2014/09/18(木) - 08:56
9月21日に開幕するロード世界選手権を前に、各国エース選手たちの動向が気になるこの時期。ブエルタ・ア・エスパーニャでステージ4勝を飾ったジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・シマノ)が感染症によって欠場する可能性が出てきた。
ブエルタ第7ステージで落車したデゲンコルブは擦過傷を負いながらもレースを継続。合計ステージ4勝を飾り、ポイント賞ジャージを獲得した。世界選手権に向けて順調な仕上がりを見せていたが、落車で負った深い擦過傷が感染症を引き起こし、脚の付け根のリンパ節がピンポン玉の大きさまで腫大したと言う。
チームの発表によると、現在デゲンコルブはドイツ・フランクフルトの病院で抗生物質の静脈内投与を行なっている。入院中のデゲンコルブは「パーティー会場からではなく、病室から書き込んでいる。幸運と不運が同時にやってくることもある。リンパ節が腫大して、歩くのも困難な状態になった。擦過傷の傷は癒えたものの、再生された皮膚の下で炎症が起こり、身体が反応を起こしたんだ」と書き込んでいる。
デゲンコルブは世界選手権チームタイムトライアル欠場が決まっており、9月28日のエリート男子ロードレース出場にも黄信号が灯っている。
一方、エリート男子ロードレースに強力な布陣で挑むのがイギリスチームだ。エースを担うのはブエルタを総合2位で終えたクリス・フルームで、チームスカイからは他にもベン・スウィフトやピーター・ケノー、ゲラント・トーマス、ルーク・ロウらが出場。イェーツ兄弟(オリカ・グリーンエッジ)やスティーブ・クミングス(BMCレーシング)、デーヴィッド・ミラー(ガーミン・シャープ)もスタートラインに並ぶ。
個人タイムトライアルにはブラドレー・ウィギンズ(チームスカイ)とアレックス・ダウセット(モビスター)が出場。なお、ウィギンズはロードレースには出場しない予定だ。
text:Kei Tsuji
ブエルタ第7ステージで落車したデゲンコルブは擦過傷を負いながらもレースを継続。合計ステージ4勝を飾り、ポイント賞ジャージを獲得した。世界選手権に向けて順調な仕上がりを見せていたが、落車で負った深い擦過傷が感染症を引き起こし、脚の付け根のリンパ節がピンポン玉の大きさまで腫大したと言う。
チームの発表によると、現在デゲンコルブはドイツ・フランクフルトの病院で抗生物質の静脈内投与を行なっている。入院中のデゲンコルブは「パーティー会場からではなく、病室から書き込んでいる。幸運と不運が同時にやってくることもある。リンパ節が腫大して、歩くのも困難な状態になった。擦過傷の傷は癒えたものの、再生された皮膚の下で炎症が起こり、身体が反応を起こしたんだ」と書き込んでいる。
デゲンコルブは世界選手権チームタイムトライアル欠場が決まっており、9月28日のエリート男子ロードレース出場にも黄信号が灯っている。
一方、エリート男子ロードレースに強力な布陣で挑むのがイギリスチームだ。エースを担うのはブエルタを総合2位で終えたクリス・フルームで、チームスカイからは他にもベン・スウィフトやピーター・ケノー、ゲラント・トーマス、ルーク・ロウらが出場。イェーツ兄弟(オリカ・グリーンエッジ)やスティーブ・クミングス(BMCレーシング)、デーヴィッド・ミラー(ガーミン・シャープ)もスタートラインに並ぶ。
個人タイムトライアルにはブラドレー・ウィギンズ(チームスカイ)とアレックス・ダウセット(モビスター)が出場。なお、ウィギンズはロードレースには出場しない予定だ。
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