2015/10/10(土) - 18:57
2015-2016年シーズンからシリーズ3戦行われる宇都宮シクロクロスが開幕。宇都宮市の宇都宮城址公園を舞台にした国内トップ選手たちによるエキシビジョンレースで小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロス)が2年連続勝利を収めた。
宇都宮シクロクロス2015-2016スケジュール
10月10日(土)エキシビジョン 宇都宮城址公園
10月11日(日)第1戦 宇都宮城址公園ステージ(AJOCC)
12月13日(日)第2戦 みずほの自然の森公園ステージ(AJOCC)
1月17日(日)第3戦 道の駅うつのみや ろまんちっく村ステージ(JCF)
2014年に「ジャパンカップシクロクロス」として初開催された大会が今年も宇都宮にやってきた。1週間後に迫った「ジャパンカップ」の名前は外れ、代わりに「宇都宮シクロクロス」として開催。前年度の成功を受け、今シーズンはシリーズ3戦が行われる。
「去年第1回が想像以上の観客数を集めて盛り上がったので、宇都宮で一般の方々の認知度を上げるためにもシリーズ戦を行う流れになりました」と語るのは大会オーガナイザーを務めるTOHOKU CX Project代表の菅田純也さん。
「宇都宮市の反応がとても良く、行政の方々の自転車に対する理解が他の地域とは明らかに違うと感じます。今シーズンは3戦ですが、宇都宮市で管理している公園が多いので会場の候補地はまだまだ沢山あります。日曜日のレースは日本で初めて地上波の栃木テレビでライブ放送されるなど、今まで日本になかった勢いがあります。日本のシクロクロスシーンを引っ張る中心地を目指したいですね」。
なお、シリーズ第3戦「道の駅うつのみや ろまんちっく村」はJCXポイント対象レースに指定されており、宇都宮ICからのアクセスも良い同会場は2016-2017年シーズンの全日本選手権の会場に立候補しているという。さらに「将来的にろまんちっく村に世界選手権を呼びたい」という大きなビジョンがあり、段階的にUCIレースとしての開催を目指していく。
エキシビジョンと第1戦の舞台となるのは宇都宮市中心部の宇都宮城址公園。全長2kmコースで行なわれるAJOCCレースに先立ち、城壁内の芝生や階段、堀をぐるりと取り囲む舗装路が組み合わされた全長900mのショートコースに男女合わせて19名が挑んだ。
レースは宇都宮市在住の小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロス)が中盤に抜け出して独走。ロード世界選手権から帰国した小橋勇利(JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX)を振り切った小坂が2年連続エキシビジョンレースを制した。3位の表彰台争いは小坂正則(スワコレーシング)と重田兼吾(Team CUORE/順天堂大学)の一騎打ちとなり、小坂が先着している。女子レースは武田和佳(Liv)が勝利した。
宇都宮シクロクロス2015-2016エキシビジョンレース結果
男子
1位 小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロス) 25’50”
2位 小橋勇利(JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX) +17”
3位 小坂正則(スワコレーシング) +29”
4位 重田兼吾(Team CUORE/順天堂大学) +31”
5位 斎藤朋寛(RIDE LIFE GIANT) +46”
6位 濱由嵩(SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM) +51”
7位 池本真也(和光機器) +53”
8位 辻善光(Team Zenko) +59”
9位 竹内遼(WESTBERG/ProRide) +1’00”
10位 國井敏夫(Mile Post BMC Racing) +1’32”
女子
1位 武田和佳(Liv) 27’08”
2位 今井美穂(CycleClub.jp) +35”
3位 豊岡英子(パナソニックレディース) +1’03”
4位 林口幸恵(SNEL CYCLOCROSS TEAM) -1Lap
text&photo:Kei Tsuji
宇都宮シクロクロス2015-2016スケジュール
10月10日(土)エキシビジョン 宇都宮城址公園
10月11日(日)第1戦 宇都宮城址公園ステージ(AJOCC)
12月13日(日)第2戦 みずほの自然の森公園ステージ(AJOCC)
1月17日(日)第3戦 道の駅うつのみや ろまんちっく村ステージ(JCF)
2014年に「ジャパンカップシクロクロス」として初開催された大会が今年も宇都宮にやってきた。1週間後に迫った「ジャパンカップ」の名前は外れ、代わりに「宇都宮シクロクロス」として開催。前年度の成功を受け、今シーズンはシリーズ3戦が行われる。
「去年第1回が想像以上の観客数を集めて盛り上がったので、宇都宮で一般の方々の認知度を上げるためにもシリーズ戦を行う流れになりました」と語るのは大会オーガナイザーを務めるTOHOKU CX Project代表の菅田純也さん。
「宇都宮市の反応がとても良く、行政の方々の自転車に対する理解が他の地域とは明らかに違うと感じます。今シーズンは3戦ですが、宇都宮市で管理している公園が多いので会場の候補地はまだまだ沢山あります。日曜日のレースは日本で初めて地上波の栃木テレビでライブ放送されるなど、今まで日本になかった勢いがあります。日本のシクロクロスシーンを引っ張る中心地を目指したいですね」。
なお、シリーズ第3戦「道の駅うつのみや ろまんちっく村」はJCXポイント対象レースに指定されており、宇都宮ICからのアクセスも良い同会場は2016-2017年シーズンの全日本選手権の会場に立候補しているという。さらに「将来的にろまんちっく村に世界選手権を呼びたい」という大きなビジョンがあり、段階的にUCIレースとしての開催を目指していく。
エキシビジョンと第1戦の舞台となるのは宇都宮市中心部の宇都宮城址公園。全長2kmコースで行なわれるAJOCCレースに先立ち、城壁内の芝生や階段、堀をぐるりと取り囲む舗装路が組み合わされた全長900mのショートコースに男女合わせて19名が挑んだ。
レースは宇都宮市在住の小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロス)が中盤に抜け出して独走。ロード世界選手権から帰国した小橋勇利(JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX)を振り切った小坂が2年連続エキシビジョンレースを制した。3位の表彰台争いは小坂正則(スワコレーシング)と重田兼吾(Team CUORE/順天堂大学)の一騎打ちとなり、小坂が先着している。女子レースは武田和佳(Liv)が勝利した。
宇都宮シクロクロス2015-2016エキシビジョンレース結果
男子
1位 小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロス) 25’50”
2位 小橋勇利(JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX) +17”
3位 小坂正則(スワコレーシング) +29”
4位 重田兼吾(Team CUORE/順天堂大学) +31”
5位 斎藤朋寛(RIDE LIFE GIANT) +46”
6位 濱由嵩(SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM) +51”
7位 池本真也(和光機器) +53”
8位 辻善光(Team Zenko) +59”
9位 竹内遼(WESTBERG/ProRide) +1’00”
10位 國井敏夫(Mile Post BMC Racing) +1’32”
女子
1位 武田和佳(Liv) 27’08”
2位 今井美穂(CycleClub.jp) +35”
3位 豊岡英子(パナソニックレディース) +1’03”
4位 林口幸恵(SNEL CYCLOCROSS TEAM) -1Lap
text&photo:Kei Tsuji