2015/06/16(火) - 09:02
Made in Italyを貫く1962年創業のシューズブランド、ガエルネより包み込む様な履き心地を実現した新型ロード用フラッグシップモデル「G.STILO」が登場。ロンド・ファン・フラーンデレンを制したアレクサンダー・クリストフら多くのトッププロライダーの足元を支える1足を紹介しよう。
ガエルネの新たなロード用フラッグシップモデルとして登場した「 G.STILO」。これまで多くのプロに愛用され、勝利に貢献してきた「G.CHRONO」をベースとし共通のソールを採用しながらも、より快適な履き心地を目指し、各部にアップデートが施されていることが特徴だ。
最も大きく変わったのが1枚のパネルのみで構成されたアッパーで、擦れや不快なアタリの原因となる縫い目を最小限に抑えるためにメッシュ素材を排除。クッション量豊富なタンや、ダイヤルを左右に回すことで締め具合を容易かつ細かく調整可能なダイヤル式のBOA IP-1クロージャーとあわせて包み込む様な履き心地を実現した。
一方で、レーザーによるパンチング加工でアッパー全体に微細な通気孔を設け、タンの前方にメッシュ素材を配すことで通気性を確保。クロースシステムはBOA IP-1を2個にベルクロという構成によりホールド感を高めつつ、手前側のクロージャーのワイヤー受けを外側へとオフセットさせることで、甲の出っ張った部分への圧迫を防止している。
ソールにはスタックハイトを抑えたことによるダイレクトなペダリングフィールと高い剛性を兼ね備える「EPS LIGHT WEIGHT FULL CARBON」を採用。カーボン製ヒールカップや、“U”CONTROL HEEL SYSTEMと名付けられたブレを抑えるサポートパーツとあわせて駆動効率を追求した。
また、クリート取付部の前後にはベンチレーションホールを設け、パンチングが施された軽量インソールとあわせてムレを防止。ルックKeOのメモリークリップに対応するポピュラーな3つ穴タイプに加え、ソールとペダルが持つスタックハイトの低さを最大限に引き出すことができるスピードプレイ専用の4つ穴タイプと2種類から選択可能だ。
既に今シーズン初頭より、アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)、アンドレ・グライペル(ドイツ)らロット・ソウダル、サイモン・クラーク(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)ら多くのプロが愛用。ロンド・ファン・フラーンデレンやジロ・デ・イタリアを始めとしたビッグレースで勝利に貢献している。
サイズは39/25~45/28(ユーロサイズ/cm)まで7種類がラインアップされる。実際の履き心地は甲が高く幅広な日本人向けの造りで、つま先部は更にさらに幅が広く、高さもあることから、サードパーティーのインソール等で調整が必要になる可能性がある。設計通り縫い目が足の表面に接触することもなく、タンのクッションによって強く締め付けたとしても面接触を保ってくれる。アーチサポートや踵のホールド感は比較的弱め。多くのシューズブランドでユーロサイズだと43(シディのみ44)という筆者の場合、G.STILOは43が適性であった。
実測重量はサイズ43/27で272g、サイズ42/26.5で269g、サイズ41/26で256g(いずれも3つ穴タイプ)。カラーはホワイト、ブラック、オレンジ、グリーンの4色展開で、ホワイト以外は受注発注。またスピードプレイ専用の4つ穴タイプはホワイトのみの展開となる。取り扱いはポディウム。
ガエルネ G.STILO
ソール:EPS LIGHT WEIGHT FULL CARBON
クロージャー:BOA IP-1クロージャーx2/ベルクロx1
サイズ:39/25、40/25.5、41/26、42/26.5、43/27、44/27.5、45/28
実測重量:272g(サイズ43/27)、269g(サイズ42/26.5)、256g(サイズ41/26)
カラー:ホワイト、ブラック、オレンジ、グリーン(ホワイト以外は受注発注、4つ穴タイプはホワイトのみ)
付属品:シューズバッグ
価 格:49,000円(税抜)
ガエルネの新たなロード用フラッグシップモデルとして登場した「 G.STILO」。これまで多くのプロに愛用され、勝利に貢献してきた「G.CHRONO」をベースとし共通のソールを採用しながらも、より快適な履き心地を目指し、各部にアップデートが施されていることが特徴だ。
最も大きく変わったのが1枚のパネルのみで構成されたアッパーで、擦れや不快なアタリの原因となる縫い目を最小限に抑えるためにメッシュ素材を排除。クッション量豊富なタンや、ダイヤルを左右に回すことで締め具合を容易かつ細かく調整可能なダイヤル式のBOA IP-1クロージャーとあわせて包み込む様な履き心地を実現した。
一方で、レーザーによるパンチング加工でアッパー全体に微細な通気孔を設け、タンの前方にメッシュ素材を配すことで通気性を確保。クロースシステムはBOA IP-1を2個にベルクロという構成によりホールド感を高めつつ、手前側のクロージャーのワイヤー受けを外側へとオフセットさせることで、甲の出っ張った部分への圧迫を防止している。
ソールにはスタックハイトを抑えたことによるダイレクトなペダリングフィールと高い剛性を兼ね備える「EPS LIGHT WEIGHT FULL CARBON」を採用。カーボン製ヒールカップや、“U”CONTROL HEEL SYSTEMと名付けられたブレを抑えるサポートパーツとあわせて駆動効率を追求した。
また、クリート取付部の前後にはベンチレーションホールを設け、パンチングが施された軽量インソールとあわせてムレを防止。ルックKeOのメモリークリップに対応するポピュラーな3つ穴タイプに加え、ソールとペダルが持つスタックハイトの低さを最大限に引き出すことができるスピードプレイ専用の4つ穴タイプと2種類から選択可能だ。
既に今シーズン初頭より、アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)、アンドレ・グライペル(ドイツ)らロット・ソウダル、サイモン・クラーク(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)ら多くのプロが愛用。ロンド・ファン・フラーンデレンやジロ・デ・イタリアを始めとしたビッグレースで勝利に貢献している。
サイズは39/25~45/28(ユーロサイズ/cm)まで7種類がラインアップされる。実際の履き心地は甲が高く幅広な日本人向けの造りで、つま先部は更にさらに幅が広く、高さもあることから、サードパーティーのインソール等で調整が必要になる可能性がある。設計通り縫い目が足の表面に接触することもなく、タンのクッションによって強く締め付けたとしても面接触を保ってくれる。アーチサポートや踵のホールド感は比較的弱め。多くのシューズブランドでユーロサイズだと43(シディのみ44)という筆者の場合、G.STILOは43が適性であった。
実測重量はサイズ43/27で272g、サイズ42/26.5で269g、サイズ41/26で256g(いずれも3つ穴タイプ)。カラーはホワイト、ブラック、オレンジ、グリーンの4色展開で、ホワイト以外は受注発注。またスピードプレイ専用の4つ穴タイプはホワイトのみの展開となる。取り扱いはポディウム。
ガエルネ G.STILO
ソール:EPS LIGHT WEIGHT FULL CARBON
クロージャー:BOA IP-1クロージャーx2/ベルクロx1
サイズ:39/25、40/25.5、41/26、42/26.5、43/27、44/27.5、45/28
実測重量:272g(サイズ43/27)、269g(サイズ42/26.5)、256g(サイズ41/26)
カラー:ホワイト、ブラック、オレンジ、グリーン(ホワイト以外は受注発注、4つ穴タイプはホワイトのみ)
付属品:シューズバッグ
価 格:49,000円(税抜)
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