン(スロバキア)ら記者会見に出席したチーム首脳陣やペーター・サガン(スロバキア)ら (c)Bora-hansgrohe


チームマネージャーのラルフ・デンク氏とペーター・サガン(スロバキア)チームマネージャーのラルフ・デンク氏とペーター・サガン(スロバキア) (c)Bora-hansgroheリラックスした表情で語るラファル・マイカ(ポーランド)リラックスした表情で語るラファル・マイカ(ポーランド) (c)Bora-hansgroheコメントするペーター・サガン(スロバキア)コメントするペーター・サガン(スロバキア) (c)Bora-hansgrohe2010年に創設され、来季よりドイツの水栓金具メーカーであるハンスグローエ社をサブスポンサーに迎えるボーラ・ハンスグローエ。プレゼンテーションはチームがトレーニングキャンプを行っているスペイン、ヴァレンシア地方で開催され、運営首脳陣やサガン、マイカ、レオポルド・ケーニッヒ(チェコ)らエース級の選手が顔を揃えた。

「10月の初顔合わせで、僕らの2017年は”冒険”になるだろうと言ったんだ」とはサガン。「(システムキッチンメーカーである)ボーラが料理界に革新をもたらしたのと同じく、僕らは自転車界に革新をもたらすことができると思う。僕個人としてはボーラ・ハンスグローエのサポートを受けられるのはとても居心地良く感じている」とプレスリリース内でコメントしている。

来季ボーラ・ハンスグローエは解散したティンコフから8名(サガン兄弟、マイカ、バスカ、ボドナール、コラー、マッカーシー、ポルヤンスキー)を迎えるほか、グランツアーのエースとしてケーニッヒをチームスカイから獲得。マイカはツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャを、ケーニッヒはジロ・デ・イタリアを見据える予定で、チームは経験豊富なマークス・ブルグハート(ドイツ)も加入させている。

新しいジャージデザインは黒を基調に、ボーラ社のイメージである水玉を、ハンスグローエ社のイメージカラーである明るい青緑で彩ったもの。2016年いっぱいティンコフとの契約が有効であるためサガンやマイカは無地のシャツで臨んだが、1月1日以降にジャージが披露される予定だ。

text:So.Isobe