2016/01/14(木) - 17:40
2010年に橋川健氏を中心として結成され、ベルギーを拠点に若手育成を担うチームユーラシアIRCタイヤ。7年目を迎えた今年は、清水太己、鳴海颯、小野寺望、大町健斗というメンバーでシーズンを走る。
昨年のサイクリングアカデミーに参加したメンバー。写真右の小野寺望と、右から3番目の鳴海颯が加入する photo:Team Eurasia - IRC tire
昨年EQADSに所属し、サイクリングアカデミーを経験した清水太己が正式加入した photo:Makoto.AYANOベルギー、コルトレイクを拠点として活動するチームユーラシアIRCタイヤ。橋川健監督の下で共同生活を送りながら、自転車競技の本場ヨーロッパにおいて選手育成を主目的として活動しているチームだ。これまでの6年間に竹之内悠、大場政登志、小森亮平、小石祐馬といった選手を輩出してきた実績もある。
それだけに選手はアンダー世代が中心で、今年はEQUADSから移籍したエリート1年目の清水太己、U23の鳴海颯と小野寺望、そしてジュニア育成選手である大町健斗という4名が同チームのジャージを身に纏う。
また、チームは設立当初から井上ゴム工業・IRCタイヤからも大きな支援を得て活動。日本とは比較にならないほど厳しいベルギーの道路環境におけるロードレースタイヤの製品開発・テスト協力を行いながら走っている。
そして同チームの特徴として、U23カテゴリーでスムーズに欧州での競技生活に順応させるために中高生を夏休み期間中にヨーロッパレースを走らせる「サイクリングアカデミー」を実施していることが挙げられる。これまでに15名をサポートしており、今年もステージレースを含む国際レースへの参戦を計画しているという。
以下、橋川健監督からのコメントを紹介しよう。
U23 及びエリート選手達の育成について 橋川健監督
チームユーラシアIRCタイヤの橋川健監督 photo:Makoto.AYANO
2015年8月12日に行われたGP DES CARRIERES - KERMESSE DU CAYOTEU(ジュニアカテゴリー)で2位に入った大町健斗 photo:Team Eurasia - IRC tireチームが立ち上がった2010年は日本人が欧州で活動する為の情報やチームが少なく、また国内においてもレース、チーム等のレース業界が活性化していなかったことから、選手及び関係者から欧州で活動する「育成チーム」の要望が多く寄せられ、「チーム ユーラシア」が誕生しました。「チームユーラシア」からは日本チャンピオン、アジアチャンピオンを始め多くのトップ選手たちを排出しています。
チームの設立時から「欧州でプロとして活躍できる選手の育成」をチームのスローガンとして活動していますが、その実績としては2012年には竹之内悠がヨーロッパツアーのレースで8位入賞し、ヨーロッパツアーポイントを獲得しています。
近年では多くの日本人選手がヨーロッパのレースに参戦していますが、成績が向上しているわけではありません。過去10年間にヨーロッパツアーのレースに参戦し、ポイントを獲得している選手は新城幸也、別府史之、宮澤崇史、土井雪広、竹之内悠しかおりません。当時の竹之内が先輩選手達と肩を並べられるだけの実力があったとは恐れ多くも言えませんが、いかにヨーロッパツアーポイントを獲得することが高いハードルであるのかを理解していただけるかと思います。
2016シーズンはメンバーも入れ替わりますがエリート1年目となる清水は欧州アマチュアレースでのトップ3を目標とし、2017シーズンにはUCIポイントの獲得。2018シーズンには欧州コンチネンタルチームへの加入を目標にしています。U23で1年目の選手たちは集団内で展開し、レースで完走する事を目指します。
Team Eurasia-IRC Tire(チームユーラシア IRCタイヤ)
チームの目的:「欧州でプロとして活躍できる選手の育成」及びその発掘
2016シーズンチームメンバー
清水太己(1993生 エリート1年目 エカーズより移籍)
鳴海颯(東京 U23 1年目 1997生 2015年サイクリングアカデミー参加)
小野寺望(東京 U23 1年目 1997生 2015年サイクリングアカデミー参加)
ジュニア育成選手
大町健斗(広島 ジュニア 1998生)
活動予定
2月下旬より欧州を中心に50レース前後参戦し、国内ではJBCF登録を行いエリートクラスに参戦予定。
7~8月にはサイクリングアカデミーをベルギーにて開催。U19・U17の選手たちの欧州レース参戦サポート、英会話レッスンを開催します。(サイクリングアカデミーの詳細については決まり次第公表します)
スポンサー
井上ゴム工業株式会社(IRCタイヤ)
協賛
株式会社オージーケーカブト(Kabuto ヘルメット及びアクセサリー)
株式会社パールイズミ(レースウェア)
東京サンエス株式会社(OnebyESU Dixna ハンドル、サドル等)
株式会社近藤機械製作所 (Gokisoホイール)
株式会社ユーロスポーツインテグレーション (LOOKペダル)
株式会社キナン
メカニックサポートサイクルショップ Positivo(東京都世田谷区等々力2丁目7-4)
チームユーラシアでは短期、長期関わらず欧州遠征に参加するメンバー及びアカデミーに参加希望するメンバーを募集しています。詳細はお問い合わせ下さい。
teameurasia@gmail.com teameurasia2009@gmail.com
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それだけに選手はアンダー世代が中心で、今年はEQUADSから移籍したエリート1年目の清水太己、U23の鳴海颯と小野寺望、そしてジュニア育成選手である大町健斗という4名が同チームのジャージを身に纏う。
また、チームは設立当初から井上ゴム工業・IRCタイヤからも大きな支援を得て活動。日本とは比較にならないほど厳しいベルギーの道路環境におけるロードレースタイヤの製品開発・テスト協力を行いながら走っている。
そして同チームの特徴として、U23カテゴリーでスムーズに欧州での競技生活に順応させるために中高生を夏休み期間中にヨーロッパレースを走らせる「サイクリングアカデミー」を実施していることが挙げられる。これまでに15名をサポートしており、今年もステージレースを含む国際レースへの参戦を計画しているという。
以下、橋川健監督からのコメントを紹介しよう。
U23 及びエリート選手達の育成について 橋川健監督
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チームの設立時から「欧州でプロとして活躍できる選手の育成」をチームのスローガンとして活動していますが、その実績としては2012年には竹之内悠がヨーロッパツアーのレースで8位入賞し、ヨーロッパツアーポイントを獲得しています。
近年では多くの日本人選手がヨーロッパのレースに参戦していますが、成績が向上しているわけではありません。過去10年間にヨーロッパツアーのレースに参戦し、ポイントを獲得している選手は新城幸也、別府史之、宮澤崇史、土井雪広、竹之内悠しかおりません。当時の竹之内が先輩選手達と肩を並べられるだけの実力があったとは恐れ多くも言えませんが、いかにヨーロッパツアーポイントを獲得することが高いハードルであるのかを理解していただけるかと思います。
2016シーズンはメンバーも入れ替わりますがエリート1年目となる清水は欧州アマチュアレースでのトップ3を目標とし、2017シーズンにはUCIポイントの獲得。2018シーズンには欧州コンチネンタルチームへの加入を目標にしています。U23で1年目の選手たちは集団内で展開し、レースで完走する事を目指します。
Team Eurasia-IRC Tire(チームユーラシア IRCタイヤ)
チームの目的:「欧州でプロとして活躍できる選手の育成」及びその発掘
2016シーズンチームメンバー
清水太己(1993生 エリート1年目 エカーズより移籍)
鳴海颯(東京 U23 1年目 1997生 2015年サイクリングアカデミー参加)
小野寺望(東京 U23 1年目 1997生 2015年サイクリングアカデミー参加)
ジュニア育成選手
大町健斗(広島 ジュニア 1998生)
活動予定
2月下旬より欧州を中心に50レース前後参戦し、国内ではJBCF登録を行いエリートクラスに参戦予定。
7~8月にはサイクリングアカデミーをベルギーにて開催。U19・U17の選手たちの欧州レース参戦サポート、英会話レッスンを開催します。(サイクリングアカデミーの詳細については決まり次第公表します)
スポンサー
井上ゴム工業株式会社(IRCタイヤ)
協賛
株式会社オージーケーカブト(Kabuto ヘルメット及びアクセサリー)
株式会社パールイズミ(レースウェア)
東京サンエス株式会社(OnebyESU Dixna ハンドル、サドル等)
株式会社近藤機械製作所 (Gokisoホイール)
株式会社ユーロスポーツインテグレーション (LOOKペダル)
株式会社キナン
メカニックサポートサイクルショップ Positivo(東京都世田谷区等々力2丁目7-4)
チームユーラシアでは短期、長期関わらず欧州遠征に参加するメンバー及びアカデミーに参加希望するメンバーを募集しています。詳細はお問い合わせ下さい。
teameurasia@gmail.com teameurasia2009@gmail.com
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