2014/12/02(火) - 12:27
野辺山シクロクロスでは2日目も各カテゴリーで熱く、楽しく、泥にまみれたレースが繰り広げられた。C1への昇格を掛けたC2、若手選手の激しい戦いとなったジュニアなど、非UCIレースの模様をダイジェストでレポートします。
C2+ジュニア
UCIカテゴリーを除く最上位クラスであるC2クラスには前日土曜日を上回る86名がエントリーし、この日もC1への昇格を掛けたハイレベルなレースが繰り広げられた。スタート後先頭で第1コーナーを抜けたのは森久(PROJECT-K)。しかし最後尾スタートの渡辺将大(CycleClub.jp)が猛烈な勢いで追い上げを見せ、そのまま後続を1分以上引き離す独走態勢を築きゴールへと飛び込んだ。
2位には中澤潤(Pinazou Test Team)が入り、3位には粘った森が入った。なお4位の西薗良太(Champion System Japan)は前日のC2クラスで昇格したためオープン扱いとなり、代わって5位の横山誠(CRC)が昇格への最後の切符を掴んだ。
そしてC2の2分後にスタートを切ったジュニアカテゴリーは、この日も山田将輝(パックスプロジェクト)、日野竜嘉(松山聖陵高校)、竹内遼(WESTBERG/ProRide)らが激しい戦いを披露。土曜日に竹内の後塵を拝した山田が先頭に経つと、C2選手を全員パスする走りで優勝した。その1分後方では竹内と日野による2位争いが繰り広げられ、2秒差で日野が先着している。
C2
ジュニア
CM1
40歳以上の選手を対象としたマスターズカテゴリーは、自己申告制によるCM1(40分間)とCM2(30分間)の2レースが行われた。
C1レベルの強豪選手がズラリと顔を揃えたCM1では、全日本マスターズ王者で土曜日の優勝者である筧太一(BUCYOcoffee.CLT)が序盤にレースを降りる波乱。好スタートを決めた小田島貴弘(クラブ シーナック)に代わって水谷拓也(BUCYO COFFEE.CLT)が先頭に立つと、その後方では羽鳥和重と浅井秀樹のcycleclub3UPコンビが気迫の猛追を見せる。しかし隙の無い走りを披露した水谷が4秒差で逃げ切りに成功し、BUCYO COFFEE.CLTはマスターズ2連勝。2位には羽鳥、3位には浅井が入った。
CM1
CM2+CL2
30分間で争われたCM2クラス。中盤に先頭に立った佐々木正(CICADA UNITED RIDE)をパスした須藤大輔(VOLCAオードビーBOMA UVEX)がそのまま先頭でフィニッシュラインへ。3位には綾野真(チバポンズ川口農園シクロワイアード)が後続を振り切って入り、トップスリーは自転車業界関係者で埋まった。
CM2の2分後にスタートしたCL2(一般女子カテゴリー)は、「筧(太一)さんのアドバイス通りの走りに徹し、勝つことができました。」と語る水谷有紀子(BUCYO COFFEE.CLT)が後続を2分以上離す圧勝。2位は高橋織江(PEDAL NATION)、3位は上原ゆかり(SY-Nak/轍屋)が入っている。
CM2
1位 須藤大輔(VOLCAオードビーBOMA UVEX)
2位 佐々木正(CICADA UNITED RIDE)
3位 綾野真(チバポンズ川口農園シクロワイアード)
4位 奥村哲史(トンデモクラブ 金沢)
5位 高丸禎浩
6位 伴肇(臼杵レーシング)
CL2
1位 水谷有紀子(BUCYO COFFEE.CLT)
2位 高橋織江(PEDAL NATION)
3位 上原ゆかり(SY-Nak/轍屋)
4位 坂本沙弥(Team CUORE)
5位 松崎亜妃(ARAI MURACA)
6位 清水朱実(北陸ドロタボウ)
C3A+C3B
大人気のC3クラスは計167名がスタートし、C3A(85名)とC3B(82名)と2レースに別れ野辺山の泥にまみれて楽しんだ。
C3Aは野辺山シクロクロスに合わせアメリカから来日したAll-City Cyclesクルーの一人、ジェフリー・フレーン(All-City Motocross International)が優勝した。鎌田拓磨と久野太志(Circles Racing Club)がそれぞれ2位と3位に輝いた。C3Bでは前日も優勝した小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)が2連勝。中学生(2001年生まれ)のためルール上昇格ができないが、C2でも十分に走れるだけの実力だ。2位は大橋正明、3位は酒井一平(CRC)が入った。
C3A
1位 ジェフリー・フレーン(All-City Motocross International)
2位 鎌田拓磨
3位 久野太志(Circles Racing Club)
4位 鈴木雄助(ビオレーサー)
5位 内藤久純
6位 辻寛(エスキーナレーシング)
C3B
1位 小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
2位 大橋正明
3位 酒井一平(CRC)
4位 反本啓介(SAMPAI)
5位 田中香津也(Zelkova)
6位 廣田慧史(BOMAレーシング)
CL3+小学校高学年・低学年
野辺山シクロクロス2日目のオープニングレースとなったのがCL3+小学校高学年・低学年カテゴリー。CL3では赤松綾(...&BicycleCC)が勝利を飾り、伏見幸希子(SBS)と香西杏子(なるしまフレンド)が2位と3位に。小学校高学年は池部寛介(FUKADAまじりんぐ)が、低学年は守屋岳朗がそれぞれ表彰台の中央に立った。
CL3
1位 赤松綾(...&BicycleCC)
2位 伏見幸希子(SBS)
3位 香西杏子(なるしまフレンド)
4位 萩原もね(CycleClub.jp)
5位 高橋香織(Kei's power!第3小隊)
6位 高知寿
小学校高学年
1位 池部寛介(FUKADAまじりんぐ)
2位 綾野尋(Team-K)
3位 武田花(ARAI MURACA)
小学校低学年
1位 守屋岳朗
2位 牧野新
3位 中澤倖多
text:So.Isobe
photo:Kei.Tsuji
C2+ジュニア
UCIカテゴリーを除く最上位クラスであるC2クラスには前日土曜日を上回る86名がエントリーし、この日もC1への昇格を掛けたハイレベルなレースが繰り広げられた。スタート後先頭で第1コーナーを抜けたのは森久(PROJECT-K)。しかし最後尾スタートの渡辺将大(CycleClub.jp)が猛烈な勢いで追い上げを見せ、そのまま後続を1分以上引き離す独走態勢を築きゴールへと飛び込んだ。
2位には中澤潤(Pinazou Test Team)が入り、3位には粘った森が入った。なお4位の西薗良太(Champion System Japan)は前日のC2クラスで昇格したためオープン扱いとなり、代わって5位の横山誠(CRC)が昇格への最後の切符を掴んだ。
そしてC2の2分後にスタートを切ったジュニアカテゴリーは、この日も山田将輝(パックスプロジェクト)、日野竜嘉(松山聖陵高校)、竹内遼(WESTBERG/ProRide)らが激しい戦いを披露。土曜日に竹内の後塵を拝した山田が先頭に経つと、C2選手を全員パスする走りで優勝した。その1分後方では竹内と日野による2位争いが繰り広げられ、2秒差で日野が先着している。
C2
1位 渡辺将大(CycleClub.jp)
2位 中澤潤(Pinazou Test Team)
3位 森久(PROJECT-K)
4位 西薗良太(Champion System Japan)
5位 横山誠(CRC)
6位 山口雄大(Pinazou Test Team)
2位 中澤潤(Pinazou Test Team)
3位 森久(PROJECT-K)
4位 西薗良太(Champion System Japan)
5位 横山誠(CRC)
6位 山口雄大(Pinazou Test Team)
35'06"
+1'06"
+1'08"
+1'08"
+1'45"
+2'03"
+1'06"
+1'08"
+1'08"
+1'45"
+2'03"
ジュニア
1位 山田将輝(パックスプロジェクト)
2位 日野竜嘉(松山聖陵高校)
3位 竹内遼(WESTBERG/ProRide)
4位 織田聖(Botteles and Chains)
5位 藤田拓海(SNEL CYCLOCRSS TEAM)
2位 日野竜嘉(松山聖陵高校)
3位 竹内遼(WESTBERG/ProRide)
4位 織田聖(Botteles and Chains)
5位 藤田拓海(SNEL CYCLOCRSS TEAM)
33'06"
+1'06"
+1'08"
+2'12"
+4'15"
+1'06"
+1'08"
+2'12"
+4'15"
CM1
40歳以上の選手を対象としたマスターズカテゴリーは、自己申告制によるCM1(40分間)とCM2(30分間)の2レースが行われた。
C1レベルの強豪選手がズラリと顔を揃えたCM1では、全日本マスターズ王者で土曜日の優勝者である筧太一(BUCYOcoffee.CLT)が序盤にレースを降りる波乱。好スタートを決めた小田島貴弘(クラブ シーナック)に代わって水谷拓也(BUCYO COFFEE.CLT)が先頭に立つと、その後方では羽鳥和重と浅井秀樹のcycleclub3UPコンビが気迫の猛追を見せる。しかし隙の無い走りを披露した水谷が4秒差で逃げ切りに成功し、BUCYO COFFEE.CLTはマスターズ2連勝。2位には羽鳥、3位には浅井が入った。
CM1
1位 水谷拓也(BUCYO COFFEE.CLT)
2位 羽鳥和重(cycleclub3UP)
3位 浅井秀樹(cycleclub3UP)
4位 小田島貴弘(クラブ シーナック)
5位 リック・ハンター(HUNTER)
6位 清水達也(北陸ドロタボウ)
2位 羽鳥和重(cycleclub3UP)
3位 浅井秀樹(cycleclub3UP)
4位 小田島貴弘(クラブ シーナック)
5位 リック・ハンター(HUNTER)
6位 清水達也(北陸ドロタボウ)
37'52"
+04"
+07"
+58"
+1'47"
+1'47"
+04"
+07"
+58"
+1'47"
+1'47"
CM2+CL2
30分間で争われたCM2クラス。中盤に先頭に立った佐々木正(CICADA UNITED RIDE)をパスした須藤大輔(VOLCAオードビーBOMA UVEX)がそのまま先頭でフィニッシュラインへ。3位には綾野真(チバポンズ川口農園シクロワイアード)が後続を振り切って入り、トップスリーは自転車業界関係者で埋まった。
CM2の2分後にスタートしたCL2(一般女子カテゴリー)は、「筧(太一)さんのアドバイス通りの走りに徹し、勝つことができました。」と語る水谷有紀子(BUCYO COFFEE.CLT)が後続を2分以上離す圧勝。2位は高橋織江(PEDAL NATION)、3位は上原ゆかり(SY-Nak/轍屋)が入っている。
CM2
1位 須藤大輔(VOLCAオードビーBOMA UVEX)
2位 佐々木正(CICADA UNITED RIDE)
3位 綾野真(チバポンズ川口農園シクロワイアード)
4位 奥村哲史(トンデモクラブ 金沢)
5位 高丸禎浩
6位 伴肇(臼杵レーシング)
CL2
1位 水谷有紀子(BUCYO COFFEE.CLT)
2位 高橋織江(PEDAL NATION)
3位 上原ゆかり(SY-Nak/轍屋)
4位 坂本沙弥(Team CUORE)
5位 松崎亜妃(ARAI MURACA)
6位 清水朱実(北陸ドロタボウ)
C3A+C3B
大人気のC3クラスは計167名がスタートし、C3A(85名)とC3B(82名)と2レースに別れ野辺山の泥にまみれて楽しんだ。
C3Aは野辺山シクロクロスに合わせアメリカから来日したAll-City Cyclesクルーの一人、ジェフリー・フレーン(All-City Motocross International)が優勝した。鎌田拓磨と久野太志(Circles Racing Club)がそれぞれ2位と3位に輝いた。C3Bでは前日も優勝した小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)が2連勝。中学生(2001年生まれ)のためルール上昇格ができないが、C2でも十分に走れるだけの実力だ。2位は大橋正明、3位は酒井一平(CRC)が入った。
C3A
1位 ジェフリー・フレーン(All-City Motocross International)
2位 鎌田拓磨
3位 久野太志(Circles Racing Club)
4位 鈴木雄助(ビオレーサー)
5位 内藤久純
6位 辻寛(エスキーナレーシング)
C3B
1位 小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
2位 大橋正明
3位 酒井一平(CRC)
4位 反本啓介(SAMPAI)
5位 田中香津也(Zelkova)
6位 廣田慧史(BOMAレーシング)
CL3+小学校高学年・低学年
野辺山シクロクロス2日目のオープニングレースとなったのがCL3+小学校高学年・低学年カテゴリー。CL3では赤松綾(...&BicycleCC)が勝利を飾り、伏見幸希子(SBS)と香西杏子(なるしまフレンド)が2位と3位に。小学校高学年は池部寛介(FUKADAまじりんぐ)が、低学年は守屋岳朗がそれぞれ表彰台の中央に立った。
CL3
1位 赤松綾(...&BicycleCC)
2位 伏見幸希子(SBS)
3位 香西杏子(なるしまフレンド)
4位 萩原もね(CycleClub.jp)
5位 高橋香織(Kei's power!第3小隊)
6位 高知寿
小学校高学年
1位 池部寛介(FUKADAまじりんぐ)
2位 綾野尋(Team-K)
3位 武田花(ARAI MURACA)
小学校低学年
1位 守屋岳朗
2位 牧野新
3位 中澤倖多
text:So.Isobe
photo:Kei.Tsuji
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