スペシャライズド アーティストデザインのスペシャルSHIV　国内限定11台発売

スペシャライズドのトライアスロン専用設計バイクとして高い支持を得ているS-WORKS SHIVに特別ペイントフレームが数量限定で登場した。SHIVの設計思想であるAERO、FUEL、FITをモチーフにして、自転車にゆかりのある3人のアーティストが手がけた特別グラフィックフレームだ。

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AEROデザインのSHIVの完成車イメージ (c)スペシャライズド・ジャパン
FUELデザインのSHIVを駆ったハビエル・ゴメスはIRONMAN 70.3世界選手権で優勝した (c)スペシャライズド・ジャパンIRONMAN 70.3で2位に入ったヤン・フロデノはFITデザインのバイクを駆った (c)スペシャライズド・ジャパン


UCI車両レギュレーションにとらわれることなく、最高のエアロ効果を追求して設計されたトライアスロン専用マシンがS-WORKS SHIVだ。開発にあたり重要視された、「AERO」（空力）、「FUEL」（補給）、「FIT」（フィット）という3つの設計思想をモチーフにした限定カラーが登場した。

エアロダイナミクスを生み出すダウンチューブを中心として、フレーム全体に描かれたグラフィックは自転車を深く愛する3人のアーティストによるもの。

「AERO」を担当したのは、マーク・カヴェンディッシュやアルベルト・コンタドールといった名だたる選手の専用バイクのグラフィックを担当していた元スペシャライズド社員のギャレット・チョウ。ライトブルーとブラックのベースカラーにホワイトで空気の流れを表現している。

ギャレット・チョウによるAEROをイメージしたSHIV (c)スペシャライズド・ジャパンアンドリオ・アベロはFUELをモチーフにタービンエンジンを描いた (c)スペシャライズド・ジャパンフィッティング要素を抽象的な図形で表現されたFITモチーフのSHIV (c)スペシャライズド・ジャパン


「FUEL」を描いたアンドリオ・アベロは、アートディレクターやデザイナー、イラストレーターといった様々な顔を持ち、自身も北米最高峰のオフロードレース、「レッドビル100」に参戦するエンデュランスレーサー。彼がデザインした「FUEL」は燃料を得てまさに走りだそうとするタービンエンジンをイメージしたもの。

「FIT」を手掛けたマシュー・フレミングは、ハイパーグリーンのターマックSL4を乗りこなすグラフィックデザイナー/イラストレーター。SHIVを乗りこなすために必要なフィッティングという要素を重なり合う抽象的な図形で表現している。

AERO担当のギャレット・チョウはコンタドールといった選手用のグラフィックも手がけていた (c)スペシャライズド・ジャパンエンデュランスレーサーであるアンドリオ・アベロはFUELをデザイン (c)スペシャライズド・ジャパン抽象的な図形で乗りこなすために必要なフィッティング要素を描いたマシュー・フレミング (c)スペシャライズド・ジャパン


これら3デザインのバイクは国内で全11台が販売される予定だ。販売予約は11月1日（土）から始まる特別販売サイトでの先行web予約、もしくは11月5日（水）からの通常web予約（先行予約で販売数量に達した場合は、通常web予約は無し）で行う。予約の際は購入権利として10,000円（税込）が必要になる。

また、販売開始前の10月24日（金）～31日（金）まで、ラビットストリート江坂店（大阪府吹田市）、スペシャライズド東京（東京都新宿区）、スペシャライズド・ラウンジ（神奈川県厚木市）という3店舗で3カラーの展示が行われる。アーティストがこだわったデザインのディティールを見れる絶好のチャンスだろう。

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SPECIALIZED EDITION S-WORKS SHIV MODULE
カラー：エアロ、フュール、フィット
サイズ：XS、S、M、L（XSはエアロのみ）
付属品：シートポスト（12.5、37.5セットバック）、ステム、ハンドルバー、マグラRT8TTブレーキセット前後、クランクセット（53x39）、フォーク
価格：648,000円（税込）
発売日：11月1日（土）13：00　Web予約形式