2014/06/17(火) - 09:40
2011年のセンセーショナルなデビュー以来、VENGEはスペシャライズドのロードラインナップの中において、不動のエアロモデルとして確かなポジションを築いてきた。オメガファーマ・クイックステップやティンコフ・サクソ、アスタナによってプロツアーの現場でも活躍するVENGE。そのミドルグレードにあたるVENGE ELITEの実力とは。
1974年、アメリカ カリフォルニア州にてマイク・シンヤードにより設立された総合スポーツサイクルブランドがスペシャライズドだ。世界初の量産型MTBであるスタンプジャンパーを世に送り出したことからもわかるように、常に自転車業界に革新を起こしてきたメーカーでもある。
レースへのスポンサードも積極的に行っており、オンロード、オフロード問わずトップレベルの選手たちに機材を供給し続けている。特にロードレースにおいては、オメガファーマ・クイックステップ、ティンコフ・サクソそしてアスタナと同時に3チームのバイクサプライヤーであり、プロレースにおいてヘッドチューブに描かれる「S」の文字は圧倒的な存在感で君臨している。
スペシャライズドがそのような熱心なレースサポートを行っているのは、もちろんマーケティングやブランディングという側面もあるが、第一義にはトップレベルのサイクリストからのフィードバックを受けることで、より優れたバイクの開発を行うという目的がある。
オールラウンドモデルの「TARMAC」、クラシックレース向けのエンデュランスモデル「ROUBAIX」そして、エアロモデルの「VENGE」と幅広いラインナップを揃えるのもプロからの要望に応え、サイクリストの理想を具現化した結果だ。そしてどのモデルも大きなレースにおいて活躍し、数多くの勝利を経験している生粋のレーシングマシンとしての性能を持っている。
今でこそ数多くのブランドからエアロロードが発表されているが、その流れを作り出したモデルの一つとなるのがVENGEだ。2011年当時、マクラーレンのF1マシンとともに並べられたイメージカットは見る者に鮮烈な印象を与えると同時に、その年のツール・ド・フランスにおいてマーク・カヴェンディッシュによりステージ5勝を記録するという衝撃的なデビューを果たし、話題をかっさらっていった。
それまでのエアロロードが、エアロに重点を置くあまりハンドリングや剛性といった面においてディスアドバンテージを抱えていたのに対し、TARMACで培った技術によりエアロフォルムでありながらオールラウンドバイクに匹敵する基本性能を持つVENGEは一般のサイクリストにも広く受け入れられることとなった。
VENGE ELITEはワールドツアーで何度も優勝経験のあるFACTカーボンを素材に製作される。特に、ライダーの踏力を受け止め、駆動力へと変換する際に最も重要な役割を果たすボトムブラケットからチェーンステイにかけてのセクションは一体成型され、ねじれを最小限に抑える。フロント周辺も当然の如く上下異径ヘッドチューブを採用するが、下側は 1-3/8"に抑えることで前方投影面積の増加を最小限に留めている。
ダウンチューブ、シートチューブは流行のカムテール形状ではなく、よりNACA断面に近い翼型の形状となるが、ヘッドチューブやボトムブラケットとの接合部においては、横方向への拡幅がなされ、ねじれに対しても強い設計だ。フォークブレードも同じく翼断面形状のストレートフォークとなり、エアロ化に抜かりはない。これらのエアロダイナミクスの積み重ねによって、VENGEは時速40kmでの走行時において、TARMACに対し22ワットのアドバンテージを稼ぎ出す。
シートポストは前後を入れ替えることでシートアングルを変化させることができ、ロードレースからTT、トライアスロンまで幅広い用途に対応することも魅力の一つだ。ハンドル、ステム、サドルといったパーツ類にはエルゴノミクスデザインに基づき設計されたスペシャライズドオリジナル製品を使用し、快適なフィッティングをもたらす。
スペシャライズドがエアロへ傾倒するキッカケとなったVENGE。デビューから4年目と近年のロードレーサーとしてはかなりロングライフのモデルであるが、それだけ完成された実力をもつモデルということの証明でもある。今回のテストバイクは完成車仕様と同スペックとなり、コンポーネントはシマノ 105、クランクはFSA ゴッサマー、ホイールはフルクラム レーシングS5、そしてタイヤはスペシャライズド Turbo Eliteを装備する。それでは、インプレッションをお届けしよう。なおVENGEのトップモデルについては登場時のインプレッション記事を参考にして欲しい。
―インプレッション
「エアロロードらしく高速巡航が得意なバイク」山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
時速40km以上になるとバイクが浮くような感覚を覚えるほど空力性能に優れているバイクですね。とはいっても実際には低重心な設計による十分な接地感あり、高速度域でも安心してバイクを乗りこなすことができました。
このバイクは高い速度を維持する走り方が適していますね。時速45km以上での平地巡航や、例えば勾配が緩い下りで積極的にペダリングをするようなシーンで持ち前の空力特性を発揮してくれます。一方で加減速の大きなクリテリウムや勾配のキツいヒルクライムでは少々重たさを感じてしまうでしょう。ロードレースを走るならマイペースで登って、その先の下りや平地で最終局面に備えていく、つまりカヴェンディッシュのスタイルが最も適していますね。
剛性面ではハイエンドモデルの様なダイレクト感よりも、パワーをフレームに溜めてから弾き出すような柔軟性が目立ちました。ただ、エアロバイクであるため縦剛性は高く、路面からの突き上げは素直に伝えてきます。振動はライダー自身がうまく体を使っていなしてあげる必要があります。総じて、全身に筋肉が付いていて重いギアを踏めるようなライダーと相性が良いはずです。
ハンドリングに関しては、平地系のバイクらしくゆったりと大きい円を描くと気持よく曲がっていってくれます。比較的穏やかでクイックすぎないため、安心してコーナーに進入できます。
パーツアッセンブルについては大手メーカーらしく自社製品でまとめられており、バイクとの統一感がある印象を受けました。私ならエアロ効果を高めるためにワイドリムホイールに25cタイヤを搭載して、同時に振動吸収性の向上を図りますね。ただし、一点留意したいのがトップチューブです。PF30規格に対応したクランクを使用しQファクターが狭めた一方で、トップチューブが幅広いため、内側に膝を入れるペダリングをする傾向を持つライダーは膝の内側がチューブに擦る可能性があるでしょう。
ロードレースはもちろんのこと、ゼロオフセットに変更できるシートポストが付属することからトライアスロンやTT系のファストランを用途の視野に入れている方にも最初の一台としてオススメです。また、エアロバイクならではのカッコ良さに憧れる方やカヴェンディッシュのファンという理由で購入してみても良いでしょう。
「長距離を得意とするオールラウンドなエアロロードバイク」 三上和志(サイクルハウスMIKAMI)
VENGE ELITEは頑張って漕ごうという気にさせてくれるバイクですね。同じスペシャライズドのターマックほどレーシーでなく、ルーベほどコンフォートでないため、ホビーレースから長距離ツーリングまで幅広いシチュエーションに対応してくれそうです。
気になるエアロ性能ですが、メーカーが数字で謳う性能差を明確に感じることはできませんでした。一方で、横風を効果的に逃がすことを考慮されており、風に煽られたりしてハンドリングが神経質になることはありませんでした。
エアロバイクながら縦横の剛性バランスが非常に良いですね。硬すぎると感じることも無く、足に疲労が溜まって出力が低くなってからの”もうひと踏ん張り”のペダリングにもバイクが応えて進んでくれます。また、段差などによる衝撃を受けてもバイクが過度に跳ねることもなく、快適性を犠牲にしていないことが伺えました。
加速に関しては、緩やかに踏み込んでいくと気持よくスピードが伸びていきます。一方で、急激に加速しようとすると剛性不足を感じるでしょう。ゴールスプリントならば、早駆けを行なって徐々にスピードを上げて周りを引き離していくようなイメージでしょうか。登りは軽めのギアを淡々と踏み込むペダリングをすると進んでいく印象を持ちました。ハンドリングは入力に対して忠実に追従してくれるニュートラルステアで、下りのコーナリングでも安定して曲がることができます。
完成車のパーツアッセンブルは十分に満足できる内容で、購入後すぐに載せ替えるべきパーツは見当たりません。もしライダー自身に合わないしないパーツがあれば、その都度変更してフィット感を高めて行くだけで、バイクのポテンシャルを十分に引き出せるでしょう。
このバイクはツール・ド・おきなわの210kmからサーキットエンデューロ、グランフォンドなど速度に関わらず長い距離を走るシチュエーションに長けています。長年乗り続けても飽きがこない万能性を持ったバイクであることから、レースからロングライドまで様々なシチュエーションを1台でこなしたいという方にオススメですね。
スペシャライズド VENGE ELITE
フレーム:スペシャライズド FACT 10rカーボン
フォーク:スペシャライズド ヴェンジ FACT カーボン フルモノコック
カラー:グロスカーボン/チャコール、チームオメガファーマ・クイックステップ
コンポーネント:シマノ 105
サイズ:49、52、54、56、58、61
価 格:298,286円
インプレライダーのプロフィール
山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
長野県飯田市にある「ブレアサイクリング」店主。ブリヂストンアンカーのサテライトチームに所属したのち、渡仏。自転車競技の本場であるフランスでのレース活動経験を生かして、南信州の地で自転車の楽しさを伝えている。サイクルスポーツ誌主催の最速店長選手権の初代優勝者でもあり、走れる店長として高い認知度を誇っている。オリジナルサイクルジャージ”GRIDE”の企画販売も手掛けており、オンラインストアで全国から注文が可能だ。
CWレコメンドショップページ
ブレアサイクリング
三上和志(サイクルハウスMIKAMI)
埼玉県飯能市にある「サイクルハウスMIKAMI」店主。MTBクロスカントリー全日本シリーズ大会で活躍した経験を生かし、MTBに関してはハード・ソフトともに造詣が深い。トレーニングの一環としてロードバイクにも乗っており、使用目的に合った車種の選択や適正サイズに関するアドバイスなど、特に実走派のライダーに定評が高い。
サイクルハウスMIKAMI
ウェア協力:GRIDE
text:Naoki.Yasuoka & Gakuto.Fujiwara
photo:Makoto.AYANAO
1974年、アメリカ カリフォルニア州にてマイク・シンヤードにより設立された総合スポーツサイクルブランドがスペシャライズドだ。世界初の量産型MTBであるスタンプジャンパーを世に送り出したことからもわかるように、常に自転車業界に革新を起こしてきたメーカーでもある。
レースへのスポンサードも積極的に行っており、オンロード、オフロード問わずトップレベルの選手たちに機材を供給し続けている。特にロードレースにおいては、オメガファーマ・クイックステップ、ティンコフ・サクソそしてアスタナと同時に3チームのバイクサプライヤーであり、プロレースにおいてヘッドチューブに描かれる「S」の文字は圧倒的な存在感で君臨している。
スペシャライズドがそのような熱心なレースサポートを行っているのは、もちろんマーケティングやブランディングという側面もあるが、第一義にはトップレベルのサイクリストからのフィードバックを受けることで、より優れたバイクの開発を行うという目的がある。
オールラウンドモデルの「TARMAC」、クラシックレース向けのエンデュランスモデル「ROUBAIX」そして、エアロモデルの「VENGE」と幅広いラインナップを揃えるのもプロからの要望に応え、サイクリストの理想を具現化した結果だ。そしてどのモデルも大きなレースにおいて活躍し、数多くの勝利を経験している生粋のレーシングマシンとしての性能を持っている。
今でこそ数多くのブランドからエアロロードが発表されているが、その流れを作り出したモデルの一つとなるのがVENGEだ。2011年当時、マクラーレンのF1マシンとともに並べられたイメージカットは見る者に鮮烈な印象を与えると同時に、その年のツール・ド・フランスにおいてマーク・カヴェンディッシュによりステージ5勝を記録するという衝撃的なデビューを果たし、話題をかっさらっていった。
それまでのエアロロードが、エアロに重点を置くあまりハンドリングや剛性といった面においてディスアドバンテージを抱えていたのに対し、TARMACで培った技術によりエアロフォルムでありながらオールラウンドバイクに匹敵する基本性能を持つVENGEは一般のサイクリストにも広く受け入れられることとなった。
VENGE ELITEはワールドツアーで何度も優勝経験のあるFACTカーボンを素材に製作される。特に、ライダーの踏力を受け止め、駆動力へと変換する際に最も重要な役割を果たすボトムブラケットからチェーンステイにかけてのセクションは一体成型され、ねじれを最小限に抑える。フロント周辺も当然の如く上下異径ヘッドチューブを採用するが、下側は 1-3/8"に抑えることで前方投影面積の増加を最小限に留めている。
ダウンチューブ、シートチューブは流行のカムテール形状ではなく、よりNACA断面に近い翼型の形状となるが、ヘッドチューブやボトムブラケットとの接合部においては、横方向への拡幅がなされ、ねじれに対しても強い設計だ。フォークブレードも同じく翼断面形状のストレートフォークとなり、エアロ化に抜かりはない。これらのエアロダイナミクスの積み重ねによって、VENGEは時速40kmでの走行時において、TARMACに対し22ワットのアドバンテージを稼ぎ出す。
シートポストは前後を入れ替えることでシートアングルを変化させることができ、ロードレースからTT、トライアスロンまで幅広い用途に対応することも魅力の一つだ。ハンドル、ステム、サドルといったパーツ類にはエルゴノミクスデザインに基づき設計されたスペシャライズドオリジナル製品を使用し、快適なフィッティングをもたらす。
スペシャライズドがエアロへ傾倒するキッカケとなったVENGE。デビューから4年目と近年のロードレーサーとしてはかなりロングライフのモデルであるが、それだけ完成された実力をもつモデルということの証明でもある。今回のテストバイクは完成車仕様と同スペックとなり、コンポーネントはシマノ 105、クランクはFSA ゴッサマー、ホイールはフルクラム レーシングS5、そしてタイヤはスペシャライズド Turbo Eliteを装備する。それでは、インプレッションをお届けしよう。なおVENGEのトップモデルについては登場時のインプレッション記事を参考にして欲しい。
―インプレッション
「エアロロードらしく高速巡航が得意なバイク」山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
時速40km以上になるとバイクが浮くような感覚を覚えるほど空力性能に優れているバイクですね。とはいっても実際には低重心な設計による十分な接地感あり、高速度域でも安心してバイクを乗りこなすことができました。
このバイクは高い速度を維持する走り方が適していますね。時速45km以上での平地巡航や、例えば勾配が緩い下りで積極的にペダリングをするようなシーンで持ち前の空力特性を発揮してくれます。一方で加減速の大きなクリテリウムや勾配のキツいヒルクライムでは少々重たさを感じてしまうでしょう。ロードレースを走るならマイペースで登って、その先の下りや平地で最終局面に備えていく、つまりカヴェンディッシュのスタイルが最も適していますね。
剛性面ではハイエンドモデルの様なダイレクト感よりも、パワーをフレームに溜めてから弾き出すような柔軟性が目立ちました。ただ、エアロバイクであるため縦剛性は高く、路面からの突き上げは素直に伝えてきます。振動はライダー自身がうまく体を使っていなしてあげる必要があります。総じて、全身に筋肉が付いていて重いギアを踏めるようなライダーと相性が良いはずです。
ハンドリングに関しては、平地系のバイクらしくゆったりと大きい円を描くと気持よく曲がっていってくれます。比較的穏やかでクイックすぎないため、安心してコーナーに進入できます。
パーツアッセンブルについては大手メーカーらしく自社製品でまとめられており、バイクとの統一感がある印象を受けました。私ならエアロ効果を高めるためにワイドリムホイールに25cタイヤを搭載して、同時に振動吸収性の向上を図りますね。ただし、一点留意したいのがトップチューブです。PF30規格に対応したクランクを使用しQファクターが狭めた一方で、トップチューブが幅広いため、内側に膝を入れるペダリングをする傾向を持つライダーは膝の内側がチューブに擦る可能性があるでしょう。
ロードレースはもちろんのこと、ゼロオフセットに変更できるシートポストが付属することからトライアスロンやTT系のファストランを用途の視野に入れている方にも最初の一台としてオススメです。また、エアロバイクならではのカッコ良さに憧れる方やカヴェンディッシュのファンという理由で購入してみても良いでしょう。
「長距離を得意とするオールラウンドなエアロロードバイク」 三上和志(サイクルハウスMIKAMI)
VENGE ELITEは頑張って漕ごうという気にさせてくれるバイクですね。同じスペシャライズドのターマックほどレーシーでなく、ルーベほどコンフォートでないため、ホビーレースから長距離ツーリングまで幅広いシチュエーションに対応してくれそうです。
気になるエアロ性能ですが、メーカーが数字で謳う性能差を明確に感じることはできませんでした。一方で、横風を効果的に逃がすことを考慮されており、風に煽られたりしてハンドリングが神経質になることはありませんでした。
エアロバイクながら縦横の剛性バランスが非常に良いですね。硬すぎると感じることも無く、足に疲労が溜まって出力が低くなってからの”もうひと踏ん張り”のペダリングにもバイクが応えて進んでくれます。また、段差などによる衝撃を受けてもバイクが過度に跳ねることもなく、快適性を犠牲にしていないことが伺えました。
加速に関しては、緩やかに踏み込んでいくと気持よくスピードが伸びていきます。一方で、急激に加速しようとすると剛性不足を感じるでしょう。ゴールスプリントならば、早駆けを行なって徐々にスピードを上げて周りを引き離していくようなイメージでしょうか。登りは軽めのギアを淡々と踏み込むペダリングをすると進んでいく印象を持ちました。ハンドリングは入力に対して忠実に追従してくれるニュートラルステアで、下りのコーナリングでも安定して曲がることができます。
完成車のパーツアッセンブルは十分に満足できる内容で、購入後すぐに載せ替えるべきパーツは見当たりません。もしライダー自身に合わないしないパーツがあれば、その都度変更してフィット感を高めて行くだけで、バイクのポテンシャルを十分に引き出せるでしょう。
このバイクはツール・ド・おきなわの210kmからサーキットエンデューロ、グランフォンドなど速度に関わらず長い距離を走るシチュエーションに長けています。長年乗り続けても飽きがこない万能性を持ったバイクであることから、レースからロングライドまで様々なシチュエーションを1台でこなしたいという方にオススメですね。
スペシャライズド VENGE ELITE
フレーム:スペシャライズド FACT 10rカーボン
フォーク:スペシャライズド ヴェンジ FACT カーボン フルモノコック
カラー:グロスカーボン/チャコール、チームオメガファーマ・クイックステップ
コンポーネント:シマノ 105
サイズ:49、52、54、56、58、61
価 格:298,286円
インプレライダーのプロフィール
山崎嘉貴(ブレアサイクリング)
長野県飯田市にある「ブレアサイクリング」店主。ブリヂストンアンカーのサテライトチームに所属したのち、渡仏。自転車競技の本場であるフランスでのレース活動経験を生かして、南信州の地で自転車の楽しさを伝えている。サイクルスポーツ誌主催の最速店長選手権の初代優勝者でもあり、走れる店長として高い認知度を誇っている。オリジナルサイクルジャージ”GRIDE”の企画販売も手掛けており、オンラインストアで全国から注文が可能だ。
CWレコメンドショップページ
ブレアサイクリング
三上和志(サイクルハウスMIKAMI)
埼玉県飯能市にある「サイクルハウスMIKAMI」店主。MTBクロスカントリー全日本シリーズ大会で活躍した経験を生かし、MTBに関してはハード・ソフトともに造詣が深い。トレーニングの一環としてロードバイクにも乗っており、使用目的に合った車種の選択や適正サイズに関するアドバイスなど、特に実走派のライダーに定評が高い。
サイクルハウスMIKAMI
ウェア協力:GRIDE
text:Naoki.Yasuoka & Gakuto.Fujiwara
photo:Makoto.AYANAO
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