2015/10/23(金) - 07:16
さいたま新都心で今年も繰り広げられるスター選手の競演。10月24日(土)に第3回ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが開催される。レース当日にはメインレースの他、個人タイムトライアルやポイントレースも実施。大会スケジュールやコース、出場選手をチェックしておこう。
前年大会と逆回りの3.1km周回コース
2013年の初回大会で使用された2.7kmコースを延長し、2014年はさいたまスーパーアリーナの中を通過する3.1kmコースが登場。2015年は同じ3.1kmコースを使用するが、周回方向が逆回りとなり、スタート/フィニッシュ地点がさいたま新都心駅付近から西大通りに変更された。
さいたまスーパーアリーナを抜けてすぐにフラムルージュ(残り1kmアーチ)が登場し、残り500mで2つの右コーナーをクリア。2013年大会と同じ西大通りにフィニッシュラインが引かれている。なお、さいたま新都心駅の真下を通過するアンダーパスの出口には今年も山岳ポイントが設定されている。
20周で行われるメインレースのクリテリウムメインレースに先立ち、今年は個人タイムトライアルが初開催される。3.1kmの周回を1周するタイムトライアルには、海外招聘選手7名、国内参加選手7名、女子選手7名、パラサイクリング選手7組8名が出場予定だ。
タイムトライアルに参加しなかった選手はその後に行われるポイントレースに出場。ポイントレースはフィニッシュ順ではなくコース途中に設定されたポイントライン通過順の合計ポイントによって争われる。
クリテリウムメインレースは3.1km周回コースを20周する合計62km。フィニッシュ地点の着順で順位が争われる他、「ポイント賞」や「山岳賞」、「ヤングライダー賞」「敢闘賞」、チームの上位2選手の合計タイムで争われる「チーム成績」など、ツール・ド・フランスと共通の特別賞が用意されている。
今年もコースに隣接するさいたま新都心けやきひろばでは「さいたまるしぇ」が行われ、各種飲食ブースでさいたま市の”食”を楽しむことができる。また、三菱マテリアル株式会社さいたま総合事務所敷地内では自転車啓蒙を目的とした「サイクルフェスタ」が開催。ゲストを迎えたトークショーや各社の展示&試乗、さらにパブリックビューイング観戦が可能だ。
さいたまクリテリウムの模様はJSPORTS2とJ:COMテレビで14時30分から生中継される。また、大会前日の10月23日(金)20時30分からは「我らワールドのツール・ド・フランス観戦塾~さいたまクリテリウム2015 直前スペシャル~」がJSPORTSオンデマンドで限定配信。フルーム、ロドリゲス、デゲンコルブ、バルデ、新城、別府を迎えてトークイベントが行われる。詳しくは番組ホームページへ。
10月24日(土)スケジュール
11:15-12:00 一般体験走行
12:00-12:10 オープニングセレモニー(開会式)
12:10-12:55 選手紹介・オープニング走行
13:10-13:45 個人タイムトライアル
14:00-14:30 ポイントレース(8周)
15:00-16:15 クリテリウムメインレース(20周)
16:30:16:45 表彰式
フルームやバルデ、ロドリゲス、デゲンコルブらを日本勢が迎え撃つ
ツール・ド・フランスの覇者クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)が再びマイヨジョーヌを着て凱旋来日。フルームはブエルタ第11ステージで足の舟状骨を骨折したが、順調な回復を見せてさいたま出場に間に合わせた。
AG2Rラモンディアールからはツールを盛り上げたロメン・バルデ(フランス)とアレクシス・ヴュイエルモーズ(フランス)が揃って出場。ステージ優勝を飾ったホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)はさいたま初出場だ。
注目スプリンターとしてはパリ〜ルーベ覇者ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)の名前が真っ先に挙がる。他にもアンドリュー・フェン(イギリス、チームスカイ)やマルコ・ハラー(オーストリア、カチューシャ)らが集団スプリントに絡んでくるだろう。
別府史之(トレックファクトリーレーシング)と新城幸也(ユーロップカー)はそれぞれ所属チームを率いての出場。ジャパンカップクリテリウムを制した別府と、ジャパンカップロードレース3位の新城は好調を維持したままさいたまに挑む。新城にとってこのさいたまがユーロップカージャージで走るラストレースとなる。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2014出場選手
チームスカイ
クリス・フルーム(イギリス)
アンドリュー・フェン(イギリス)
ワウト・ポエルス(オランダ)
イアン・ボズウェル(アメリカ)
トレックファクトリーレーシング
別府史之(日本)
ローラン・ディディエ(ルクセンブルク)
マルコ・コレダン(イタリア)
ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)
AG2Rラモンディアール
ロメン・バルデ(フランス)
アレクシス・ヴュイエルモーズ(フランス)
ミカエル・シェレル(フランス)
ブレル・カドリ(フランス)
ジャイアント・アルペシン
ジョン・デゲンコルブ(ドイツ)
クーン・デコルト(オランダ)
ヨハネス・フレーリンガー(ドイツ)
サイモン・ゲシュケ(ドイツ)
ブリヂストンアンカー
内間 康平
井上 和郎
西薗 良太
初山 翔
チーム右京
畑中 勇介
窪木 一茂
住吉 宏太
湊 諒
宇都宮ブリッツェン
鈴木 譲
大久保 陣
青柳 憲輝
ユーロップカー
新城幸也(日本)
ペリグ・ケムヌール(フランス)
アンジェロ・テュリク(フランス)
ヨアン・ジェーヌ(フィンランド)
カチューシャ
ホアキン・ロドリゲス(スペイン)
アンヘル・ビシオソ(スペイン)
マルコ・ハラー(オーストリア)
ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)
エティックス・クイックステップ
ジュリアン・ヴェルモト(ベルギー)
マキシム・ブエ(フランス)
ペトル・ヴァコッチ(チェコ)
イヴ・ランパート(ベルギー)
スペシャルチームジャパン for さいたま
中村 龍太郎
中井 路雅
倉林 巧和
新村 穣
マトリックスパワータグ
吉田 隼人
安原 大貴
アイラン・フェルナンデス(スペイン)
近谷 涼
愛三工業レーシング
中島 康晴
伊藤 雅和
早川 朋宏
中根 英登
那須ブラーゼン
吉岡 直哉
岩井 航太
小野寺 玲
text:Kei Tsuji
前年大会と逆回りの3.1km周回コース
2013年の初回大会で使用された2.7kmコースを延長し、2014年はさいたまスーパーアリーナの中を通過する3.1kmコースが登場。2015年は同じ3.1kmコースを使用するが、周回方向が逆回りとなり、スタート/フィニッシュ地点がさいたま新都心駅付近から西大通りに変更された。
さいたまスーパーアリーナを抜けてすぐにフラムルージュ(残り1kmアーチ)が登場し、残り500mで2つの右コーナーをクリア。2013年大会と同じ西大通りにフィニッシュラインが引かれている。なお、さいたま新都心駅の真下を通過するアンダーパスの出口には今年も山岳ポイントが設定されている。
20周で行われるメインレースのクリテリウムメインレースに先立ち、今年は個人タイムトライアルが初開催される。3.1kmの周回を1周するタイムトライアルには、海外招聘選手7名、国内参加選手7名、女子選手7名、パラサイクリング選手7組8名が出場予定だ。
タイムトライアルに参加しなかった選手はその後に行われるポイントレースに出場。ポイントレースはフィニッシュ順ではなくコース途中に設定されたポイントライン通過順の合計ポイントによって争われる。
クリテリウムメインレースは3.1km周回コースを20周する合計62km。フィニッシュ地点の着順で順位が争われる他、「ポイント賞」や「山岳賞」、「ヤングライダー賞」「敢闘賞」、チームの上位2選手の合計タイムで争われる「チーム成績」など、ツール・ド・フランスと共通の特別賞が用意されている。
今年もコースに隣接するさいたま新都心けやきひろばでは「さいたまるしぇ」が行われ、各種飲食ブースでさいたま市の”食”を楽しむことができる。また、三菱マテリアル株式会社さいたま総合事務所敷地内では自転車啓蒙を目的とした「サイクルフェスタ」が開催。ゲストを迎えたトークショーや各社の展示&試乗、さらにパブリックビューイング観戦が可能だ。
さいたまクリテリウムの模様はJSPORTS2とJ:COMテレビで14時30分から生中継される。また、大会前日の10月23日(金)20時30分からは「我らワールドのツール・ド・フランス観戦塾~さいたまクリテリウム2015 直前スペシャル~」がJSPORTSオンデマンドで限定配信。フルーム、ロドリゲス、デゲンコルブ、バルデ、新城、別府を迎えてトークイベントが行われる。詳しくは番組ホームページへ。
10月24日(土)スケジュール
11:15-12:00 一般体験走行
12:00-12:10 オープニングセレモニー(開会式)
12:10-12:55 選手紹介・オープニング走行
13:10-13:45 個人タイムトライアル
14:00-14:30 ポイントレース(8周)
15:00-16:15 クリテリウムメインレース(20周)
16:30:16:45 表彰式
フルームやバルデ、ロドリゲス、デゲンコルブらを日本勢が迎え撃つ
ツール・ド・フランスの覇者クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)が再びマイヨジョーヌを着て凱旋来日。フルームはブエルタ第11ステージで足の舟状骨を骨折したが、順調な回復を見せてさいたま出場に間に合わせた。
AG2Rラモンディアールからはツールを盛り上げたロメン・バルデ(フランス)とアレクシス・ヴュイエルモーズ(フランス)が揃って出場。ステージ優勝を飾ったホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)はさいたま初出場だ。
注目スプリンターとしてはパリ〜ルーベ覇者ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)の名前が真っ先に挙がる。他にもアンドリュー・フェン(イギリス、チームスカイ)やマルコ・ハラー(オーストリア、カチューシャ)らが集団スプリントに絡んでくるだろう。
別府史之(トレックファクトリーレーシング)と新城幸也(ユーロップカー)はそれぞれ所属チームを率いての出場。ジャパンカップクリテリウムを制した別府と、ジャパンカップロードレース3位の新城は好調を維持したままさいたまに挑む。新城にとってこのさいたまがユーロップカージャージで走るラストレースとなる。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2014出場選手
チームスカイ
クリス・フルーム(イギリス)
アンドリュー・フェン(イギリス)
ワウト・ポエルス(オランダ)
イアン・ボズウェル(アメリカ)
トレックファクトリーレーシング
別府史之(日本)
ローラン・ディディエ(ルクセンブルク)
マルコ・コレダン(イタリア)
ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)
AG2Rラモンディアール
ロメン・バルデ(フランス)
アレクシス・ヴュイエルモーズ(フランス)
ミカエル・シェレル(フランス)
ブレル・カドリ(フランス)
ジャイアント・アルペシン
ジョン・デゲンコルブ(ドイツ)
クーン・デコルト(オランダ)
ヨハネス・フレーリンガー(ドイツ)
サイモン・ゲシュケ(ドイツ)
ブリヂストンアンカー
内間 康平
井上 和郎
西薗 良太
初山 翔
チーム右京
畑中 勇介
窪木 一茂
住吉 宏太
湊 諒
宇都宮ブリッツェン
鈴木 譲
大久保 陣
青柳 憲輝
ユーロップカー
新城幸也(日本)
ペリグ・ケムヌール(フランス)
アンジェロ・テュリク(フランス)
ヨアン・ジェーヌ(フィンランド)
カチューシャ
ホアキン・ロドリゲス(スペイン)
アンヘル・ビシオソ(スペイン)
マルコ・ハラー(オーストリア)
ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)
エティックス・クイックステップ
ジュリアン・ヴェルモト(ベルギー)
マキシム・ブエ(フランス)
ペトル・ヴァコッチ(チェコ)
イヴ・ランパート(ベルギー)
スペシャルチームジャパン for さいたま
中村 龍太郎
中井 路雅
倉林 巧和
新村 穣
マトリックスパワータグ
吉田 隼人
安原 大貴
アイラン・フェルナンデス(スペイン)
近谷 涼
愛三工業レーシング
中島 康晴
伊藤 雅和
早川 朋宏
中根 英登
那須ブラーゼン
吉岡 直哉
岩井 航太
小野寺 玲
text:Kei Tsuji
Amazon.co.jp