2015/08/31(月) - 15:50
フランス西部ブルターニュ地方で開催された第79回GPウエストフランス・プルエー(UCIワールドツアー)で別府史之(トレックファクトリーレーシング)が序盤からエスケープ。最後は70名の集団スプリントに持ち込まれ、アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)が今シーズン20勝目を手にした。
UCIワールドツアーレースのGPウエストフランス・プルエーは、一般サイクリストが参加するシクロスポルティフや女子ロードレースを含む「プルエー4日間レース(4jours de Plouay)」の最後を締めくくるビッグイベント。1931年に第1回大会が開催された歴史ある大会であり、今年開催79回目を迎える。
コースは26.9kmの大周回を8周後、13.9kmの小周回を1周する229.1km。いずれの周回にもレソ(平均勾配7%・距離1300m)とティマレク(平均勾配7%・距離1000m)の登りが含まれており、一日の獲得標高差は2500m。歴代優勝者リストにはスプリンターやアタッカーの名前が並んでいる。
レース序盤から逃げたのは別府史之(トレックファクトリーレーシング)、アレクサンドル・ピショ(フランス、ユーロップカー)、アントニー・ドゥラプラス(フランス、ブルターニュ・セシェ)、カンタン・ハウレギ(フランス、AG2Rラモンディアール)、フレデリック・バカールト(ベルギー、ワンティ・グループグベルト)の5名。
2011年大会で8位に入ったことのある別府を含む先頭グループは最大11分のアドバンテージを得てエスケープ。40km/h前後のペースを刻んで27kmの大周回をこなしたが、スプリンターチームを中心に組織されたメイン集団の追撃がリードを奪う。結局逃げグループは7周目、フィニッシュまで45kmを残して吸収された。
別府の逃げ吸収後にメイン集団の先頭は活性化し、ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・ソウダル)、アレクセイ・ルトセンコ(カザフスタン、アスタナ)、シルヴァン・ディリエル(スイス、BMCレーシング)が抜け出して新たに逃げを試みる。フレッシュな3名はハイスピードで逃げ続け、メイン集団ではワウト・ポエルス(オランダ、チームスカイ)らがカウンターアタックを仕掛けるなど慌しく展開。粘り強く最終周回まで逃げたルトセンコとディリエルだったが、残り4kmのティマレクの登りでメイン集団に引き戻された。
間髪入れずにカウンターアタックしたグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)やマッティ・ブレシェル(デンマーク、ティンコフ・サクソ)もリードを奪えずに吸収。最終的にレースは70名による集団スプリントに持ち込まれ、ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)にリードアウトされたクリストフがライバルたちに付け入る隙を与えないスプリントで勝利した。
GPウエストフランス・プルエーで初優勝を果たしたクリストフは「全てが作戦通りだった。もちろん全てをコントロールすることは不可能であり、終盤に抜け出した3名の追撃には手こずったけど、チームは上手く力を温存。スプリントでは主導権を譲らなかった。言うまでもなく、この価値ある勝利に満足だ。怪我から復帰したばかりの3名を含むチームメンバーに感謝している」と語る。
世界最多の今シーズン20勝目を射止めたクリストフはこれから北米に渡り、カナダのUCIワールドツアーレースであるGPケベックとGPモントリオールを走ってアメリカ・リッチモンドで開催されるロード世界選手権に備える予定。「カナダの2レースは自分には厳しすぎる。でもリッチモンドに向けて最高の準備レースになるはずだ」とコメントしている。
2位にはワイルドカードで出場したシモーネ・ポンツィ(イタリア、サウスイースト)が入り、近年スプリンターとして開花しつつあるラムナス・ナヴァルダスカス(キャノンデール・ガーミン)が3位に。トレックファクトリーレーシングのアラン・ギャロパン監督は「フミが逃げに乗ったことで集団を牽引する必要がなくなり、他のメンバーは集団内で力を温存できた」と別府の逃げを評している。
コメントは各チーム公式サイトより。
GPウエストフランス・プルエー2015結果
1位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ) 5h31’32”
2位 シモーネ・ポンツィ(イタリア、サウスイースト)
3位 ラムナス・ナヴァルダスカス(キャノンデール・ガーミン)
4位 グレガ・ボーレ(スロベニア、CCCスプランディポルコウィチェ)
5位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ソウダル)
6位 アントニー・ルー(フランス、FDJ)
7位 アルマンド・フォンセカ(スペイン、ブルターニュ・セシェ)
8位 ワウト・ポエルス(オランダ、チームスカイ)
9位 ラスムス・グルトハマー(デンマーク、クルトエナジー)
10位 マグナス・コルトニールセン(デンマーク、オリカ・グリーンエッジ)
DNF 別府史之(日本、トレックファクトリーレーシング)
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele
UCIワールドツアーレースのGPウエストフランス・プルエーは、一般サイクリストが参加するシクロスポルティフや女子ロードレースを含む「プルエー4日間レース(4jours de Plouay)」の最後を締めくくるビッグイベント。1931年に第1回大会が開催された歴史ある大会であり、今年開催79回目を迎える。
コースは26.9kmの大周回を8周後、13.9kmの小周回を1周する229.1km。いずれの周回にもレソ(平均勾配7%・距離1300m)とティマレク(平均勾配7%・距離1000m)の登りが含まれており、一日の獲得標高差は2500m。歴代優勝者リストにはスプリンターやアタッカーの名前が並んでいる。
レース序盤から逃げたのは別府史之(トレックファクトリーレーシング)、アレクサンドル・ピショ(フランス、ユーロップカー)、アントニー・ドゥラプラス(フランス、ブルターニュ・セシェ)、カンタン・ハウレギ(フランス、AG2Rラモンディアール)、フレデリック・バカールト(ベルギー、ワンティ・グループグベルト)の5名。
2011年大会で8位に入ったことのある別府を含む先頭グループは最大11分のアドバンテージを得てエスケープ。40km/h前後のペースを刻んで27kmの大周回をこなしたが、スプリンターチームを中心に組織されたメイン集団の追撃がリードを奪う。結局逃げグループは7周目、フィニッシュまで45kmを残して吸収された。
別府の逃げ吸収後にメイン集団の先頭は活性化し、ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・ソウダル)、アレクセイ・ルトセンコ(カザフスタン、アスタナ)、シルヴァン・ディリエル(スイス、BMCレーシング)が抜け出して新たに逃げを試みる。フレッシュな3名はハイスピードで逃げ続け、メイン集団ではワウト・ポエルス(オランダ、チームスカイ)らがカウンターアタックを仕掛けるなど慌しく展開。粘り強く最終周回まで逃げたルトセンコとディリエルだったが、残り4kmのティマレクの登りでメイン集団に引き戻された。
間髪入れずにカウンターアタックしたグレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)やマッティ・ブレシェル(デンマーク、ティンコフ・サクソ)もリードを奪えずに吸収。最終的にレースは70名による集団スプリントに持ち込まれ、ジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)にリードアウトされたクリストフがライバルたちに付け入る隙を与えないスプリントで勝利した。
GPウエストフランス・プルエーで初優勝を果たしたクリストフは「全てが作戦通りだった。もちろん全てをコントロールすることは不可能であり、終盤に抜け出した3名の追撃には手こずったけど、チームは上手く力を温存。スプリントでは主導権を譲らなかった。言うまでもなく、この価値ある勝利に満足だ。怪我から復帰したばかりの3名を含むチームメンバーに感謝している」と語る。
世界最多の今シーズン20勝目を射止めたクリストフはこれから北米に渡り、カナダのUCIワールドツアーレースであるGPケベックとGPモントリオールを走ってアメリカ・リッチモンドで開催されるロード世界選手権に備える予定。「カナダの2レースは自分には厳しすぎる。でもリッチモンドに向けて最高の準備レースになるはずだ」とコメントしている。
2位にはワイルドカードで出場したシモーネ・ポンツィ(イタリア、サウスイースト)が入り、近年スプリンターとして開花しつつあるラムナス・ナヴァルダスカス(キャノンデール・ガーミン)が3位に。トレックファクトリーレーシングのアラン・ギャロパン監督は「フミが逃げに乗ったことで集団を牽引する必要がなくなり、他のメンバーは集団内で力を温存できた」と別府の逃げを評している。
コメントは各チーム公式サイトより。
GPウエストフランス・プルエー2015結果
1位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ) 5h31’32”
2位 シモーネ・ポンツィ(イタリア、サウスイースト)
3位 ラムナス・ナヴァルダスカス(キャノンデール・ガーミン)
4位 グレガ・ボーレ(スロベニア、CCCスプランディポルコウィチェ)
5位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ソウダル)
6位 アントニー・ルー(フランス、FDJ)
7位 アルマンド・フォンセカ(スペイン、ブルターニュ・セシェ)
8位 ワウト・ポエルス(オランダ、チームスカイ)
9位 ラスムス・グルトハマー(デンマーク、クルトエナジー)
10位 マグナス・コルトニールセン(デンマーク、オリカ・グリーンエッジ)
DNF 別府史之(日本、トレックファクトリーレーシング)
text:Kei Tsuji
photo:Tim de Waele
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