2009/08/20(木) - 07:47
エイムティエー~フルタン間181.6 kmで行われたツール・ド・リムザン第2ステージは、レース中盤から逃げていたアントニー・シャルトー(ケースデパーニュ)がラスト500mで捕まって集団スプリントとなり、サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)が勝利。総合でもトップに立った。
以下はCyclisme Japon/Chihoのレース詳細レポート
気温35度の灼熱の太陽が照りつける中スタートとなった第2ステージは、スタートからアタック合戦になり、最初の1時間はハイペースで進む。
20人ほどの逃げにパク・ソンベクが入り、1分ほど差を広げチームとしてはいい形となったが、コフィディスとフランセーズデジューが集団のペースを上げ、この逃げは吸収されてしまう。
その後、アントニー・シャルトー(ケースデパーニュ)とジョナタン・ティール(オーベール93)が逃げを決め、集団はスローペースとなる。この日も絶えずアップダウンのコースで、暑さのため選手たちのボトル消費量も半端ではない。
2人の逃げは、最高4分20秒まで開いた。レース後半になるとスプリント勝負に持ち込みたい集団は、ペースアップし2人を追う。
しかし、ラスト20kmの最後の登りで先頭のアントニー・シャルトー(ケースデパーニュ)が独走態勢となると縮まっていた集団との差が再び広がり、終盤さらに集団はペースアップした。登りでスプリントを狙うパク・ソンベクも遅れそうになるが、福島晋一のアシストで何とかペースを保ち、メイン集団にとどまった。
チームとしては、宮澤崇史かパクで集団スプリントを狙いたかったが、ラスト1kmで登りがあり、ここでパクが脱落してしまう。ポジションは良かった宮澤だが、ラストの直線で他のチームの選手と競り合い失速し集団に埋もれてしまったため、残念ながらスプリントに絡むことはできず、17位でのゴールとなった。
グレゴール・ガズヴォダとギヨーム・ポンも今日5秒差ついたが、総合は25秒差でまだ狙えるポジションにいる。2人とも調子は良く、明日は総合を狙う選手たちが大きく動いてくることが予想されるため、積極的に逃げに乗って総合でのジャンプアップを狙いたいところだ。
宮澤崇史のコメント
ラスト5~2kmくらいまではいいポジションにいて、絶好のチャンスだと思っていた。しかし、ラスト1kmを切って下りの後の最終コーナーで、同じように横から行こうとしたベソンショッスールの選手がぶつかって来て勢いが止まってしまった。調子はいいので、明日は頑張ります。
ツール・ド・リムザン2009第2ステージ結果
1位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)4h38'32"
2位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル)
3位 セバスティアン・シャヴァネル(フランス、フランセーズデジュー)
4位 ミカエル・ラルプ(フランス、ルーベ・リールメトロポル)
5位 トム・リーザー(オランダ、ラボバンク)
17位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
37位 グレゴール・ガズヴォダ(スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+05"
57位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
68位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
81位 パク・ソンベク(韓国、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+29"
86位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+32"
115位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+4'15"
個人総合成績
1位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)8h29'28"
2位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)+01"
3位 シャビエル・フロレンシオ(スペイン、サーヴェロ)+04"
4位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル)
5位 ポール・マルテンス(ドイツ、ラボバンク)+07"
34位 グレゴール・ガズヴォダ(スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+25"
51位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
78位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+3'21"
107位 パク・ソンベク(韓国、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+12'35"
109位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+12'38"
110位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+12'47"
116位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+16'21"
text:Cyclisme Japon
photo:Cyclisme Japon,www.tourdulimousin.com
以下はCyclisme Japon/Chihoのレース詳細レポート
気温35度の灼熱の太陽が照りつける中スタートとなった第2ステージは、スタートからアタック合戦になり、最初の1時間はハイペースで進む。
20人ほどの逃げにパク・ソンベクが入り、1分ほど差を広げチームとしてはいい形となったが、コフィディスとフランセーズデジューが集団のペースを上げ、この逃げは吸収されてしまう。
その後、アントニー・シャルトー(ケースデパーニュ)とジョナタン・ティール(オーベール93)が逃げを決め、集団はスローペースとなる。この日も絶えずアップダウンのコースで、暑さのため選手たちのボトル消費量も半端ではない。
2人の逃げは、最高4分20秒まで開いた。レース後半になるとスプリント勝負に持ち込みたい集団は、ペースアップし2人を追う。
しかし、ラスト20kmの最後の登りで先頭のアントニー・シャルトー(ケースデパーニュ)が独走態勢となると縮まっていた集団との差が再び広がり、終盤さらに集団はペースアップした。登りでスプリントを狙うパク・ソンベクも遅れそうになるが、福島晋一のアシストで何とかペースを保ち、メイン集団にとどまった。
チームとしては、宮澤崇史かパクで集団スプリントを狙いたかったが、ラスト1kmで登りがあり、ここでパクが脱落してしまう。ポジションは良かった宮澤だが、ラストの直線で他のチームの選手と競り合い失速し集団に埋もれてしまったため、残念ながらスプリントに絡むことはできず、17位でのゴールとなった。
グレゴール・ガズヴォダとギヨーム・ポンも今日5秒差ついたが、総合は25秒差でまだ狙えるポジションにいる。2人とも調子は良く、明日は総合を狙う選手たちが大きく動いてくることが予想されるため、積極的に逃げに乗って総合でのジャンプアップを狙いたいところだ。
宮澤崇史のコメント
ラスト5~2kmくらいまではいいポジションにいて、絶好のチャンスだと思っていた。しかし、ラスト1kmを切って下りの後の最終コーナーで、同じように横から行こうとしたベソンショッスールの選手がぶつかって来て勢いが止まってしまった。調子はいいので、明日は頑張ります。
ツール・ド・リムザン2009第2ステージ結果
1位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)4h38'32"
2位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル)
3位 セバスティアン・シャヴァネル(フランス、フランセーズデジュー)
4位 ミカエル・ラルプ(フランス、ルーベ・リールメトロポル)
5位 トム・リーザー(オランダ、ラボバンク)
17位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
37位 グレゴール・ガズヴォダ(スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+05"
57位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
68位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
81位 パク・ソンベク(韓国、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+29"
86位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+32"
115位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+4'15"
個人総合成績
1位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)8h29'28"
2位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ)+01"
3位 シャビエル・フロレンシオ(スペイン、サーヴェロ)+04"
4位 ロメン・フェイユ(フランス、アグリチュベル)
5位 ポール・マルテンス(ドイツ、ラボバンク)+07"
34位 グレゴール・ガズヴォダ(スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+25"
51位 ギヨーム・ポン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)
78位 宮澤崇史(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+3'21"
107位 パク・ソンベク(韓国、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+12'35"
109位 増田成幸(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+12'38"
110位 福島晋一(日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+12'47"
116位 ミカエル・ダミアン(フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン)+16'21"
text:Cyclisme Japon
photo:Cyclisme Japon,www.tourdulimousin.com
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