2016/12/20(火) - 09:04
チネリから新カーボンロードフレーム「SUPERSTAR」が登場した。これまでの「Saetta(サエッタ)」に代わるミドルグレードのフルカーボンモデルで、レーシングジオメトリーをもちつつ、オールラウンドに使える機能をもたせたマルチロードバイクとなる。SUPERSTARにはディスクブレーキとキャリパーブレーキバージョンの2種が用意され、ディスクブレーキバージョンはチネリ初のディスクロードとなる。
いつの時代にあっても前衛的なデザインのバイク&グッズを世に問い続けてきたイタリアの老舗バイクブランド「cinelli(チネリ)」。伝統を重んじる同社が、初のディスクブレーキ採用ロードをリリースした。東京・青山のOVEにて開催された発表会で、SUPERSTAR DISCは同社副社長ファブリツィオ・アギド氏のプレゼンテーションによりお披露目された。
「プロ・ロードレーシング」と謳われるSUPERSTAR DISCは、高強度カーボン繊維を使ったモノコックフレーム。同社と関係の深いコロンブス社の最新フォーク「フーツラ・ディスクフォーク」に前後12mmスルーアクスル&フラットマウントを採用し、最大限のコントロール性とライド性能を追求している。キャリパーブレーキモデルはディスクブレーキモデルとリアステーやエンド部の仕様は異なるものの、ほぼ同様のフレーム仕様となる。
フレームキャラクターとしてはエンデュランス、ヒルクライム、そしてクリテリウムなどを含めたロードレーシング&ファストライドに適したジオメトリーを採用し、ロードバイクとしての普遍的な性能を追求している。かつ太さ28mmのタイヤを使用可能なクリアランスも備えていることからグラベルライドにも対応する。
GCD(Geometry Controlled Deformation)というコンセプトによる上部がベンドされたトップチューブは、路面の穴や凹凸など、突然に強い衝撃を受けてもホイールベースを一定に保ち、安定したハンドリングと高いコントロール性をもたらす。
また、チネリと同じくグルッポ社の傘下にあたるフレーム素材ブランド、コロンブスとともに開発した独自のカーボンレイアップテクノロジーであるCCL(Comebed Carbon Layering)と、インターナルPUモールドによる製法は、構造体としてのフレームのパフォーマンスを向上させることに成功している。
またBB下部に採用されるOCR(Optimal Cable Routing)は、シフトケーブルとリアの油圧ホースなどに作業のためのアクセスを容易にする。
グレード的にはトップモデル STRATO FASTERに次ぐセカンドグレードとなり、フレーム単体で210,000円(税抜)のプライスがつく。
チネリ副社長ファブリツィオ・アギド氏のコメント
アギド氏「SUPERSTAR DISCは、ハイスピードで走るハイパフォーマンストレーニングやレーシングライディングに最適で、グラベルなどへの対応も可能にするロードバイクです。マルチなロードバイクではありますが、血統はレーシング。決してコンフォートやラグジュアリーといったカテゴリーのバイクではありません。
ジオメトリーはイクスピリエンスやストラートなどとほぼ同じ、スタンダードなロードジオメトリーを採用しています。
ヨーロッパでは今、グラベルライドもブームになっています。決して大きなブームではありませんが、舗装路だけでなく何処でもロードライドを楽しもうという流れはあります。しかしロード本来の走りの性能をスポイルしたくないという、サイクリストの高い要求に応えるバイクがSUPERSTAR DISCなのです。
12mmスルーアクスルを採用したのは、今もっとも汎用性が高い規格だからであり、フラットマウントの160mm、140mmローターに対応します。ディスクロードは2017年、もっといい段階を迎えるだろうと考えています」。
チネリ SUPERSTAR DISC フレームセット
カラー:ホワイトノイズ
サイズ:XS (46) - S (48) - M (51) - L (54) - XL (57)
フレーム:コロンブス カーボン モノコック
フォーク:コロンブス フーツラ Disc 1-1/8" - 1-1/2” モノコック
BB:Press Fit 86,5 mm
シートポスト径:Ø 27,2 mm
Fメカ:直付け
フレーム重量:970 g(Mサイズ)
フォーク重量:440 g
タイヤ:28mmまで装着可能
リア:スルーアクスル 12×142mm、フロント:スルーアクスル 12×100mm
フレーム価格:210,000円(税抜)
いつの時代にあっても前衛的なデザインのバイク&グッズを世に問い続けてきたイタリアの老舗バイクブランド「cinelli(チネリ)」。伝統を重んじる同社が、初のディスクブレーキ採用ロードをリリースした。東京・青山のOVEにて開催された発表会で、SUPERSTAR DISCは同社副社長ファブリツィオ・アギド氏のプレゼンテーションによりお披露目された。
「プロ・ロードレーシング」と謳われるSUPERSTAR DISCは、高強度カーボン繊維を使ったモノコックフレーム。同社と関係の深いコロンブス社の最新フォーク「フーツラ・ディスクフォーク」に前後12mmスルーアクスル&フラットマウントを採用し、最大限のコントロール性とライド性能を追求している。キャリパーブレーキモデルはディスクブレーキモデルとリアステーやエンド部の仕様は異なるものの、ほぼ同様のフレーム仕様となる。
フレームキャラクターとしてはエンデュランス、ヒルクライム、そしてクリテリウムなどを含めたロードレーシング&ファストライドに適したジオメトリーを採用し、ロードバイクとしての普遍的な性能を追求している。かつ太さ28mmのタイヤを使用可能なクリアランスも備えていることからグラベルライドにも対応する。
GCD(Geometry Controlled Deformation)というコンセプトによる上部がベンドされたトップチューブは、路面の穴や凹凸など、突然に強い衝撃を受けてもホイールベースを一定に保ち、安定したハンドリングと高いコントロール性をもたらす。
また、チネリと同じくグルッポ社の傘下にあたるフレーム素材ブランド、コロンブスとともに開発した独自のカーボンレイアップテクノロジーであるCCL(Comebed Carbon Layering)と、インターナルPUモールドによる製法は、構造体としてのフレームのパフォーマンスを向上させることに成功している。
またBB下部に採用されるOCR(Optimal Cable Routing)は、シフトケーブルとリアの油圧ホースなどに作業のためのアクセスを容易にする。
グレード的にはトップモデル STRATO FASTERに次ぐセカンドグレードとなり、フレーム単体で210,000円(税抜)のプライスがつく。
チネリ副社長ファブリツィオ・アギド氏のコメント
アギド氏「SUPERSTAR DISCは、ハイスピードで走るハイパフォーマンストレーニングやレーシングライディングに最適で、グラベルなどへの対応も可能にするロードバイクです。マルチなロードバイクではありますが、血統はレーシング。決してコンフォートやラグジュアリーといったカテゴリーのバイクではありません。
ジオメトリーはイクスピリエンスやストラートなどとほぼ同じ、スタンダードなロードジオメトリーを採用しています。
ヨーロッパでは今、グラベルライドもブームになっています。決して大きなブームではありませんが、舗装路だけでなく何処でもロードライドを楽しもうという流れはあります。しかしロード本来の走りの性能をスポイルしたくないという、サイクリストの高い要求に応えるバイクがSUPERSTAR DISCなのです。
12mmスルーアクスルを採用したのは、今もっとも汎用性が高い規格だからであり、フラットマウントの160mm、140mmローターに対応します。ディスクロードは2017年、もっといい段階を迎えるだろうと考えています」。
チネリ SUPERSTAR DISC フレームセット
カラー:ホワイトノイズ
サイズ:XS (46) - S (48) - M (51) - L (54) - XL (57)
フレーム:コロンブス カーボン モノコック
フォーク:コロンブス フーツラ Disc 1-1/8" - 1-1/2” モノコック
BB:Press Fit 86,5 mm
シートポスト径:Ø 27,2 mm
Fメカ:直付け
フレーム重量:970 g(Mサイズ)
フォーク重量:440 g
タイヤ:28mmまで装着可能
リア:スルーアクスル 12×142mm、フロント:スルーアクスル 12×100mm
フレーム価格:210,000円(税抜)
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