2014/07/16(水) - 15:59
ツール・ド・フランスに出場中のドイツのUCIプロコンチネンタルチーム、ネットアップエンデューラが新スポンサーを獲得した。5年間の長期ヴィジョンでワールドツアーへのステップアップを狙うドイツチームとなる。
ツール・ド・フランス休息日の7月15日、フランス・ブザンソンのツール出場中のネットアップ・エンデューラのホテルで発表会が行われた。そこで発表された新たなチームのメインスポンサーはボーラ・クッキングシステム社。ドイツのラウブリング、バイエルン等に拠点を置くシステムキッチン等の製造メーカーだ。
チームの拠点にも近いこのドイツのスポンサーは2015年から2019年シーズンの5年間チームのタイトルスポンサーとなる。ネットアップ社との契約は今シーズンいっぱいのためチームは名前を変える。
ボーラ・クッキングシステム社オーナーのウィリー・ブラックバウアー氏は、過去にプロ選手を目指したほどの熱心なサイクリストだったことがスポンサードのきっかけにはなったが、社のクッキングシステムをPRするのにプロサイクリングチームへのスポンサードが効果の期待できる媒体だと語る。
プレゼンテーションは同社のユニークなシステムキッチンを模したテーブル上で行われた。料理の際に出る煙を吸い込む革新的な排気口を備えていることが特徴。BORAはギリシャ、トルコ等に吹く海風の名前だ。
じつに5年という長いスポンサード契約を取り付けたチームのラルフ・デンクGMは言う。「BORA社の協力によりチームはより高いポジションを長期的なビジョンで目指すことができるようになったことを喜ばしく思う。我々はすでにベストなプロコンチームの一つとなったが、2017年をめどにワールドツアーライセンス獲得を目指す」。
ドイツスポンサーのドイツ籍チームは、当然ドイツ人をメインにメンバーを構成していく考えだ。
チームは選手の移籍発表が解禁される8月1日を待って新たに獲得するドイツ人選手らを発表する。そして、ヴァッテンフォール・サイクラシックス前には有名選手の名前も公表したいとしている。
ドーピング問題への頑なな態度からドイツ企業が撤退し、チームの解散が相次いだドイツのプロチーム事情は、再び熱さを取り戻しつつある。
photo&text:Makoto.AYANO in BESANCON, FRANCE
ツール・ド・フランス休息日の7月15日、フランス・ブザンソンのツール出場中のネットアップ・エンデューラのホテルで発表会が行われた。そこで発表された新たなチームのメインスポンサーはボーラ・クッキングシステム社。ドイツのラウブリング、バイエルン等に拠点を置くシステムキッチン等の製造メーカーだ。
チームの拠点にも近いこのドイツのスポンサーは2015年から2019年シーズンの5年間チームのタイトルスポンサーとなる。ネットアップ社との契約は今シーズンいっぱいのためチームは名前を変える。
ボーラ・クッキングシステム社オーナーのウィリー・ブラックバウアー氏は、過去にプロ選手を目指したほどの熱心なサイクリストだったことがスポンサードのきっかけにはなったが、社のクッキングシステムをPRするのにプロサイクリングチームへのスポンサードが効果の期待できる媒体だと語る。
プレゼンテーションは同社のユニークなシステムキッチンを模したテーブル上で行われた。料理の際に出る煙を吸い込む革新的な排気口を備えていることが特徴。BORAはギリシャ、トルコ等に吹く海風の名前だ。
じつに5年という長いスポンサード契約を取り付けたチームのラルフ・デンクGMは言う。「BORA社の協力によりチームはより高いポジションを長期的なビジョンで目指すことができるようになったことを喜ばしく思う。我々はすでにベストなプロコンチームの一つとなったが、2017年をめどにワールドツアーライセンス獲得を目指す」。
ドイツスポンサーのドイツ籍チームは、当然ドイツ人をメインにメンバーを構成していく考えだ。
チームは選手の移籍発表が解禁される8月1日を待って新たに獲得するドイツ人選手らを発表する。そして、ヴァッテンフォール・サイクラシックス前には有名選手の名前も公表したいとしている。
ドーピング問題への頑なな態度からドイツ企業が撤退し、チームの解散が相次いだドイツのプロチーム事情は、再び熱さを取り戻しつつある。
photo&text:Makoto.AYANO in BESANCON, FRANCE
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