2015/09/04(金) - 16:23
8月31日からアンドラ公国で開催されているMTB世界選手権。9月3日にはジュニア男女のクロスカントリーレースが行われ、日本からは女子レースに佐藤寿美が、男子レースに平林安里、竹内遼、山田将輝の3名が参加した。JCFの鈴木雷太監督によるレポートを元にお伝えする。
13時からのXCOジュニア女子は4.2㎞×4周のレースに佐藤寿美が参加。昼前まで小雨で滑りやすい状況だったが、雨が止みコースコンディションは回復する中でレースはスタートした。佐藤はスタート後スムーズに集団で走り出したが、ほぼ標高2000mという高地への順応ができておらず、激しい酸欠に陥ってしまい1周目で倒れドクターストップに。
優勝はイタリアのマルティナ・ベルタ。スタートダッシュを決めたものの、標高に苦しんだイヴィ・リチャーズ(イギリス)を下しての金メダル獲得だった。
15時からはXCOジュニア男子が開催されたものの、スタート15分前から降り出した激しい雨と雹によって、コースは最悪のコンディションに。4.2㎞×5周のレースが幕を開けた。
序盤から優位に立ったのは、ディフェンディングチャンピオンかつシクロクロスジュニア世界王者のシモン・アンドレイッセン(デンマーク)。銀メダル争いを尻目に優勝し連覇を達成した。
日本チームは直前に高所に適した走り方を最終確認してスタート。3列目スタートの平林が順調に18位で走り出し、常に集団で走る展開で23位でゴール。竹内はスタート直後に集団に埋もれて遅れた形となったが、焦らずに集団をパスする形で順位を上げていき46位となった。
5列目スタートの山田は集団内をうまくすり抜けいい形で走り出したが、中盤以降に遅れ、4周目にフロントタイヤをパンク。ピットでホイールを交換して走り出したものの、ファイナルラップへ入れず66位となった。とても滑りやすいコンディションで気温も低く高所でもあり難しいレースとなり、各自悔しさを感じるレースだったが、とてもいい経験にもなったレースとなった。
MTB世界選手権2015 ジュニア結果
XCOジュニア女子(4.2㎞×4周)
1位 マルティナ・ベルタ(イタリア)
2位 イヴィ・リチャーズ(イギリス)
3位 ニコール・コーラー(スイス)
DNF 佐藤寿美
XCOジュニア男子(4.2㎞×5周)
1位 シモン・アンドレイッセン(デンマーク)
2位 マキシミリアン・ブランドル(ドイツ)
3位 イーガン・ベルナール(コロンビア)
23位 平林安里
46位 竹内遼
66位 山田将輝
photo:Hiroyuki NAKAGAWA/SLmedia
13時からのXCOジュニア女子は4.2㎞×4周のレースに佐藤寿美が参加。昼前まで小雨で滑りやすい状況だったが、雨が止みコースコンディションは回復する中でレースはスタートした。佐藤はスタート後スムーズに集団で走り出したが、ほぼ標高2000mという高地への順応ができておらず、激しい酸欠に陥ってしまい1周目で倒れドクターストップに。
優勝はイタリアのマルティナ・ベルタ。スタートダッシュを決めたものの、標高に苦しんだイヴィ・リチャーズ(イギリス)を下しての金メダル獲得だった。
15時からはXCOジュニア男子が開催されたものの、スタート15分前から降り出した激しい雨と雹によって、コースは最悪のコンディションに。4.2㎞×5周のレースが幕を開けた。
序盤から優位に立ったのは、ディフェンディングチャンピオンかつシクロクロスジュニア世界王者のシモン・アンドレイッセン(デンマーク)。銀メダル争いを尻目に優勝し連覇を達成した。
日本チームは直前に高所に適した走り方を最終確認してスタート。3列目スタートの平林が順調に18位で走り出し、常に集団で走る展開で23位でゴール。竹内はスタート直後に集団に埋もれて遅れた形となったが、焦らずに集団をパスする形で順位を上げていき46位となった。
5列目スタートの山田は集団内をうまくすり抜けいい形で走り出したが、中盤以降に遅れ、4周目にフロントタイヤをパンク。ピットでホイールを交換して走り出したものの、ファイナルラップへ入れず66位となった。とても滑りやすいコンディションで気温も低く高所でもあり難しいレースとなり、各自悔しさを感じるレースだったが、とてもいい経験にもなったレースとなった。
MTB世界選手権2015 ジュニア結果
XCOジュニア女子(4.2㎞×4周)
1位 マルティナ・ベルタ(イタリア)
2位 イヴィ・リチャーズ(イギリス)
3位 ニコール・コーラー(スイス)
DNF 佐藤寿美
XCOジュニア男子(4.2㎞×5周)
1位 シモン・アンドレイッセン(デンマーク)
2位 マキシミリアン・ブランドル(ドイツ)
3位 イーガン・ベルナール(コロンビア)
23位 平林安里
46位 竹内遼
66位 山田将輝
photo:Hiroyuki NAKAGAWA/SLmedia