2015/01/29(木) - 15:14
ツアー・ダウンアンダーを走ったバイクを紹介する人気シリーズ第2弾はエティックス・クイックステップ、FDJ、IAMサイクリング、ランプレ・メリダのバイクを紹介します。
エティックス・クイックステップ スペシャライズド S-WORKS VENGE
エティックス・クイックステップのS-WORKSは、スペシャライズドが「シンプル・イズ・ベスト」と謳う通りにシンプルそのもの。脚質や好みに合わせて新型TARMACとVENGEを使い分けており、スプリンターのマーク・レンショーはVENGEをチョイスした。コンポーネントはスラムからシマノにスイッチ(スポンサードではない)。シーズン半ばにFSAが開発中のフルコンポーネントにスイッチするのではないかと噂されている。ハンドル、ステム、パワー2マックス搭載クランク、チェーンリングはFSA製だ。
FDJ ラピエール XELIUS EFI
フランスのFDJはマットブラックに赤白青のペイントが施されたラピエールのXELIUS EFIに乗る。ツアー・ダウンアンダーではエアロロードバイクのAIRCODEに乗る選手はいなかった。コンポーネントからホイール、ステム、ハンドル、シートポストはシマノ(一部PRO)で統一され、ホイールは前後でリム高を変えている(前輪C50、後輪C75)。写真のセバスティアン・シャヴァネルのバイクには長くてネガティブなステムを使用。ヘッドセットのキャップが取り払われるなど、ハンドル位置を下げる涙ぐましい努力を感じさせる。
IAMサイクリング スコット FOIL
オーストラリアチャンピオンに輝いたハインリッヒ・ハウッスラーが乗るのはSCOTTのエアロロードFOIL。コンポーネントはシマノ・デュラエース9070Di2で、パワーメーターはSRM。ハンドルやステムはリッチー、サドルとバーテープはプロロゴで、奇をてらったセッティングは無し。ホイールはリム高55mmのDTスイス RC55Tを多用した。なお、前輪にはDTスイスのRWSスキュワーを使用していたが、後輪には通常のクイックリリースを使用していた。
ランプレ・メリダ メリダ REACTO EVO
メカニックが「まだ2014年のバイクだけど」と言いながら貸し出してくれたランプレ・メリダのエアロロードバイクメリダ REACTO EVO。好みによってオールラウンダータイプのSCULTURAに乗る選手も。シマノ・デュラエース9070Di2のコンポーネントやフルクラムのホイール、FSAのステムとハンドル、プロロゴのサドルとバーテープ、コンチネンタルのタイヤに変更は無し。ローターのクランク(110BCD)を使用するが、同社のローターパワーではなくパワー2マックスを使用しているところが興味深い。
text:Kei Tsuji
エティックス・クイックステップ スペシャライズド S-WORKS VENGE
エティックス・クイックステップのS-WORKSは、スペシャライズドが「シンプル・イズ・ベスト」と謳う通りにシンプルそのもの。脚質や好みに合わせて新型TARMACとVENGEを使い分けており、スプリンターのマーク・レンショーはVENGEをチョイスした。コンポーネントはスラムからシマノにスイッチ(スポンサードではない)。シーズン半ばにFSAが開発中のフルコンポーネントにスイッチするのではないかと噂されている。ハンドル、ステム、パワー2マックス搭載クランク、チェーンリングはFSA製だ。
FDJ ラピエール XELIUS EFI
フランスのFDJはマットブラックに赤白青のペイントが施されたラピエールのXELIUS EFIに乗る。ツアー・ダウンアンダーではエアロロードバイクのAIRCODEに乗る選手はいなかった。コンポーネントからホイール、ステム、ハンドル、シートポストはシマノ(一部PRO)で統一され、ホイールは前後でリム高を変えている(前輪C50、後輪C75)。写真のセバスティアン・シャヴァネルのバイクには長くてネガティブなステムを使用。ヘッドセットのキャップが取り払われるなど、ハンドル位置を下げる涙ぐましい努力を感じさせる。
IAMサイクリング スコット FOIL
オーストラリアチャンピオンに輝いたハインリッヒ・ハウッスラーが乗るのはSCOTTのエアロロードFOIL。コンポーネントはシマノ・デュラエース9070Di2で、パワーメーターはSRM。ハンドルやステムはリッチー、サドルとバーテープはプロロゴで、奇をてらったセッティングは無し。ホイールはリム高55mmのDTスイス RC55Tを多用した。なお、前輪にはDTスイスのRWSスキュワーを使用していたが、後輪には通常のクイックリリースを使用していた。
ランプレ・メリダ メリダ REACTO EVO
メカニックが「まだ2014年のバイクだけど」と言いながら貸し出してくれたランプレ・メリダのエアロロードバイクメリダ REACTO EVO。好みによってオールラウンダータイプのSCULTURAに乗る選手も。シマノ・デュラエース9070Di2のコンポーネントやフルクラムのホイール、FSAのステムとハンドル、プロロゴのサドルとバーテープ、コンチネンタルのタイヤに変更は無し。ローターのクランク(110BCD)を使用するが、同社のローターパワーではなくパワー2マックスを使用しているところが興味深い。
text:Kei Tsuji