2015/04/19(日) - 01:39
クリテリウム、ヒルクライムに続いてチームTTでも優勝したチーム右京。開幕から3連勝の快進撃を続ける。わずか1秒差で2位は那須ブラーゼン。そして宇都宮ブリッツェンがようやく表彰台に上がった。
旧白浜空港跡地滑走路を使うタイムトライアルは今年も強めの風との闘いに。一直線で2回の折り返し、緩やかな傾斜のある1周2.0kmのコース。P1は10周する20.0km、3人以上6人以下の編成で3人目ゴールを計時する方式のチームタイムトライアル。ほぼすべてのチームがTTバイクを使い、半数が後輪ディスクホイールを装着する。JBCFのTTではTTバイクが最も威力を発揮するコースだ。
チームポイント下位から3チームが1分毎にスタート、これが6組で計18チームが参戦。4組目最終スタートのイナーメ信濃山形が26分08秒でトップタイムを出し、残る6チームは25分前後の戦いと予想された。5組目トップスタートの那須ブラーゼンは快調なラップを刻んでいきなり平均時速47.88km、25分03秒の好タイムを記録する。
続く最終組、宇都宮ブリッツェンは序盤抑え気味に入り、終盤にかけて上げていくがリードされたタイムは戻らない。マトリックスパワータグは対照的に序盤からハイペースを刻むが中盤ですでに最低人数の3人になってしまう。チーム右京は一定ペースで走り6人全員で終盤に入る。那須ブラーゼンとのタイム差が焦点になったがラップが落ちることなく辛くも1秒差でチーム右京が勝利した。
「自分達はマトリックスだけを見ていて差を(十分に)開けたなと思ったら、ラスト2周でじつはブラーゼンと僅差だとわかりそれから上げました。ぎりぎりでしたね。改善点はわかっているので次に生かします。今日自分が先頭に出たときはメーターを見ながら、そう、450Wが目安でしたね」と土井は僅差の勝利を振り返る。
佐野淳哉を欠いたメンバーでも2位となった那須ブラーゼンは、若手メンバーながらも全員の走りが整っており最も美しい走りを披露、チームTTに的を絞った練習の成果が現れた。
結果
Pクラスタ 20.0km
1位 チーム右京 25分02秒55
2位 那須ブラーゼン +01秒
3位 宇都宮ブリッツェン +08秒
4位 マトリックスパワータグ +13秒
5位 イナーメ信濃山形 +1分04秒
6位 レモネードベルマーレレーシングチーム +1分11秒
7位 エルドラードサムライ東北withのんのんびより
8位 シエルヴォ奈良ミヤタメリダレーシングチーム
9位 ウォークライド・シクロアカデミア
10位 アクアタマ・ユーロワークス
Jプロツアーリーダー パブロ・ウルタスン(チーム右京)
U23リーダー 雨澤毅明(那須ブラーゼン)
Fクラスタ 4.0km
1位 伊藤杏菜(チャンピオンシステムジャパン)5分45秒53
2位 吉川美穂(ASAHI MUUR ZERO)+04秒
3位 豊岡英子(パナソニックレディース)+06秒
Jフェミニンリーダー 伊藤杏菜(チャンピオンシステムジャパン)
E1クラスタ4.0km
1位 風間博之(サイクルフリーダムレーシング)5分09秒29
2位 豊田勝徳(コラッジョ カワニシ サイクリングチーム)+03秒
3位 佐藤信哉(VC Fukuoka)+04秒
4位 松木健治(クラブシルベスト)
5位 江川哲治(VC Fukuoka)+09秒
6位 今泉既樹(VC Fukuoka)+11秒
E2クラスタ4.0km
1位 小西悠貴(クラブシルベスト)5分20秒75
2位 西村和樹(VC Fukuoka)+06秒
3位 永田将司(Team Via Cycles Village)+08秒
4位 大濱篤史(チバポンズ)+09秒
5位 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)+10秒
6位 金久保諒三(サイクルフリーダムレーシング)
E3クラスタ4.0km
1位 上野祐樹(ブラウ・ブリッツェン)5分22秒16
2位 山本哲哉(AVANT GARDE)+06秒
3位 石渡誠一(フィッツ)+11秒
4位 森一馬(AVANT GARDE)
5位 新谷和洋(Squadra di LAVORANTE)+15秒
6位 杉本敦志(SPADE・ACE)
photo&text:高木秀彰
旧白浜空港跡地滑走路を使うタイムトライアルは今年も強めの風との闘いに。一直線で2回の折り返し、緩やかな傾斜のある1周2.0kmのコース。P1は10周する20.0km、3人以上6人以下の編成で3人目ゴールを計時する方式のチームタイムトライアル。ほぼすべてのチームがTTバイクを使い、半数が後輪ディスクホイールを装着する。JBCFのTTではTTバイクが最も威力を発揮するコースだ。
チームポイント下位から3チームが1分毎にスタート、これが6組で計18チームが参戦。4組目最終スタートのイナーメ信濃山形が26分08秒でトップタイムを出し、残る6チームは25分前後の戦いと予想された。5組目トップスタートの那須ブラーゼンは快調なラップを刻んでいきなり平均時速47.88km、25分03秒の好タイムを記録する。
続く最終組、宇都宮ブリッツェンは序盤抑え気味に入り、終盤にかけて上げていくがリードされたタイムは戻らない。マトリックスパワータグは対照的に序盤からハイペースを刻むが中盤ですでに最低人数の3人になってしまう。チーム右京は一定ペースで走り6人全員で終盤に入る。那須ブラーゼンとのタイム差が焦点になったがラップが落ちることなく辛くも1秒差でチーム右京が勝利した。
「自分達はマトリックスだけを見ていて差を(十分に)開けたなと思ったら、ラスト2周でじつはブラーゼンと僅差だとわかりそれから上げました。ぎりぎりでしたね。改善点はわかっているので次に生かします。今日自分が先頭に出たときはメーターを見ながら、そう、450Wが目安でしたね」と土井は僅差の勝利を振り返る。
佐野淳哉を欠いたメンバーでも2位となった那須ブラーゼンは、若手メンバーながらも全員の走りが整っており最も美しい走りを披露、チームTTに的を絞った練習の成果が現れた。
結果
Pクラスタ 20.0km
1位 チーム右京 25分02秒55
2位 那須ブラーゼン +01秒
3位 宇都宮ブリッツェン +08秒
4位 マトリックスパワータグ +13秒
5位 イナーメ信濃山形 +1分04秒
6位 レモネードベルマーレレーシングチーム +1分11秒
7位 エルドラードサムライ東北withのんのんびより
8位 シエルヴォ奈良ミヤタメリダレーシングチーム
9位 ウォークライド・シクロアカデミア
10位 アクアタマ・ユーロワークス
Jプロツアーリーダー パブロ・ウルタスン(チーム右京)
U23リーダー 雨澤毅明(那須ブラーゼン)
Fクラスタ 4.0km
1位 伊藤杏菜(チャンピオンシステムジャパン)5分45秒53
2位 吉川美穂(ASAHI MUUR ZERO)+04秒
3位 豊岡英子(パナソニックレディース)+06秒
Jフェミニンリーダー 伊藤杏菜(チャンピオンシステムジャパン)
E1クラスタ4.0km
1位 風間博之(サイクルフリーダムレーシング)5分09秒29
2位 豊田勝徳(コラッジョ カワニシ サイクリングチーム)+03秒
3位 佐藤信哉(VC Fukuoka)+04秒
4位 松木健治(クラブシルベスト)
5位 江川哲治(VC Fukuoka)+09秒
6位 今泉既樹(VC Fukuoka)+11秒
E2クラスタ4.0km
1位 小西悠貴(クラブシルベスト)5分20秒75
2位 西村和樹(VC Fukuoka)+06秒
3位 永田将司(Team Via Cycles Village)+08秒
4位 大濱篤史(チバポンズ)+09秒
5位 小野寺慶(ブラウ・ブリッツェン)+10秒
6位 金久保諒三(サイクルフリーダムレーシング)
E3クラスタ4.0km
1位 上野祐樹(ブラウ・ブリッツェン)5分22秒16
2位 山本哲哉(AVANT GARDE)+06秒
3位 石渡誠一(フィッツ)+11秒
4位 森一馬(AVANT GARDE)
5位 新谷和洋(Squadra di LAVORANTE)+15秒
6位 杉本敦志(SPADE・ACE)
photo&text:高木秀彰
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