2014/10/22(水) - 15:02
ジャパンカップレース翌日の月曜夜、トレックファクトリーレーシングの選手たちと交流できるパーティーが六本木ヒルズで開催された。もちろんカンチェラーラも登場。ちょっとセレブでプレミアムなパーティの様子をお伝えします。
会場は六本木ヒルズの展望レストラン。ステージに上った選手たちを食い入るように見つめる参加者たち (c)MakotoAYANO
会場となったのは森ビル52階の展望ラウンジ。専用エレベーターで上れば東京でもっとも美しい夜景が眺められる場所だ。ここでの開催は昨年に続き2回め。
このパーティ、参加費2万円という値段にもびっくりだが、募集開始すぐに定員に達したというのにもまた驚き。しかし今年はあのファビアン・カンチェラーラが名前を連ねていたので、それにも納得。しかし、JC開催前の突然のカンチェのジャパンカップ欠場ニュースに、チームもパーティ主催者も肝を冷やしたに違いない。
チーム仕様のマシンが並べられたラウンジ (c)MakotoAYANO
超軽量のエモンダSLが六本木の夜景に浮かぶ (c)MakotoAYANO
トレック・ジャパンの田村社長にカンチェラーラからスイスTTナショナルチャンピオンスーツが寄贈された (c)MakotoAYANO
もちろんフミも大人気! (c)MakotoAYANO
その心配は杞憂に終わり、カンチェはパーティ会場に姿を現した。フミ、ポポヴィッチ、アレドンド、ロールストンとともに。会場は登場からすごい熱気に包まれた。300人に人数を限定したパーティであったものの、選手たちがステージに並ぶとそのほとんどの参加者がステージに食いつくように前に詰めかけて、身動きがとれない状態に。
昨年も出席したロールストン、そしてグエルチレーナ監督も、「昨年よりスゴイね」と驚いていた。昨年のパーティでは、フミは昨シーズン中まだオリカ・グリーンエッジの選手だったから、ここにはお忍びでやって来た。そのフミも、このチームの人気ぶりに驚き気味。
もちろん熱狂的人気のカンチェとフミ。NIPPOにいたことで日本のファンにお馴染みのアレドンド、そしてびっくりするぐらい陽気でノリノリなポポヴィッチ。静かでクールな大人の色気があるロールストン。俳優ばりの色男のグエルチレーナ監督。スター揃いである。
ファビアングッズを手に押し寄せるファンたち。サインを次々とこなすカンチェラーラ (c)MakotoAYANO
「ジャパンカップのことはチームメイトの皆が知っていて、どうやったら参加できるか自分が相談を受けるぐらいなんです」とフミ。そしてやはりカンチェ人気の凄さを思い知った。メンバーがステージから降りて交流タイムとなったが、カンチェラーラに押し寄せる人の波! ファビアンスマイルを絶やさず、サイン、記念写真、握手、プレゼントと、ファンのリクエストに次々と応えていく。ファンのほうも大人で、混乱に至らなかったのはさすがだ。
埋もれて見えにくいけど、小さいアレドンドはファンに囲まれて幸せそうです (c)MakotoAYANO
とにかく陽気でファンサービスを楽しんでいたポポヴィッチ (c)MakotoAYANO
大人の雰囲気のグエルチレーナ監督と、あれっ、イイミワさん。(ユキヤは招かれたけど昨夜のパーティで飲み過ぎて来れなかったそうです) (c)MakotoAYANO
選手全員のサインを貰いました! (c)MakotoAYANO
もちろんフミにもすごい人だかり。そしてアレドンドは小さいからファンに埋もれて見えなくなったが、親しみやすさでこちらもすごい人気。ロールストンは大人の雰囲気そのままに会場の角のカウンターに位置どって静かにしていようと思ったようだが、並ぶファンは途切れない。ポポヴィッチは、ほとんどラテンなノリでファンと交流している。「ポポって愉快なヤツ!」とファンが驚く(笑)。
ファビアンスマイルを絶やさず、次々と記念撮影をこなすカンチェラーラに「プロだわ〜」の声も (c)MakotoAYANO
グエルチレーナ監督は少し余裕を持って、話しかけるファンと会話を楽しんでいた。このパーティ、どう感じますか?と訊くと、「ホットだけどパニックにならない。日本のファンは礼儀正しくて素晴らしいね。最高のパーティだ」と話してくれた。
この歓談タイムは長くとられたが、カンチェはずっとスマイルを絶やさず、ファンたちのリクエストにずっと応え続けていた。その様子に、サインを求めていたファン自体からも「ファビアンってすごいプロフェッショナルだわ!」と驚いていたのもまた面白かった。
カンチェラーラがジャパンカップに用意した(着れなかった)ジャージをゲットしたファン (c)MakotoAYANO
フミのジャージをゲットしたのは愛媛・西条市のサイクルショップWindsの田坂店長。お店に飾られるでしょうか? (c)MakotoAYANO
アレドンドがジャパンカップで着たジャージをゲット (c)MakotoAYANO
「ウォ〜やったね」とファビアンも盛り上げる (c)MakotoAYANO
会の後半は抽選会。選手たちがジャパンカップで着用したレースジャージ、かけたオークリーのアイウェア、写真パネルなど嬉しいものが続々登場。そして最後はトレックジャパンから新型エモンダの完成車が1台提供された。幸運ものこれを仕留めた参加者は、チームメンバーに囲まれて有頂天。
トレック・エモンダが当選! そしてチームメンバーと一緒に記念撮影。至福である (c)MakotoAYANO
カンチェラーラのジャパンカップ参戦のために用意されたスペアバイク。セッティングはそのもの (c)MakotoAYANO
スパルタクスのグラフィックが怪しく光る (c)MakotoAYANO
〆の挨拶はファビアンから。「まいど、おおきに!」で会場は爆笑(このフレーズは神戸のトレック・ジャパン流である)。そして「また来年も来ます」という一言に、会場に居た皆の気持ちがひとつになった。
余談だが選手たちはパーティが終わってから六本木の街に繰り出し、翌日は築地の魚市場に出かけたというから、まったくタフである。
パーティの模様はフォトアルバム(CW FaceBook)でもご覧ください。
photo&text:Makoto.AYANO
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会場となったのは森ビル52階の展望ラウンジ。専用エレベーターで上れば東京でもっとも美しい夜景が眺められる場所だ。ここでの開催は昨年に続き2回め。
このパーティ、参加費2万円という値段にもびっくりだが、募集開始すぐに定員に達したというのにもまた驚き。しかし今年はあのファビアン・カンチェラーラが名前を連ねていたので、それにも納得。しかし、JC開催前の突然のカンチェのジャパンカップ欠場ニュースに、チームもパーティ主催者も肝を冷やしたに違いない。
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その心配は杞憂に終わり、カンチェはパーティ会場に姿を現した。フミ、ポポヴィッチ、アレドンド、ロールストンとともに。会場は登場からすごい熱気に包まれた。300人に人数を限定したパーティであったものの、選手たちがステージに並ぶとそのほとんどの参加者がステージに食いつくように前に詰めかけて、身動きがとれない状態に。
昨年も出席したロールストン、そしてグエルチレーナ監督も、「昨年よりスゴイね」と驚いていた。昨年のパーティでは、フミは昨シーズン中まだオリカ・グリーンエッジの選手だったから、ここにはお忍びでやって来た。そのフミも、このチームの人気ぶりに驚き気味。
もちろん熱狂的人気のカンチェとフミ。NIPPOにいたことで日本のファンにお馴染みのアレドンド、そしてびっくりするぐらい陽気でノリノリなポポヴィッチ。静かでクールな大人の色気があるロールストン。俳優ばりの色男のグエルチレーナ監督。スター揃いである。
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「ジャパンカップのことはチームメイトの皆が知っていて、どうやったら参加できるか自分が相談を受けるぐらいなんです」とフミ。そしてやはりカンチェ人気の凄さを思い知った。メンバーがステージから降りて交流タイムとなったが、カンチェラーラに押し寄せる人の波! ファビアンスマイルを絶やさず、サイン、記念写真、握手、プレゼントと、ファンのリクエストに次々と応えていく。ファンのほうも大人で、混乱に至らなかったのはさすがだ。
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もちろんフミにもすごい人だかり。そしてアレドンドは小さいからファンに埋もれて見えなくなったが、親しみやすさでこちらもすごい人気。ロールストンは大人の雰囲気そのままに会場の角のカウンターに位置どって静かにしていようと思ったようだが、並ぶファンは途切れない。ポポヴィッチは、ほとんどラテンなノリでファンと交流している。「ポポって愉快なヤツ!」とファンが驚く(笑)。
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〆の挨拶はファビアンから。「まいど、おおきに!」で会場は爆笑(このフレーズは神戸のトレック・ジャパン流である)。そして「また来年も来ます」という一言に、会場に居た皆の気持ちがひとつになった。
余談だが選手たちはパーティが終わってから六本木の街に繰り出し、翌日は築地の魚市場に出かけたというから、まったくタフである。
パーティの模様はフォトアルバム(CW FaceBook)でもご覧ください。
photo&text:Makoto.AYANO