リクイガス、ケースデパーニュ、サクソバンク、Bboxブイグテレコムのプロツアー4チームに続いて、プロコンチネンタル登録のISDサイクリングチームのジャパンカップ出場が決まった!昨年2位のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア)をエースに起用し、大会制覇を狙う。

ジロ・デ・イタリアに出場したISDの来日が決定ジロ・デ・イタリアに出場したISDの来日が決定 photo:Kei Tsujiレース主催者のリリースによると、今年ジロ・デ・イタリアに出場したISDサイクリングチームが、10月25日に栃木県宇都宮市で開催されるジャパンカップに初出場する。

ISDはウクライナ企業の出資により今年誕生したイタリア登録チーム。イタリアとウクライナの選手がメンバーのほとんどを占めており、チームの首脳陣は経験豊かなイタリア人で構成。結成1年目ながらジロ・デ・イタリアに出場した。

このISDを率いて日本に降り立つのは、昨年クイックステップのメンバーとして出場し、ダミアーノ・クネゴ(イタリア)にスプリントで破れて2位に入ったジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア)だ。

昨年のジャパンカップ2位のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)昨年のジャパンカップ2位のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD) photo:Kei Tsuji2007年にイタリアチャンピオンに輝いたヴィスコンティは現在26歳。3年連続ジロに出場し、昨年は8日間マリアローザを着た。上りを含んだワンデーレースも得意とし、スプリント力もある。

ジャパンカップは古賀志林道の上りで勝負がかかり、少人数でのスプリント勝負に持ち込まれるパターンが多い。まさにヴィスコンティ向きのコースだと言えるだろう。昨年2位に入っているだけにモチヴェーションは高い。レース主催者にはISDのチーム監督から「今年ヴィスコンティは優勝を狙う」という旨のメールが届いているという。

ISDの参戦決定により、ジャパンカップに出場するプロツアー4チームとプロコンチネンタル1チームが出揃った。すでにイヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)、シュレク兄弟(ルクセンブルク、サクソバンク)、新城幸也(Bboxブイグテレコム)の出場が確定している。ケースデパーニュの出場選手は、判明次第お伝えします。


text&photo:Kei Tsuji

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