2015/05/18(月) - 13:17
2015年度より競技基準がさらに国際基準に準じたCoupe du Japon MTB。その第2戦が愛媛県八幡浜市の常設MTBコースで開催され、今季いよいよ調子の出て来た小野寺健と平野星矢、そして武井享介が表彰台に上がった。
このコースは国内唯一のUCI Class2の基準を持つ。また国内シリーズのCoupe du Japon MTBがここ八幡浜のオリンピック選考コースで初めて開催されたことは、国内外に最も注目を浴びる大会だ。前日までの雨でぬかるんでいたが、朝からの晴天で徐々にドライに。しかし終日マディーな状態は続き、勾配や木の根など非常にスリッピーなコンディションでテクニカルな5.6kmとなった。
八幡浜の第2戦より主要トップメンバーの揃ったエリート男子。天候は晴れ。前日の雨でスリッピーではあるが良いコースコンディション。しかし前日の雨の影響か少し湿度の高さを感じる中、80名はホームストレートを全開でスタートした。
半周して再びスタート会場にトップで姿を見せたのは小野寺健(ミヤタ・メリダバイキングチーム)で、この時点ですでに独走状態を築き上げる。そして続く2位以降には斉藤亮(ブリヂストンアンカー)、平野星矢(ブリヂストンアンカー)、武井亨介(FORZA・YONEX)、門田基志(チーム ジャイアント)、沢田時(ブリヂストンアンカー)と続き、この順位は3周目に入るまで大きな変動を見せなかった。
3周目後半に入り、相変わらず先頭をひた走るのは独走状態を崩さない小野寺。その後ろには平野、武井が続き、そして終盤にきなると斉藤亮(ブリヂストンアンカー)が追い上げてくる。
トップ陣に大きな機材トラブルもなく、順位はそのまま変動せず、結果的に、小野寺が優勝。2位は平野と、スタートから順位を変えず安定したレース展開となった。3位は武井が入り、後半の強さを見せつけた。地元愛媛県の門田は6位となった。
「やっぱり優勝の瞬間は嬉しかった。特に作戦はありませんでしたが、前に出て最後まで集中して走ることができました」とは優勝した小野寺。「これが2戦目、これからもシーズンは続きますので応援よろしくお願いいたします」とファンにメッセージを送った。
エリート女子は前回のびわこ高島で1,2位を争った末政実緒(SRAM/LITEC)と小林可奈子 (MTBクラブ安曇野)が今再び優勝争いを繰り広げる展開に。2周目までは小林の快調にトップにたったが、3周目で末政がトップに入れ替わる。長い登りでは小林が差を詰め、テクニカルなセクションでは末政が再び引き離すという展開が続く。
最終ラップ突入時点でも末政、小林の順でテール・トゥ・ノーズ状態が続いたが、最後は「最終周での争いでは、やはり末政選手も世界に通じる選手。女同士、そして選手の戦いとしてお互いに譲れなかった」と話す経験値を武器にした小林が優勝を手にした。
Coupe du Japon MTB 第2戦 八幡浜インターナショナル クロスカントリー結果
男子エリート 5.6km×5周=28.0km
1.小野寺健(ミヤタ・メリダバイキングチーム) 1:31:08.28
2.平野星矢(ブリヂストンアンカー) 1:31:38.04
3.武井亨介(FORZA・YONEX) 1:33:18.80
女子エリート 5.6km×4周=22.40km
1.小林可奈子(MTBクラブ安曇野) 1:36:26.00
2.末政実緒(SRAM/LITEC) 1:37:42.67
3.與那嶺恵理(サクソバンクFX証券) 1:44:27.10
男子ジュニア 5.6kmx3周=16.80km
1.平林安里(WESTBERG/ProRride J) 59:04.33
2.竹内遼(WESTBERG/ProRride J) 59:18.25
3.山田将輝(Limited846/LITEC) 1:02:00.08
男子マスターズ 5.6kmx3周=16.80km
1.酒居良和(マウンテン☆ポテト) 1:05:40.82
2.山田敬士朗(Q-MAX) 1:06:42.43
3.植川栄治(キヤノンCC) 1:07:30.32
男子ユース 5.6kmx2周=11.20km
1.村上功太郎(こけむし) 42:21.19
2.山口創平(WESTBERG/ProRride J) 42:49.69
3.石川絃(サッサーズ) 44:30.31
女子ユース 5.6kmx1周=5.60km
1.山田夕貴(TEAM BG8 A) 25:09.61
2.小林あか里(MTBクラブ安曇野) 26:18.36
男子チャレンジA 5.6kmx2周=11.20km
1.柴田健太郎(Q-MAX SHIBAKEN) 41:55.57
2.松尾真一(クランクシャフトのオカモト/ちゅう吉) 44:03.20
3.川村誠(スクミズマシンワークス) 44:19.99)
男子チャレンジB 5.6kmx2周=11.20km
1.横田和門(八代農業高校泉分校) 45:09.54
2.中川浩二 48:04.12
3.井須大輔(STROKE/TOM’S CRAFT) 49:57.52
text&photo:Taro.Okamoto
このコースは国内唯一のUCI Class2の基準を持つ。また国内シリーズのCoupe du Japon MTBがここ八幡浜のオリンピック選考コースで初めて開催されたことは、国内外に最も注目を浴びる大会だ。前日までの雨でぬかるんでいたが、朝からの晴天で徐々にドライに。しかし終日マディーな状態は続き、勾配や木の根など非常にスリッピーなコンディションでテクニカルな5.6kmとなった。
八幡浜の第2戦より主要トップメンバーの揃ったエリート男子。天候は晴れ。前日の雨でスリッピーではあるが良いコースコンディション。しかし前日の雨の影響か少し湿度の高さを感じる中、80名はホームストレートを全開でスタートした。
半周して再びスタート会場にトップで姿を見せたのは小野寺健(ミヤタ・メリダバイキングチーム)で、この時点ですでに独走状態を築き上げる。そして続く2位以降には斉藤亮(ブリヂストンアンカー)、平野星矢(ブリヂストンアンカー)、武井亨介(FORZA・YONEX)、門田基志(チーム ジャイアント)、沢田時(ブリヂストンアンカー)と続き、この順位は3周目に入るまで大きな変動を見せなかった。
3周目後半に入り、相変わらず先頭をひた走るのは独走状態を崩さない小野寺。その後ろには平野、武井が続き、そして終盤にきなると斉藤亮(ブリヂストンアンカー)が追い上げてくる。
トップ陣に大きな機材トラブルもなく、順位はそのまま変動せず、結果的に、小野寺が優勝。2位は平野と、スタートから順位を変えず安定したレース展開となった。3位は武井が入り、後半の強さを見せつけた。地元愛媛県の門田は6位となった。
「やっぱり優勝の瞬間は嬉しかった。特に作戦はありませんでしたが、前に出て最後まで集中して走ることができました」とは優勝した小野寺。「これが2戦目、これからもシーズンは続きますので応援よろしくお願いいたします」とファンにメッセージを送った。
エリート女子は前回のびわこ高島で1,2位を争った末政実緒(SRAM/LITEC)と小林可奈子 (MTBクラブ安曇野)が今再び優勝争いを繰り広げる展開に。2周目までは小林の快調にトップにたったが、3周目で末政がトップに入れ替わる。長い登りでは小林が差を詰め、テクニカルなセクションでは末政が再び引き離すという展開が続く。
最終ラップ突入時点でも末政、小林の順でテール・トゥ・ノーズ状態が続いたが、最後は「最終周での争いでは、やはり末政選手も世界に通じる選手。女同士、そして選手の戦いとしてお互いに譲れなかった」と話す経験値を武器にした小林が優勝を手にした。
Coupe du Japon MTB 第2戦 八幡浜インターナショナル クロスカントリー結果
男子エリート 5.6km×5周=28.0km
1.小野寺健(ミヤタ・メリダバイキングチーム) 1:31:08.28
2.平野星矢(ブリヂストンアンカー) 1:31:38.04
3.武井亨介(FORZA・YONEX) 1:33:18.80
女子エリート 5.6km×4周=22.40km
1.小林可奈子(MTBクラブ安曇野) 1:36:26.00
2.末政実緒(SRAM/LITEC) 1:37:42.67
3.與那嶺恵理(サクソバンクFX証券) 1:44:27.10
男子ジュニア 5.6kmx3周=16.80km
1.平林安里(WESTBERG/ProRride J) 59:04.33
2.竹内遼(WESTBERG/ProRride J) 59:18.25
3.山田将輝(Limited846/LITEC) 1:02:00.08
男子マスターズ 5.6kmx3周=16.80km
1.酒居良和(マウンテン☆ポテト) 1:05:40.82
2.山田敬士朗(Q-MAX) 1:06:42.43
3.植川栄治(キヤノンCC) 1:07:30.32
男子ユース 5.6kmx2周=11.20km
1.村上功太郎(こけむし) 42:21.19
2.山口創平(WESTBERG/ProRride J) 42:49.69
3.石川絃(サッサーズ) 44:30.31
女子ユース 5.6kmx1周=5.60km
1.山田夕貴(TEAM BG8 A) 25:09.61
2.小林あか里(MTBクラブ安曇野) 26:18.36
男子チャレンジA 5.6kmx2周=11.20km
1.柴田健太郎(Q-MAX SHIBAKEN) 41:55.57
2.松尾真一(クランクシャフトのオカモト/ちゅう吉) 44:03.20
3.川村誠(スクミズマシンワークス) 44:19.99)
男子チャレンジB 5.6kmx2周=11.20km
1.横田和門(八代農業高校泉分校) 45:09.54
2.中川浩二 48:04.12
3.井須大輔(STROKE/TOM’S CRAFT) 49:57.52
text&photo:Taro.Okamoto
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