最終日を迎えたタイ・ナコンラチャシマで開催中のアジア選手権トラック競技。男子エリートスプリントで河端朋之が、女子ジュニアケイリンで鈴木奈央がそれぞれ金メダルを獲得した。他選手の活躍とあわせてお伝えします。



手を繋いで勝利の喜びを表す鈴木奈央(左)と大久保花梨(右)手を繋いで勝利の喜びを表す鈴木奈央(左)と大久保花梨(右) photo:Kenji NAKAMURA
ワンツーフィニッシュを決めた女子ジュニアケイリンワンツーフィニッシュを決めた女子ジュニアケイリン photo:Kenji NAKAMURA接戦を繰り広げた男子エリートスプリント接戦を繰り広げた男子エリートスプリント photo:Kenji NAKAMURA



男子エリートスプリントで河端朋之(JPCA・JPCU岡山)が金メダルを獲得。同じレースでは5位に雨宮一樹が入った。女子ジュニアケイリンでは鈴木 奈央(静岡・星陵高校)が昨日のスクラッチに引き続き勝利を収めた。この2つの金メダルの獲得により、トラック競技では7つの金メダルを獲得することとなった。

また、女子ジュニアケイリンでは2位に大久保花梨(福岡・祐誠高校)が入り、日本勢がワンツーフィニッシュを決めた。昨日に引き続き行われた女子エリートオムニアムでは上野みなみ(青森・鹿屋体育大学大学院)が171ポイントでトップから53ポイント差の6位に入っている。

アジア選手権のトラック競技の日程はこれにて終了となった。明日は休養日となり、明後日からロードレース競技が行われることとなっている。



男子エリートスプリント表彰式で真ん中に立つ河端朋之(JPCA・JPCU岡山)男子エリートスプリント表彰式で真ん中に立つ河端朋之(JPCA・JPCU岡山) photo:Kenji NAKAMURA
男子エリートスプリントで優勝を飾った河端朋之(JPCA・JPCU岡山)男子エリートスプリントで優勝を飾った河端朋之(JPCA・JPCU岡山) photo:Kenji NAKAMURA女子エリートオムニアム6位の上野みなみ女子エリートオムニアム6位の上野みなみ photo:Kenji NAKAMURA

女子ジュニアケイリンで1位の鈴木奈央(左奥) 2位の大久保花梨(右手前)女子ジュニアケイリンで1位の鈴木奈央(左奥) 2位の大久保花梨(右手前) photo:Kenji NAKAMURA女子エリートケイリン7位の加瀬加奈子(左)と 8位の小林優香(右奥)女子エリートケイリン7位の加瀬加奈子(左)と 8位の小林優香(右奥) photo:Kenji NAKAMURA




第35回アジア自転車競技選手権大会/
第22回アジア・ジュニア自転車競技選手権大会
トラック最終日午後(2月8日)日本人選手の結果(タイ・ナコンラチャシマ)
<競技結果>
女子エリートオムニアム

1位 LUO Xiaoling CHN 224p
2位 DIAO Xiaojuan HKG 217p
3位 HSIAO Mei Yu TPE 200p
6位 上野みなみ(青森・鹿屋体育大学大学院)171p

女子ジュニアケイリン
1位 鈴木 奈央(静岡・星陵高校)
2位 大久保花梨(福岡・祐誠高校)
3位 KIM Soohyun KOR

女子エリートケイリン
1位 LIN Junhong CHN
2位 LEE Hye Jin KOR
3位 LEE Wai Sze HKG
7位 加瀬加奈子(JPCA・JPCU新潟)
8位 小林 優香(JPCA・JPCU福岡)

男子エリートマディソン(日本不出場)
1位 ホンコンチャイナ 20p
2位 イラン 13p(-1lap)
3位 韓国 28p(-2lap)

男子ジュニアスプリント
1位 KANG Min Seong KOR
2位 KANG Shih Feng TPE
3位 RASOL Muhamad Khairil Nizam MAS
9位 南   潤(和歌山・和歌山北高校)
12位 伊藤 稔真(三重・朝明高校)

男子エリートスプリント
1位 河端 朋之(JPCA・JPCU岡山)
2位 AWANG Mohd Azizulhasni MAS
3位 KANG Dong Jin KOR
5位 雨谷 一樹(JPCA・JPCU栃木)


photo:Kenji NAKAMURA


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