2015/11/16(月) - 13:32
11月15日に京都府南丹市の「スチールの森京都(旧府民の森ひよし)」で開催された関西シクロクロス第3戦で沢田時(ブリヂストンアンカー)が2週連続優勝。CL1は坂口聖香(パナソニックレディース)、CM1は筧五郎が制している。
日曜日の朝、関西一円のシクロクロッサーが朝霧に包まれた「スチールの森京都(旧府民の森ひよし)」に集結。信州シクロクロス第3戦(AJOCC)と東海シクロクロス第2戦(AJOCC)、中国シクロクロス第3戦(AJOCC)、ならびにGP-mistral第2戦が同日開催だったにも関わらず411名ものスタート選手を集めた(エントリーは603名)関西シクロクロス第3戦が開催された。
レースは会場は京阪神から1時間強というアクセスの京都府南丹市の山間。コースの大半は固い草地で、シケインや低い連続ステップの他、キャンバーやシングルトラック、砂利道、舗装路が組み合わされている。
草地には鋭利な小石や埋没した石が散らばっており、他の会場と比べるとパンク率が高いのが特徴。さらにレース前日にたっぷりと降った雨によってコースは泥々で、掘り起こされて泥が露出した重馬場を踏み抜くパワーが要求される。
左足の肉離れによってヨーロッパ遠征を一旦切り上げて帰国した全日本チャンピオンの竹之内悠(ベランクラシック・エコイ)も会場を訪れ、DJがらぱさんとともにマイクを握ってレースのゲスト解説を行った。
この日も”スタート職人”福田透(ナカガワAS.K’デザイン)が序盤から先行し、代わって沢田時(ブリヂストンアンカー)が先頭に出る。先頭で独走状態に持ち込んだ沢田は周回を重ねるごとに後続とのタイム差を広げた。
「先週(第2戦)よりもずっとシクロクロスバイクに慣れました。今日は後半にかけてペースを上げることが出来た」と語る沢田が最終的に2位以下を49秒引き離してフィニッシュ。2週連続で関西シクロクロスを制した。
沢田の後方では木村吉秀(JPSTMASSAANDEX)と島田真琴(シマノドリンキング)が熾烈な2位争いを繰り広げた。担ぎ区間でリードする木村とパワー区間でリードする島田の攻防は最終スプリントに持ち込まれ、木村が先着している(規則違反の位置からスタートした島田は同一周回の最下位に降格)。
CL1レースは先行スタートのCM1の選手を抜きながら後続に4分以上の差をつけた坂口聖香(パナソニックレディース)が圧勝。CM1は前日に鈴鹿エンデューロを走った筧五郎(56CYCLE)がC1をも上回るラップタイムを刻んで優勝を飾った。また、CL2を制した元全日本チャンピオンの唐見実世子(ヴィクトワール広島スタッフチーム)は次戦からCL1に出場する。
関西シクロクロス第4戦は翌週の11月22日(日)に滋賀県高島市のマキノ高原で開催。JCX第4戦にあたるUCIレースであり、その翌日23(月)には同会場で第5戦が開催される。
その他の写真はフォトギャラリーにて。
C1
1位 沢田時(ブリヂストンアンカー)
2位 木村吉秀(JPSTMASSAANDEX)+0:49
3位 伊澤優大(岩井商会RACING)+2:33
4位 松木健治((有)村上建具)+2:55
5位 中井路雅(京都産業大学)+3:16
6位 川村誠(スクミズマシンワークス)+3:23
7位 久保伸次(岩井商会RACING)+3:26
8位 伊澤広大(岩井商会RACING)+3:39
9位 水谷祐太(シマノドリンキング)+3:50
10位 村田憲治(tacurino.net)+4:20
CL1
1位 坂口聖香(パナソニックレディース)
2位 上田順子(ダム部)+4:13
3位 平田千枝(まほろばRC)+4:27
4位 高田由貴 +5:18
5位 島袋陽子(エキップリオン)+7:52
CM1
1位 筧五郎(56CYCLE)
2位 大河内二郎(シルクロード)+3:00
3位 水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)+3:10
4位 小田健司(京都微研DUVE)+3:39
5位 國分圭二(Mt.HASE321)+3:58
CJ
1位 梶鉄輝(sonicracing)
C2
1位 横井廉(県立山崎高校)
2位 中原学(BikeTeam回転木馬)+0:53
3位 菊池洋志(グランデパール播磨)+1:19
4位 斉藤和哉(チームシルクロード)+1:24
5位 柿本哲治(PRANTAN/SQUADRA)+1:25
CM2
1位 新田昌己(Euro-worksLasista)
2位 福中健二(山の駅猪名川)+0:05
3位 堀池知也(CHARGECYCLINGCLUB)+0:12
CL2
1位 唐見実世子(ヴィクトワール広島スタッフチーム)
2位 石田唯(美山CC)+1:03
3位 中里眞由美(チームアラヤ)+1:04
C3
1位 田平修三(トーヨーRT)
2位 成瀬拓未(神戸大学)+0:01
3位 明石岳志 +0:03
U17
1位 細田悠太
2位 妻木祥太郎(RingoRoad)+1:31
3位 天野壮悠(ステラシルベスト/本家天野家)+2:27
CM3A
1位 市埜吉孝(高野建具店)
2位 向井義人(水曜夜練)+0:23
3位 ランデル・ナイジェル(CyclingKyoto)+0:24
CM3B
1位 楠健司(GOUREN)
2位 水田昌宏(C-WASP)+0:22
3位 鈴木徹(ナカガワAS.K’デザイン)+0:22
CL3
1位 芝原妙子
2位 村地春美(同志社サイクリングクラブ)+1:14
3位 田垣千夜子(京都朝ライド写真部)+1:34
C4A
1位 浅井孝文(神戸大学)
2位 湯浅勉(GIANTCC)+0:33
3位 森田正徳(ナカガワAS.K’デザイン)+1:13
C4B
1位 塩澤海(同志社サイクリングクラブ)
2位 守分佑介(ピワONEメテオ)+0:07
3位 田中信行(Zippycycleclub)+0:19
CM4
1位 山田和弘
2位 副島真二 +0:30
text&photo:Kei Tsuji
日曜日の朝、関西一円のシクロクロッサーが朝霧に包まれた「スチールの森京都(旧府民の森ひよし)」に集結。信州シクロクロス第3戦(AJOCC)と東海シクロクロス第2戦(AJOCC)、中国シクロクロス第3戦(AJOCC)、ならびにGP-mistral第2戦が同日開催だったにも関わらず411名ものスタート選手を集めた(エントリーは603名)関西シクロクロス第3戦が開催された。
レースは会場は京阪神から1時間強というアクセスの京都府南丹市の山間。コースの大半は固い草地で、シケインや低い連続ステップの他、キャンバーやシングルトラック、砂利道、舗装路が組み合わされている。
草地には鋭利な小石や埋没した石が散らばっており、他の会場と比べるとパンク率が高いのが特徴。さらにレース前日にたっぷりと降った雨によってコースは泥々で、掘り起こされて泥が露出した重馬場を踏み抜くパワーが要求される。
左足の肉離れによってヨーロッパ遠征を一旦切り上げて帰国した全日本チャンピオンの竹之内悠(ベランクラシック・エコイ)も会場を訪れ、DJがらぱさんとともにマイクを握ってレースのゲスト解説を行った。
この日も”スタート職人”福田透(ナカガワAS.K’デザイン)が序盤から先行し、代わって沢田時(ブリヂストンアンカー)が先頭に出る。先頭で独走状態に持ち込んだ沢田は周回を重ねるごとに後続とのタイム差を広げた。
「先週(第2戦)よりもずっとシクロクロスバイクに慣れました。今日は後半にかけてペースを上げることが出来た」と語る沢田が最終的に2位以下を49秒引き離してフィニッシュ。2週連続で関西シクロクロスを制した。
沢田の後方では木村吉秀(JPSTMASSAANDEX)と島田真琴(シマノドリンキング)が熾烈な2位争いを繰り広げた。担ぎ区間でリードする木村とパワー区間でリードする島田の攻防は最終スプリントに持ち込まれ、木村が先着している(規則違反の位置からスタートした島田は同一周回の最下位に降格)。
CL1レースは先行スタートのCM1の選手を抜きながら後続に4分以上の差をつけた坂口聖香(パナソニックレディース)が圧勝。CM1は前日に鈴鹿エンデューロを走った筧五郎(56CYCLE)がC1をも上回るラップタイムを刻んで優勝を飾った。また、CL2を制した元全日本チャンピオンの唐見実世子(ヴィクトワール広島スタッフチーム)は次戦からCL1に出場する。
関西シクロクロス第4戦は翌週の11月22日(日)に滋賀県高島市のマキノ高原で開催。JCX第4戦にあたるUCIレースであり、その翌日23(月)には同会場で第5戦が開催される。
その他の写真はフォトギャラリーにて。
C1
1位 沢田時(ブリヂストンアンカー)
2位 木村吉秀(JPSTMASSAANDEX)+0:49
3位 伊澤優大(岩井商会RACING)+2:33
4位 松木健治((有)村上建具)+2:55
5位 中井路雅(京都産業大学)+3:16
6位 川村誠(スクミズマシンワークス)+3:23
7位 久保伸次(岩井商会RACING)+3:26
8位 伊澤広大(岩井商会RACING)+3:39
9位 水谷祐太(シマノドリンキング)+3:50
10位 村田憲治(tacurino.net)+4:20
CL1
1位 坂口聖香(パナソニックレディース)
2位 上田順子(ダム部)+4:13
3位 平田千枝(まほろばRC)+4:27
4位 高田由貴 +5:18
5位 島袋陽子(エキップリオン)+7:52
CM1
1位 筧五郎(56CYCLE)
2位 大河内二郎(シルクロード)+3:00
3位 水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)+3:10
4位 小田健司(京都微研DUVE)+3:39
5位 國分圭二(Mt.HASE321)+3:58
CJ
1位 梶鉄輝(sonicracing)
C2
1位 横井廉(県立山崎高校)
2位 中原学(BikeTeam回転木馬)+0:53
3位 菊池洋志(グランデパール播磨)+1:19
4位 斉藤和哉(チームシルクロード)+1:24
5位 柿本哲治(PRANTAN/SQUADRA)+1:25
CM2
1位 新田昌己(Euro-worksLasista)
2位 福中健二(山の駅猪名川)+0:05
3位 堀池知也(CHARGECYCLINGCLUB)+0:12
CL2
1位 唐見実世子(ヴィクトワール広島スタッフチーム)
2位 石田唯(美山CC)+1:03
3位 中里眞由美(チームアラヤ)+1:04
C3
1位 田平修三(トーヨーRT)
2位 成瀬拓未(神戸大学)+0:01
3位 明石岳志 +0:03
U17
1位 細田悠太
2位 妻木祥太郎(RingoRoad)+1:31
3位 天野壮悠(ステラシルベスト/本家天野家)+2:27
CM3A
1位 市埜吉孝(高野建具店)
2位 向井義人(水曜夜練)+0:23
3位 ランデル・ナイジェル(CyclingKyoto)+0:24
CM3B
1位 楠健司(GOUREN)
2位 水田昌宏(C-WASP)+0:22
3位 鈴木徹(ナカガワAS.K’デザイン)+0:22
CL3
1位 芝原妙子
2位 村地春美(同志社サイクリングクラブ)+1:14
3位 田垣千夜子(京都朝ライド写真部)+1:34
C4A
1位 浅井孝文(神戸大学)
2位 湯浅勉(GIANTCC)+0:33
3位 森田正徳(ナカガワAS.K’デザイン)+1:13
C4B
1位 塩澤海(同志社サイクリングクラブ)
2位 守分佑介(ピワONEメテオ)+0:07
3位 田中信行(Zippycycleclub)+0:19
CM4
1位 山田和弘
2位 副島真二 +0:30
text&photo:Kei Tsuji
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