2015/12/05(土) - 23:46
12月5日、長野県飯山市の長峰運動公園内特設コースにてJCX年齢別選手権/信州シクロクロス飯山大会が開催。照明が灯るナイトレースとなったマスターズ選手権男子40で筧五郎(56CYCLE)が優勝を飾った。
JCFの第21回全日本シクロクロス選手権に先立って、同会場でAJOCCのJCX年齢別選手権ならびに信州シクロクロス飯山大会が開催された。
レース会場は長野県飯山市にある長峰運動公園。グラウンドを取り囲むコースは平坦基調だが、キャンバーと階段、テクニカルなシングルトラックの下りが組み合わされている。JCFレースのライセンスコントロールやチーム代表者会議終了後、16時15分のJCX年齢別選手権U15キッズを皮切りに、暗闇に浮かび上がったコースで7レースが行われた。
気温が2度まで下がり、小雪が舞う中、19時にスタートしたJCXマスターズ選手権男子40は序盤から筧五郎(56CYCLE)の独壇場となる。周回を重ねるごとに後続の小田島貴弘(maillotSY-Nak)や水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)とのタイムが広がり、独走のままフィニッシュした。
圧勝に見えた筧の勝利だったが「追いかけられる心理状態で、昨日は寝れなかった」と言う。「周りから『落車しろ』『失敗しろ』と思われている中だったので寝れなかったですね」。
「1分差をつけても何が起こるか分からないので、毎周回ラップタイムを教えてもらってました。最後の直線でようやく気を抜くことが出来た。シーズンの中で最も狙っていたレース。次の目標は来年また勝って、これからも勝ち続けることです」と筧は安堵の表情を浮かべながら振り返る。
AJOCCレースではエリートレースさながらのラップタイムでマスターズレース優勝を重ねる筧。エリートではなくマスターズに出場する理由について「マスターズのレベルを『おじさんの集まり』ではなくて、もっと上まで持っていきたいから」と語る。「エリートレースでは良くても8位か9位で、先が見えてしまっていた。やっぱり勝ちを狙うマスターズでは練習内容も変わってきます。勝つために練習でもしっかり踏み抜くようになる。これからもここでやっていきたいです」。
JCXマスターズ選手権男子50では羽鳥和重(cycleclub3UP)が勝利。常に中谷聡(北陸ドロタボウ)や大河内二郎(シルクロード)の足音が聞こえるポジションで走りながらも、最後までリードを守り抜いた。
「1周目はノーミスだったものの、2周目からミスが重なってその度に数秒失ってしまった。でも階段で突き放すことしか考えてなかったので、その手前でしっかりと息を整えて、階段を全開で登りました。シーズン最大の目標だったので本当に良かったです。このためだけにトレーニングしてきました」とタイトルを獲得した羽鳥は語っている。
JCX年齢別選手権の開催中はほぼドライな状態が保たれたものの、夜から朝にかけて現地は雨。翌日のJCFレースは文字通りの泥仕合が予想される。12月6日(日)はジュニア(9:00〜)、U23(10:10〜)、エリート女子(11:30〜)、エリート男子(13:00〜)の4レースが開催される。
JCX マスターズ選手権 男子40
1位 筧五郎(56CYCLE)
2位 小田島貴弘(maillotSY-Nak)
3位 水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)
JCX マスターズ選手権 男子50
1位 羽鳥和重(cycleclub3UP)
2位 中谷聡(北陸ドロタボウ)
3位 大河内二郎(シルクロード)
JCX30
1位 秋本光隆(TeamRuedaNagoya)
2位 白石浩之(TEAMSOLDOUTRACING)
3位 高田晃平(オカヤマシクロクロス)
JCX女子
1位 児玉和代(sfiDAREworks)
2位 清水朱実(北陸ドロタボウ)
3位 藤森なおみ
JCX U17
1位 小島大輝(SNELCYCLOCROSSTEAM)
2位 積田連(TeamCHAINRINGEspoir)
3位 出羽秀多(チーム36隊)
JCX U15
1位 中島渉(FELT-mistral)
2位 宮嵜孝志(Team Pro Ride)
3位 綾野尋(cycleclub3UP)
C3+4
1位 山田主(TEAMSCOTT)
2位 大谷栄(HARP Racing Club)
3位 辻啓(八ヶ岳CYCLOCROSSCLUB)
JCFの第21回全日本シクロクロス選手権に先立って、同会場でAJOCCのJCX年齢別選手権ならびに信州シクロクロス飯山大会が開催された。
レース会場は長野県飯山市にある長峰運動公園。グラウンドを取り囲むコースは平坦基調だが、キャンバーと階段、テクニカルなシングルトラックの下りが組み合わされている。JCFレースのライセンスコントロールやチーム代表者会議終了後、16時15分のJCX年齢別選手権U15キッズを皮切りに、暗闇に浮かび上がったコースで7レースが行われた。
気温が2度まで下がり、小雪が舞う中、19時にスタートしたJCXマスターズ選手権男子40は序盤から筧五郎(56CYCLE)の独壇場となる。周回を重ねるごとに後続の小田島貴弘(maillotSY-Nak)や水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)とのタイムが広がり、独走のままフィニッシュした。
圧勝に見えた筧の勝利だったが「追いかけられる心理状態で、昨日は寝れなかった」と言う。「周りから『落車しろ』『失敗しろ』と思われている中だったので寝れなかったですね」。
「1分差をつけても何が起こるか分からないので、毎周回ラップタイムを教えてもらってました。最後の直線でようやく気を抜くことが出来た。シーズンの中で最も狙っていたレース。次の目標は来年また勝って、これからも勝ち続けることです」と筧は安堵の表情を浮かべながら振り返る。
AJOCCレースではエリートレースさながらのラップタイムでマスターズレース優勝を重ねる筧。エリートではなくマスターズに出場する理由について「マスターズのレベルを『おじさんの集まり』ではなくて、もっと上まで持っていきたいから」と語る。「エリートレースでは良くても8位か9位で、先が見えてしまっていた。やっぱり勝ちを狙うマスターズでは練習内容も変わってきます。勝つために練習でもしっかり踏み抜くようになる。これからもここでやっていきたいです」。
JCXマスターズ選手権男子50では羽鳥和重(cycleclub3UP)が勝利。常に中谷聡(北陸ドロタボウ)や大河内二郎(シルクロード)の足音が聞こえるポジションで走りながらも、最後までリードを守り抜いた。
「1周目はノーミスだったものの、2周目からミスが重なってその度に数秒失ってしまった。でも階段で突き放すことしか考えてなかったので、その手前でしっかりと息を整えて、階段を全開で登りました。シーズン最大の目標だったので本当に良かったです。このためだけにトレーニングしてきました」とタイトルを獲得した羽鳥は語っている。
JCX年齢別選手権の開催中はほぼドライな状態が保たれたものの、夜から朝にかけて現地は雨。翌日のJCFレースは文字通りの泥仕合が予想される。12月6日(日)はジュニア(9:00〜)、U23(10:10〜)、エリート女子(11:30〜)、エリート男子(13:00〜)の4レースが開催される。
JCX マスターズ選手権 男子40
1位 筧五郎(56CYCLE)
2位 小田島貴弘(maillotSY-Nak)
3位 水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)
JCX マスターズ選手権 男子50
1位 羽鳥和重(cycleclub3UP)
2位 中谷聡(北陸ドロタボウ)
3位 大河内二郎(シルクロード)
JCX30
1位 秋本光隆(TeamRuedaNagoya)
2位 白石浩之(TEAMSOLDOUTRACING)
3位 高田晃平(オカヤマシクロクロス)
JCX女子
1位 児玉和代(sfiDAREworks)
2位 清水朱実(北陸ドロタボウ)
3位 藤森なおみ
JCX U17
1位 小島大輝(SNELCYCLOCROSSTEAM)
2位 積田連(TeamCHAINRINGEspoir)
3位 出羽秀多(チーム36隊)
JCX U15
1位 中島渉(FELT-mistral)
2位 宮嵜孝志(Team Pro Ride)
3位 綾野尋(cycleclub3UP)
C3+4
1位 山田主(TEAMSCOTT)
2位 大谷栄(HARP Racing Club)
3位 辻啓(八ヶ岳CYCLOCROSSCLUB)
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