2014/08/15(金) - 09:26
60年以上の歴史を持つフランスの老舗メーカー、ラピエール。2015ラインナップより今シーズンのパリ~ルーベやツール・ド・フランスのパヴェステージでFDJ.frが使用した新型コンフォートロード「PULSIUM(パルシウム)」シリーズを紹介する。
PULSIUMはパリ~ルーベなどの悪路で行われるレースを主眼においたコンペティブなコンフォートバイクで、独自技術により快適性を高めつつもピュアレーシングモデルと同等の走行性能を実現したことが特徴。これまでコンフォートロードとしてラインナップされてきたSensiumに替わり、XeliusやAircodeと並んでラピエールのレーシングバイクラインナップの一翼を担うモデルだ。
その最大のトピックスは、トップチューブをシートチューブ側で上下に分岐させ、下方をシートチューブと分離し、その隙間にゴム製リングを挟んだ特許取得の振動減衰機構にある。これにより最大3.5mmという可動幅を実現し、緩やかにカーブしたトップチューブやシートステーと併せて、ライダーに伝わる振動を大幅にカットすることに成功している。
また、大きな湾曲を持つフロントフォークもPULSIUMの特徴の1つ。形状に加えカーボンレイアップを工夫することで板バネの様なしなりを実現しつつ、50mmという大きめのオフセット値と共にハンドリング時の安定性との両立を実現。なおジオメトリーも安定性を重視しており、リアセンターはXeliusよりも4mm長く、ヘッドチューブはXeliusより15mm、Sensiumより5mm高い。
一方でレースバイクに匹敵する走行性能を獲得するためにXeliusから「パワーボックステクノロジー」を流用。テーパードヘッドチューブやBB86規格を採用したボリュームあるハンガー周り、質実剛健な造りのチェーンステーによって高い剛性感を維持している。
そして、悪路走行を考慮したユニークな仕様も見逃せないポイントだ。リアブレーキはアダプターによってノーマルアーチとラージアーチの2種類を取り付け可能で、ラージアーチ使用時には最大32mm幅のタイヤが装着可能。シートクランプは悪路走行時の破損を防止とエアロ性能向上を兼ねて臼式に。ケーブルは全て内装ながらも、音鳴りを防止するためにインナーケーブルのみフレーム内部に通している。
ラインナップはフレーム素材別に、FDJ.frが使用するハイエンドモデル「Ultimate」、そして「500 FDJ CP」、「300 CP」の3グレードが設定されている。販売パッケージはUltimateがフレームセット、500 FDJ CPがシマノULTEGRA完成車、300 CPがシマノ105完成車という展開だ。いずれもフレームサイズはいずれも46、49、52、55の4種類が揃う。
ラピエール PULSIUM Ultimate(フレームセット)
サイズ:46、49、52、55
カラー:FDJ.fr
価 格:369,000円(税抜)
ラピエール PULSIUM Ultimate 500 FDJ CP(完成車)
メインコンポーネント:シマノ ULTEGRA
ホイール:マヴィック AKSIUM S WTS
タイヤ:マヴィック AKSION 700x25C
ハンドル:ジップ Service Course SL 80 Anatomic
ステム:ジップ Service Course SL 6°
シートポスト:ラピエール Carbon
サドル:フィジーク Aliante Delta Mg
サイズ:46、49、52、55
カラー:FDJ.fr
価 格:449,000円(税抜)
ラピエール PULSIUM Ultimate 300 CP(完成車)
メインコンポーネント:シマノ 105
ホイール:シマノ WH-RS010
タイヤ:ミシュラン DYNAMIC SPORT 700x25C
ハンドル:ジップ Service Course SL 80 Anatomic
ステム:ジップ Service Course SL 6°
シートポスト:ラピエール Carbon
サドル:フィジーク Aliante Delta Mg
サイズ:46、49、52、55
カラー:BLK/WHT/RED
価 格:359,000円(税抜)
photo&text :Yuya.Yamamoto
PULSIUMはパリ~ルーベなどの悪路で行われるレースを主眼においたコンペティブなコンフォートバイクで、独自技術により快適性を高めつつもピュアレーシングモデルと同等の走行性能を実現したことが特徴。これまでコンフォートロードとしてラインナップされてきたSensiumに替わり、XeliusやAircodeと並んでラピエールのレーシングバイクラインナップの一翼を担うモデルだ。
その最大のトピックスは、トップチューブをシートチューブ側で上下に分岐させ、下方をシートチューブと分離し、その隙間にゴム製リングを挟んだ特許取得の振動減衰機構にある。これにより最大3.5mmという可動幅を実現し、緩やかにカーブしたトップチューブやシートステーと併せて、ライダーに伝わる振動を大幅にカットすることに成功している。
また、大きな湾曲を持つフロントフォークもPULSIUMの特徴の1つ。形状に加えカーボンレイアップを工夫することで板バネの様なしなりを実現しつつ、50mmという大きめのオフセット値と共にハンドリング時の安定性との両立を実現。なおジオメトリーも安定性を重視しており、リアセンターはXeliusよりも4mm長く、ヘッドチューブはXeliusより15mm、Sensiumより5mm高い。
一方でレースバイクに匹敵する走行性能を獲得するためにXeliusから「パワーボックステクノロジー」を流用。テーパードヘッドチューブやBB86規格を採用したボリュームあるハンガー周り、質実剛健な造りのチェーンステーによって高い剛性感を維持している。
そして、悪路走行を考慮したユニークな仕様も見逃せないポイントだ。リアブレーキはアダプターによってノーマルアーチとラージアーチの2種類を取り付け可能で、ラージアーチ使用時には最大32mm幅のタイヤが装着可能。シートクランプは悪路走行時の破損を防止とエアロ性能向上を兼ねて臼式に。ケーブルは全て内装ながらも、音鳴りを防止するためにインナーケーブルのみフレーム内部に通している。
ラインナップはフレーム素材別に、FDJ.frが使用するハイエンドモデル「Ultimate」、そして「500 FDJ CP」、「300 CP」の3グレードが設定されている。販売パッケージはUltimateがフレームセット、500 FDJ CPがシマノULTEGRA完成車、300 CPがシマノ105完成車という展開だ。いずれもフレームサイズはいずれも46、49、52、55の4種類が揃う。
ラピエール PULSIUM Ultimate(フレームセット)
サイズ:46、49、52、55
カラー:FDJ.fr
価 格:369,000円(税抜)
ラピエール PULSIUM Ultimate 500 FDJ CP(完成車)
メインコンポーネント:シマノ ULTEGRA
ホイール:マヴィック AKSIUM S WTS
タイヤ:マヴィック AKSION 700x25C
ハンドル:ジップ Service Course SL 80 Anatomic
ステム:ジップ Service Course SL 6°
シートポスト:ラピエール Carbon
サドル:フィジーク Aliante Delta Mg
サイズ:46、49、52、55
カラー:FDJ.fr
価 格:449,000円(税抜)
ラピエール PULSIUM Ultimate 300 CP(完成車)
メインコンポーネント:シマノ 105
ホイール:シマノ WH-RS010
タイヤ:ミシュラン DYNAMIC SPORT 700x25C
ハンドル:ジップ Service Course SL 80 Anatomic
ステム:ジップ Service Course SL 6°
シートポスト:ラピエール Carbon
サドル:フィジーク Aliante Delta Mg
サイズ:46、49、52、55
カラー:BLK/WHT/RED
価 格:359,000円(税抜)
photo&text :Yuya.Yamamoto
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