2015/08/09(日) - 16:34
ツール・ド・ポローニュを締めくくる25kmの個人タイムトライアルで地元ナショナルチャンピオンのマルチン・ビアロブロキー(ポーランド、ポーランドナショナルチーム)が優勝。ステージ7位のヨン・イサギーレ(スペイン、モビスター)が総合優勝に輝いた。
かつては王国の首都が置かれていたポーランド南部のクラクフで、1週間にわたって繰り広げられてきた闘いがフィナーレを迎える。最終日はクラクフの中心地を発着する直線基調&平坦な25kmを駆ける個人タイムトライアル。ここで僅差の総合争いが決する。
ポーランドTTチャンピオンジャージを着るビアロブロキーがヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、チームスカイ)を2秒差で下してステージ優勝を飾る中、総合トップ10の中で好タイムをたたき出したのは11秒差の総合6位につけていたイサギーレだった。
ステージ7位のタイムをマークしたイサギーレが、ステージ12位のバルト・デクレルク(ベルギー、ロット・ソウダル)を2秒差、ステージ11位のベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシング)を3秒差で下し、逆転で総合優勝を飾った。リーダージャージを着て走ったセルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ)はイサギーレから1分以上遅れ、同タイムで総合2位につけていたディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)も振るわず。それぞれ総合8位と総合6位でレースを終えている。
エウスカルテルの解散に伴って兄ゴルカとともにモビスターに移籍したヨン・イサギーレは26歳。2012年ジロ・デ・イタリア第16ステージで勝利し、2014年にはスペインのナショナルチャンピオンに。このツール・ド・ポローニュとは相性が良く、2012年総合7位、2013年総合2位、2014年総合2位とコンスタントに好成績を残していた。
「3度目の正直」で総合優勝を果たしたイサギーレは「過去2年間連続で総合2位だったので本当に嬉しい。個人TT込みの1週間のステージレースが得意なんだ。山岳ステージを精鋭集団でこなして、個人TTでリードを広げる走り。これからは他の可能性も探っていきたい」とコメントしている。
選手コメントはチーム公式サイトより。
ツール・ド・ポローニュ2015第7ステージ結果
1位 マルチン・ビアロブロキー(ポーランド、ポーランドナショナルチーム) 28’45”
2位 ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、チームスカイ) +02”
3位 リック・フレンス(オランダ、ロットNLユンボ) +59”
4位 ダミアン・ホーゾン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) +1’09”
5位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ソウダル) +1’16”
6位 パトリック・グレッチュ(ドイツ、AG2Rラモンディアール) +1’23”
7位 ヨン・イサギーレ(スペイン、モビスター) +1’24”
8位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ) +1’25”
9位 リカルド・ゾイドル(オーストリア、トレックファクトリーレーシング) +1’26”
10位 マチェイ・ボドナール(ポーランド、ティンコフ・サクソ)
11位 ベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシング) +1’27”
12位 バルト・デクレルク(ベルギー、ロット・ソウダル) +1’30”
17位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +1’36”
30位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ) +1’57”
31位 クリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール) +1’59”
48位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ) +2’32”
61位 ミケル・ニエベ(スペイン、チームスカイ) +2’48”
64位 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール・ガーミン) +2’50”
76位 別府史之(日本、トレックファクトリーレーシング) +3’11”
個人総合成績
1位 ヨン・イサギーレ(スペイン、モビスター) 26h04’38”
2位 バルト・デクレルク(ベルギー、ロット・ソウダル) +02”
3位 ベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシング) +03”
4位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ) +14”
5位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +15”
6位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ) +19”
7位 クリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール) +40”
8位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ) +54”
9位 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール・ガーミン) +1’23”
10位 ミケル・ニエベ(スペイン、チームスカイ) +1’32”
ポイント賞
マルセル・キッテル(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)
山岳賞
マチェイ・パテルスキー(ポーランド、CCCスプランディ・ポルコウィチェ)
チーム総合成績
ロット・ソウダル
text:Kei Tsuji
かつては王国の首都が置かれていたポーランド南部のクラクフで、1週間にわたって繰り広げられてきた闘いがフィナーレを迎える。最終日はクラクフの中心地を発着する直線基調&平坦な25kmを駆ける個人タイムトライアル。ここで僅差の総合争いが決する。
ポーランドTTチャンピオンジャージを着るビアロブロキーがヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、チームスカイ)を2秒差で下してステージ優勝を飾る中、総合トップ10の中で好タイムをたたき出したのは11秒差の総合6位につけていたイサギーレだった。
ステージ7位のタイムをマークしたイサギーレが、ステージ12位のバルト・デクレルク(ベルギー、ロット・ソウダル)を2秒差、ステージ11位のベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシング)を3秒差で下し、逆転で総合優勝を飾った。リーダージャージを着て走ったセルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ)はイサギーレから1分以上遅れ、同タイムで総合2位につけていたディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)も振るわず。それぞれ総合8位と総合6位でレースを終えている。
エウスカルテルの解散に伴って兄ゴルカとともにモビスターに移籍したヨン・イサギーレは26歳。2012年ジロ・デ・イタリア第16ステージで勝利し、2014年にはスペインのナショナルチャンピオンに。このツール・ド・ポローニュとは相性が良く、2012年総合7位、2013年総合2位、2014年総合2位とコンスタントに好成績を残していた。
「3度目の正直」で総合優勝を果たしたイサギーレは「過去2年間連続で総合2位だったので本当に嬉しい。個人TT込みの1週間のステージレースが得意なんだ。山岳ステージを精鋭集団でこなして、個人TTでリードを広げる走り。これからは他の可能性も探っていきたい」とコメントしている。
選手コメントはチーム公式サイトより。
ツール・ド・ポローニュ2015第7ステージ結果
1位 マルチン・ビアロブロキー(ポーランド、ポーランドナショナルチーム) 28’45”
2位 ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ、チームスカイ) +02”
3位 リック・フレンス(オランダ、ロットNLユンボ) +59”
4位 ダミアン・ホーゾン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) +1’09”
5位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ソウダル) +1’16”
6位 パトリック・グレッチュ(ドイツ、AG2Rラモンディアール) +1’23”
7位 ヨン・イサギーレ(スペイン、モビスター) +1’24”
8位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ) +1’25”
9位 リカルド・ゾイドル(オーストリア、トレックファクトリーレーシング) +1’26”
10位 マチェイ・ボドナール(ポーランド、ティンコフ・サクソ)
11位 ベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシング) +1’27”
12位 バルト・デクレルク(ベルギー、ロット・ソウダル) +1’30”
17位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +1’36”
30位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ) +1’57”
31位 クリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール) +1’59”
48位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ) +2’32”
61位 ミケル・ニエベ(スペイン、チームスカイ) +2’48”
64位 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール・ガーミン) +2’50”
76位 別府史之(日本、トレックファクトリーレーシング) +3’11”
個人総合成績
1位 ヨン・イサギーレ(スペイン、モビスター) 26h04’38”
2位 バルト・デクレルク(ベルギー、ロット・ソウダル) +02”
3位 ベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシング) +03”
4位 イルヌール・ザッカリン(ロシア、カチューシャ) +14”
5位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +15”
6位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ) +19”
7位 クリストフ・リブロン(フランス、AG2Rラモンディアール) +40”
8位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ) +54”
9位 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール・ガーミン) +1’23”
10位 ミケル・ニエベ(スペイン、チームスカイ) +1’32”
ポイント賞
マルセル・キッテル(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)
山岳賞
マチェイ・パテルスキー(ポーランド、CCCスプランディ・ポルコウィチェ)
チーム総合成績
ロット・ソウダル
text:Kei Tsuji
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