2016/01/26(火) - 18:50
UCIシクロクロスワールドカップ最終戦に竹之内悠、小坂光、沢田時、織田聖の4名が出場した。世界選まで一週間。前哨戦とも言えるレースに挑んだ日本人選手たちのコメントを紹介する。
竹之内悠(Toyo-Frame/エリートに出場)
欧州に戻って来てから落車してしまい、最近バイクに乗れていなかったのですが、今日は乗れていないなりに良い走りができたかなと思います。以前の肉離れの影響もあったせいか、身体が不調で外でトレーニングできない日々が続いていました。2週間前ぐらいから外でのトレーニングを再開することができ、そのおかげで落ちていた調子も取り戻しつつあります。今日も遅いなりに良い部分を見つけることができました。自分の中では良いレースであったと思います。
結果は別として、これからの伸びしろが見えたので、来週に向けてまたトレーニングをして調子を上げていきます。
小坂 光(宇都宮ブリッツェン/エリートに出場)
スタートはスムーズだったので、無理に上げすぎずに落ち着いて走ることを心がけましたが、ハードなコースと周りのペースに合わせるだけで精一杯でした。徐々に遅れてしまい、あと50mほどで次のラップに入れず降ろされてしまいました。
コーナーをはじめとして、いくつかの点で以前より進歩は感じましたが、やはりトップは僕ら以上に速いスピードでレベルが上がっている気がします。ただ、このレースでかなり追い込めたので、世界選手権ではもう一段上げられると思います。調子は良いのでしっかり調整して世界選手権に挑みます。
沢田時(ブリヂストンアンカー/U23に出場)
日本から来たばかりだったので、20番台でのフィニッシュを目標にしてスタートしました。結果的には目標を達成することはできませんでしたが、来週の世界選手権に向けての手応えは掴めました。
コースについては、階段前後の砂のような泥が本当につらかったですね。なんとか乗車のままクリアできるくらいの本当に重い路面でした。だからといってバイクを降りても辛さは変わらなそうでしたね。轍があったとしても、深いところは落とし穴のようにズボッとハマってしまうので安心はできませんでした。ただ、そんな中でも乗車のままクリアする場所と、割りきって降りる場所の判断もうまくできましたし、後半は深い轍にも慣れて、ちょっとだけ休めるようになりました。
スタートは3列目と良い位置からでした。そこから、すぐ後退してしまうのでは、と気をつけていたものの、自分が考えていたよりも前方の20位ぐらいで序盤を展開することができました。1周目完了時点では25位ぐらい。そこからは周りのペースに対応できず、2~3周目はじわじわと後退してしまいました。
ただ、日本では経験できないほどのハイペースなレース体験できたのは、世界選に向けての好材料になりました。もう少し順位を上げられたかなという印象ですが、終始自分の前後に選手がいたので、最後まで追い込みきれたのは良かったですね。レース前に自分が予想していたよりも周回数が多かったこと、そして1周の距離が長かったことで、まるでMTBレースの様な辛さでしたから、最後はもう限界でしたね。
今日のように泥が深く、トップと差がつきやすいコンディションの中でも、何はともあれ完走でき、ヨーロッパのコースの走り方が分かってきたので、世界選ではもっと良い走りが出来ると思います。
織田 聖(Above Bike Store/ジュニアに出場)
スタートはフランスの速い選手(一桁フィニッシュ)の後ろについていき、集団のいいところまで上がれたのですが、その後はミスを続けてしまい、どんどんと集団から遅れてしまいました。2周目からは前に人がいなかったので自分のペースで走ることができたため、2人を抜くことができました。しかし、その後もミスが続き、最終的には足の攣りでレースが終わってしまいました。日本のコースとは全く違い、本当に難しいです。来週はなんとしても完走できるように頑張りたいです。
photo&interview:Alisa.Okazaki
竹之内悠(Toyo-Frame/エリートに出場)
欧州に戻って来てから落車してしまい、最近バイクに乗れていなかったのですが、今日は乗れていないなりに良い走りができたかなと思います。以前の肉離れの影響もあったせいか、身体が不調で外でトレーニングできない日々が続いていました。2週間前ぐらいから外でのトレーニングを再開することができ、そのおかげで落ちていた調子も取り戻しつつあります。今日も遅いなりに良い部分を見つけることができました。自分の中では良いレースであったと思います。
結果は別として、これからの伸びしろが見えたので、来週に向けてまたトレーニングをして調子を上げていきます。
小坂 光(宇都宮ブリッツェン/エリートに出場)
スタートはスムーズだったので、無理に上げすぎずに落ち着いて走ることを心がけましたが、ハードなコースと周りのペースに合わせるだけで精一杯でした。徐々に遅れてしまい、あと50mほどで次のラップに入れず降ろされてしまいました。
コーナーをはじめとして、いくつかの点で以前より進歩は感じましたが、やはりトップは僕ら以上に速いスピードでレベルが上がっている気がします。ただ、このレースでかなり追い込めたので、世界選手権ではもう一段上げられると思います。調子は良いのでしっかり調整して世界選手権に挑みます。
沢田時(ブリヂストンアンカー/U23に出場)
日本から来たばかりだったので、20番台でのフィニッシュを目標にしてスタートしました。結果的には目標を達成することはできませんでしたが、来週の世界選手権に向けての手応えは掴めました。
コースについては、階段前後の砂のような泥が本当につらかったですね。なんとか乗車のままクリアできるくらいの本当に重い路面でした。だからといってバイクを降りても辛さは変わらなそうでしたね。轍があったとしても、深いところは落とし穴のようにズボッとハマってしまうので安心はできませんでした。ただ、そんな中でも乗車のままクリアする場所と、割りきって降りる場所の判断もうまくできましたし、後半は深い轍にも慣れて、ちょっとだけ休めるようになりました。
スタートは3列目と良い位置からでした。そこから、すぐ後退してしまうのでは、と気をつけていたものの、自分が考えていたよりも前方の20位ぐらいで序盤を展開することができました。1周目完了時点では25位ぐらい。そこからは周りのペースに対応できず、2~3周目はじわじわと後退してしまいました。
ただ、日本では経験できないほどのハイペースなレース体験できたのは、世界選に向けての好材料になりました。もう少し順位を上げられたかなという印象ですが、終始自分の前後に選手がいたので、最後まで追い込みきれたのは良かったですね。レース前に自分が予想していたよりも周回数が多かったこと、そして1周の距離が長かったことで、まるでMTBレースの様な辛さでしたから、最後はもう限界でしたね。
今日のように泥が深く、トップと差がつきやすいコンディションの中でも、何はともあれ完走でき、ヨーロッパのコースの走り方が分かってきたので、世界選ではもっと良い走りが出来ると思います。
織田 聖(Above Bike Store/ジュニアに出場)
スタートはフランスの速い選手(一桁フィニッシュ)の後ろについていき、集団のいいところまで上がれたのですが、その後はミスを続けてしまい、どんどんと集団から遅れてしまいました。2周目からは前に人がいなかったので自分のペースで走ることができたため、2人を抜くことができました。しかし、その後もミスが続き、最終的には足の攣りでレースが終わってしまいました。日本のコースとは全く違い、本当に難しいです。来週はなんとしても完走できるように頑張りたいです。
photo&interview:Alisa.Okazaki
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